>Blenderって凄いでしょ、オープンソースでこれだけ出来るんだよ! >って言いたいのでしょうが PRだけが目的ではありません。むしろBlenderの機能の開発やテスト、コミュニティ強化などが主です。 http://www.sintel.org/about/ [sintel.org] - Stimulate development of advanced features. - Validation of Blender by great artists - Use and improve an open source creation pipeline - Deliver good publicity and PR for Blender - Create useful presentation and educational material in Open Content - Last but not least, provide a fun and inspiring experience for t
この映像を公開する意味について (スコア:2)
Blenderって凄いでしょ、オープンソースでこれだけ出来るんだよ!
って言いたいのでしょうが
このクオリティのCGが邦画に使われてたら
2ch実況スレッドで「糞CG」って呼ばれるレベルですよね。
CGに近い仕事もしたことがあるので
この作品を作るのがいかにしんどいかは十分承知しています。
しかし、この作品で見えるのは
「少人数低予算で作る映像はこの程度」
ということだけで、Blenderを使う利点がわからないです。
大手映画制作者はCGソフトの値段なんて気にしないでしょうし
この映像を見てもBlenderを使いたいとは思わないでしょう。
Blenderを使いたいと思うユーザ
Re: (スコア:0)
>Blenderって凄いでしょ、オープンソースでこれだけ出来るんだよ!
>って言いたいのでしょうが
PRだけが目的ではありません。むしろBlenderの機能の開発やテスト、コミュニティ強化などが主です。
http://www.sintel.org/about/ [sintel.org]
- Stimulate development of advanced features.
- Validation of Blender by great artists
- Use and improve an open source creation pipeline
- Deliver good publicity and PR for Blender
- Create useful presentation and educational material in Open Content
- Last but not least, provide a fun and inspiring experience for t
Re:この映像を公開する意味について (スコア:2)
「糞CG」なんて汚い言葉を使ったのは反省します。
私が言いたかったのは、
単純にBlenderのテクニカルデモであるべきなのに
映画的な映像でプレゼンしてしまうと
Blenderの有用性より作品としての完成度に目が行ってしまって
Blenderの良さが伝えられないんじゃないかなぁ
ってことです。
Blenderで作られたPR動画はこれまでも見て来ましたが
なかなか一般に広まったとは感じられないです。
ここ/.Jで過去に立ったストーリーでもコメント30程度ですし。
今回が第3弾みたいですがPRに成功してるとは思えないんですよねぇ。
海外では結構使われてたりするんですかね?
Re:この映像を公開する意味について (スコア:2, 参考になる)
高品質なオープンソースムービーの需要は高いです。
特にOSSの動画エンコーダ・プレーヤー方面では、VideoLANのトップページに使われたり [videolan.org]、x264のブルーレイエンコードデモに使われたり [srad.jp]、Cortadoのデモに使われたり [theora.org]など、色々な使われ方をしています。
また、OSS以外でもMicrosoftのIISのストリーミングデモに使われたり [microsoft.com]、DivXのモバイル動画のサンプル [divx.com]やHD動画のサンプル [divx.com]として使われたり、Android Technology社の感情記録のEmoRateのデモにも使われたり [youtube.com]もしています。
その他あちこちで使われており、動画関係のソフトウェア開発者の間ではBig Buck Bunny・Elephants Dream・Sintelの知名度は高いかと。
ただ、前二作が技術者やOSS好き以外にあまり広がらなかった原因はストーリーにあると思います。BBBはカートゥーンアニメでしたし、EDは抽象的でメッセージが伝わりにくかったので。
その点Sintelはストーリー重視で万人向けなので一般まで広がるんじゃないかと期待しています。実際Youtubeでの再生数もすごい勢いで伸びていますし。
他の3DCGソフトウェアと比べたBlenderの良さが伝えられなくとも、BlenderやOSSに興味を持つ人が出てくればそれだけでBlenderにとって大きな意味があります。
これからも楽しみです。