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昨今の利用者不在の著作権議論の行く末
僕には、法律や制度の隙を拡大解釈したり独自解釈して暴走している一部の利用者が招いた 当然の結果にとか思えません。 しかもそういった人達に限って、格安にしろとか俺たちにはコピーする権利があるんだとか 言い始めてくるから始末に負えない。 自分たちの権利を主張するなら、最低限、利権者側の権利も尊重しろって言いたいですね。
全く同感。「誰も損しない」んなら、きちんと許諾をとってやれば良かった。その許諾をとるコストも上乗せして。
しかしそういうコストを一切無視して見切りでスタートした業者が安価に始めてしまったので、後続のきちんと権利処理をして、その分きちんとコストに上乗せしてやろうとする商売の芽を摘んでしまった。低コストの違法業者の存在が、高コストだがきちんと行おうとする合法業者をつぶしたという。不法投棄する産廃業者が安く受注しすぎたせいで、きちんと処理していた業者の商売が立ちゆかなくなったのと同じ。典型的な悪貨は良貨を駆逐すると言うパターン。
まずは権
>自炊業者は電子書籍市場を荒らして、健全な市場の芽をつぶした事を猛省すべき。
自炊業者は客が所有する本を電子化するのだから、横流しとかしなければ電子書籍市場は関係ない。あと、健全な市場の芽を潰したのは独自規格と独自マーケットを乱立させた権利者でしょ。
では電子書籍市場を「健全な自炊市場」と言い換えれば満足ですか?どちらにせよ破滅的な価格で乗り込んで市場を荒らしているのは間違いない。
素朴な疑問に素朴な疑問があります。
>・同じ価格であれば、「紙」を「印刷しない」のに同じ値段にしてる理由はなぜですか。
何故そう思うのですか?電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?紙を使わなければコストは「絶対に」下がるのですか?
こういうビジネスを理解してないガキンチョばかりが声が大きい市場だから、結果として市場が成り立たないってそろそろ気がつけよ…。自分の首を絞めてるのは自分の手なんだぜ?
>何故そう思うのですか?>電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?>紙を使わなければコストは「絶対に」下がるのですか?
InDesign で組んでデータを納品しているような出版物が大部分でしょうから、電子書籍のほうがそりゃコストは下がるでしょう。
電子書籍の場合の見栄えのためにいろいろ調整・開発するコストとかがあるのかもしれませんが、そんなのためにする議論に過ぎないと思います。紙の出版物だって、装幀次第ではいくらでもコストかけられるわけですから。
紙の出版はこれまでの歴史で仕組みとかワークフローとかが整備されてて、電子書籍では「そのまま」通用しないとかあるかもしれませんが、それを根拠にするのはフェアじゃないです。
InDesignデータで納品されると電子書籍の方がコストが下がる、と言うのは、風が吹けば桶屋が儲かる、とまではいきませんが、重要な因果関係の証明をすっ飛ばしすぎでしょう。書籍が手に届くまでのフローと、そこまでのコストを踏まえてみるとこんな乱暴な事は言えないはず。また「紙の出版物でもいくらでもコストがかけられる」事が「電子書籍の場合の見栄えのためにいろいろ調整・開発するコストとかがある」事への反論として成立するには「電子書籍はいくらでもコストをかけられる」、「電子書籍は単純に電子書籍として販売するため以上にコストを書けている」「電子書籍の作成プロセスはさらにコスト削減の余地がある」ことがなどが証明出来なければなりませんが、そんな事実はどこにあるのでしょうか。あなたは電子書籍を購入したことがありますか? 電子書籍が紙の豪壮本並にコストがかけられているというのでしょうか?
基本的にあなたは電子書籍にまつわるコストが電子データの作成部分にあると勘違いしているように思いますが、実際はそんなことはありません。極論、紙から起こしたところで、全体のコストから見ればゴミみたいな比率しか占めないでしょう。
フェアじゃ無いって何ですか。「すでに償却が終わっている設備を用いて、熟練工が存在して再教育のコストも掛からず、既存の販売網を利用する事によってコストを下げた商品」に対して「既存設備を一部流用できるだけで新たなワークフローを作らねばならず、機材も必要で新たな教育も必要、販売網も新たに整備する必要はあるが、専業にするには市場規模が小さすぎて既存のラインも維持しなければならない」を比較し、前者がコストが安いと評するのはフェアじゃ無いと言うのですか?
基本的に電子書籍になればコストが下がるだろう、と妄言を言っている層は、電子書籍は既存の書籍を置き換えるだけで販売量が増える訳では無いと言う事実を無視しすぎです。しかも電子書籍の市場は、特にここで期待されているような部分ならば市場規模が小さすぎて自信の投資を回収できるレベルまで来ていない。そんな状況では既存の紙の書籍のラインも残さなければならない。電子書籍に取り組む事自体が純粋に書籍作成でコスト増になるんですよ。それでも電子書籍が出始めているのは各社が取り組んでいるから。しかしその事実を持って「紙の書籍より電子書籍の方がコストが低い」という事にはなりません。
最大手の出版社ですらたかだか資本金3億程度、政府の定義だと中小企業 [meti.go.jp]にカテゴライズされる程度の規模しか無い企業です。そこら辺を根本的に踏まえてないんじゃ無いでしょうかね。
デジタル化するとコピーに関する費用が0になると言うのはたしかに暴論ですけどあなたはあなたで紙の書籍の流通と保管にかかる費用を無視しているようですからどちらもドングリの背比べかと。(まさか印刷された書籍がただで全国に配られるとでも思っているとでも)
あと日本人一般の感覚だと手元に物がないデジタルデータの配信が手元に物がある媒体よりやすくなるはずと言うのが常識だと思いますけどどれだけ正論を並べてもその常識を変えるよう啓蒙しないと無駄かと。まあ日本人は形のないサービスに対価を払うのに抵抗があるそうですからデジタル配信には向いていないのかも知れませんね。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
不在? (スコア:5, すばらしい洞察)
僕には、法律や制度の隙を拡大解釈したり独自解釈して暴走している一部の利用者が招いた
当然の結果にとか思えません。
しかもそういった人達に限って、格安にしろとか俺たちにはコピーする権利があるんだとか
言い始めてくるから始末に負えない。
自分たちの権利を主張するなら、最低限、利権者側の権利も尊重しろって言いたいですね。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re: (スコア:1, 参考になる)
全く同感。
「誰も損しない」んなら、きちんと許諾をとってやれば良かった。
その許諾をとるコストも上乗せして。
しかしそういうコストを一切無視して見切りでスタートした業者が安価に始めてしまったので、後続のきちんと権利処理をして、その分きちんとコストに上乗せしてやろうとする商売の芽を摘んでしまった。低コストの違法業者の存在が、高コストだがきちんと行おうとする合法業者をつぶしたという。不法投棄する産廃業者が安く受注しすぎたせいで、きちんと処理していた業者の商売が立ちゆかなくなったのと同じ。
典型的な悪貨は良貨を駆逐すると言うパターン。
まずは権
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
>自炊業者は電子書籍市場を荒らして、健全な市場の芽をつぶした事を猛省すべき。
自炊業者は客が所有する本を電子化するのだから、横流しとかしなければ電子書籍市場は関係ない。
あと、健全な市場の芽を潰したのは独自規格と独自マーケットを乱立させた権利者でしょ。
Re: (スコア:0)
では電子書籍市場を「健全な自炊市場」と言い換えれば満足ですか?
どちらにせよ破滅的な価格で乗り込んで市場を荒らしているのは間違いない。
Re: (スコア:1)
・「破滅的な価格」でない価格というのはいくらですか?紙の書籍代と同じ価格ですか。
・同じ価格であれば、「紙」を「印刷しない」のに同じ値段にしてる理由はなぜですか。
本を買う、とかCDを買うということは否定しません。欲しければ買います。
ただ、電子媒体にしたら、すくなくとも媒体代(媒体加工代・中間で流通することに伴う費用)は不要ですよね?
Re: (スコア:1)
素朴な疑問に素朴な疑問があります。
>・同じ価格であれば、「紙」を「印刷しない」のに同じ値段にしてる理由はなぜですか。
何故そう思うのですか?
電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?
紙を使わなければコストは「絶対に」下がるのですか?
こういうビジネスを理解してないガキンチョばかりが声が大きい市場だから、
結果として市場が成り立たないってそろそろ気がつけよ…。
自分の首を絞めてるのは自分の手なんだぜ?
Re:不在? (スコア:2)
>何故そう思うのですか?
>電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?
>紙を使わなければコストは「絶対に」下がるのですか?
InDesign で組んでデータを納品しているような出版物が大部分でしょうから、
電子書籍のほうがそりゃコストは下がるでしょう。
電子書籍の場合の見栄えのためにいろいろ調整・開発するコストとかがあるのかも
しれませんが、そんなのためにする議論に過ぎないと思います。
紙の出版物だって、装幀次第ではいくらでもコストかけられるわけですから。
紙の出版はこれまでの歴史で仕組みとかワークフローとかが整備されてて、
電子書籍では「そのまま」通用しないとかあるかもしれませんが、
それを根拠にするのはフェアじゃないです。
Re:不在? (スコア:1)
InDesign で組んでデータを納品しているような出版物が大部分でしょうから、
電子書籍のほうがそりゃコストは下がるでしょう。
電子書籍の場合の見栄えのためにいろいろ調整・開発するコストとかがあるのかも
しれませんが、そんなのためにする議論に過ぎないと思います。紙の出版物だって、装幀次第ではいくらでもコストかけられるわけですから。
InDesignデータで納品されると電子書籍の方がコストが下がる、と言うのは、風が吹けば桶屋が儲かる、とまではいきませんが、重要な因果関係の証明をすっ飛ばしすぎでしょう。書籍が手に届くまでのフローと、そこまでのコストを踏まえてみるとこんな乱暴な事は言えないはず。
また「紙の出版物でもいくらでもコストがかけられる」事が「電子書籍の場合の見栄えのためにいろいろ調整・開発するコストとかがある」事への反論として成立するには「電子書籍はいくらでもコストをかけられる」、「電子書籍は単純に電子書籍として販売するため以上にコストを書けている」「電子書籍の作成プロセスはさらにコスト削減の余地がある」ことがなどが証明出来なければなりませんが、そんな事実はどこにあるのでしょうか。
あなたは電子書籍を購入したことがありますか? 電子書籍が紙の豪壮本並にコストがかけられているというのでしょうか?
基本的にあなたは電子書籍にまつわるコストが電子データの作成部分にあると勘違いしているように思いますが、実際はそんなことはありません。
極論、紙から起こしたところで、全体のコストから見ればゴミみたいな比率しか占めないでしょう。
紙の出版はこれまでの歴史で仕組みとかワークフローとかが整備されてて、
電子書籍では「そのまま」通用しないとかあるかもしれませんが、
それを根拠にするのはフェアじゃないです。
フェアじゃ無いって何ですか。
「すでに償却が終わっている設備を用いて、熟練工が存在して再教育のコストも掛からず、既存の販売網を利用する事によってコストを下げた商品」に対して「既存設備を一部流用できるだけで新たなワークフローを作らねばならず、機材も必要で新たな教育も必要、販売網も新たに整備する必要はあるが、専業にするには市場規模が小さすぎて既存のラインも維持しなければならない」を比較し、前者がコストが安いと評するのはフェアじゃ無いと言うのですか?
基本的に電子書籍になればコストが下がるだろう、と妄言を言っている層は、電子書籍は既存の書籍を置き換えるだけで販売量が増える訳では無いと言う事実を無視しすぎです。
しかも電子書籍の市場は、特にここで期待されているような部分ならば市場規模が小さすぎて自信の投資を回収できるレベルまで来ていない。
そんな状況では既存の紙の書籍のラインも残さなければならない。電子書籍に取り組む事自体が純粋に書籍作成でコスト増になるんですよ。
それでも電子書籍が出始めているのは各社が取り組んでいるから。しかしその事実を持って「紙の書籍より電子書籍の方がコストが低い」という事にはなりません。
最大手の出版社ですらたかだか資本金3億程度、政府の定義だと中小企業 [meti.go.jp]にカテゴライズされる程度の規模しか無い企業です。
そこら辺を根本的に踏まえてないんじゃ無いでしょうかね。
Re: (スコア:0)
デジタル化するとコピーに関する費用が0になると言うのはたしかに暴論ですけどあなたはあなたで紙の書籍の流通と保管にかかる費用を無視しているようですからどちらもドングリの背比べかと。(まさか印刷された書籍がただで全国に配られるとでも思っているとでも)
あと日本人一般の感覚だと手元に物がないデジタルデータの配信が手元に物がある媒体よりやすくなるはずと言うのが常識だと思いますけどどれだけ正論を並べてもその常識を変えるよう啓蒙しないと無駄かと。
まあ日本人は形のないサービスに対価を払うのに抵抗があるそうですからデジタル配信には向いていないのかも知れませんね。