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「労働者」の生産性が向上していれば話は別ですが、雇用者側の能力向上や機械導入による向上であれば労働者にその利益を配分する理由がありません。難易度が変わらず作業時間が減るなら、給料が減っても自然です。
# 実際にはお互い支え合っているのでこんなことは起こりませんが。
雇用者が何か決定して、労働者がそれに従ったならば、たとえ指一本動かしていなくても、利益の配分を受ける権利があります。
この点が認識が合わないポイントだと思いますが,労働法が保証するところの権利には,そのようなものはないはずです. GGさんの言う「権利」の具体的な内容と根拠(法律等)を明確にしていただけないでしょうか. 私の理解は下記です. 労基法が定めるところでは労働者の賃金は「使用者が労働の対償として支
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
許容範囲なんてマイナスだよ (スコア:4, すばらしい洞察)
時間外労働があること自体、マネジメントの失敗/怠慢なんだから許容範囲なんて0です。
それを前提に置かないから、過労死や過労自殺、過労鬱が蔓延する。
それに8時間労働ってのは最低限の縛りであって、
それより短くするよう努力、実現する義務が企業にある。
よって、時間外労働の許容時間は「マイナス2時間」
さっさと所定労働時間を6時間に減らして、残業規制を徹底しろだ。
21世紀にもなって、過労死するまで人が働くなんて、どれだけ馬鹿げているんだか。
こういうコトを書くと、経団連信者や大企業経営者
Re: (スコア:2)
だから、生産性が向上して時間外労働や雇用者数そのものが
削減できればマネジメントの成功だよね。
だから、それによる取り分はマネジャならびに設備投資した
投資家への配当にまわしていいことにならないか?
ワーカーは時間給だから6時間労働なら従来の3/4の賃金でいいよね、
失業者も増えるだろうけど、それは一企業の考える問題ではないよね。
間違っていはいないが、何か問題がある気がする。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
>投資家への配当にまわしていいことにならないか?
よろしいんじゃないですか?生産性上がって『収益増えるんなら』。
>ワーカーは時間給だから6時間労働なら従来の3/4の賃金でいいよね、
どうしてワーカーの賃金下げる必要があるの?
時間が短くても同じ生産量を、効率を上げることで維持できたなら6時間でも8時間と同じ賃金で問題ありませんよね?
同じ時間で生産量が増え、収益が増えるならばそれを配分すれば良い話ですよね?
生産性が上がってるのにパイが大きくなっていないのなら、それはマネジメントの失敗ではないかと思うのですが。
何かごまかそうとしてませんか?
Re: (スコア:0)
「労働者」の生産性が向上していれば話は別ですが、雇用者側の
能力向上や機械導入による向上であれば労働者にその利益を配分
する理由がありません。
難易度が変わらず作業時間が減るなら、給料が減っても自然です。
# 実際にはお互い支え合っているのでこんなことは起こりませんが。
Re: (スコア:2)
ずいぶん酷い環境で働いているようですね。
たとえば自社の商品が、社長も、社員も何も宣伝していないのに、
いきなりブームになって高値で沢山売れちゃったとするでしょ、
そんな時まともな社長なら、寸志出してみんなでお祝いするよね。
でもあなたの理屈で行けば、生産性が変わらないから、儲けは社長の総取りという事。
労働者の生産性は、利益を分配するための重み付けには役立つけど、
利益が出ても生産性がそのままなら給料もそのままというのは乱暴です。
Re: (スコア:0)
GGさんは賃金における「労働に対する対価(=労働による付加価値=労働生産性×労働時間)」という側面と「(株主×会社×労働者という)ステークホルダー間での利益の分配」という側面をごっちゃにしているように思います.
しかし,ここのスレッドでは,最初のコメント(#1622522)の「生産性は向上しつづけているのに、労働時間が減らず、賃金が上がらない」を出発点に,主に前者について議論されていると理解しています.
あなたがツッコミ
Re:許容範囲なんてマイナスだよ (スコア:2)
「会社」っていう実体の無い物を擬人化して、
「会社の貢献分」っていう言い方をしているのがなんだかなーと思います。
会社の実体は、税務署or官公庁に提出した紙切れです。
前ACみたいに「雇用者」といった方が議論が明確になります。
雇用者が何か決定して、労働者がそれに従ったならば、
たとえ指一本動かしていなくても、利益の配分を受ける権利があります。
雇用者の決定がおかしいと思えば、反対して止めさせるなり、こちらから辞めれば良いんです。
Tatenonさんじゃないけど、同じ会社に属している以上、雇用者も労働者も運命共同体ですから。
お父ちゃんの給料が上がったら、家族も潤うでしょ?そういう話だと思いますが。
(え?お父ちゃんは潤わない?それはおかしいですねぇ、、、)
Re: (スコア:0)
前コメントの「会社」は「雇用者」と読んでいただいてかまいません. (「雇用者」というのは「雇われている人」を指す言葉なので,それはそれで変だと思いますが…)
雇用者が何か決定して、労働者がそれに従ったならば、たとえ指一本動かしていなくても、利益の配分を受ける権利があります。
この点が認識が合わないポイントだと思いますが,労働法が保証するところの権利には,そのようなものはないはずです. GGさんの言う「権利」の具体的な内容と根拠(法律等)を明確にしていただけないでしょうか.
私の理解は下記です.
労基法が定めるところでは労働者の賃金は「使用者が労働の対償として支
Re:許容範囲なんてマイナスだよ (スコア:2)
> GGさんの言う「権利」の具体的な内容と根拠(法律等)を明確にしていただけないでしょうか.
あー面倒な事を言いますね。
当たり前の権利は法律に書いてません。
空気を吸う権利なんて法律に書いてないでしょ?
私の法律の読み方は「禁止されていなければオッケー」です。
(これもやりすぎると、クレーマーとか困った人になりますが。)
だから議論にしなきゃいけないのは「労働者は利益の配分を受ける権利があるか」じゃなくて、
「労働者が利益の配分を受けることは禁止されているか」もしくは、
「労働者が利益の配分を要求することは禁止されているか」じゃないでしょうか?
まぁそんな法律があったらストライキなんてできませんがね。
それでも「労働者は利益の配分を受ける権利がある」の根拠を無理矢理ひねり出すなら
憲法から、幸福追求の権利(13条)、思想の自由(19条)、団体交渉権(28条)を用いて自然に
導き出されると思います。
>うーん,それは単に「お父ちゃんが家族を養う」という前提があるからでしょう.
>GGさん言うところの「労働者は利益の配分を受ける権利がある」が暗黙の前提だったりしませんか?
暗黙の前提ですよ?法律で禁止されていませんから。
現状日本では労働者の賃金は、賃金 = 労働対価 + 社会保障費となっています。
本当は分離するのが筋なんですが、なぜかこうなっています。
このうちの「社会保障費」は、誰が稼いだかという点に関係なく利益が分配されます。
これは家族の関係と同じですね。
しかしながら賃金が「社会保障費」の役割を持つことにより、以下のような弊害も出ます。
1)年功序列により、若者が稼いで年寄りが貰うといった構図が発生します。
(家族を養うという社会保障的視点からそうなっています。)
2)会社を辞めるとお金を借りられなくなります。
(社会保障の無い人にはお金を貸してくれません。フリーランスで稼ぎがあってもです。)
生産性(労働対価)と賃金を強く結びつける成果主義にすると、
会社が受け持っていた社会保障がなくなってしまうので、
新たな社会保障の仕組みを会社の外に作る必要があります。
いわゆるセーフティーネットです。
今の日本で怖いと思うのは、セーフティーネットが出来ていないのに、
成果主義的な発想を良しとする風潮があることです。