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100億円寄付なら驚かない。10億円の10倍に過ぎない。しかしグループ代表引退まで役員報酬全額寄付とは...
経済人としては、他にやるべき事があるのではないかと思う。
>経済人としては、他にやるべき事があるのではないかと思う。
経済人としてはどうだか知らんが、人間としてはこの上なく立派な行為だと思う。
フォーブス2011 世界長者番付日本人編
孫正義(ソフトバンク)------6723億→100億 +報酬一生寄付柳井正(ユニクロ)---------6308億→10億森章(森トラスト)----------5644億毒島邦雄 (SANKYO)------4897億三木谷浩史(楽天)--------4648億山内溥(任天堂)----------3818億滝崎武光 (キーエンス)----3540億糸山英太郎(新日本観光)--2490億多田勝美 (大東建託)-----.2407億三木正浩 (ABCマート)----.2241億韓昌祐(マルハン
やっぱり被災地の職を確保するって事だと思う。って事で直接金なんか出すよりも、新規の工業団地でも作った方が良いと思うんだが。自動車会社なんぞ被災地の下請けに「納期を守れ。守らないと海外に切り替える」なんて無理を言わないで、製造を再開するための算段に手を貸すべきでは無いかな。
自動車メーカー関係者です。
>自動車会社なんぞ被災地の下請けに「納期を守れ。守らないと海外に切り替える」なんて無理を言わないで、>製造を再開するための算段に手を貸すべきでは無いかな。
まず、普段ならいざしらず、この状況で納期を盾に脅すなどという自動車会社があるとは考えられません。私の勤める会社では、震災後の週明けに「各担当者レベルでの納期の問い合わせは行うな」という通達がまわりました。また、他社の知人達の様子からすると、納期うんぬんという状況ではないことは各社共通の認識のようです。関係各社、必死であることは確かで、それが個人のレベルで高圧的な態度となることもあるかもわかりませんが、脅してどうにかなると考えている会社は無いと思います。
被災メーカーへの生産復旧の支援ですが、現在も多くのメーカーがやっています。中越地震の時などは、「自動車メーカーから復旧支援要員がかけつけて...」なんて話題にもなりましたが、現在のところ、そんなことが話題にすらならないような状況だ、というだけかと思います。
次に、仕入先の切り替えの話ですが、自動車メーカーとしたら、できることならいままでどおりの部品メーカーに同じ部品を納入してもらったほうが断然いいですし、おそらく各社とも、多くの部品に対してそういう判断の元、被災したメーカーの生産再開を待っている状況が多いかと思います。
メーカーの切り替えは、デメリットばかりです。同じ部品なら、生産を再開した部品に対して、わかりやすく言えば「いままでと同じか?」を確認すればいいだけなのに対して、別メーカー別部品となれば、性能、品質、耐久性、生産性を再評価しなければなりません。代替部品にあわせて、周辺の部品を設計変更しなければいけないこともあるでしょう。また、ものにもよりますが、量産開始までには数週間から数ヶ月かかるのが普通です。量産の為の設備投資分、コストも上がります。また、部品の変更内容によっては、国土交通省への届出等も発生もするでしょう。1、2部品なら、切り替えが早いものもあるかもしれませんが、おそらく、各自動車メーカーとも、ほぼ全車種、数種類は影響があるでしょうから、それらを一度に切り替えることはおそらく不可能です。
逆に、例えば、生産再開まで1年かかるメーカーがあったとして、それを待っていては、新車生産が丸々1年ストップしてしまいます。実際、ほぼ1ヶ月の間、日本の自動車生産がストップしました。この為、被災していなくても、各自動車メーカー、部品メーカーの生産、売上は激減しています。それこそ自動車産業そのものが倒産の嵐になりかねません。現時点での判断として、リスク、コストを負ってでも代替部品の手配をせざるを得ない状況も、当然あると思います。
長くなりましたが、自動車メーカーにとって、代替部品はデメリットばかりで、できるかぎりやりたくない。それでもやるのは、それなりの理由があるのだ、ということをご理解いただけたらと思います。
本格的な再開は、まだまだ不透明なものの、ようやく各社の新車生産再開のニュースが聞こえてきました。部品調達、電力不足、消費の冷え込みなど不安要素を数え出したらきりがありませんが、仕事ができること自体が幸せなことだな、と改めて感じつつ、自分の職務をしっかり行っていくのが、微力ながら復興への貢献かと考えています。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
経済人である事の意味 (スコア:0, 荒らし)
100億円寄付なら驚かない。10億円の10倍に過ぎない。しかしグループ代表引退まで役員報酬全額寄付とは...
経済人としては、他にやるべき事があるのではないかと思う。
Re: (スコア:2, 参考になる)
>経済人としては、他にやるべき事があるのではないかと思う。
経済人としてはどうだか知らんが、人間としてはこの上なく立派な行為だと思う。
フォーブス2011 世界長者番付日本人編
孫正義(ソフトバンク)------6723億→100億 +報酬一生寄付
柳井正(ユニクロ)---------6308億→10億
森章(森トラスト)----------5644億
毒島邦雄 (SANKYO)------4897億
三木谷浩史(楽天)--------4648億
山内溥(任天堂)----------3818億
滝崎武光 (キーエンス)----3540億
糸山英太郎(新日本観光)--2490億
多田勝美 (大東建託)-----.2407億
三木正浩 (ABCマート)----.2241億
韓昌祐(マルハン
財界からの最大の貢献は (スコア:1, すばらしい洞察)
やっぱり被災地の職を確保するって事だと思う。
って事で直接金なんか出すよりも、新規の工業団地でも作った方が良いと思うんだが。
自動車会社なんぞ被災地の下請けに「納期を守れ。守らないと海外に切り替える」なんて無理を言わないで、
製造を再開するための算段に手を貸すべきでは無いかな。
Re:財界からの最大の貢献は (スコア:1, 参考になる)
自動車メーカー関係者です。
>自動車会社なんぞ被災地の下請けに「納期を守れ。守らないと海外に切り替える」なんて無理を言わないで、
>製造を再開するための算段に手を貸すべきでは無いかな。
まず、普段ならいざしらず、この状況で納期を盾に脅すなどという自動車会社があるとは考えられません。
私の勤める会社では、震災後の週明けに「各担当者レベルでの納期の問い合わせは行うな」という
通達がまわりました。また、他社の知人達の様子からすると、納期うんぬんという状況ではない
ことは各社共通の認識のようです。
関係各社、必死であることは確かで、それが個人のレベルで高圧的な態度となることもあるかも
わかりませんが、脅してどうにかなると考えている会社は無いと思います。
被災メーカーへの生産復旧の支援ですが、現在も多くのメーカーがやっています。
中越地震の時などは、「自動車メーカーから復旧支援要員がかけつけて...」なんて話題にもなりましたが、
現在のところ、そんなことが話題にすらならないような状況だ、というだけかと思います。
次に、仕入先の切り替えの話ですが、自動車メーカーとしたら、できることならいままで
どおりの部品メーカーに同じ部品を納入してもらったほうが断然いいですし、おそらく各社とも、
多くの部品に対してそういう判断の元、被災したメーカーの生産再開を待っている状況が
多いかと思います。
メーカーの切り替えは、デメリットばかりです。
同じ部品なら、生産を再開した部品に対して、わかりやすく言えば「いままでと同じか?」を
確認すればいいだけなのに対して、別メーカー別部品となれば、性能、品質、耐久性、生産性を
再評価しなければなりません。代替部品にあわせて、周辺の部品を設計変更しなければ
いけないこともあるでしょう。また、ものにもよりますが、量産開始までには数週間から数ヶ月
かかるのが普通です。量産の為の設備投資分、コストも上がります。また、部品の変更内容に
よっては、国土交通省への届出等も発生もするでしょう。
1、2部品なら、切り替えが早いものもあるかもしれませんが、おそらく、各自動車メーカーとも、
ほぼ全車種、数種類は影響があるでしょうから、それらを一度に切り替えることは
おそらく不可能です。
逆に、例えば、生産再開まで1年かかるメーカーがあったとして、それを待っていては、
新車生産が丸々1年ストップしてしまいます。
実際、ほぼ1ヶ月の間、日本の自動車生産がストップしました。この為、被災していなくても、
各自動車メーカー、部品メーカーの生産、売上は激減しています。
それこそ自動車産業そのものが倒産の嵐になりかねません。
現時点での判断として、リスク、コストを負ってでも代替部品の手配をせざるを得ない状況も、
当然あると思います。
長くなりましたが、自動車メーカーにとって、代替部品はデメリットばかりで、
できるかぎりやりたくない。それでもやるのは、それなりの理由があるのだ、ということを
ご理解いただけたらと思います。
本格的な再開は、まだまだ不透明なものの、ようやく各社の新車生産再開のニュースが
聞こえてきました。部品調達、電力不足、消費の冷え込みなど不安要素を数え出したら
きりがありませんが、仕事ができること自体が幸せなことだな、と改めて感じつつ、
自分の職務をしっかり行っていくのが、微力ながら復興への貢献かと考えています。