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CDの時にも思ったが、iPodに突っ込むためにCDを山程買う人間に対して「不正コピーだ!」と騒ぐJASRACとか、映画をiPad他で見るためにDVDを山程買う人間に対して「不正コピーにしろ!」とか言う今回の騒動とか、「客を見たら泥棒と思え」ってのがコンテンツビジネスの裏・金科玉条なんじゃないかと疑いたくなりますな。
>「違法な」不正コピーが横行している、でOK
合法な不正コピーというのは、ちょっと難しいかもしれない。
>国内で海外と同じ価格で販売したら、制作費の回収ができません。
海外も国内と同じ価格でやったらウハウハじゃね?
>海外のアニメDVDが異常に安すぎるのであって
ということは、海外での販売価格はモトがとれない価格だってことだな。そんなところに売るのも、商売として問題だろうな。
つまりは、とれそうなところからとれるだけ...といったところなのでしょうな。そして、売り上げがじり貧になっているという笑い話ですね。
>日本国内と同じ価格では、売れないそうです。
消費者視点の値付けですね。
>じゃぁどうすればいいの? 日本国内向けのオタク向けアニメDVDの価格は、もう下げられないのよ。
制作者視点の積み上げ式値付けですね。
>もし下げられるというのであれば、そのアイデアを書いてみてください。
まずは、海外で安く売って(商品の価値を自ら落としておいて)、日本国内で高く売るというのを止めたら良いんじゃないでしょうか。もしくは、内容に価格分の差をつけるか。
同じ商品を高く買ってくれる人には高く売って安くないと買わない人には安く売るってのは、売る側からすれば良いかもしれませんが買う側からすれば不公平感が非常に大きく、一時は良いかもしれませんが将来的には成り立たなくなる売り方でしょう。まぁ販売側はそれくらい分かってると思いますけど。
買う人がいなけりゃそもそも商売が成り立ちません。金払う人のことを考えない業界は持続しませんよ。
>海外では海賊版対策のために安く売っていて、海外セールス分に対しては、制作費の回収への貢献は求められていないようです。
まぁ海賊版対策でも良いと思いますが、価格差があるところに商機ありってことで、副業トレードする人も出てきそうな…その辺の事情はどうなんでしょうかね。※別な商材でやってる人はいます。
一般的には、安売り=商品価値を下げる、です。消費者はそのようにとらえますよ。
>販売本数に関わらず一定のコストがかかる部分がある以上、半額にして2倍を売ればいい、というわけにもいかないのです。
適正価格で売れない商品を無理に作り続けるのは止めたほうがいいという結論にしか行き着かないように思えます。市場が求めていないという単純な結論ではないでしょうか。
制作者は“作りたい”のか、“儲けたい(売りたい)”のかどちらなんでしょうね。作り手視点の話ばかりが出てくるので前者かと思いますが、それなら売れなくても仕方がないでしょう。何のためにアニメを作るのか、その目的を履き違えると結論が違う方向に行ってしまいます。
普通の商品は、どういうものが売れるかという視点で開発を行います。アニメはそうなっていないのが売れない最大の原因なのでしょうね。
一点書き忘れました。
>なおVHSテープ時代から見れば、DVDの価格は十分に下がってきているんですよ。>昔はOP/ED込み30分収録で14,800円だったと思いますが、今ではOP/ED別で3話60分収録で5,980円でしょう?
昔のメディアはダビングできましたからね。同じ価値があると考えるのは無理ですよ。
LDメディアの頃はよく買ってましたが、DVDに移行していく段階でこの手のメディアはプレイヤーがなくなれば単なる光る円盤になってしまうということに気がつき、(建前上は)自力メディア移行ができないDVD以降の規格はそもそも何万円もかけて揃える価値なんてあるのか?と。
今のメディアの規格は使い捨ての消費型の商品(数がさばける作品用?)にしか向かないようになってるんじゃないでしょうか。まぁ、逆に言えばそうやって売れる環境を作ったからこそ大手の作品は収支があってるんでしょう。推測ですが。
> あるいはVHSなら、飽きて不要になったものはブランクテープとして別の録画用途に使える、ということでしょうか。
同一性保持権侵害ですね。
>んなこたーないでしょ。>そうなっていないわけないでしょ。
もしそうなら、制作者視点での積み上げ式価格ではなく、市場が求める価格を論ずるべきです。積み上げ式でこれだけかかるから高いけど我慢すべき、というコメントに対してのカウンターなので。
売れない価格で販売して、売れませんでしたと言われても、自己分析終わってるじゃん!としか。
>ヒット作で失敗作の赤字を埋めあわせるなんてことは、自主企画で商品開発するなら、どこ業界でも行われてることでしょう。
それは結果の帳尻合わせであって、ヒット作をどう作るかという話とは別です。
>VHSやLDには、マクロビジョン等のコピープロテクトが施されていたと思いますが。
あったかも知れませんがダビングに支障はなかったですし、そのパッケージを購入する際に見積もった(自分的な)価値を減損するようなモノではなかったということです。当時は私的複製が違法だとかそれほど認知されてませんでしたし。※いや、そもそも私的複製はOKという認識だったような…?
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客を泥棒扱いする業界は滅びよ! (スコア:4, すばらしい洞察)
CDの時にも思ったが、iPodに突っ込むためにCDを山程買う人間に対して「不正コピーだ!」と騒ぐJASRACとか、
映画をiPad他で見るためにDVDを山程買う人間に対して「不正コピーにしろ!」とか言う今回の騒動とか、
「客を見たら泥棒と思え」ってのがコンテンツビジネスの裏・金科玉条なんじゃないかと疑いたくなりますな。
Re: (スコア:1)
またぞろ「若者のDVD離れ」とでも言い出すのかもしれまでんが。
# 円高の昨今でも、アニメDVDの相場はプラザ合意前(1ドル=360円)です
Re: (スコア:0)
「違法な」不正コピーが横行している、でOK
> # 円高の昨今でも、アニメDVDの相場はプラザ合意前(1ドル=360円)です
海外のアニメDVDが異常に安すぎるのであって、国内のそれは適正価格です。
もし、国内で海外と同じ価格で販売したら、制作費の回収ができません。
値段を安くすれば多く売れるという人がいますが、版元の取り分を半分にしたからといって販売価格は少ししか下がりませんし、ましてや、2倍の本数が売れるわけでもありません。
Re: (スコア:1)
>「違法な」不正コピーが横行している、でOK
合法な不正コピーというのは、ちょっと難しいかもしれない。
>国内で海外と同じ価格で販売したら、制作費の回収ができません。
海外も国内と同じ価格でやったらウハウハじゃね?
>海外のアニメDVDが異常に安すぎるのであって
ということは、海外での販売価格はモトがとれない価格だってことだな。
そんなところに売るのも、商売として問題だろうな。
つまりは、とれそうなところからとれるだけ...といったところなのでしょうな。
そして、売り上げがじり貧になっているという笑い話ですね。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
「不正コピー」にさらに「違法な」という冠を付けやすくなるのが味噌かと。
> 海外も国内と同じ価格でやったらウハウハじゃね?
日本国内と同じ価格では、売れないそうです。
> ということは、海外での販売価格はモトがとれない価格だってことだな。
> そんなところに売るのも、商売として問題だろうな。
かといって売らなければ、海賊版の業者に儲けさせることになったり、
販売されてない = コピーしても損失が発生しない = フェアユース!!!
っていう理屈で、合法的にネットで無料でバラ撒かれてしまいます。
> つまり
Re:客を泥棒扱いする業界は滅びよ! (スコア:1)
>日本国内と同じ価格では、売れないそうです。
消費者視点の値付けですね。
>じゃぁどうすればいいの? 日本国内向けのオタク向けアニメDVDの価格は、もう下げられないのよ。
制作者視点の積み上げ式値付けですね。
>もし下げられるというのであれば、そのアイデアを書いてみてください。
まずは、海外で安く売って(商品の価値を自ら落としておいて)、日本国内で高く売るというのを止めたら良いんじゃないでしょうか。もしくは、内容に価格分の差をつけるか。
同じ商品を高く買ってくれる人には高く売って安くないと買わない人には安く売るってのは、売る側からすれば良いかもしれませんが買う側からすれば不公平感が非常に大きく、一時は良いかもしれませんが将来的には成り立たなくなる売り方でしょう。まぁ販売側はそれくらい分かってると思いますけど。
買う人がいなけりゃそもそも商売が成り立ちません。金払う人のことを考えない業界は持続しませんよ。
Re: (スコア:0)
> 制作者視点の積み上げ式値付けですね。
もっと安い価格に設定したら、制作費が回収できないんですよ。理由は後述。
ジブリ作品などは、すでに劇場公開だけで元が取れていることや、大量に売れるので、戦略的な価格設定ができるでしょうが、
しかし、オタク向けアニメDVDの場合は、後述する理由で、戦略的な価格設定はできません。
なおVHSテープ時代から見れば、DVDの価格は十分に下がってきているんですよ。
昔はOP/ED込み30分収録で14,800円だったと思いますが、今ではOP
Re:客を泥棒扱いする業界は滅びよ! (スコア:1)
>海外では海賊版対策のために安く売っていて、海外セールス分に対しては、制作費の回収への貢献は求められていないようです。
まぁ海賊版対策でも良いと思いますが、価格差があるところに商機ありってことで、副業トレードする人も出てきそうな…その辺の事情はどうなんでしょうかね。
※別な商材でやってる人はいます。
一般的には、安売り=商品価値を下げる、です。消費者はそのようにとらえますよ。
>販売本数に関わらず一定のコストがかかる部分がある以上、半額にして2倍を売ればいい、というわけにもいかないのです。
適正価格で売れない商品を無理に作り続けるのは止めたほうがいいという結論にしか行き着かないように思えます。市場が求めていないという単純な結論ではないでしょうか。
制作者は“作りたい”のか、“儲けたい(売りたい)”のかどちらなんでしょうね。作り手視点の話ばかりが出てくるので前者かと思いますが、それなら売れなくても仕方がないでしょう。何のためにアニメを作るのか、その目的を履き違えると結論が違う方向に行ってしまいます。
普通の商品は、どういうものが売れるかという視点で開発を行います。アニメはそうなっていないのが売れない最大の原因なのでしょうね。
Re: (スコア:0)
あと、DVDの製造原価が\2,100というのは、にわかに信じがたいです。
CDの初回限定とかでついてきたりするくらいなのに、いったいどこで喰ってるんですか?
原価3割とかなら値下げできないのは分かりますが、それ製造業です。
Re:客を泥棒扱いする業界は滅びよ! (スコア:1)
一点書き忘れました。
>なおVHSテープ時代から見れば、DVDの価格は十分に下がってきているんですよ。
>昔はOP/ED込み30分収録で14,800円だったと思いますが、今ではOP/ED別で3話60分収録で5,980円でしょう?
昔のメディアはダビングできましたからね。同じ価値があると考えるのは無理ですよ。
LDメディアの頃はよく買ってましたが、DVDに移行していく段階でこの手のメディアはプレイヤーがなくなれば単なる光る円盤になってしまうということに気がつき、(建前上は)自力メディア移行ができないDVD以降の規格はそもそも何万円もかけて揃える価値なんてあるのか?と。
今のメディアの規格は使い捨ての消費型の商品(数がさばける作品用?)にしか向かないようになってるんじゃないでしょうか。まぁ、逆に言えばそうやって売れる環境を作ったからこそ大手の作品は収支があってるんでしょう。推測ですが。
Re: (スコア:0)
> アニメはそうなっていないのが売れない最大の原因なのでしょうね。
んなこたーないでしょ。
そうなっていないわけないでしょ。
ヒット作で失敗作の赤字を埋めあわせるなんてことは、自主企画で商品開発するなら、どこ業界でも行われてることでしょう。
むしろ、ヒット作で失敗作の埋め合わせをすることを許さない会社は、新商品の投入が鈍くなってジリ貧になりますよ。
Re: (スコア:0)
ある金額をセル販売用パッケージで回収する、という計算ですから、
セル販売とは別のレンタル専用パッケージは計算外でOKです。
> あと、DVDの製造原価が\2,100というのは、にわかに信じがたいです。
卸値から制作費回収分を引いた2,100円は、DVDディスクのプレス単価、ではありません。
消費者の手許に届くパッケージ内のモノを物理的に製造するコストだけでなく、
映像をMPEG2エンコードしたり、メニューを付けたり、マスターを作ったり、
紙に印刷されている内容(イラスト・文章)を作るのにも金がかかります。
本編に加えて映像特典や音声コメンタリーなどがあれば、その制作費もかかります。
また、パッケージ内のモノとして見えない部分、たとえば在庫や販売促進などにもコストがかかります。
Re: (スコア:0)
あるいはVHSなら、飽きて不要になったものはブランクテープとして別の録画用途に使える、ということでしょうか。
ちなみにセルのVHSには、上書き録画できるタイプと、できないタイプがあったと思います・・・
Re: (スコア:0)
> あるいはVHSなら、飽きて不要になったものはブランクテープとして別の録画用途に使える、ということでしょうか。
同一性保持権侵害ですね。
Re:客を泥棒扱いする業界は滅びよ! (スコア:1)
>んなこたーないでしょ。
>そうなっていないわけないでしょ。
もしそうなら、制作者視点での積み上げ式価格ではなく、市場が求める価格を論ずるべきです。積み上げ式でこれだけかかるから高いけど我慢すべき、というコメントに対してのカウンターなので。
売れない価格で販売して、売れませんでしたと言われても、自己分析終わってるじゃん!としか。
>ヒット作で失敗作の赤字を埋めあわせるなんてことは、自主企画で商品開発するなら、どこ業界でも行われてることでしょう。
それは結果の帳尻合わせであって、ヒット作をどう作るかという話とは別です。
Re:客を泥棒扱いする業界は滅びよ! (スコア:1)
>VHSやLDには、マクロビジョン等のコピープロテクトが施されていたと思いますが。
あったかも知れませんがダビングに支障はなかったですし、そのパッケージを購入する際に見積もった(自分的な)価値を減損するようなモノではなかったということです。当時は私的複製が違法だとかそれほど認知されてませんでしたし。
※いや、そもそも私的複製はOKという認識だったような…?