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ちょうど今日経エレクトロニクスを読んでいるのですが、「日本のソフトウェア品質 世界はこう見ている」という論文記事がありました。
これによると(斜め読みしかしてないのですが)日本のソフトウェア品質と生産性は世界でもかなり高いレベルにある(不具合のレベルはインド、欧州の約10分の1、アメリカの約20分の1生産性は世界で最も高い)が、開発スタイルが厳格すぎ、イノベーションへの挑戦より欠陥ゼロを求める傾向がある(かもしれない)ことが世界的に販売展開する日本企業が少ない理由だろうと書いてありました。
国内だと、ちょっとしたバグでも重大なバグでも一貫してブチキレ金剛なお役人様が主要なお客様でありますからねえ
嫌でも品質を高めざるを得ない!!!
「当社規定のバグ率と比べると御社は低すぎるので、このままでは受け入れられません」と言われたことならあります。# もちろん試験項目は他チームに劣らないものをこなした結果です
逆に品質やローカライゼーション適当でも日本で普通に流通してるソフトウェアもあるのに、日本の輸入代理店なんてQA丸投げ放置とか普通にある環境なのに海外だからって言う理由で突っ込まないとか。同じように海外向けだと品質そこそこで売り切りができる環境にあるのに、日本は世界に売るつもりがないんじゃね?としか思えないです。
「バグは絶対に出すな!」と口は出しても金は出さない。そんな客だと普通は仕事しなくなるだけでしょう。
金をケチれば品質低下を容認するのが世界標準。金をケチっても最高品質を要求し、労働環境が悪化してサービス残業が青天井になるのがガラパゴス仕様。
>>ちょうど今日経エレクトロニクスを読んでいるのですがソースが日経エレクトロニクスじゃねえ‥‥。信頼性はbogusnewsに引けを取らない。
ソースが日経エレクトロニクスじゃねえ‥‥。信頼性はbogusnewsに引けを取らない。
執筆者は日経の中の人ではなく、MITのMichael A. Cusumano氏他です。IEEEの2003年執筆論文か何かをベースに2003年以降現在までの状況を考察して、というものだったような。
容認というより、費用対効果を最重視するのだと思います。外資系企業の社内システムメンテナンスを請け負ったことがありますが、一目で気づくバグがあちこちに放置されていました。「直さないの?」と聞いたら「使ってなかったり、代替手段があるから必要ない」との事。新たな問題が見つかったときは、真っ先に聞かれるのは回避策で、原因調査は後回し。その後、対処の見積を出すと「回避策で困っていないから、将来改修がある時に一緒に対処してくれればいい」と言われました。
これが国内企業だと、稼動10年で初めて出た些細なバグであっても、原因調査→水平展開→再発防止と連日徹夜で対応させられますよね。
その割には某図書館みたいな糞が存在するわけですが・・・・
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
日経エレクトロニクス9月20日号より (スコア:4, 興味深い)
ちょうど今日経エレクトロニクスを読んでいるのですが、
「日本のソフトウェア品質 世界はこう見ている」という論文記事がありました。
これによると(斜め読みしかしてないのですが)日本のソフトウェア品質と生産性は
世界でもかなり高いレベルにある(不具合のレベルはインド、欧州の約10分の1、アメリカの約20分の1
生産性は世界で最も高い)が、開発スタイルが厳格すぎ、イノベーションへの挑戦より
欠陥ゼロを求める傾向がある(かもしれない)ことが世界的に販売展開する日本企業が少ない理由だろう
と書いてありました。
Re:日経エレクトロニクス9月20日号より (スコア:1)
国内だと、ちょっとしたバグでも重大なバグでも一貫してブチキレ金剛なお役人様が主要なお客様でありますからねえ
嫌でも品質を高めざるを得ない!!!
Re:日経エレクトロニクス9月20日号より (スコア:1, おもしろおかしい)
ちょっとしたバグもないとは、受入検査部門に対して失礼だと思わないのか?
ってブチ切れられた・・・なんて話を聞いたことがありますぜ。
どうも他社は、わざと残したバグの資料を受入検査の担当者に袖の下で渡しているらしい。
Re:日経エレクトロニクス9月20日号より (スコア:3, おもしろおかしい)
「当社規定のバグ率と比べると御社は低すぎるので、このままでは受け入れられません」
と言われたことならあります。
# もちろん試験項目は他チームに劣らないものをこなした結果です
Re: (スコア:0)
> と言われたことならあります。
バグ率の
基準値を下回った場合 -> 今回の試験では見つからなかったバグが存在する(はず)ので品質に不安がある。
基準値を上回った場合 -> 品質が悪い。
と判断されます。
Re: (スコア:0)
逆に品質やローカライゼーション適当でも日本で普通に流通してるソフトウェアもあるのに、日本の輸入代理店なんてQA丸投げ放置とか普通にある環境なのに海外だからって言う理由で突っ込まないとか。
同じように海外向けだと品質そこそこで売り切りができる環境にあるのに、日本は世界に売るつもりがないんじゃね?としか思えないです。
Re: (スコア:0)
「バグは絶対に出すな!」と口は出しても金は出さない。
そんな客だと普通は仕事しなくなるだけでしょう。
金をケチれば品質低下を容認するのが世界標準。
金をケチっても最高品質を要求し、労働環境が悪化してサービス残業が青天井になるのがガラパゴス仕様。
>>ちょうど今日経エレクトロニクスを読んでいるのですが
ソースが日経エレクトロニクスじゃねえ‥‥。
信頼性はbogusnewsに引けを取らない。
Re:日経エレクトロニクス9月20日号より (スコア:1)
執筆者は日経の中の人ではなく、MITのMichael A. Cusumano氏他です。
IEEEの2003年執筆論文か何かをベースに2003年以降現在までの状況を考察して、というものだったような。
Re: (スコア:0)
容認というより、費用対効果を最重視するのだと思います。
外資系企業の社内システムメンテナンスを請け負ったことがありますが、一目で気づくバグがあちこちに放置されていました。
「直さないの?」と聞いたら「使ってなかったり、代替手段があるから必要ない」との事。
新たな問題が見つかったときは、真っ先に聞かれるのは回避策で、原因調査は後回し。
その後、対処の見積を出すと「回避策で困っていないから、将来改修がある時に一緒に対処してくれればいい」と言われました。
これが国内企業だと、稼動10年で初めて出た些細なバグであっても、原因調査→水平展開→再発防止と連日徹夜で対応させられますよね。
Re: (スコア:0)
その割には某図書館みたいな糞が存在するわけですが・・・・