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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
腐 (スコア:0, 余計なもの)
> 「たしかに、不正は行なわれた。しかし科学の正常なチェック方法を使え ば、このような不正は探し出せる。このシステムは機能している」
なんか、どこかで聞いた言葉だなぁ、と思ったら
「仕様書は完璧だったんだが、実装がまずかったんだよねー。で、動かなかったんだ。ごめんごめん。」
という開発者のいいわけそのものだよね。
まぁ、これに限らず、米国の「経済
Re:腐 (スコア:2, すばらしい洞察)
>> ク方法を使え ば、このような不正は探し出せる。このシス
>> テムは機能している」
> なんか、どこかで聞いた言葉だなぁ、と思ったら
> 「仕様書は完璧だったんだが、実装がまずかったんだよねー。
> で、動かなかったんだ。ごめんごめん。」
> という開発者のいいわけそのものだよね。
なんでこんな例えば出てくるのかさっぱり分かりません。
研究結果を捏造しようと、間違った実験をしようと、
自然法則は一
「いずれ」の意味 (スコア:1, 興味深い)
だから、今回は不正の露見が「社会的に影響はあったけれども、なんとか必要かつ十分な時間内に」かろうじて間に合った、というだけのことであって、これが間に合わなかった場合は不正は露見しないのと同じことになる。追試そのものも、なんらかの事情で行われなかったり、忙しくてできる人がいなかったりね。あと、社会が半導体に興味を全く失って、研究者そのものが他に全くいなくなるとか。まぁ、これは現
Re:「いずれ」の意味 (スコア:3, 興味深い)
> 明らかになった」というのは、正しかったことの「証明」で
> はなく「言い訳」のように聞こえてしまうのだ、ということ
> ですね。むしろ「論文発表前になぜ不正がわからなかったの
> か?」ということが問題で、それが「いずれ」=「論文発表
> 後」になってしまった、ということのほうが大きな問題では
> ないか、と思うわけです。
論文発表前に間違いやら不正やらが分かれば、それはそれで
いいんですけど、誰も知らない世界で初めてだから論文に
なるのですから、査読の段階で不正を見つけるのは難し
いかもしれません。なので査読者は、論文の読者である多く
の研究者が真義を判断できるように、実験方法を詳細に書け、
とか、もっと実験を繰り返せとか、物理の説明が不十分だとか、
まあそんな事を指摘しないといけないわけです。
それをやってなかったんじゃないかと言う意味も含めて、
反省点です。まあ、リジェクトしたほうが良かった例かも
しれませんが。
今回の件は、結局、不正が発覚しましたよ、ということで、
「科学的方法論がうまく働きました、めでたしめでたし」と言う
話な訳じゃないでしょうか。
「いずれ」というのは問題じゃないか、と言う点ですが、
もし誰かが、間違いやらねつ造をしていたとして、それが人類
滅亡まで発覚しなかった場合は、何の問題もありません。
なにか問題が起きますか?
啓蒙書なんかに「実は、宇宙はたくさんあって、ブラックホール
とホワイトホールでつながっている。」なんて書かれています
が、それが人類滅亡までに証明されるか否定されるか分かりま
せん。科学の中にも、そんな話題は山ほどあります。
否定でも肯定でも、新しい結果が出ればそれは科学の進歩な訳です。
今回も、結局、論文のデータがねつ造だったと分かったし、
本人も認めたんですから、その分野の人にとっては、
難しい問題が一つ解決して、一件落着というところでしょうか。
もちろん、その捏造したデータ点の位置が、真実と異なるかどうか、
については更なる研究が必要だと思います。
捏造した研究者の山勘が当たっているかもしれませんし。