この研究を行ったDr. Clark McKownは、シカゴにあるRush NeuroBehavioral Center [rnbc.org]という研究所(Rush Universityの一部門?)の主任研究員らしいです。ここは若年者に対して医学・心理学・教育などの側面からサポートをすることが目的の組織で、特に発達障害に関して多くの研究やケア事例があるようです。こうした組織の性格から考えて、児童が直面する問題に対して単に「いじめを止めよう」的な道徳論に持って行くのではなく、教育面でこういうケアをすることで回避できる可能性がありますよ、ということを示唆した研究だと考えます。
いじめられる人間は悪くない。 (スコア:1, フレームのもと)
「例えばイライラした相手のしかめっ面に全く気付かなかったり」
ってのは、いじめられる側ではないと思う。
単に嫌われ者で、それを「いじめられている」と勘違いしているだけなのでは。
そんなことは、教師が、嫌っている側からヒアリングすることで、
十分対応可能であると思う。
「いじめ」というのは、いじめられている側に非がないにも関わらず、
イチャモン同然の理由によって、一方的に肉体的・精神的暴力を受けるものではないのか。
そして、周囲がそのイチャモンを面白がって行くものではないのか。
そもそもの認識からして、間違っているようにしか思えない。
Re:いじめられる人間は悪くない。 (スコア:1)
落ち着いて!
部門名見て!
Re:いじめられる人間は悪くない。 (スコア:4, 参考になる)
この研究を行ったDr. Clark McKownは、シカゴにあるRush NeuroBehavioral Center [rnbc.org]という研究所(Rush Universityの一部門?)の主任研究員らしいです。ここは若年者に対して医学・心理学・教育などの側面からサポートをすることが目的の組織で、特に発達障害に関して多くの研究やケア事例があるようです。こうした組織の性格から考えて、児童が直面する問題に対して単に「いじめを止めよう」的な道徳論に持って行くのではなく、教育面でこういうケアをすることで回避できる可能性がありますよ、ということを示唆した研究だと考えます。
現実問題として、こうした非言語的コミュニケーションや社会的葛藤解決などは、成人後の社会生活においてより重要なスキルとなるでしょう。これらのスキルを育成すべき時期において、いじめや無視といった状況ゆえにそれが阻害されているのは確かに問題。じゃあそこでいじめを止めさせたとして、もともとスキルが低い(これがこの研究の結果)という問題は残る。だから平均的な子供への教育方法でなく、そうしたスキルを平均レベルに持って行けるよう明確にケアする必要がありますよ、ということでしょう。
Re:いじめられる人間は悪くない。 (スコア:2, 興味深い)
アスペルガー(発達障害)から一言、発達障害は表情が読めないだけじゃないんですけどね。
正直私はいまだにその場にあわした表情にならないし。
他にもね、論理的会話ができないし
今、訓練してましにしたけど。。。。
マインドマップやNLP、SCIT、teacchなど医者によって異なる教育手法を統合して欲しいと思う。
どんなに訓練しても、ましにはなるけど、リアルタイムコミュニケーションで自信なし。
さてと、これからどうしようかな?
今頃、発達障害の対処方法がわかっても、大人になった私にはあまり有効ではない。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
中国か北朝鮮にでも引っ越されてはいかがでしょうか。タイムマシンをお持ちなら戦前のドイツか冷戦時代のソ連もおすすめです。
なにを目指しているの? (スコア:0)
「考え方の方向性が自分に合わない」ものを「死刑」といって全否定するというのは、 いじめに繋がりやすいような気がしないでもない…かな
Re: (スコア:0)
>>「考え方の方向性が自分に合わない」ものを「死刑」といって全否定するというのは、
>>いじめに繋がりやすいような気がしないでもない…かな
同意、経験者からすれば
全員死刑なんて、いじめを行う側の発想そのものです
ただ、これを読んで思ったのは
いじめを行う・主導する人種に対する分析も、同時に行って欲しい
嫌みではなくて、加害者・被害者の両者の傾向を分析するのは、
いじめ対策にとっても、科学的分析法としても、有用と思われます
#そう思うと、被害者のみに焦点をあてた今回の研究は
#いじめられる側(だけ)に問題があるような印象を受けられても仕方ないかも、、、
Re:なにを目指しているの? (スコア:1)
色々同意です。
ただまあ、いじめる側が多岐にわたる可能性があるかも...
# 種々の心理テストでいろんな人が残酷な行為が出来てしまう系とかあるけど、実際はどうだろう
というのを考えると、「いじめを誘発してしまう要因」に的を絞るもの、研究手法としては理解できますね。
いじめって受けた時の対応策が防御じゃなくて反撃くらいしかない状況になりやすいので、事前に穏やかに予防や被害レベル低下
あるいは早期発見につながるような結果がでるといいな...
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:なにを目指しているの? (スコア:1)
#そう思うと、被害者のみに焦点をあてた今回の研究は
#いじめられる側(だけ)に問題があるような印象を受けられても仕方ないかも、、、
側面Aから見た研究結果を見て、Aとは異なる側面Bにも原因がある可能性を考慮しない人種(?)の傾向を研究した方がいいかもしれませんね。
Re: (スコア:0)
そんな事をしなくとも「一方にのみ原因がある」と考える人間の加害性は既に実証済みな訳ですが。
#バグレポート10枚も貰ったが全部先方のバグ&ポカ&勘違いだった。
#明らかにその可能性が高い事を指摘したのに調べもしてなかったなんて。オレの一日を返せ。
素人だけど取り敢えず (スコア:0)
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/1210/281266.htm [yomiuri.co.jp]
Re: (スコア:0)
私もいじめられ体験があるのでACだが、
こういった科学的調査は必要だろ、
主観で申し訳ないが、被害者(自分)は、今にして思えば
かなり問題行動が多かったと思うし、一種ADHD的な症状があったと思う。
それに対して加害者ももちろん傾向があると思うが、ADHDのような病気ではなく
家庭環境など外的要素が強いような気がする。まあ、異常にサディスティックな
加害者とかもいるのかもしれないが・・・
科学的な分析を行って確認しやすいのは、被害者な気がするなあ。
さらに今回の研究例は特定の誰かからいじめられるというよりも、集団の中で
ハブられちゃうようないじめが対象な気がするけど。
##てか、いじめられてる当時はわからなかったけど、今なら少し集団を観察すれば被害者になりやすそうな人はわからない?
##こういった研究で定量的に被害者になる可能性が高い人がわかれば、事前教育とかリスクを減らす手段を講じられると思う
##それが差別だといわれたら困るけど