アカウント名:
パスワード:
> 太陽 夏場はまぁピークタイムに発電出来そうですが冬場はどうするんですか?> 冬のピークタイムって夜と朝なんで発電できませんよね?
揚水発電所に蓄電じゃないでしょうか。大規模な揚水発電所を見る限りと、最大負荷で10時間以上の容量があるわけで、現在、原発で発電している程度の電力を、数日以内でシフトするのはなんとか可能な計算になりそうです。悪天候が長期に続いた場合にはまずいので、そういう場合は火力その他でカバーするために、他の発電方法での余裕は増やしておく必要がありそうですが。
揚水発電所に蓄電じゃないでしょうか。 大規模な揚水発電所を見る限りと、最大負荷で10時間以上の容量があるわけで、 現在、原発で発電している程度の電力を、数日以内でシフトするのはなんとか 可能な計算になりそうです。
揚水発電所の効率は30%程度ですので、揚水する時に取り出すエネルギーの3倍程度が必要になります。 そういうわけで、今の原発+火力が減る分を太陽光で代替するなら発電できる時の出力は夜間の電力*3(揚水用)+昼の電力が必要になります。 これだけの出力の太陽光+揚水を建設できる物理的なスペース(当然充分な日射がある)が日本にあるのでしょうか?
> 揚水発電所の効率は30%程度ですので、揚水する時に取り出すエネルギーの3倍程度が必要になります。
これ、逆じゃないですか?揚水発電所は損失が30%、効率70%が正しいと思います。
> そういうわけで、今の原発+火力が減る分を太陽光で代替するなら
というわけで、まずgedoさんの見積もりに誤りがあります。あと、原発の話をしているのに、いきなり火力が減る分まで混ぜるのは違和感がありますね。いいですけど。
> これだけの出力の太陽光+揚水を建設できる物理的なスペース(当然充分な日射がある)が日本にあるのでしょうか?
太陽光の方は十分あります。たとえば東京都で見て
揚水発電所は損失が30%、効率70%が正しいと思います。
失礼しました。そちらが正解のようです。
あと、原発の話をしているのに、いきなり火力が減る分まで混ぜるのは違和感がありますね。
今の燃料費やCO2関連の情勢が変わらない限り、火力は長期的には減らさざるを得ませんし、そのため福島の事故前までは、火力を減らして原子力を50%まで増やすという政府の将来計画でした。 その状況で自然エネルギーで賄うというなら、長期的には将来の原発依存分もカバーできる目処をつけないと、結局電力は不足してしまいます。
太陽光の方は十分あります。
> 火力は長期的には減らさざるを得ませんし、
そうですね。このため、さきほどのリプライは火力削減の方向で書かせていただきました。
>> 太陽光の方は十分あります。
> これも、ビル影とかが多いので都市部では計算通りは厳しいのではないでしょうか。
いいえ。さきほどの計算をもう一度見ていただければお分かりかと思いますが、「総使用電力」に対して2.8倍近くの能力が見積もれるわけです。実際には水力・風力も使えますし、火力も減るにせよ全廃はしないでしょうから、発電能力的には十分可能であるという見積もりは変わらないはずです。
>> その後は、電池系の蓄電技
10年後に再度見直しを行い、どうしても必要であれば(10年後ではまだ原発全廃は実現 できてないでしょうから)原発を運用延長する、あるいは若干は増設するといった回避策を とっても十分間に合います。したがって、現時点で「数十年後には原発を全廃する方向で 政策を進める。ただし10年毎に実現可能性に関して再検討も行う」といった政策を定めても 特にリスクはありません。
技術開発というのは、難航して予想より遅れたり、青色LEDのように逆に早くなったり、最悪モノにならなかったりと読めませんから、ドイツのようにワーストケースやその対策(ドイツの場合いざダメとなったら隣国から電力輸入と石炭資源、ロシアからのガスパイプラインなど複数の対策がありますから)、どうしても痛みが出てしまう人への救済も想定して政府が現実的な方針を説明して決め、国民も覚悟を決めた上で、結果をフィードバックしながら社会の改造と合わせて時間をかけて進めていくのであれば、チャレンジするのは悪くないでしょう。 ただ、日本の脱原発派にはイデオロギーを動機として「四の五の言わずに即止めろ!」「自然エネルギー一点勝負!」な人が多いので(そしてこれがまた「北風と太陽」で原子力村の閉鎖性を増す)、どうしでも悲観的にならざるをえませんし、本当に彼らの言う通りにやったら相当に悲劇的なことになるでしょう。政治というのはワーストケースも想定して手を打たないと国民に塗炭の苦しみを味合わせることになるものですから。(それに対して菅首相は...) あと、もし後で原発建設再開の可能性を残すなら、スリーマイル島の事故以来、新規増設をしない間に原発関連技術のロストテクノロジー化が進んだアメリカの二の舞をどう防ぐかも課題になります。 #ワーストケースやその対策をしていないという意味では原子力村も同じですが
> ただ、日本の脱原発派にはイデオロギーを動機として「四の五の言わずに即止めろ!」> 「自然エネルギー一点勝負!」な人が多いので
本当に多いかどうかは疑問がありますが、そういう主張の人が目立っている点には同感です。
「即時停止」とか「完全廃止。見直しの余地なし」といった主張ではなく、「全面廃止を目標にし、年間予算××円の投資を行う。実現可能性や時期については適宜見直しを行う」とすれば、より多くの人が合意可能かつ現実的な目標になるんですけどね。
そういう意味では、現在の「核燃料サイクルの確立」一点へ全力張りみたいな政策ともいえないバクチ状態はもっともマズイですよね。とりあえず核燃料廃棄物とそれで実現できるとする処理タイムラインの「見える化」を行って、それでもなおこの賭けを続けるかどうかの話をきちんとしてみればいいと思う。
私には管理がズブズブだった年金積立てよりもっと筋が悪い破綻が来そうな予感がします。
>新規増設をしない間に原発関連技術のロストテクノロジー化が進んだアメリカ
米国の商業発電用原子炉の新設は止まっていますが、原子力潜水艦や航空母艦など海軍艦艇向けの軍用の原子炉は常に作られ続けていますので、決してロストテクノロジーという訳ではありませんよ。スリーマイル以降、原子炉は民間での需要が無くなってしまっただけで、その気になれば海軍で磨かれた軍用の原子炉技術の民間転用も可能です。
更に艦艇での原子力事故は作戦行動中は外部から人を呼ぶ訳にもいきませんので、自力での対処が求められます。その為原子力事故への対応能力・技術は軍がトップクラスと言われています。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
主義主張を通す前に・・・ (スコア:0)
ほらみろ!あいつが間違ってた!俺が正しいんだ!っていう自分の主義主張を通そうとする人間は小さい人間にしか見えませんよね。
反原発の人に聞くと大抵自然エネルギー万能論を言って来るのですが
太陽 夏場はまぁピークタイムに発電出来そうですが冬場はどうするんですか?冬のピークタイムって夜と朝なんで発電できませんよね?
風力 風って大気の流れのエネルギーの一部なのでそれを奪うことによって気候変動を巻き起こして結果的に自然破壊に繋がる可能性があると思うんですが?
っていうと何故か原子力推進派のカルトって言われます。
現在必要なのはどうしたらいいのか?の議論であって誰が悪いのかって悪者をさがしているうちはどうしようもないと思ってます。
犯罪でもありますよね、被害者を放置して犯人探しに血道をあげてるとか。
逆に議論するフリをして利権にありつくことに血道をあげてるどっかの国首相とかどっかの会社の社長とかいますけどね。
Re: (スコア:0)
> 太陽 夏場はまぁピークタイムに発電出来そうですが冬場はどうするんですか?
> 冬のピークタイムって夜と朝なんで発電できませんよね?
揚水発電所に蓄電じゃないでしょうか。
大規模な揚水発電所を見る限りと、最大負荷で10時間以上の容量があるわけで、
現在、原発で発電している程度の電力を、数日以内でシフトするのはなんとか
可能な計算になりそうです。
悪天候が長期に続いた場合にはまずいので、そういう場合は火力その他でカバー
するために、他の発電方法での余裕は増やしておく必要がありそうですが。
Re: (スコア:1)
揚水発電所の効率は30%程度ですので、揚水する時に取り出すエネルギーの3倍程度が必要になります。
そういうわけで、今の原発+火力が減る分を太陽光で代替するなら発電できる時の出力は夜間の電力*3(揚水用)+昼の電力が必要になります。
これだけの出力の太陽光+揚水を建設できる物理的なスペース(当然充分な日射がある)が日本にあるのでしょうか?
Re: (スコア:0)
> 揚水発電所の効率は30%程度ですので、揚水する時に取り出すエネルギーの3倍程度が必要になります。
これ、逆じゃないですか?
揚水発電所は損失が30%、効率70%が正しいと思います。
> そういうわけで、今の原発+火力が減る分を太陽光で代替するなら
というわけで、まずgedoさんの見積もりに誤りがあります。
あと、原発の話をしているのに、いきなり火力が減る分まで混ぜるのは違和感がありますね。
いいですけど。
> これだけの出力の太陽光+揚水を建設できる物理的なスペース(当然充分な日射がある)が日本にあるのでしょうか?
太陽光の方は十分あります。
たとえば東京都で見て
Re: (スコア:1)
失礼しました。そちらが正解のようです。
今の燃料費やCO2関連の情勢が変わらない限り、火力は長期的には減らさざるを得ませんし、そのため福島の事故前までは、火力を減らして原子力を50%まで増やすという政府の将来計画でした。
その状況で自然エネルギーで賄うというなら、長期的には将来の原発依存分もカバーできる目処をつけないと、結局電力は不足してしまいます。
Re: (スコア:0)
> 火力は長期的には減らさざるを得ませんし、
そうですね。
このため、さきほどのリプライは火力削減の方向で書かせていただきました。
>> 太陽光の方は十分あります。
> これも、ビル影とかが多いので都市部では計算通りは厳しいのではないでしょうか。
いいえ。
さきほどの計算をもう一度見ていただければお分かりかと思いますが、「総使用電力」に対して
2.8倍近くの能力が見積もれるわけです。実際には水力・風力も使えますし、火力も減るにせよ
全廃はしないでしょうから、発電能力的には十分可能であるという見積もりは変わらないはずです。
>> その後は、電池系の蓄電技
Re:主義主張を通す前に・・・ (スコア:1)
技術開発というのは、難航して予想より遅れたり、青色LEDのように逆に早くなったり、最悪モノにならなかったりと読めませんから、ドイツのようにワーストケースやその対策(ドイツの場合いざダメとなったら隣国から電力輸入と石炭資源、ロシアからのガスパイプラインなど複数の対策がありますから)、どうしても痛みが出てしまう人への救済も想定して政府が現実的な方針を説明して決め、国民も覚悟を決めた上で、結果をフィードバックしながら社会の改造と合わせて時間をかけて進めていくのであれば、チャレンジするのは悪くないでしょう。
ただ、日本の脱原発派にはイデオロギーを動機として「四の五の言わずに即止めろ!」「自然エネルギー一点勝負!」な人が多いので(そしてこれがまた「北風と太陽」で原子力村の閉鎖性を増す)、どうしでも悲観的にならざるをえませんし、本当に彼らの言う通りにやったら相当に悲劇的なことになるでしょう。政治というのはワーストケースも想定して手を打たないと国民に塗炭の苦しみを味合わせることになるものですから。(それに対して菅首相は...)
あと、もし後で原発建設再開の可能性を残すなら、スリーマイル島の事故以来、新規増設をしない間に原発関連技術のロストテクノロジー化が進んだアメリカの二の舞をどう防ぐかも課題になります。
#ワーストケースやその対策をしていないという意味では原子力村も同じですが
Re: (スコア:0)
> ただ、日本の脱原発派にはイデオロギーを動機として「四の五の言わずに即止めろ!」
> 「自然エネルギー一点勝負!」な人が多いので
本当に多いかどうかは疑問がありますが、そういう主張の人が目立っている点には同感です。
「即時停止」とか「完全廃止。見直しの余地なし」といった主張ではなく、
「全面廃止を目標にし、年間予算××円の投資を行う。実現可能性や時期については
適宜見直しを行う」とすれば、より多くの人が合意可能かつ現実的な目標になるんですけどね。
Re: (スコア:0)
そういう意味では、現在の「核燃料サイクルの確立」一点へ全力張りみたいな政策ともいえないバクチ状態はもっともマズイですよね。
とりあえず核燃料廃棄物とそれで実現できるとする処理タイムラインの「見える化」を行って、それでもなおこの賭けを続けるかどうかの話をきちんとしてみればいいと思う。
私には管理がズブズブだった年金積立てよりもっと筋が悪い破綻が来そうな予感がします。
Re: (スコア:0)
>新規増設をしない間に原発関連技術のロストテクノロジー化が進んだアメリカ
米国の商業発電用原子炉の新設は止まっていますが、原子力潜水艦や航空母艦など海軍艦艇向けの
軍用の原子炉は常に作られ続けていますので、決してロストテクノロジーという訳ではありませんよ。
スリーマイル以降、原子炉は民間での需要が無くなってしまっただけで、
その気になれば海軍で磨かれた軍用の原子炉技術の民間転用も可能です。
更に艦艇での原子力事故は作戦行動中は外部から人を呼ぶ訳にもいきませんので、
自力での対処が求められます。その為原子力事故への対応能力・技術は軍がトップクラスと言われています。