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聞いたことあるのは、「今までの教育は50人のクラスに平均点80点を取らせる授業。ゆとり教育は、45人が50点で5人が100点どころか120点取らせる授業。上は突き抜けるが、全体的に平均点は下がる」ということ。
真偽はさておき、「円周率がおよそ3だからいけない」とか「台形の公式教えないのはいけない」とか「授業時間数減ったからいけない」とか、痛い議論ばかりだったので、ゆとり教育は親世代のほうが問題だったんだな、と良くわかった。学生時代いたけど、授業聞いてても聞いてなくても、できるヤツってできるんだよね。数学に限らず。
現実には、 覚える量 ÷ 教える量 の歩留まりは全然向上しなかったので、教える量を減らした分覚える量も減りましたとさ。
それまで落ちこぼればかり問題になっていましたが、ゆとり教育で浮きこぼれ(カリキュラムが簡単すぎて、一部のできる(はずの)子がやる気をなくしてしまい/クラスから浮いて/いぢめられて伸びずにおわる)が急に注目されました。ってことは、「上は突き抜ける」なんてことはなさそうですが。
ついでに言うと、それより前の「個性を伸ばす」教育も、得意科目を伸ばすほうじゃなくて不得意科目を堂々とさぼっていい免罪符になっちゃって、ぐだぐだな結果になったと思います。
本当に浮く子は、きっかけさえ与えたらあとは勝手に突き抜けるのでは?今回の数学オリンピックで活躍した人も、おそらくは勝手に突き抜けた人でしょう。
住んでる地方によっても状況は違うんじゃないですか?東京じゃぁ、ちょっと出来る子は中学から私立に行くのが当たり前。私立ではゆとり教育なんて知ったこっちゃないですから。
おちこぼれを無くそうという、一見優しい社会主義的政策が、むしろ経済格差と教育格差、地域格差の固定化を進めたわけです。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
これもゆとり教育の結果 (スコア:2)
聞いたことあるのは、「今までの教育は50人のクラスに平均点80点を取らせる授業。ゆとり教育は、45人が50点で5人が100点どころか120点取らせる授業。上は突き抜けるが、全体的に平均点は下がる」ということ。
真偽はさておき、「円周率がおよそ3だからいけない」とか「台形の公式教えないのはいけない」とか「授業時間数減ったからいけない」とか、痛い議論ばかりだったので、ゆとり教育は親世代のほうが問題だったんだな、と良くわかった。学生時代いたけど、授業聞いてても聞いてなくても、できるヤツってできるんだよね。数学に限らず。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:これもゆとり教育の結果 (スコア:1)
それまでの教育は10詰め込んで教えても生徒に定着するのは5(?)くらい。3割減らして7しか教えない(カリキュラムの厳選)けどゆとりがあってみんなの理解度が上がるので、生徒に定着する知識量としてはは改善するんだと。(数値はうろ覚えなのでおそらく間違っているです)。
現実には、 覚える量 ÷ 教える量 の歩留まりは全然向上しなかったので、教える量を減らした分覚える量も減りましたとさ。
それまで落ちこぼればかり問題になっていましたが、ゆとり教育で浮きこぼれ(カリキュラムが簡単すぎて、一部のできる(はずの)子がやる気をなくしてしまい/クラスから浮いて/いぢめられて伸びずにおわる)が急に注目されました。ってことは、「上は突き抜ける」なんてことはなさそうですが。
ついでに言うと、それより前の「個性を伸ばす」教育も、得意科目を伸ばすほうじゃなくて不得意科目を堂々とさぼっていい免罪符になっちゃって、ぐだぐだな結果になったと思います。
Re:これもゆとり教育の結果 (スコア:1)
本当に浮く子は、きっかけさえ与えたらあとは勝手に突き抜けるのでは?
今回の数学オリンピックで活躍した人も、おそらくは勝手に突き抜けた人でしょう。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
住んでる地方によっても状況は違うんじゃないですか?
東京じゃぁ、ちょっと出来る子は中学から私立に行くのが当たり前。私立ではゆとり教育なんて知ったこっちゃないですから。
おちこぼれを無くそうという、一見優しい社会主義的政策が、むしろ経済格差と教育格差、地域格差の固定化を進めたわけです。
Re: (スコア:0)
実際、地方の公立だろうといわゆる進学校では、通常授業の他に別の授業をやりますし。
特に、予備校なんて存在しないような地域では、高校が予備校代わりになっています。