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プレスリリースによれば、この素材が加熱すると収縮する温度域は摂氏マイナス100度から0度ぐらいで、常温では普通に熱膨張するようですね。この技術の延長で負の熱膨張が起こる温度域を常温に持ってこれるものなんでしょうか?
似たようなものというか, 負の熱膨張と通常の膨張を組み合わせて熱膨張を小さくする合金ってのは19世紀に開発 [wikipedia.org]されています. 当然, 広い領域で実用化ずみです.
今回のは負の熱膨張が特に大きいってのがキモですね. それに-100℃から0℃なんていうと, 液体窒素やLNGよりずいぶんと高温だと感じちゃうので, このままでも応用分野は広いんじゃないでしょうか.
氷点下以下の作業が普通の業界だといろいろ使い道がありそう。超伝導関係とか。
0度から4度という狭い領域で、かつ液体でもよければ水という便利なものがございます
ガリウムの方が良くね?
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
まだ実用化は遠い? (スコア:1, 参考になる)
プレスリリースによれば、この素材が加熱すると収縮する温度域は摂氏マイナス100度から0度ぐらいで、常温では普通に熱膨張するようですね。
この技術の延長で負の熱膨張が起こる温度域を常温に持ってこれるものなんでしょうか?
Re:まだ実用化は遠い? (スコア:5, 参考になる)
似たようなものというか, 負の熱膨張と通常の膨張を組み合わせて熱膨張を小さくする合金ってのは19世紀に開発 [wikipedia.org]されています. 当然, 広い領域で実用化ずみです.
今回のは負の熱膨張が特に大きいってのがキモですね. それに-100℃から0℃なんていうと, 液体窒素やLNGよりずいぶんと高温だと感じちゃうので, このままでも応用分野は広いんじゃないでしょうか.
Re:まだ実用化は遠い? (スコア:2)
氷点下以下の作業が普通の業界だといろいろ使い道がありそう。
超伝導関係とか。
Re:まだ実用化は遠い? (スコア:1, おもしろおかしい)
0度から4度という狭い領域で、かつ液体でもよければ水という便利なものがございます
Re: (スコア:0)
ガリウムの方が良くね?
Re:まだ実用化は遠い? (スコア:1, 参考になる)
この物質は2009年に京大グループから報告されたLaCu3Fe4O12 [kyoto-u.ac.jp]の系でしょう。LaをSrで全置換することで、負の熱膨張が起きる温度が100℃付近から0℃以下になるわけです。ということは、LaとSrを適当な割合で混ぜることで、負の熱膨張が起きる温度領域を自在に変更できるかもしれません。