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えー、まず第一に「今回の出来事を政府側が何かに利用した」ということを否定するつもりはありません。それを踏まえた上で、防衛システム発動自体は妥当だと思うしバカ騒ぎしたのはわりと単純にみんな興味があって盛り上がる話題だったからだと思います。
あとね、「もしかしたら」ってももちろん大事だよ、という大前提はあるんだけどそれはそれとして。
この騒動は「北朝鮮が日本を狙ってミサイル撃っちゃうかも!それを打ち上がった直後に迎撃しよう!」という物だった、とかいうキテレツな認識を持ってる人が多少なりとも出てるのが不安。
「結局ミサイルだったの
別に北朝鮮の肩をもつ気はありませんが、あれはミサイルではありません。
>「結局ミサイルだったの?衛星だったの?」とか言う論調がありますが、「軌道に乗れば衛星、>そうでなければゴミ。中身がなんであれアレはミサイル」と解釈するべきです。
いいえ。同じ技術を利用しているとはいえ、ロケットとミサイルは本質的に違うものだそうです。エンジン、燃料に大差なし=衛星ロケットと弾道ミサイル [jiji.com]によれば
人工衛星は加速装置がないと、地球重力と薄い大気の影響で次第に低下し、やがて大気圏に突入して摩擦熱で燃え尽きる場合が多い。ロケットも同様で、いずれも地上は安全だ。 これに対し、弾道ミサイルはいったん宇宙に出た後、大気圏に再突入して敵地に
>人工衛星は加速装置がないと、地球重力と薄い大気の影響で次第に低下し、やがて大気圏に突入して摩擦熱で燃え尽きる場合が多い。ロケットも同様で、いずれも地上は安全だ。>これに対し、弾道ミサイルはいったん宇宙に出た後、大気圏に再突入して敵地に到達するため、先端部(弾頭)は耐熱材で保護され、焼失しない。
との引用がありますが、先端部について・・・ペイロードですね通常、先端部は、発射時の加速段階から摩擦熱を受け始め、大気圏外を出るまで・・・再突入に準じる摩擦を受けます。この熱から、衛星を保護するために、フェアリングと呼ばれる特殊なカバーをつけています。なので、加速に失敗しても、飛翔体が、大気圏に突入して摩擦熱で燃え尽きるという保障はないのです。
この場合、地上から、爆破コマンドを電波で衛星に打ち込んで、自爆させます。この結果、フェアリング=断熱材 が細かく砕かれ、地上落下物が、小さくなり、・・・というのが、引用のように思われているようですね。
見通し外で爆破コマンドを打てる技術が、フェアリングの技術があったのか、かの国にあったのか・・・まあ、無いでしょうがブースターの評価をしたかった(と思われる)かの国にとっては、言葉遊び程度でしょうね。
東京大学 航空宇宙研究所 時代の日本の衛星のことを思って、投稿
ブースターの評価ってのはそうだろうけど、飽く迄アレはロケット用途用でしょうね。まさか今時一週間以上前から用意が居る様なものをICBMだなんてのは言えない。あれは弾道弾技術を流用して作ったビジネス用のロケットでしょ?多分日本政府もその辺りは理解はしている筈。でもノウハウは流用できるからキツく対応しようとしているのでしょう。
そもそも、弾道弾としての本命は実は今も打ち上げ準備完了で放置されているであろう、ニュースではほとんど取り扱われてなかったそれより小型のものでしょうから、弾道弾の危険ってのを言うには、あまり減ってないと思う。アッチはロシアから
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
過去に同じ事例があったような (スコア:0, オフトピック)
単なるポンコツ衛星だったことがありましたよね。
過去の場合はこんなに騒ぎにならなかったけど
今回が「ミサイル防衛システム発動」とかで馬鹿騒ぎなったのは
麻生政権の浮揚目的なんすかねぇ・・・。
空騒ぎでミサイル艦だのPAC3だのを動員した税金がもったいねぇ。
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
えー、まず第一に「今回の出来事を政府側が何かに利用した」ということを否定するつもりはありません。
それを踏まえた上で、防衛システム発動自体は妥当だと思うしバカ騒ぎしたのはわりと単純にみんな興味があって盛り上がる話題だったからだと思います。
あとね、「もしかしたら」ってももちろん大事だよ、という大前提はあるんだけどそれはそれとして。
この騒動は「北朝鮮が日本を狙ってミサイル撃っちゃうかも!それを打ち上がった直後に迎撃しよう!」という物だった、とかいうキテレツな認識を持ってる人が多少なりとも出てるのが不安。
「結局ミサイルだったの
飛翔体の正体はロケットです (スコア:4, 参考になる)
別に北朝鮮の肩をもつ気はありませんが、あれはミサイルではありません。
>「結局ミサイルだったの?衛星だったの?」とか言う論調がありますが、「軌道に乗れば衛星、
>そうでなければゴミ。中身がなんであれアレはミサイル」と解釈するべきです。
いいえ。同じ技術を利用しているとはいえ、ロケットとミサイルは本質的に違うものだそうです。エンジン、燃料に大差なし=衛星ロケットと弾道ミサイル [jiji.com]によれば
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:飛翔体の正体はロケットです (スコア:2, 参考になる)
>人工衛星は加速装置がないと、地球重力と薄い大気の影響で次第に低下し、やがて大気圏に突入して摩擦熱で燃え尽きる場合が多い。ロケットも同様で、いずれも地上は安全だ。
>これに対し、弾道ミサイルはいったん宇宙に出た後、大気圏に再突入して敵地に到達するため、先端部(弾頭)は耐熱材で保護され、焼失しない。
との引用がありますが、先端部について・・・ペイロードですね
通常、先端部は、発射時の加速段階から摩擦熱を受け始め、大気圏外を出るまで・・・再突入に準じる摩擦を受けます。
この熱から、衛星を保護するために、フェアリングと呼ばれる特殊なカバーをつけています。
なので、加速に失敗しても、飛翔体が、大気圏に突入して摩擦熱で燃え尽きるという保障はないのです。
この場合、地上から、爆破コマンドを電波で衛星に打ち込んで、自爆させます。
この結果、フェアリング=断熱材 が細かく砕かれ、地上落下物が、小さくなり、・・・というのが、
引用のように思われているようですね。
見通し外で爆破コマンドを打てる技術が、フェアリングの技術があったのか、かの国にあったのか・・・まあ、無いでしょうが
ブースターの評価をしたかった(と思われる)かの国にとっては、言葉遊び程度でしょうね。
東京大学 航空宇宙研究所 時代の日本の衛星のことを思って、投稿
Re: (スコア:0)
ブースターの評価ってのはそうだろうけど、飽く迄アレはロケット用途用でしょうね。
まさか今時一週間以上前から用意が居る様なものをICBMだなんてのは言えない。
あれは弾道弾技術を流用して作ったビジネス用のロケットでしょ?
多分日本政府もその辺りは理解はしている筈。
でもノウハウは流用できるからキツく対応しようとしているのでしょう。
そもそも、弾道弾としての本命は実は今も打ち上げ準備完了で放置されているであろう、
ニュースではほとんど取り扱われてなかったそれより小型のものでしょうから、弾道弾
の危険ってのを言うには、あまり減ってないと思う。
アッチはロシアから