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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
からふるなコモノとして (スコア:1, すばらしい洞察)
どうしてこういった洋物のデザインは、角の丸みといい突起部の出方といい説明用の図柄(アイコン)のデザインといい、洗練されているんだろう。LEGOなんかもほんとキレイなカタチをしていると思うし、この電子ブロックも同様。
デザインが洗練されているのはどうしてだろう。ちょっとでも危険があると訴訟起こされたりいろいろたいへんだから、作る側も気合が入ってるのかもしれないけど。消費者のデザインへの意識
Re:からふるなコモノとして (スコア:1)
まぁこの方が、元々ロジックなんかに興味のない層にも、取っつきやすくていいのでしょうが、なんか、オブラートでくるまれたというか隔靴掻痒というか、アレゲな気分が出ないんですよ。
日本の電子ブロックは、確かにあまり飾り気の感じられないデザインでしたが、子供心にいかにも科学に触れるんだという気分にさせてくれてよかったです。
時代の移り変わり (スコア:3, すばらしい洞察)
>科学に触れるんだという気分にさせてくれてよかったです。
デザインが変わったのは、時代が変わったせいというのもあるのではないでしょうか。学研の「電子ブロック」の当時はパソコンなんて当然(一般には)なくて、トランジスタやらICやらハンダ付けやらが=電子技術の先端、というイメージでしたよね。そこに未来の夢があった、というか。
一方現在はもっとソフトウエア的な部分(ロジック的な部分)に先端がある、と。この21世紀版「電子ブロック」の部品が“ロジック”であるのは、とても示唆的だと思いますねぇ。
#まぁどちらがフェティッシュか、と問われたら学研版ですが(笑)
#僕は学研のやつ、当時欲しかったけど手が出なかったです
Re:からふるなコモノとして (スコア:3, 興味深い)
スラドで既出じゃありませんでしたっけ?それとも他所のサイトかなあ?
> なんか、オブラートでくるまれたというか隔靴掻痒というか、アレゲな気分が出ないんですよ。
>日本の電子ブロックは、確かにあまり飾り気の感じられないデザインでしたが、子供心にいかにも科学に触れるんだという気分にさせてくれてよかったです。
でも、日本の電子ブロックって、「気分に」はさせてくれるものの、実際どれだけ科学に触れられたんでしょうか?
というのも、あれでうまく回路が出来るんだろうか?という不安があるんです。
個々の部品は回路のプリミティブな部品であるにも関わらず、
構造上あの製品は、部品間の接続の自由度が高くないんですよね。
少なくともメジャーなあの機種(^^;はブロックを並べられる空間すら狭すぎる。
ジャンパー線を使えば原理的には限界を超えられますが、多数の線を刺すのは非現実的ですし、そもそも「ブロック」じゃない。
あれでは、説明書には載ってない、自分で立案しデザインした回路をさくさく作って遊ぶ、ということが
どこまで出来るんだろうか?というのが、凄く不安になります。#少なくとも俺は全然駄目でした(ぉ
やりたいことを実現するための回路の回路図を描く処まで行けても、その次にそれを
配置自由度の低いブロックの配置に置き換えるという「(余計な)パズル」を解かないとならないわけで。
ああいう製品は、配置自由度をもっと上げてもらうか、逆にブロックのほうを"高級"側に振ってもらうか、
どっちかをしないと、思い通りの回路を作るという「ブロックらしい」遊び方は、しにくいんじゃないかと思います。
そういう意味では、今回のこのブロックは、良い感じかもです。
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日本の電子ブロックについては、(俺の知ってる範囲では)SRシリーズはEXシリーズより配置自由度は高かった
(のでブロックとして良かった)ような気がします。
これは、
●豪勢な筐体ではなくボードという簡素な構造の上にブロックを配置できること、
●そのせいで外周ぎりぎりの縁を有効活用できたこと(^^;(桂馬みたい(笑)に、ブロックの脇を回り込めるリード板も有りました)、
●ブロックから足が伸びていてボードに刺す構造だったこと(しっかり留まるので、無茶な刺し方も多少許容できる(笑)し、
ささいな衝撃で回路が壊れたりもしない。言い換えればEXのような蓋が事実上不要)、
●配線はブロックじゃなく、もっとシンプルなリード板で行うようになっていたこと(無茶が効きますし、
板の添付個数も相当多かったですし、たぶんコストも安いでしょうし、
交差などというブロックでは逆立ちしても出来ないことが出来ましたし、
おかげでブロックの素子じゃなく線の部分だけを使うというEXシリーズの悪しき風習(笑)が不要でしたし。
掴みにくいのでボードから抜くのは面倒でしたが、抜き用工具もきちんと添付されていました。)、
●電池やAM同調回路も筐体据付じゃなくブロックであった(というか筐体据付のスピーカーとかも
ケーブルで結線するようになってましたし)、
●電源スイッチなんてものも無い(電池ブロック抜けば済みますし、電鍵などの変なもの(笑)を
電源スイッチに転用する「自由」がユーザにはあります)、
などが奏効していたんだと思います。
#あとジャンパーとかもボードに「刺す」構造だったため、より抜けにくくて実用的だった、という面もあります。
ブロックと筐体のハザマで配置自由度が低い、つまりバランスが悪くて活用し難い、という意味では、
むしろEXこそ見掛け倒しっぽくて隔靴掻痒でしたね。気分だけだった。
EXにおいて見た目を改善したことが悪いとは言いませんが、同時に自由度を無くしたのは
見た目じゃなく「中身」を遊ぶための玩具としては失策じゃないか?と思います。
実際俺も、しょうもない(電子の知識は未だにスカスカですんで、ほんとにしょうもない)回路を作るときは
結局はSRのほうを多用しました。一方EXはオブジェ扱いでした(ぉ