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これって誰得?
Microsoftは自社の市場がオープンソースによって活性化することが許せないのだろうか?
「GNU汚染」なんて言葉があるように、オープンソースの中には正直扱いづらいものが多くあります。また今後どう増えていくかもわかりません。なので、あらかじめ予防線を張ることは何も問題ないでしょう。
最近だと、とある取引先が「オープンソースを使っているなら全部申告せよ。 その申告内容に漏れや誤りがあった場合は、特別条項として~」なんてのを織り込むようになりました。もちろんMSではありません。
欧米でもGPLへの批判はあるわけだから、そんなことは言えないでしょう。日本でGPLなどを扱いづらいと言う人がいる、というのを論拠に「相変わらずCJKの連中はパクってバレなきゃ勝ちだと開き直っている」と主張している人が何処かにいるんですか?
そりゃあどこの国だって「他人の物をパクりたいが、それに伴う義務は負いたくない」人は居るでしょう。ただCJK地域では「法より目の前の人間の顔色」な傾向が強いので「パクってバレなきゃ勝ち」と思う人間が欧米より多いのは納得できることだと思います。
ところで、私は開発の現場から離れて長いので。現状を理解していないのかもしれませんが。なぜ「GPL汚染」って言葉を使いたがるヒトが居るのでしょうか?
GPLを守りたくないなら、GPLに絡むコードを製品に使わなきゃイイだけの話にはならんのですか?時折「下請けが使うかもしれない」と言っている人が居ますが、製品にGPLがらみのコードを無断で混ぜてくるような下請けはプロプラ特許に抵触したコードを混ぜてくる可能性だって十分あるわけで。それは管理能力の問題であり、GPLと何の関係もないように感じます。
現状「GPL汚染」と言いたがる人たちを見ていると「盗んだ金を財布に入れていたら、財布が汚れた。どうしてくれる」と言っているようにしか見えないのですが。実際の所どうなんでしょうね?
オープンソース側だって、特許汚染とか言ってるけどな。
「GPL汚染」とやらは「使わなきゃ絶対に入らない」と私は認識していますが。「特許汚染」は「本当に知らなくとも入っている」可能性があるという話で、全く違うものかと。
で、結局「GPL汚染」という言葉は「盗んだ金を使ったら偉い目に遭った逆恨み」と解釈してよろしいのでしょうか?
基本的に、他のライセンスは「自分が権利を持つコードに対する利用条件」のみ定めていて、そのコードとリンクされるその他のコードについてはライセンスの影響は及ぼさない。別にプロプライエタリのライブラリをリンクしたからといって、その他のコードはプロプライエタリのライセンスに縛られる様にはならず、独立して別のライセンスなりで使用することは可能。それに対してGPLは「そのコードとリンクされるコード」に対してライセンスが伝播するという他のライセンスにはない特異性を持っている。その「ライセンスが伝播する」という特異性を指して「汚染」と言っているわけだな。むしろ「感染」という言い回しの方が正しいとは思うが。
特許だって、間違えて特許を使ったからといって「特許に関連しないその他の部分」について自動的に特許が伝播するという事はない。なので、「GPL汚染」と並べて「特許汚染」などと言うのはレベルが違う。
それに対してGPLは「そのコードとリンクされるコード」に対してライセンスが伝播するという他のライセンスにはない特異性を持っている。
わかってないね。 著作権侵害は著作権侵害だ。相手がプロプラでもGPLでも、侵害状態を解消しなければならないことに変わりない。プロプラだったら定価で買えばいいんだろ、などという甘い話は通用しない。ただしGPLは、侵害状態を解消するための選択肢がひとつ多い。謝罪して、錯誤だったので今後は十分に注意すると宣言して、GPL公開すれば示談に応じて貰えるかも知れない。侵害サイドの都合でその選択肢を棄てるのは自由だし、プロプラの侵害と同じく、裁判でいくら負けるか不透明な状況に陥るだけだ。 GPLでリリースするような奴は交渉の通じないエイリアンだと思っているかも知れないが、どっこい、プロプラの権利者にもちゃんとエイリアンもヴァンパイアもいるさ。
なんで侵害することが前提になってるの。ライセンスに同意するためには、リンクする自分の著作物をGPL化しなきゃいけないことを指して汚染と言ってるんだろ。例え自分がGPLの条件に納得して自分の著作物をGPLとしてリリースしたとしても、その部分がGPLに汚染されたことには違いない。つまり、著作権侵害と汚染には直接の関係は無い。
GPLを含めたライセンスは、著作権法上「自分が権利を持つコードに対する利用条件」のみしか定めることはできない。GPLのコードから、自分のコードだけを取り出して使うなら、そのライセンスは自分で自由に決められる。また、プロプライエタリのライブラリをリンクした場合、そのバイナリはプロプライエタリのライセンスに縛られるので、そのライブラリのライセンスに従わない限り自由に実行プログラムを配布できない。プロプライエタリにおいても、「そのライブラリとリンクされた実行プログラム」に対してライセンスが伝播するという点では、プロプライエタリもGPLも何らかの感染性を持っている点で同じ。結局、「GPL汚染」はソースコードに対して起こるのと同じく、「プロプライエタリ汚染」も実行コードに対して起こる。
プロプラリエタリには、当然「汚染」の性質があるので、一見便利に見えても使用には注意しないといけない。
問題は無くても、汚染された事実には変わりありません。
たとえば、原子炉の中に生身で突入して放射線を浴びても、それが納得ずくかどうかで放射能汚染されたという事実が覆ることはありませんよね。つまり、問題の有無や納得ずくかどうかは、汚染されたかどうかに影響しないわけ。
「汚染された事実」とか書いているのが途方もなく愚かなことだ。 比喩ではない方の「汚染」というのは、物質の拡散現象についての解釈に過ぎない。 拡散して問題なければ「汚染」とは言わずに、染色とか添加とか散布などと表現する。 大豆調味料と生物由来アミノ酸で「汚染」された温水で顔を洗浄してから出直して来なさい。
たとえば、原子炉の中に生身で突入して放射線を浴びても、それが納得ずくかどうかで放射能汚染されたという事実が覆ることはありませんよね。
簡単に覆るよ。 ふたつ理由があるが、どちらか片方だけでも十分に覆る。
味噌汁でツラを洗って出直せ。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
解せぬ (スコア:0)
これって誰得?
Microsoftは自社の市場がオープンソースによって活性化することが許せないのだろうか?
Re: (スコア:1, 参考になる)
「GNU汚染」なんて言葉があるように、
オープンソースの中には正直扱いづらいものが多くあります。
また今後どう増えていくかもわかりません。
なので、あらかじめ予防線を張ることは何も問題ないでしょう。
最近だと、とある取引先が
「オープンソースを使っているなら全部申告せよ。
その申告内容に漏れや誤りがあった場合は、特別条項として~」
なんてのを織り込むようになりました。
もちろんMSではありません。
Re: (スコア:-1, 荒らし)
そんなこと言っているから「相変わらずCJKの連中はパクってバレなきゃ勝ちだと開き直っている」とか影でいわれるわけだが。
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
欧米でもGPLへの批判はあるわけだから、そんなことは言えないでしょう。
日本でGPLなどを扱いづらいと言う人がいる、というのを論拠に
「相変わらずCJKの連中はパクってバレなきゃ勝ちだと開き直っている」と主張している人が何処かにいるんですか?
Re: (スコア:1)
そりゃあどこの国だって「他人の物をパクりたいが、それに伴う義務は負いたくない」人は居るでしょう。
ただCJK地域では「法より目の前の人間の顔色」な傾向が強いので「パクってバレなきゃ勝ち」と思う人間が欧米より多いのは納得できることだと思います。
ところで、私は開発の現場から離れて長いので。現状を理解していないのかもしれませんが。
なぜ「GPL汚染」って言葉を使いたがるヒトが居るのでしょうか?
GPLを守りたくないなら、GPLに絡むコードを製品に使わなきゃイイだけの話にはならんのですか?
時折「下請けが使うかもしれない」と言っている人が居ますが、製品にGPLがらみのコードを無断で混ぜてくるような下請けはプロプラ特許に抵触したコードを混ぜてくる可能性だって十分あるわけで。
それは管理能力の問題であり、GPLと何の関係もないように感じます。
現状「GPL汚染」と言いたがる人たちを見ていると
「盗んだ金を財布に入れていたら、財布が汚れた。どうしてくれる」
と言っているようにしか見えないのですが。
実際の所どうなんでしょうね?
Re: (スコア:0)
オープンソース側だって、特許汚染とか言ってるけどな。
Re: (スコア:2, 興味深い)
「GPL汚染」とやらは「使わなきゃ絶対に入らない」と私は認識していますが。
「特許汚染」は「本当に知らなくとも入っている」可能性があるという話で、全く違うものかと。
で、結局「GPL汚染」という言葉は「盗んだ金を使ったら偉い目に遭った逆恨み」と解釈してよろしいのでしょうか?
Re:解せぬ (スコア:2, 参考になる)
基本的に、他のライセンスは「自分が権利を持つコードに対する利用条件」のみ定めていて、そのコードとリンクされるその他のコードについてはライセンスの影響は及ぼさない。別にプロプライエタリのライブラリをリンクしたからといって、その他のコードはプロプライエタリのライセンスに縛られる様にはならず、独立して別のライセンスなりで使用することは可能。
それに対してGPLは「そのコードとリンクされるコード」に対してライセンスが伝播するという他のライセンスにはない特異性を持っている。
その「ライセンスが伝播する」という特異性を指して「汚染」と言っているわけだな。むしろ「感染」という言い回しの方が正しいとは思うが。
特許だって、間違えて特許を使ったからといって「特許に関連しないその他の部分」について自動的に特許が伝播するという事はない。
なので、「GPL汚染」と並べて「特許汚染」などと言うのはレベルが違う。
Re:解せぬ (スコア:2, 興味深い)
わかってないね。
著作権侵害は著作権侵害だ。相手がプロプラでもGPLでも、侵害状態を解消しなければならないことに変わりない。プロプラだったら定価で買えばいいんだろ、などという甘い話は通用しない。ただしGPLは、侵害状態を解消するための選択肢がひとつ多い。謝罪して、錯誤だったので今後は十分に注意すると宣言して、GPL公開すれば示談に応じて貰えるかも知れない。侵害サイドの都合でその選択肢を棄てるのは自由だし、プロプラの侵害と同じく、裁判でいくら負けるか不透明な状況に陥るだけだ。
GPLでリリースするような奴は交渉の通じないエイリアンだと思っているかも知れないが、どっこい、プロプラの権利者にもちゃんとエイリアンもヴァンパイアもいるさ。
Re: (スコア:0)
なんで侵害することが前提になってるの。
ライセンスに同意するためには、リンクする自分の著作物をGPL化しなきゃいけないことを指して汚染と言ってるんだろ。
例え自分がGPLの条件に納得して自分の著作物をGPLとしてリリースしたとしても、その部分がGPLに汚染されたことには違いない。
つまり、著作権侵害と汚染には直接の関係は無い。
Re: (スコア:0)
GPLを含めたライセンスは、著作権法上「自分が権利を持つコードに対する利用条件」のみしか定めることはできない。GPLのコードから、自分のコードだけを取り出して使うなら、そのライセンスは自分で自由に決められる。
また、プロプライエタリのライブラリをリンクした場合、そのバイナリはプロプライエタリのライセンスに縛られるので、そのライブラリのライセンスに従わない限り自由に実行プログラムを配布できない。
プロプライエタリにおいても、「そのライブラリとリンクされた実行プログラム」に対してライセンスが伝播するという点では、プロプライエタリもGPLも何らかの感染性を持っている点で同じ。
結局、「GPL汚染」はソースコードに対して起こるのと同じく、「プロプライエタリ汚染」も実行コードに対して起こる。
プロプラリエタリには、当然「汚染」の性質があるので、一見便利に見えても使用には注意しないといけない。
Re:解せぬ (スコア:1)
Re: (スコア:0)
問題は無くても、汚染された事実には変わりありません。
たとえば、原子炉の中に生身で突入して放射線を浴びても、それが納得ずくかどうかで放射能汚染されたという事実が覆ることはありませんよね。
つまり、問題の有無や納得ずくかどうかは、汚染されたかどうかに影響しないわけ。
Re:解せぬ (スコア:1)
「汚染された事実」とか書いているのが途方もなく愚かなことだ。
比喩ではない方の「汚染」というのは、物質の拡散現象についての解釈に過ぎない。
拡散して問題なければ「汚染」とは言わずに、染色とか添加とか散布などと表現する。
大豆調味料と生物由来アミノ酸で「汚染」された温水で顔を洗浄してから出直して来なさい。
Re:解せぬ (スコア:1)
簡単に覆るよ。
ふたつ理由があるが、どちらか片方だけでも十分に覆る。
味噌汁でツラを洗って出直せ。