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当然、総エネルギーは変わらんですよ。ただ、速度をトルクには置き換えられる。
理屈的にはテキトーなパイプにホースを突っ込んだのと一緒。それを水中に入れてホースに水を流すと、パイプからの排水量はホースの出水量より多くなる。噴射ポンプとかベンチュリポンプとか言われて製品化は昔からされている。
手賀沼の水を浄化するのに沈めていたってポンプもコレだった筈。
で、ちょっと思ったんだけど、少量の高速の流体が周りのものを引き込んで多量の低速の流体を運ぶって事ですよね?それを利用してロケットの打ち上げ初期の効率を上げられないものか?例えばロケットの末端にリングを付けて置くと、打ち上げ時の見かけ上の噴射速度を下げられるんじゃないかとか思った事があったりします。
JAXAではエジェクタロケットいう名でそのような構造のロケットを研究してますね。CAMUIロケットを使って [www.jaxa.jp]実際に飛行実験 [www.jaxa.jp]もしています。もっとも、図 [tohoku.ac.jp]を見るとラムジェットが動作できる速度になるまでの加速を純ロケットよりは効率的にやろうという、現行の使い捨て打ち上げ機ではなくいつ実用になるやら定かでないSSTO向けの基礎研究ですが。今あるようなロケットだと一番下のエンジンのベルノズルは胴体より細くて隠れてしまうので、そのまま適用するのは難しいでしょうし。
これはアフターバーナーの一種では…アフターバーナーとこの扇風機は別物でしょう
アフターバーナーはメインの燃焼器の後方で、まだ使われて無い酸素を使って燃料を燃やすから「アフター」「バーナー」なんですが、このエジェクタロケットはロケットの前方はただのダクトですよ。空気を吸って巻き込んでくるだけの。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
逆に (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
当然、総エネルギーは変わらんですよ。
ただ、速度をトルクには置き換えられる。
理屈的にはテキトーなパイプにホースを突っ込んだのと一緒。
それを水中に入れてホースに水を流すと、パイプからの排水量はホースの出水量より多くなる。
噴射ポンプとかベンチュリポンプとか言われて製品化は昔からされている。
手賀沼の水を浄化するのに沈めていたってポンプもコレだった筈。
で、ちょっと思ったんだけど、少量の高速の流体が周りのものを引き込んで多量の低速の流体を
運ぶって事ですよね?
それを利用してロケットの打ち上げ初期の効率を上げられないものか?
例えばロケットの末端にリングを付けて置くと、打ち上げ時の見かけ上の噴射速度を下げられる
んじゃないかとか思った事があったりします。
Re:逆に (スコア:3, 参考になる)
JAXAではエジェクタロケットいう名でそのような構造のロケットを研究してますね。CAMUIロケットを使って [www.jaxa.jp]実際に飛行実験 [www.jaxa.jp]もしています。
もっとも、図 [tohoku.ac.jp]を見るとラムジェットが動作できる速度になるまでの加速を純ロケットよりは効率的にやろうという、
現行の使い捨て打ち上げ機ではなくいつ実用になるやら定かでないSSTO向けの基礎研究ですが。
今あるようなロケットだと一番下のエンジンのベルノズルは胴体より細くて隠れてしまうので、そのまま適用するのは難しいでしょうし。
Re: (スコア:0)
これはアフターバーナーの一種では…
アフターバーナーとこの扇風機は別物でしょう
Re:逆に (スコア:2)
アフターバーナーはメインの燃焼器の後方で、まだ使われて無い酸素を使って燃料を燃やすから「アフター」「バーナー」なんですが、
このエジェクタロケットはロケットの前方はただのダクトですよ。空気を吸って巻き込んでくるだけの。