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捨印は、昔、契約文書などを簡単にコピーや印刷できなかった当時の、文書の修正のための知恵ですね。今でも、契約の現場で、その場で何か修正しないといけないような場合には、捨印に「5字削除6字挿入」とか書いて契約文書を修正します。そういう現場の業務に柔軟性を与えるために、とても便利なわけです。
この慣習?は広く知られていますし、長きに亘って使われているもので、そういった長年にわたって広く使われている事を知らないからと、行政府と立法府の怠慢ではないか?というのは、ちょっと違うと思うのです。
契約の際に、相手が捨印を強要する件については、確かに、行政指導が必要でしょう。でも、現状でも、捨印が嫌なら契約しなければいいわけで…そこは、相手が信用できるかどうかで、みなさん決めていらっしゃると思いますよ。
全ての法律を理解する必要はないと思います。しかし、契約書は身近に接する文書の一つですし、大事な文書であることは大抵の皆さんが理解していると思います。契約書を注意深くチェックして、そこで「この捨印って何だろう?」と疑問に思うかどうかが、捨印の意味を相手に訊いてみたり、自分で調べたりするかどうかの分岐点なのでしょうね。そこに気づけないのは、学校教育がそうしなかった、行政府がそうしなかった、とか責めるのは、ちょっと、それはどうかなと思います。
疑問に思ったら自分で調べる習慣を身につけることは、必要なんじゃないでしょうか?
行政府や立法府の義務ではないですけど、書類制作者(企業とか自治体とか)の責務ではありますよね。
実際、二十歳かそこらの人が書かされるような契約書にも捨印欄は結構あったりするわけで、それを「長きに亘って使われているもの」だと言って慣習を押し付けるのは間違いでしょう。補足説明があればいいだけの話です。
話の向きは変わるんだけど、ソフトウェアやウェブサービスの「いかなる損害についても当社は一切の責任を負いません」的な免責事項もそろそろどうにかしてほしいですね。
>話の向きは変わるんだけど、ソフトウェアやウェブサービスの「いかなる損害についても当社は一切の責任を負いません」的な免責事項もそろそろどうにかしてほしいですね。
単に、理が通ってないイチャモン対策でしょう。
最近はその文言通りの対応しかしないところも増えてきたような気もしますが。淘汰されたとすれば、そもそも利用者がそういう対応を必要としてない(責任取らなくてOK)ということではないでしょうか。
契約とか役所への申請とか、基本対面でしょ。だから互いに間違っている箇所を見つけたときは双方納得の上で訂正するから大丈夫なんだよ。書類を綴じて各ページに割り印とかしてたらあるページだけ差し替える、なんてこと出来ないからね。よーーく注意して作成した上で製本する訳だが、それでも間違いをなくすことは出来ない。
それがいつの間にか郵送でやりとりするのが普通になった。遠方の相手のところに何度も出向いたり、何度も書類を往復させるのは大変だからね。まだ相手に信頼や道徳があって、信義を重んじる時代にはこれでうまく廻っていたんだよ。
少し前まではクレカの発行なんか
「自分の与り知らない未来の勝手な修正を了承する」なんて認識は、広く知られてはいない。私は行政府と立法府の怠慢だと思う。実際問題、少なくないトラブルが発生しているのだから、そういった商習慣は見直すべきだろう。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
法規制ないのか? (スコア:2, すばらしい洞察)
社会慣習を理解させることは行政府と立法府の義務なのか? (スコア:3, 参考になる)
捨印は、昔、契約文書などを簡単にコピーや印刷できなかった当時の、文書の修正のための知恵ですね。
今でも、契約の現場で、その場で何か修正しないといけないような場合には、捨印に「5字削除6字挿入」とか書いて契約文書を修正します。
そういう現場の業務に柔軟性を与えるために、とても便利なわけです。
この慣習?は広く知られていますし、長きに亘って使われているもので、そういった長年にわたって広く使われている事を知らないからと、行政府と立法府の怠慢ではないか?というのは、ちょっと違うと思うのです。
契約の際に、相手が捨印を強要する件については、確かに、行政指導が必要でしょう。
でも、現状でも、捨印が嫌なら契約しなければいいわけで…
そこは、相手が信用できるかどうかで、みなさん決めていらっしゃると思いますよ。
全ての法律を理解する必要はないと思います。
しかし、契約書は身近に接する文書の一つですし、大事な文書であることは大抵の皆さんが理解していると思います。
契約書を注意深くチェックして、そこで「この捨印って何だろう?」と疑問に思うかどうかが、捨印の意味を相手に訊いてみたり、自分で調べたりするかどうかの分岐点なのでしょうね。
そこに気づけないのは、学校教育がそうしなかった、行政府がそうしなかった、とか責めるのは、ちょっと、それはどうかなと思います。
疑問に思ったら自分で調べる習慣を身につけることは、必要なんじゃないでしょうか?
Re:社会慣習を理解させることは行政府と立法府の義務なのか? (スコア:2)
行政府や立法府の義務ではないですけど、書類制作者(企業とか自治体とか)の責務ではありますよね。
実際、二十歳かそこらの人が書かされるような契約書にも捨印欄は結構あったりするわけで、それを「長きに亘って使われているもの」だと言って慣習を押し付けるのは間違いでしょう。
補足説明があればいいだけの話です。
Re: (スコア:0)
話の向きは変わるんだけど、ソフトウェアやウェブサービスの「いかなる損害についても当社は一切の責任を負いません」的な免責事項もそろそろどうにかしてほしいですね。
Re:社会慣習を理解させることは行政府と立法府の義務なのか? (スコア:1)
>話の向きは変わるんだけど、ソフトウェアやウェブサービスの「いかなる損害についても当社は一切の責任を負いません」的な免責事項もそろそろどうにかしてほしいですね。
単に、理が通ってないイチャモン対策でしょう。
最近はその文言通りの対応しかしないところも増えてきたような気もしますが。淘汰されたとすれば、そもそも利用者がそういう対応を必要としてない(責任取らなくてOK)ということではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
もちろん有料で、¥1万/時間程度でしょうか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
契約とか役所への申請とか、基本対面でしょ。
だから互いに間違っている箇所を見つけたときは双方納得の上で訂正するから大丈夫なんだよ。
書類を綴じて各ページに割り印とかしてたらあるページだけ差し替える、なんてこと出来ないからね。
よーーく注意して作成した上で製本する訳だが、それでも間違いをなくすことは出来ない。
それがいつの間にか郵送でやりとりするのが普通になった。
遠方の相手のところに何度も出向いたり、何度も書類を往復させるのは大変だからね。
まだ相手に信頼や道徳があって、信義を重んじる時代にはこれでうまく廻っていたんだよ。
少し前まではクレカの発行なんか
Re: (スコア:0)
「自分の与り知らない未来の勝手な修正を了承する」なんて認識は、広く知られてはいない。
私は行政府と立法府の怠慢だと思う。
実際問題、少なくないトラブルが発生しているのだから、そういった商習慣は見直すべきだろう。
Re: (スコア:0)
慣習がおかしい(と思った)から声を上げた、というのがそもそもの発端では?
自己責任論を貫徹すると、およそあらゆる社会制度の改革の意義がなくなってしまう。(まあそういう考え方も否定はしない。)