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バイオ燃料で排油や油脂を使うやつは、大概精製後にグリセリンができると思うのだがこいつの使い道ってどうなってるんだろう?あんまり聞いたことがない。
# 尻に入れ(r
ちなみに、純度が低いというのは一つには触媒の強酸が混じってるので、人体に使用してはまずそう。
BDF推進派のひとは、BDFプラントからの廃棄物とかスケーラビリティのあたりの問題は話題にしません。
#それより、動物性油脂は曇点が高くBDFにむかないと思ってたけどどうなんだろう。
米国では大豆由来のFAMEが主流なので、動物系100%で利用することはなくそれらと混合して使うのだと思われます。あと、今回のプラントが南部のルイジアナ [goo.gl]に建設されたというのもポイントですね。おそらくルイジアナ中心の暖かい地域での消費を前提にしていると思われます。 アメリカの場合、いろんな原料を使うベンチャー企業が各地で出来ている様ですが、大体何を使うにしても規模の面で全米に供給できるようなプラントはまだ存在していないと思います。地産地消的に、各地域にプラントがあってそこで消費されるというイメージですね。
ん?現在は水酸化ナトリウムが使われているので結構グロい廃棄物が出ますが、リパーゼの量産化の目処が立ったので将来的には改善されるものと思われます。リパーゼは小学校でも習う消化酵素でうまくいけば食用への流用も可能でしょう。開発されたのは西宮の酒造会社です。豪快にかもしてくださったようです。あと、大豆油が原料の場合絞りカスは家畜の飼料として使えるので無駄がありません。大豆自体窒素を固定してくれるので窒素肥料を節約出来るのでトウモロコシを連続して作付けするのに比べて地力を守ることになります。ジェトロファやトウモロコシ由来のバイオ燃料とは違います。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
燃料ができた後のカス (スコア:1, 興味深い)
バイオ燃料で排油や油脂を使うやつは、大概精製後にグリセリンができると思うのだが
こいつの使い道ってどうなってるんだろう?あんまり聞いたことがない。
# 尻に入れ(r
Re:燃料ができた後のカス (スコア:4, 参考になる)
ちなみに、純度が低いというのは一つには触媒の強酸が混じってるので、人体に使用してはまずそう。
BDF推進派のひとは、BDFプラントからの廃棄物とかスケーラビリティのあたりの問題は話題にしません。
Re:燃料ができた後のカス (スコア:2, 参考になる)
グリセリンも天然グリセリンは昔から油脂とメタノールのエステル交換により製造されています。基本的にはBDFの製造方法と同じです。
こういった天然グリセリンは医薬品や食品、化粧品等に使われるため、色や匂いにもうるさく、原料の油脂(おもにヤシ油らしい)の品質もそれなりに高い品質でなければ、脱臭や脱色にコストがかかってしまうそうです。
また、石油を原料とする合成グリセリンもあり、それぞれ沢山の用途があり量産されていて、価格競争もあります。
あと、その際に副生するFAMEも品質が高いため、燃料ではなく各種合成原料として用いられます。
ようするに、加熱され酸化物や分解物、重合物にまみれ品質も一定しない粗悪な油脂だからこそBDF原料にされているわけです。
#が、こういったさほど品質の悪くない原料でロットも大きければグリセリンとしての用途もあるのかも。
#それより、動物性油脂は曇点が高くBDFにむかないと思ってたけどどうなんだろう。
Re:燃料ができた後のカス (スコア:2, 参考になる)
米国では大豆由来のFAMEが主流なので、動物系100%で利用することはなくそれらと混合して使うのだと思われます。あと、今回のプラントが南部のルイジアナ [goo.gl]に建設されたというのもポイントですね。おそらくルイジアナ中心の暖かい地域での消費を前提にしていると思われます。
アメリカの場合、いろんな原料を使うベンチャー企業が各地で出来ている様ですが、大体何を使うにしても規模の面で全米に供給できるようなプラントはまだ存在していないと思います。地産地消的に、各地域にプラントがあってそこで消費されるというイメージですね。
Re:燃料ができた後のカス (スコア:1)
密造軽油のように、硫酸ピッチが廃棄物として出たりはしないのか気になったんですが、特にそういう記述は見つからず。
Re: (スコア:0)
ん?
現在は水酸化ナトリウムが使われているので結構グロい廃棄物が出ますが、リパーゼの量産化の目処が立ったので将来的には改善されるものと思われます。
リパーゼは小学校でも習う消化酵素でうまくいけば食用への流用も可能でしょう。
開発されたのは西宮の酒造会社です。
豪快にかもしてくださったようです。
あと、大豆油が原料の場合絞りカスは家畜の飼料として使えるので無駄がありません。
大豆自体窒素を固定してくれるので窒素肥料を節約出来るのでトウモロコシを連続して作付けするのに比べて地力を守ることになります。
ジェトロファやトウモロコシ由来のバイオ燃料とは違います。