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CM音楽はデジタルのリミッター(WAVESとかね)にかなり突っ込んで作りますし、MAでもできるだけでかく作りますよね。番組のVTRにもそういうリミッターかけてあって、同じ番組内でも聴感上のレベルが違うのが多々ありますね。映画は脅しが重要ですから当然台詞は相当小さめです、TVドラマも映画ほどではないけれど台詞小さめに作るんだと思います。生番組とかニュースなんかは拾ってる音をそのままあんまり潰さないで流してるみたいですからやはりちょっと小さいです。昔はこういうの、多分TV局の音声さん(畑が違うんで呼び方分からないですが)みたいな人が、フェーダーを常に持っててバランスとったんでしょうね(さらにアウトには33609だの670が深くかかってて、いい感じのコンプで。)
今はデジタル機器ばっかで、しかもCMとかアナログのころには不可能だったダイナミックレンジの狭い、要は音のでかいソース、を、下げるわけにもいかないでしょうし、リアルタイムにリミッタ深くかけるのも勇気いるでしょうから、意外と難しいんでしょうね。きっとアウトに刺さってるoptimod(とか?)まかせなんでしょう。ヨーロッパのTVはニュースの声でも深くコンプかかってて気持ち良いんですけどね、特にドイツのTVは秀逸と思います、でも、局によってレベルがぜんぜん違う、っていう弊害がありますけど。日本の場合はTVの音小さめですから受け側でなんとかするのが一番良いと思います、ドルビーヴォリュームは期待できますが、現状でもTVや映画の音にコンプ通して見ると落ち着きます。
リミッターだと聴感上の音量が下がらないことが問題なのですから、Waves Vocal Rider [waves.com]を組み合わせたらどうなんでしょう...と思ったけど、結局デジタルプロセッサが判断するのは音量だけだから音圧が高いものを判別できないのか。Vocal RiderってVU的に判断してたりしないのかしら? レイテンシーいくらあってもいいから、それができれば道はあると思うんだけど。もちろんL2時代を思い出してハードウェアで出す。んでSONYとかOrban?とか、放送局鉄板のメーカーにOEMで出させる。Wavesが売ったんじゃ浸透しない。
Vocal Rider、そこまで新しいもんじゃないですよ。あれ、基本的に見た目抜けば挙動はコンプです、パラメーターが普通じゃないだけで。実際使うと、RVOXよりも足の遅いコンプって感じ。サイドチェイン側から入ってきた信号は、ちょこっとだけボーカルのレベルに影響させるけども(どうやっても歌側の信号の方がぜんぜん強く反応しちゃう)、あの見た目で連想する人間がフェーダー動かして、均したり抑揚つけたり、っていうもんじゃないです。歌のレベルを均す、最大振幅が決められてるコンプ。エンベロープを作るのに、どっち側にも多分LPF/HPFはいってますけどそれも完璧じゃないです。ていうか、基本的にスピード遅すぎる、人間がフェーダーやるんなら、サビが来る前にサビのレベルまで撞くけどvocal riderは先読みあんまりしないからたいてい間に合わないです。ミックス始めてからはとりあえず挿しておいて、とりあえずなんとなく歌のレベルをやらせといて(この段階は便利に感じる)、最後はオートメーションにカーブを吐き出してまず全部少しだけ突っ込ませて、あとはやっぱり人間が何箇所も直す、って感じに使います。日本語の発声にいまいち合ってない気もしますし、ぜんぜん万能じゃないけど、まあ、便利って感じです。
> きっとアウトに刺さってるoptimod(とか?)まかせなんでしょう。
最近のダイナミックレンジが狭い録音物は、レベルを低くとらないと聴感上音が大きく感じてしまうので、当然通常より小さい音で出そうとするゆえに、マスターのオートゲインがプラスに振れて、あべこべになっている気がする。
> ヨーロッパのTVはニュースの声でも深くコンプかかってて気持ち良いんですけどね
日本の場合というか日本語で生放送の場合、ディエッサがうまくかからない(かけられない)場合が多く、ゆえに深くコンプかけられないとジレンマ的な部分があると思う。
>最近のダイナミックレンジが狭い録音物は、レベルを低くとらないと聴感上音が大きく感じてしまうので、当然通常より小さい音で出そうとするゆえに、マスターのオートゲインがプラスに振れて、あべこべになっている気がする。
ラジオは明らかにそうですよね、昔の録音物のほうが、ラジオの送り出し前のコンプで綺麗に持ち上げられて良い音してますよね。
>日本の場合というか日本語で生放送の場合、ディエッサがうまくかからない(かけられない)場合が多く、ゆえに深くコンプかけられないとジレンマ的な部分があると思う。
んー、そんなことはないと思うなあ、まず単純に日本のテレビはリダクションが少ないよ、ディエスは帯域当てる場所を調整すればよいだけだと思うし、デジコン使えば生でも間に合うじゃん。それに生放送じゃなくてもいまいちだもん、単にEQコンプ当ててる人がヘタ(保守的?)なだけだと思うよ。(ラジオはまだ良いかと。)
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
ここ10年でだいぶ変わったんだと思う (スコア:1)
CM音楽はデジタルのリミッター(WAVESとかね)にかなり突っ込んで作りますし、MAでもできるだけでかく作りますよね。番組のVTRにもそういうリミッターかけてあって、同じ番組内でも聴感上のレベルが違うのが多々ありますね。映画は脅しが重要ですから当然台詞は相当小さめです、TVドラマも映画ほどではないけれど台詞小さめに作るんだと思います。生番組とかニュースなんかは拾ってる音をそのままあんまり潰さないで流してるみたいですからやはりちょっと小さいです。
昔はこういうの、多分TV局の音声さん(畑が違うんで呼び方分からないですが)みたいな人が、フェーダーを常に持っててバランスとったんでしょうね(さらにアウトには33609だの670が深くかかってて、いい感じのコンプで。)
今はデジタル機器ばっかで、しかもCMとかアナログのころには不可能だったダイナミックレンジの狭い、要は音のでかいソース、を、下げるわけにもいかないでしょうし、リアルタイムにリミッタ深くかけるのも勇気いるでしょうから、意外と難しいんでしょうね。きっとアウトに刺さってるoptimod(とか?)まかせなんでしょう。
ヨーロッパのTVはニュースの声でも深くコンプかかってて気持ち良いんですけどね、特にドイツのTVは秀逸と思います、でも、局によってレベルがぜんぜん違う、っていう弊害がありますけど。
日本の場合はTVの音小さめですから受け側でなんとかするのが一番良いと思います、ドルビーヴォリュームは期待できますが、現状でもTVや映画の音にコンプ通して見ると落ち着きます。
Re: (スコア:0)
リミッターだと聴感上の音量が下がらないことが問題なのですから、
Waves Vocal Rider [waves.com]を組み合わせたらどうなんでしょう...
と思ったけど、結局デジタルプロセッサが判断するのは音量だけだから音圧が高いものを判別できないのか。
Vocal RiderってVU的に判断してたりしないのかしら? レイテンシーいくらあってもいいから、
それができれば道はあると思うんだけど。もちろんL2時代を思い出してハードウェアで出す。
んでSONYとかOrban?とか、放送局鉄板のメーカーにOEMで出させる。Wavesが売ったんじゃ浸透しない。
Re:ここ10年でだいぶ変わったんだと思う (スコア:1)
Vocal Rider、そこまで新しいもんじゃないですよ。あれ、基本的に見た目抜けば挙動はコンプです、パラメーターが普通じゃないだけで。実際使うと、RVOXよりも足の遅いコンプって感じ。サイドチェイン側から
入ってきた信号は、ちょこっとだけボーカルのレベルに影響させるけども(どうやっても歌側の信号の方がぜんぜん強く反応しちゃう)、あの見た目で連想する人間がフェーダー動かして、均したり抑揚つけたり、っていうもんじゃないです。歌のレベルを均す、最大振幅が決められてるコンプ。
エンベロープを作るのに、どっち側にも多分LPF/HPFはいってますけどそれも完璧じゃないです。ていうか、基本的にスピード遅すぎる、人間がフェーダーやるんなら、サビが来る前にサビのレベルまで撞くけどvocal riderは先読みあんまりしないからたいてい間に合わないです。
ミックス始めてからはとりあえず挿しておいて、とりあえずなんとなく歌のレベルをやらせといて(この段階は便利に感じる)、最後はオートメーションにカーブを吐き出してまず全部少しだけ突っ込ませて、あとはやっぱり人間が何箇所も直す、って感じに使います。
日本語の発声にいまいち合ってない気もしますし、ぜんぜん万能じゃないけど、まあ、便利って感じです。
Re: (スコア:0)
映画館で見ていてもよく聞き取れないことがあります。
小声で話しているから音量を抑えなければならないわけでもないし
叫んだからって大音量にする必要もないので、もうちょっと最終的なメディアに落とし込むところで
割り切った表現を考えるべきだったと思います。
映像も同じで闇夜だからといって画面を本当に真っ黒にする必要がないのと同じだと思うんですけどね。
落差が必要なときはいつでも使えばいいけど、いつもそうする必要もないので。
コンプは昔からあったと思うけど、どうも日本人はその有用性をずっと見過ごしてきたんじゃないかな。
マスタリングの概念も知られていなかったんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
> きっとアウトに刺さってるoptimod(とか?)まかせなんでしょう。
最近のダイナミックレンジが狭い録音物は、レベルを低くとらないと聴感上音が大きく感じてしまうので、当然通常より小さい音で出そうとするゆえに、マスターのオートゲインがプラスに振れて、あべこべになっている気がする。
> ヨーロッパのTVはニュースの声でも深くコンプかかってて気持ち良いんですけどね
日本の場合というか日本語で生放送の場合、ディエッサがうまくかからない(かけられない)場合が多く、ゆえに深くコンプかけられないとジレンマ的な部分があると思う。
Re:ここ10年でだいぶ変わったんだと思う (スコア:1)
>最近のダイナミックレンジが狭い録音物は、レベルを低くとらないと聴感上音が大きく感じてしまうので、当然通常より小さい音で出そうとするゆえに、マスターのオートゲインがプラスに振れて、あべこべになっている気がする。
ラジオは明らかにそうですよね、昔の録音物のほうが、ラジオの送り出し前のコンプで綺麗に持ち上げられて良い音してますよね。
>日本の場合というか日本語で生放送の場合、ディエッサがうまくかからない(かけられない)場合が多く、ゆえに深くコンプかけられないとジレンマ的な部分があると思う。
んー、そんなことはないと思うなあ、まず単純に日本のテレビはリダクションが少ないよ、ディエスは帯域当てる場所を調整すればよいだけだと思うし、デジコン使えば生でも間に合うじゃん。それに生放送じゃなくてもいまいちだもん、単にEQコンプ当ててる人がヘタ(保守的?)なだけだと思うよ。(ラジオはまだ良いかと。)