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超えられないなら植物工場でいいじゃないか。薪はできるしバイオ○○の材料にもなる。
食料問題はブッシュ政権が支持基盤である中西部の農家が穀物価格の低下に苦しんでいたからバイオ燃料に多額の補助金をつけ、一気にフィーバーになり多くの農家が一斉に燃料用トウモロコシを作り出したのが原因。まともな条件ではあんなことにはならない。大体トウモロコシの連作は地力を低下させるのでどう考えても持続不可能。一方国内には緊急に消費して欲しいバイオマスが結構ある。特に大きいのが竹と杉の間伐材。どちらも林業の衰退で荒れ果てた山林で問題を引き起こしている。竹は急速に勢力を拡大し他の植物を駆逐しつつある。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
光合成を超えられるか (スコア:1)
超えられないなら植物工場でいいじゃないか。
薪はできるしバイオ○○の材料にもなる。
Re: (スコア:0)
あんまり筋の良い技術には思えません
良い点はパイプライン作れば輸送が楽なことくらいでしょうけど、植物燃料も木質ガスに改質しちゃえばいい話だし
Re:光合成を超えられるか (スコア:1, 参考になる)
>あんまり筋の良い技術には思えません
このような意見も多くありますが
全ての問題を一挙に解決できる技術なんて、そうそうありません
なので、太陽光利用に関しては、可能性のある技術は可能な限り検討しましょうという段階
太陽電池だって長い歴史があるのに、未だ問題は山積みですから
バイオ燃料に関しては、以下の様な問題がある(と考えられてます)
日本のような所でどのように耕作地を確保するか?
食料生産とバッティングしないようにするにはどうするか
(数年前トウモロコシの値段が急騰し、途上国の人が食えなくなったという事実があります)
保存は楽かもしれないが、基本的に燃やす用途にしか使えないため、燃料として使用する際にロスが大きい
燃料電池に使える様な高品質燃料にするには、それなりの技術と手間とエネルギーロスが必要
基本的に農林業と変らないのでプラント化できるか不明
一方、COはフィッシャー・トロプシュ法により、
様々な有機化合物に転換する手法が既に工業化されております
http://ja.wikipedia.org/wiki/フィッシャー・トロプシュ法
これにより、高品質の燃料が製造できるだけでなく、化学原料としてCOを利用できます
忘れがちですが石油はエネルギー源だけでなく、化学原料としても非常に重要な資源です
実際に日本では石油の20 %以上を化学原料として使用しております
光エネルギーでCO2をCOへと変換できれば、
エネルギー・資源・環境問題の全てを一挙に解決できます
というのがこの分野をやっている研究者の弁ですが
本人達もそんなに上手く行くとは思っていないので
様々な技術を組み合わせて問題解決を図るべきと考えてます
Re:光合成を超えられるか (スコア:1, 参考になる)
植物は燃やすしかないと言っても、
木質ガスに改質して発電すれば原料から発電所出るまでで変換効率39%は行けそう(PDF注意) [denken.or.jp]という文章を見てから、
そっちにもっとちゃんと金かけてもいいんじゃないの?という考えをもつようになりました。
米国のエタノールバブルの事は存じておりますが、木質ガス化なら植物まるごと燃料に出来る為、食物とかち合わない物を燃料に出来ますので、あれの二の舞にはならないのでは? 食物生産とかち合わない物を原料に選ばないと実用化の目はないとも考えてます。
これの可能性は当然否定しませんが、実用化にはまだまだ道は遠いなぁ、とか言ってる時間あったっけ? どっかのお坊ちゃまがCO2排出量25%削減って世界に向けて宣言してなかったっけ? だったら実用化出来そうで削減効果が大きい所にもっとお金使わないとダメなんじゃないの? という所でしょうか
Re: (スコア:0)
食料問題はブッシュ政権が支持基盤である中西部の農家が穀物価格の低下に苦しんでいたからバイオ燃料に多額の補助金をつけ、一気にフィーバーになり多くの農家が一斉に燃料用トウモロコシを作り出したのが原因。
まともな条件ではあんなことにはならない。
大体トウモロコシの連作は地力を低下させるのでどう考えても持続不可能。
一方国内には緊急に消費して欲しいバイオマスが結構ある。
特に大きいのが竹と杉の間伐材。
どちらも林業の衰退で荒れ果てた山林で問題を引き起こしている。
竹は急速に勢力を拡大し他の植物を駆逐しつつある。