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テレビ見てると『国民に節電を呼びかけ』と連呼しているわけですが、60Hz地域にも当てはまるんですかね。節電したくないとかいう話ではないですよ。50Hz/60Hz変換所の容量は微々たるものだと聞いているので。60Hz地域でも節電することで今回の状況に影響を与えることができるのかどうかを知りたい。
#この機会に50Hzを廃止して60Hzに統一するわけには……いかないんでしょうねぇ。
他のストーリーに書いたコメントの再掲になりますが
50Hzと60Hzの変換設備は、新信濃変電所には60万kW、佐久間周波数変換所には30万kW、東清水変電所には30万kW [tepco.co.jp]の合計120万kW。
一方関西電力の月別最大電力の推移 [kepco.co.jp]を見ると、今の時期は真夏と較べてだいたい1000万kWぐらい少ないです。
今の変換施設の能力限界まで電力を融通するのには、関西電力手持ちの発電所を5月か6月ぐらいのつもりでちょっと多めに動かすだけで十分。関西電力の利用者が節電する必要がないのは明らかです。
たとえ変換施設が今の8倍ぐらいの規模であっても、今の時期なら発電所をフル稼働させるだけで、節電する必要なく変換施設の能力限界まで電力を融通することができるでしょう。
今の変換施設の能力限界まで電力を融通するのには、関西電力手持ちの発電所を5月か6月ぐらいのつもりでちょっと多めに動かすだけで十分。関西電力の利用者が節電する必要がないのは明らかです。たとえ変換施設が今の8倍ぐらいの規模であっても、今の時期なら発電所をフル稼働させるだけで、節電する必要なく変換施設の能力限界まで電力を融通することができるでしょう。
このご時世、言い方考えましょうよ…。
パワーエレクトロニクスの困難性から周波数変換に容量の限度があるので、確かに貴方の仰るとおりなんだけど、大災害が発生して、しかも災害の全容も分からず、まして災害が原因による電力トラブルの真っ最中で、中部北陸以西の人は電気について何かできるかと思いを巡らしているところで、「節電する必要が無いのは明らかです」と言い切ってしまうのはどうかと思います。
化石燃料は貯蔵性と融通性があるので、関西における昼間(化石燃料使用のピーク時)の節電によって、関西で使うものを関東方面に回して、その分関東で火力発電を長く回せれば、周波数変換容量を超えて融通したことになるし、国全体として海外から購入する化石燃料を節約できるわけです。
やってはいけないのが「無理な節電」で、電気を使わないようにするためにローソクを使っていて、倒して火事になるのは本末転倒ということです。 電気冷暖房の設定温度を緩めて衣服で調整、できるところはLED局所照明にする、24時間ジャーポットを止めて電気ポットで都度沸かす(これはやり方によっては結構効く)、もちろん不要な電灯を消す…夜の家だけでなく、昼のオフィスで出来ることもたくさんあるわけで、心掛けがエネルギー節約の役に立つのなら、できることは実践すれば良いと思います。 要は「もったいない」と思う一人ひとりの気持ちの問題なんだけど、それらを否定することは余程問題が無い限りやるべきではないと思うのですが。(原発ベース負荷の使い切りについては、蓄熱空調(機器高い)・電気自動車(50kWハードル)・ガス常用(ベース容量本質的低減)などの方策はあるが詳細省略。)
今、一部アレゲ系で取り組んでいる節電ムーブメント「ヤシマ作戦」 [yashima.me](#84MA)で大阪市長のツイートを引用して関西方面に呼びかけられている「普通の節電」は、意味無いことはやらなくて良いんだ…と言って批判する(ことによって自分を高めようとする天邪鬼な)奴に対する戒めでもあるわけで。
個人的には作品等色々思うところあって心中複雑なのですが、アレゲ系にとっつきやすい作戦名で節電を呼びかけることについては価値あることだと思いますし、否定はできないと思っています。 勝手な考えでいろいろな方向に暴走しなければいいのですが。----- 知り合いに西日本の電力関係者がいるのでAC
taka2 さんのコメント [srad.jp]の言い方はまったく悪くないと思うんだけど。
taka2 さんは、関西電力ウェブサイトに「今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく」と書かれているという話を受けて、 60Hz から 50Hz に変える変電所の容量と、関西電力のこの時期の電力供給量と供給能力の差を見れば、変電所の容量の方がボトルネックになっていることがわかるから、今関西電力の利用者が節電してもその分今 50Hz 地域に供給できる電力が増えるわけではない、と説明してくれたわけだよね。長期的に見て節電には意味があるなんてのは地震と無関係に当然のことで、それについては taka2 さんは何も言ってない。
「このご時世」だからこそ、「節電は良いこと」という漠然とした理解に留まらず、どういう状況の節電が何の役に立って何の役に立たないか、理解するのは重要だって思わない?
#1917370のACです。
変電所の容量の方がボトルネックになっていることがわかるから、今関西電力の利用者が節電してもその分今 50Hz 地域に供給できる電力が増えるわけではない、と説明してくれたわけだよね。
確かにそうだが、いろいろな思いがあるところに、そういう事実を不用意に、特に西日本に投げつけるのはどうよ…ということ。 しかも関電のお知らせに無い「今の8倍の周波数変換容量があっても普段どおりでいいよ」というトドメをご丁寧にも刺しているので、阪神淡路大震災を経験して「何かしなければ」という気持ちになっている人に冷水を浴びせるような空気を読まな
もしも taka2 さんのコメントが、大阪市の平松邦夫市長が「普通の節電」を呼び掛けている、というコメントに対する返事だったり、平松市長の Twitter への返事だったりしたら、僕もあなたと同じ意見だったと思う。でも、 taka2 さんのコメントは、前のコメント [srad.jp]でも書いた通り、関西電力のページに「今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく」と書かれているという話に対する返事だ。あなたはその文脈を無視して、 taka2 さんのコメントが「普通の節電」までも否定していると勝手に解釈して非難しているように、僕には見えるんだけど、違うかな。
日頃から電気を無駄遣いしないよう心掛けるべきだってのは、はっきり言って、今更疑問を挟む余地もないくらい当たり前のこと。無駄遣いしないのは、べつに地震が起きたからではないけれど、地震をきっかけに改めて考えるってのは悪くないし、そこは誰も否定してないと思う。でも、別の話にまで首を突っ込んで、節電の否定につながる恐れが少しでもあるような言説は何でも非難するというのは、やめてほしい。
無意味なことをすることで、なにかいいことをしたように錯覚するのはもっと問題でしょう。満足して意味のある「できること」から目が逸れてしまう可能性が高いわけで。
空気が読めてないのは、あなたかもしれないよ?
全く同意ですな。
っていうか「このご時世、お国のために頑張らないといけません」っていうのは、大戦末期の「お国のために」って言って、ちょっとでも自分と違うものに非国民のレッテルを貼っていた連中と完全に思考回路が同じなんだけど。(彼らだって自分では「いいこと」をしていたつもりなんだよ)
# 節電しましょう自体の呼び掛けはいいけど、# 事実認識を意図的にねじ曲げるのはかなり問題
製造系の工場は東日本で工場稼働ができなくなった分西に予定が回ってきますので電力消費が増える事が想像できます。
おそらくほんとに西でも電力需要が増えすぎてアップアップになり結局西でも節電してくれと言わざるを得なくなるんじゃないかという予感。
大抵利用量の少ない時期に交代で停機点検作業をしているはずですが、それをやめてフル稼働をやれっていうことですか?夏場に2次災害が起こらなければいいのですが。
元々直接東京電力に回すのは中部電力ですし、関西電力は中部電力に送る形になります。一方九州電力から関西電力にも送電しているので各社とも点検をする余裕くらいはあるのではないでしょうか?
うーん、容量不足か。いずれにせよ東清水、新信濃、佐久間、紀北(四国電力も関西電力経由で東電へ融通するかもしれない。なので追加)…がんばれ!
かつて上記4つの変換所すべてに関係者だったのでAC
韓国 [jiji.com]とロシア [afpbb.com]は日本からの要請により、LNGの優先供給を決めた。
国内の節電が必要ないってのは、筋が通らんだろう。#無理な節電はしなくていいけど、できることはやっとけ
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
60Hz地域は (スコア:0)
テレビ見てると『国民に節電を呼びかけ』と連呼しているわけですが、60Hz地域にも当てはまるんですかね。
節電したくないとかいう話ではないですよ。50Hz/60Hz変換所の容量は微々たるものだと聞いているので。
60Hz地域でも節電することで今回の状況に影響を与えることができるのかどうかを知りたい。
#この機会に50Hzを廃止して60Hzに統一するわけには……いかないんでしょうねぇ。
Re: (スコア:5, 参考になる)
○このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社協力しながら融通可能な範囲で最大限の電気の融通を行っております。[注]
○なお、今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく、当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。
[注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を
東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設
の容量は上限が決まっております。
既に上限いっぱい送ってるから西日本で節電してもあんまり影響ないよ、
って言ってるっぽい書き方ですね。
「最大限の電気の融通」というのをどう捕らえるかですが。
Re:60Hz地域は (スコア:4, 参考になる)
他のストーリーに書いたコメントの再掲になりますが
50Hzと60Hzの変換設備は、新信濃変電所には60万kW、佐久間周波数変換所には30万kW、東清水変電所には30万kW [tepco.co.jp]の合計120万kW。
一方関西電力の月別最大電力の推移 [kepco.co.jp]を見ると、今の時期は真夏と較べてだいたい1000万kWぐらい少ないです。
今の変換施設の能力限界まで電力を融通するのには、関西電力手持ちの発電所を5月か6月ぐらいのつもりでちょっと多めに動かすだけで十分。関西電力の利用者が節電する必要がないのは明らかです。
たとえ変換施設が今の8倍ぐらいの規模であっても、今の時期なら発電所をフル稼働させるだけで、節電する必要なく変換施設の能力限界まで電力を融通することができるでしょう。
国民の思いはどうなる?(Re:60Hz地域は) (スコア:2, 興味深い)
このご時世、言い方考えましょうよ…。
パワーエレクトロニクスの困難性から周波数変換に容量の限度があるので、確かに貴方の仰るとおりなんだけど、大災害が発生して、しかも災害の全容も分からず、まして災害が原因による電力トラブルの真っ最中で、中部北陸以西の人は電気について何かできるかと思いを巡らしているところで、「節電する必要が無いのは明らかです」と言い切ってしまうのはどうかと思います。
化石燃料は貯蔵性と融通性があるので、関西における昼間(化石燃料使用のピーク時)の節電によって、関西で使うものを関東方面に回して、その分関東で火力発電を長く回せれば、周波数変換容量を超えて融通したことになるし、国全体として海外から購入する化石燃料を節約できるわけです。
やってはいけないのが「無理な節電」で、電気を使わないようにするためにローソクを使っていて、倒して火事になるのは本末転倒ということです。
電気冷暖房の設定温度を緩めて衣服で調整、できるところはLED局所照明にする、24時間ジャーポットを止めて電気ポットで都度沸かす(これはやり方によっては結構効く)、もちろん不要な電灯を消す…夜の家だけでなく、昼のオフィスで出来ることもたくさんあるわけで、心掛けがエネルギー節約の役に立つのなら、できることは実践すれば良いと思います。
要は「もったいない」と思う一人ひとりの気持ちの問題なんだけど、それらを否定することは余程問題が無い限りやるべきではないと思うのですが。
(原発ベース負荷の使い切りについては、蓄熱空調(機器高い)・電気自動車(50kWハードル)・ガス常用(ベース容量本質的低減)などの方策はあるが詳細省略。)
今、一部アレゲ系で取り組んでいる節電ムーブメント「ヤシマ作戦」 [yashima.me](#84MA)で大阪市長のツイートを引用して関西方面に呼びかけられている「普通の節電」は、意味無いことはやらなくて良いんだ…と言って批判する(ことによって自分を高めようとする天邪鬼な)奴に対する戒めでもあるわけで。
個人的には作品等色々思うところあって心中複雑なのですが、アレゲ系にとっつきやすい作戦名で節電を呼びかけることについては価値あることだと思いますし、否定はできないと思っています。
勝手な考えでいろいろな方向に暴走しなければいいのですが。
-----
知り合いに西日本の電力関係者がいるのでAC
Re:国民の思いはどうなる?(Re:60Hz地域は) (スコア:3, 興味深い)
taka2 さんのコメント [srad.jp]の言い方はまったく悪くないと思うんだけど。
taka2 さんは、関西電力ウェブサイトに「今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく」と書かれているという話を受けて、 60Hz から 50Hz に変える変電所の容量と、関西電力のこの時期の電力供給量と供給能力の差を見れば、変電所の容量の方がボトルネックになっていることがわかるから、今関西電力の利用者が節電してもその分今 50Hz 地域に供給できる電力が増えるわけではない、と説明してくれたわけだよね。長期的に見て節電には意味があるなんてのは地震と無関係に当然のことで、それについては taka2 さんは何も言ってない。
「このご時世」だからこそ、「節電は良いこと」という漠然とした理解に留まらず、どういう状況の節電が何の役に立って何の役に立たないか、理解するのは重要だって思わない?
Re: (スコア:0)
#1917370のACです。
確かにそうだが、いろいろな思いがあるところに、そういう事実を不用意に、特に西日本に投げつけるのはどうよ…ということ。
しかも関電のお知らせに無い「今の8倍の周波数変換容量があっても普段どおりでいいよ」というトドメをご丁寧にも刺しているので、阪神淡路大震災を経験して「何かしなければ」という気持ちになっている人に冷水を浴びせるような空気を読まな
Re:国民の思いはどうなる?(Re:60Hz地域は) (スコア:2)
もしも taka2 さんのコメントが、大阪市の平松邦夫市長が「普通の節電」を呼び掛けている、というコメントに対する返事だったり、平松市長の Twitter への返事だったりしたら、僕もあなたと同じ意見だったと思う。でも、 taka2 さんのコメントは、前のコメント [srad.jp]でも書いた通り、関西電力のページに「今のところお客さまに特別に節電をお願いするような状況にはなく」と書かれているという話に対する返事だ。あなたはその文脈を無視して、 taka2 さんのコメントが「普通の節電」までも否定していると勝手に解釈して非難しているように、僕には見えるんだけど、違うかな。
日頃から電気を無駄遣いしないよう心掛けるべきだってのは、はっきり言って、今更疑問を挟む余地もないくらい当たり前のこと。無駄遣いしないのは、べつに地震が起きたからではないけれど、地震をきっかけに改めて考えるってのは悪くないし、そこは誰も否定してないと思う。でも、別の話にまで首を突っ込んで、節電の否定につながる恐れが少しでもあるような言説は何でも非難するというのは、やめてほしい。
Re:国民の思いはどうなる?(Re:60Hz地域は) (スコア:1, すばらしい洞察)
無意味なことをすることで、なにかいいことをしたように錯覚するのはもっと問題でしょう。
満足して意味のある「できること」から目が逸れてしまう可能性が高いわけで。
Re:国民の思いはどうなる?(Re:60Hz地域は) (スコア:1)
※ロマンは理解されないものです
Re: (スコア:0)
空気が読めてないのは、あなたかもしれないよ?
Re: (スコア:0)
全く同意ですな。
っていうか「このご時世、お国のために頑張らないといけません」っていうのは、
大戦末期の「お国のために」って言って、
ちょっとでも自分と違うものに非国民のレッテルを貼っていた連中と
完全に思考回路が同じなんだけど。
(彼らだって自分では「いいこと」をしていたつもりなんだよ)
# 節電しましょう自体の呼び掛けはいいけど、
# 事実認識を意図的にねじ曲げるのはかなり問題
Re:60Hz地域は (スコア:1, 興味深い)
製造系の工場は東日本で工場稼働ができなくなった分
西に予定が回ってきますので電力消費が増える事が想像できます。
おそらくほんとに西でも電力需要が増えすぎてアップアップになり
結局西でも節電してくれと言わざるを得なくなるんじゃないかという予感。
Re: (スコア:0)
大抵利用量の少ない時期に交代で停機点検作業をしているはずですが、
それをやめてフル稼働をやれっていうことですか?
夏場に2次災害が起こらなければいいのですが。
Re:60Hz地域は (スコア:1)
元々直接東京電力に回すのは中部電力ですし、関西電力は中部電力に送る形になります。一方九州電力から関西電力にも送電しているので
各社とも点検をする余裕くらいはあるのではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
うーん、容量不足か。いずれにせよ
東清水、
新信濃、
佐久間、
紀北(四国電力も関西電力経由で東電へ融通するかもしれない。なので追加)…
がんばれ!
かつて上記4つの変換所すべてに関係者だったのでAC
一方ロシアと韓国は…(Re:60Hz地域は) (スコア:0)
韓国 [jiji.com]とロシア [afpbb.com]は日本からの要請により、LNGの優先供給を決めた。
国内の節電が必要ないってのは、筋が通らんだろう。
#無理な節電はしなくていいけど、できることはやっとけ