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IE+IEProの環境や、Firefox+Adblockの環境では広告ブロック機能により広告リソースへのアクセス遮断や動作停止を完全に行えます。ただ、これが普及するとGoogleをはじめとしたネット上での広告業者には非常に都合が悪い。特に広告ブロックが効果的過ぎるFirefoxは拒否するサイト、なんて話も以前はありました。
それに対してGoogle Chromeでは広告ブロックに類するエクステンションが存在しますが、これらを駆使しても広告リソースへのアクセスは遮断できませんし、動作も停止しません。単に「視覚上広告を見えなくする」ようにするだけです。微妙な落としどころですね。
すると、ブラウザ利用者と広告業者の間だった問題はさらに広がりを見せ「え?実際は見てもらえてないの?でも見たってことにされてるの?」と広告主まで登場してくることになります。
広告主からすれば、広告は見えていないのにカネは請求してくるような話に聞こえることでしょう。結局、Google Chromeを推す論調の裏には「テレビ録画機器のCMカット機能」と同じ理由があります。
当然そこには大量のカネが動いて、Googleを含む広告業者も、それに広告を打つ企業もそれぞれが自分の利益のために消費者を操ろうとしている。今回のタレコミに関しても、そういう行動の一環と見るべきでしょう。
#消費者自身が何が妥当と考えるかは人それぞれとして。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
現実的な話として (スコア:5, 興味深い)
IE+IEProの環境や、Firefox+Adblockの環境では
広告ブロック機能により広告リソースへのアクセス遮断や動作停止を完全に行えます。
ただ、これが普及すると
Googleをはじめとしたネット上での広告業者には非常に都合が悪い。
特に広告ブロックが効果的過ぎるFirefoxは拒否するサイト、なんて話も以前はありました。
それに対してGoogle Chromeでは
広告ブロックに類するエクステンションが存在しますが、
これらを駆使しても広告リソースへのアクセスは遮断できませんし、動作も停止しません。
単に「視覚上広告を見えなくする」ようにするだけです。
微妙な落としどころですね。
すると、ブラウザ利用者と広告業者の間だった問題はさらに広がりを見せ
「え?実際は見てもらえてないの?でも見たってことにされてるの?」と
広告主まで登場してくることになります。
広告主からすれば、広告は見えていないのに
カネは請求してくるような話に聞こえることでしょう。
結局、Google Chromeを推す論調の裏には
「テレビ録画機器のCMカット機能」と同じ理由があります。
当然そこには大量のカネが動いて、
Googleを含む広告業者も、それに広告を打つ企業も
それぞれが自分の利益のために消費者を操ろうとしている。
今回のタレコミに関しても、そういう行動の一環と見るべきでしょう。
#消費者自身が何が妥当と考えるかは人それぞれとして。
Re:現実的な話として (スコア:3, 興味深い)
Google AdSenseでは以前からマウスが広告の上に乗ったときに
リンク先のURLを微妙に変化させるような手法が使われていました。
加えて、最近はSSLで保護された検索結果ページからジャンプしたときにブラウザの
リファラをトラッキングできない問題があり、リンク先をポイントした時点では
正規のURLを表示しておいて、実際にマウスクリックがされた時点で
リンク先のURLをトラッキング用のURLに書き換え、そこからリダイレクトさせる
方式も使われています。
説明だけだと一見問題ないように見えるかもしれませんが、実際に動かしてみると、
マウスをポイントしてURLを確認する→安心してクリックすると全然別のページにリンクする
という往年のステータスバー表示の脆弱性を思い起こさせるような動きで、
悪用されないか不安になってしまいます。