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元記事も研究者も、今回の成果の評価には慎重なようですね。使用済みの羊皮紙も表面を削って再利用 [wikipedia.org]されることもあったようですからますます年代の意味というのがよくわからなくなってしまいます。こういうのは難しいですね…。
聞きかじりの知識ですが、リンク先にある
>没食子を水で溶いたものとアラビアゴムの混合物
がインクとして用いられていると容易には消せないようです。没食子酸が皮のコラーゲンと結合して発色しているためです。その発色には時間がかかるために、自身の筆跡が読めるようにするためインクに炭やゴムなどを混ぜているだけで炭自体がインクの要ではないと。
羊皮紙の再利用は、まず表面をナイフで薄く削ってから酸を含む液(柑橘類の果汁などが混ざった液体が使われたようです)で拭いて乾かすという工程で行われたようです。この処理で前に書かれた文字は薄くはなりますが、うっすらと前の文字も残ってしまい、また時間が経つと前の文字が判読可能なまでに浮き上がってくることもあるようです。
没食子がインクとして用いられていないものなら再利用工程で綺麗に消えせる可能性がありますし、未使用の古い羊皮紙が使われた可能性などいろいろありますね。
一方日本では和紙の裏表にかかれた絵を後の時代の人間が2枚に剥がして [google.co.jp]いたそうな
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
羊皮紙の再利用 (スコア:1)
元記事も研究者も、今回の成果の評価には慎重なようですね。
使用済みの羊皮紙も表面を削って再利用 [wikipedia.org]されることもあったようですからますます年代の意味というのがよくわからなくなってしまいます。
こういうのは難しいですね…。
Re:羊皮紙の再利用 (スコア:4, 参考になる)
聞きかじりの知識ですが、リンク先にある
>没食子を水で溶いたものとアラビアゴムの混合物
がインクとして用いられていると容易には消せないようです。
没食子酸が皮のコラーゲンと結合して発色しているためです。
その発色には時間がかかるために、自身の筆跡が読めるようにするため
インクに炭やゴムなどを混ぜているだけで炭自体がインクの要ではないと。
羊皮紙の再利用は、まず表面をナイフで薄く削ってから酸を含む
液(柑橘類の果汁などが混ざった液体が使われたようです)で拭いて
乾かすという工程で行われたようです。この処理で前に書かれた
文字は薄くはなりますが、うっすらと前の文字も残ってしまい、
また時間が経つと前の文字が判読可能なまでに浮き上がってくる
こともあるようです。
没食子がインクとして用いられていないものなら再利用工程で
綺麗に消えせる可能性がありますし、未使用の古い羊皮紙が使われた可能性など
いろいろありますね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
一方日本では和紙の裏表にかかれた絵を後の時代の人間が2枚に剥がして [google.co.jp]いたそうな