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正規流通経由で買ってるなら、フラゲしようが問題視されねばならない言われは無いと思うが。少なくとも購入者には全く問題が無い。販売店の方は契約条件次第だと思うが、だとしても販売日拘束できる法的根拠は無いと思うし、下手すれば販売日高速は独禁法に抵触しないか?
再販制度に関してはとても不思議というか理不尽を感じることには同意します。 でも、前にも書いたことがある [srad.jp]んだけど、 取次がどさっと在庫を引き受けてくれて、代金を一部前払いしてくれることで資金繰りが成り立ってる中小の 出版社はほとんど消滅しちゃいますよ。
在庫には担保価値がない(限りなく資源ゴミと同等)から、銀行もそんなものにはお金を貸してくれません。 印刷屋だって不動産でも担保に差し出さない限り、前金じゃないと刷ってくれなくなります。 刷る前の紙とインクならまだまだ原料として価値があるけど、売れなかったら資源ゴミとして廃棄するしかな い印刷物を差し押さえてもどうしようもないことがよく分かってますから。
であっという間に資金ショートして倒産まっしぐらという出版社が続出するでしょう。
だから大きな出版社って意外なくらい不動産をたくさん持ってます。○○出版社というより、○○不動産と 呼んだほうが相応なところがゴロゴロありますね。
前のコメントは大変興味深く読ませて頂いたのですが、電子出版になれば印刷や輸送にかかる費用が軽減されるため、取り次ぎから資金を借りる必要は無くなるのではないでしょうか?また、出版物を作成するために必要となる資金(原稿料・編集者の賃金とか?)さえ確保できない所は他の金融機関から資金を借りられれば存続できますよね。何らかの理由によって他の金融機関の利用が困難であり、なおかつ取り次ぎであれば資金を貸しても元が取れる会社は取り次ぎと命運を共にするしかないでしょうが、そのような出版社が業界の重要な地位を占めているのでしょうか?
> 中小の出版社はほとんど消滅しちゃいますよ。だったら消滅すれば? としか言いようがないんだけど。多重債務者が自転車をこかすからサラ金を延命させるべきなの? 馬具屋が消滅するから自動車の前を人間が赤旗振って [wikipedia.org]通らなきゃならないの?
再販制度下においては、取次からの売上金ってのは、返本があった場合その数に応じて返金しないといけないはずだよね?そうしたリスクを含んだ一時的な資金が無いと会社が回らないというのは、もはやチャリンカーと変わらない気がするんだが。
# 出版物を担保に取次から資金を前借してるだけ。
結局中小の出版社は、
の、どちらかしか選択肢が無いような気がするんだけど。
すでにhttp://flex-comix.jp/index.html [flex-comix.jp]は、Webに無料で掲載し、紙の単行本を発行してますね。
>>ジャンプ1冊電子化するといったいどれだけのファイルサイズになるんだろうか。>どれだけのファイルサイズになると思っているんですか?>※十分にネットで送受信可能&保存可能なサイズだと思いますが。毎週毎週何十MBものまんが雑誌が本当に配信できると思ってます?どうやって?webサーバにほったらかしなんてやめてくださいよ?全国からのリクエストに応えるのに、何か所のデータセンターが必要なんですか?ジャンプの発行部数を少なく見積もっても100万部として、1冊10MB(かなり過小サイズです)で計算してみてください。それを0時越えて、平等に(配信が早い人はいいけど、極端に遅い
どのくらいの大きさか知りませんが数千人規模のアクセス集中捌くとするとそれなりの金がかかると思いますよ
ニコ動画ですらはやぶさ中継は厳しかったわけですし
一冊10MB×100万部÷6時間 = 4Gbps
JPIXのトラヒックを見ると、午前0時ごろに120Gbpsくらいhttp://www.jpix.ad.jp/jp/technical/traffic.html [jpix.ad.jp]
余裕ですね。たぶん1時間=24Gbpsでも何とかなるでしょう。
実際には、一冊200MB×300万部÷6時間 = 233Gbpsくらいの見積りが妥当でしょう。
JPIXを通れるスループットではないが、大手ISPはJPIXを介さずに直に相互接続しているので、何とかなるかもよ。配信サーバなんて週に6時間しか出番がないのでは専用に持てないので、AkamaiのCDNを使うとすれば、何とかなるでしょう。
補足
http://business.nifty.com/articles/topic/100301/ [nifty.com]によると、毎日19~23時帯のダウンロード通信量のピークは約800Gbpsとのこと。
何とかなりそうね。
コミック週刊誌は今のままでは電子化は難しい方の部類だろ。配本なんぞ関係なく、もっと根本の、存在自体が広告だと言うところの問題で。コミック週間誌ってのは、メディアでは無いんですよ。その実態はインフラなんです。そこを考え違いすると理解できないんじゃないかと思う。民法TVと一緒でその上にのるCMで売上げを稼ぐのが目的。一番の売り物は当然自社の単行本。だからこそ、赤字垂れ流しでも販売を続け続けられるってのがある。
って事でインフラとしての独自性を考えれば電子出版は馴染まない。それは他社インフラに間借りするという事になる。それをやる位なら、Web上で無償公開の方が他社に収益構造を握られない上、コストも無駄にかからない分、やり易いと思う。
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
は、発売前? (スコア:1)
Re: (スコア:2, 参考になる)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100614/crm1006141342014-n1.htm [msn.com]
フラゲの何が問題なのかわからない (スコア:0)
正規流通経由で買ってるなら、フラゲしようが問題視されねばならない言われは無いと思うが。
少なくとも購入者には全く問題が無い。
販売店の方は契約条件次第だと思うが、だとしても販売日拘束できる法的根拠は無いと思うし、下手すれば販売日高速は独禁法に抵触しないか?
Re: (スコア:3, 興味深い)
再販制度の元で価格が横並びになるため、同じものなら早く売り出した方の
売上が必ず伸びる。
となると、早く配送してもらえるところが絶対に有利ということだ。
店の規模や立地や販売努力なんか全く関係なし。
需給関係で価格が決まる青果物なんかとは別物だということを理解しよう。
ちなみに、販売日を守る取り決めは本屋業界の中でなされていると思った。
(消費者軽視のためでなく、配送の時間差を吸収するため)
> 販売店の方は契約条件次第だと思うが、だとしても販売日拘束できる法的根拠は無いと思うし、下手すれば販売日高速は独禁法に抵触しないか?
CDやゲームやPCソフトやiPadやCPUやグラボの販売解禁日時指定は独禁法に触れると思うか?
解禁日と言えばボージョレーヌーボーなんてものもあるぞ。
現実として電子出版が求められている (スコア:2, 興味深い)
いいんじゃないかと思います。
> フライングは問題大有りだよ。
> 再販制度の元で価格が横並びになるため、同じものなら早く売り出した方の売上が必ず伸びる。
> となると、早く配送してもらえるところが絶対に有利ということだ。
> 店の規模や立地や販売努力なんか全く関係なし。
共同でブログを管理していた仲間に、沖縄の中学生もいたようです。
フライングどうこう言う前に、沖縄は1~5日間は発売が遅れます。
単行本だと、一部の大人気作(ONE PEACEやハガレンなど)を除いて、
ほぼ5日遅れて発売です。
しかも、沖縄の配本会社のタコさぶりは酷いもので、配本冊数も極端に
少なかったり、配本すらしなかったりするため、発売されたと思われる
欲しい本を探して本屋を数軒探し回ることもあります。
ここまで配本経路が酷いと、実は沖縄の本屋で買うよりもAmazonで買ったほうが
早く、確実に、簡単に入手できるわけです。
今はキャンペーンで送料も無料なので、本屋で買うメリットは、立ち読みが
できることくらいです。
と、少々話はずれましたが、沖縄の小中高生にとって、ジャンプなどを発売日に
読めることって、とっても嬉しいことなんです。
ましてや発売前のものが読めるとしたら、一緒にブログを手伝っていたのも
納得できます。
想像ですが、そういう遅れている地域の人から頼まれて、撮影した漫画を
見せていたことから始まったのかもしれません。
発売日に発売できない配本流通経路を保護するより、電子出版を活用して、
読者、著作者、出版社に嬉しい出版を実現したほうがいいと思います。
配本会社? 要らないでしょ。
Re:現実として電子出版が求められている (スコア:3, 興味深い)
再販制度に関してはとても不思議というか理不尽を感じることには同意します。
でも、前にも書いたことがある [srad.jp]んだけど、
取次がどさっと在庫を引き受けてくれて、代金を一部前払いしてくれることで資金繰りが成り立ってる中小の
出版社はほとんど消滅しちゃいますよ。
在庫には担保価値がない(限りなく資源ゴミと同等)から、銀行もそんなものにはお金を貸してくれません。
印刷屋だって不動産でも担保に差し出さない限り、前金じゃないと刷ってくれなくなります。
刷る前の紙とインクならまだまだ原料として価値があるけど、売れなかったら資源ゴミとして廃棄するしかな
い印刷物を差し押さえてもどうしようもないことがよく分かってますから。
であっという間に資金ショートして倒産まっしぐらという出版社が続出するでしょう。
だから大きな出版社って意外なくらい不動産をたくさん持ってます。○○出版社というより、○○不動産と
呼んだほうが相応なところがゴロゴロありますね。
Re:現実として電子出版が求められている (スコア:1)
前のコメントは大変興味深く読ませて頂いたのですが、電子出版になれば印刷や輸送にかかる費用が軽減されるため、取り次ぎから資金を借りる必要は無くなるのではないでしょうか?
また、出版物を作成するために必要となる資金(原稿料・編集者の賃金とか?)さえ確保できない所は他の金融機関から資金を借りられれば存続できますよね。
何らかの理由によって他の金融機関の利用が困難であり、なおかつ取り次ぎであれば資金を貸しても元が取れる会社は取り次ぎと命運を共にするしかないでしょうが、そのような出版社が業界の重要な地位を占めているのでしょうか?
Re:現実として電子出版が求められている (スコア:1, すばらしい洞察)
> 中小の出版社はほとんど消滅しちゃいますよ。
だったら消滅すれば? としか言いようがないんだけど。多重債務者が自転車をこかすからサラ金を延命させるべきなの? 馬具屋が消滅するから自動車の前を人間が赤旗振って [wikipedia.org]通らなきゃならないの?
Re: (スコア:0)
再販制度下においては、取次からの売上金ってのは、返本があった場合その数に応じて返金しないといけないはずだよね?そうしたリスクを含んだ一時的な資金が無いと会社が回らないというのは、もはやチャリンカーと変わらない気がするんだが。
# 出版物を担保に取次から資金を前借してるだけ。
結局中小の出版社は、
の、どちらかしか選択肢が無いような気がするんだけど。
Re:現実として電子出版が求められている (スコア:1)
ジャンプ1冊電子化するといったいどれだけのファイルサイズになるんだろうか。
おそろしやおそろしや...
それにAmazonではジャンプ1冊じゃ売ってくれないけど、それでもいいのかなぁ?
結果として沖縄はジャンプ無しになりまっせ?
安い週刊誌は今の流通網のほうが有利だと思いますよ。
Re: (スコア:0)
これから期待するって話なのに、今が駄目だから駄目という話って
何がいいたいのやら。
ジャンプ一冊の容量?
何の話をしているのやら。
海外で電子書籍が流行しつつある中、日本だけ取り残されてレガシーな
出版だけでいられるかって話でもあります。
ガラケーどころの話じゃなくなります。
30年後、世界の本が電子出版される中、
「なんと日本では本は紙で作られてるんですよ、珍しいですね!」
なんて言われちゃうわけです。
さすがに日本もそこまではいきません。
漫画の場合、電子出版が増えてくる可能性は高いです。
いわゆる自費出版とか、同人誌的に売るんです。
編集者のおめがねにかなわないと出版は無理な紙ベースと違い、
Amazonと出版契約をして破格の印税を得たほうがお金になるという
環境が出来上がったら、今のままの出版業界は廃れてしまいます。
Re: (スコア:0)
>電子書籍に夢を見すぎてますよ。
どういう夢を見過ぎているのでしょう?
※自分は電子書籍と電子書籍専用端末を活用していますが。
>ジャンプ1冊電子化するといったいどれだけのファイルサイズになるんだろうか。
どれだけのファイルサイズになると思っているんですか?
※十分にネットで送受信可能&保存可能なサイズだと思いますが。
>それにAmazonではジャンプ1冊じゃ売ってくれないけど、それでもいいのかなぁ?
電子書籍なら1冊から売ってくれるようになると思うけど。
※Amazonじゃなく、直接出版社から購入する方式になるかもしれませんが。
>安い週刊誌は今の流通網のほうが有利だと思いますよ。
電子書籍なら発売日に瞬間的に入手可能なのに?
※在庫に場所を取られないから、バックナンバーがいつでも入手可能になるだろうし。
Re:現実として電子出版が求められている (スコア:1)
それで「儲かる」ようにならなきゃ理想通りにならないと思います。
紙が200円のとき、電子版の400円を買ってくれるなら!普及するんじゃないですか?
でも読み物を手に入れるのに、わざわざ高い電子版を買う「理由」が多くの人にはないでしょう?
確実に日本は「紙」、コストの面から言って紙の方が安いから。
それが現実っすよ。
音楽と違い多くの人はジャンプコミック全巻をipadに入れていつでも見られるようにしたい!なんて思ってないからです。
もちろん電子出版もじわじわと増えるとは思いますが、全体のパイからすると「ニッチ」でしょうよ。
Re: (スコア:0)
>いわゆる自費出版とか、同人誌的に売るんです。
エロ方面が多いですけど商業誌一話100円とか200円とかで結構出てますよ、DMMやらDLsiteやらが大手です。
ちなみに同人誌系になると、24pで500円とか1000円とか値段が跳ね上がりますけど。
みんな大好きiPadやらkindleやらにリリースされていないだけで、PDFベースや画像ファイルベースの物はかなりの数が出ています。
Re: (スコア:0)
すでに
http://flex-comix.jp/index.html [flex-comix.jp]
は、Webに無料で掲載し、紙の単行本を発行してますね。
Re: (スコア:0)
>>ジャンプ1冊電子化するといったいどれだけのファイルサイズになるんだろうか。
>どれだけのファイルサイズになると思っているんですか?
>※十分にネットで送受信可能&保存可能なサイズだと思いますが。
毎週毎週何十MBものまんが雑誌が本当に配信できると思ってます?
どうやって?webサーバにほったらかしなんてやめてくださいよ?
全国からのリクエストに応えるのに、何か所のデータセンターが必要なんですか?
ジャンプの発行部数を少なく見積もっても100万部として、1冊10MB(かなり過小サイズです)で計算してみてください。
それを0時越えて、平等に(配信が早い人はいいけど、極端に遅い
Re: (スコア:0)
どのくらいの大きさか知りませんが数千人規模のアクセス集中捌くとするとそれなりの金がかかると思いますよ
ニコ動画ですらはやぶさ中継は厳しかったわけですし
Re: (スコア:0)
一冊10MB×100万部÷6時間 = 4Gbps
JPIXのトラヒックを見ると、午前0時ごろに120Gbpsくらい
http://www.jpix.ad.jp/jp/technical/traffic.html [jpix.ad.jp]
余裕ですね。たぶん1時間=24Gbpsでも何とかなるでしょう。
実際には、
一冊200MB×300万部÷6時間 = 233Gbps
くらいの見積りが妥当でしょう。
JPIXを通れるスループットではないが、大手ISPはJPIXを介さずに直に相互接続しているので、何とかなるかもよ。
配信サーバなんて週に6時間しか出番がないのでは専用に持てないので、AkamaiのCDNを使うとすれば、何とかなるでしょう。
Re: (スコア:0)
補足
http://business.nifty.com/articles/topic/100301/ [nifty.com]
によると、
毎日19~23時帯のダウンロード通信量のピークは約800Gbps
とのこと。
何とかなりそうね。
Re: (スコア:0)
コミック週刊誌は今のままでは電子化は難しい方の部類だろ。
配本なんぞ関係なく、もっと根本の、存在自体が広告だと言うところの問題で。
コミック週間誌ってのは、メディアでは無いんですよ。その実態はインフラなんです。
そこを考え違いすると理解できないんじゃないかと思う。
民法TVと一緒でその上にのるCMで売上げを稼ぐのが目的。一番の売り物は当然自社の単行本。
だからこそ、赤字垂れ流しでも販売を続け続けられるってのがある。
って事でインフラとしての独自性を考えれば電子出版は馴染まない。
それは他社インフラに間借りするという事になる。
それをやる位なら、Web上で無償公開の方が他社に収益構造を握られない上、コストも
無駄にかからない分、やり易いと思う。