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>出版社は電子書籍を普及させる気がないの?
当然ないでしょう。とくにジョブスの伝記みたいに実売が見込める書籍の場合は。出版社側からすれば書籍は、
・とりあえず取次ぎに納入した分の金が入ってくる。大助かりです・定価維持が保証されている。人気がある本は書店を回転させればいずれ売りきる・本書のようなページ数の多い書籍ならコピーしてネットにばらまくのも敷居が高い
一方、電子書籍はといえば
・売れた分しか金が入ってこない・リアル書籍より売れた電子書籍は存在しない。誰も儲かってない・コピーしてばら撒かれる危険が高い
商売
つまり日本の出版社って海外の出版社と比べてゆがんだ利益を得ているってことだよね、それって。
何を持ってゆがんでると見るかによって変わるでしょうね。
定価維持は悪い面ばかりではなかったので。まず、米国などに比べて日本はハードカバーの新刊本が圧倒的に安いです。米国ではハードカバーを買うのは裕福層に限られてましたが、日本はそうではありませんね。
学術系や技術書も圧倒的に安いです。定価維持のおかげで長い目で売ることができたからです。
もし定価維持がなかったら、本はもっと高価なものになり買える人が限られてたでしょう。定価維持は文化の維持発展に寄与してた側面があるのは事実で、全否定するの
定価維持や再販制度にはもちろん弊害もありますよ。そもそもマイナス面がない制度なんてそうそうないでしょう。
>学術書を買い求める人って、一般人にそれほど多くいるんでしょうか?
一般の人が買わない本も売りやすいようにってのが定価維持ですね。たとえば専門性が高くあまり売れそうもないという本も安心して出せる。売れ残っても1年2年後には売り切る可能性はある.…とくに専門書の場合は需要が地味に続くので…し、それでも定価で売れるとなれば、たとえば刷り部数1500部というような本も安心して出せるわけです。定価の決定もコストを1500で割ったものに利益を載せるという単純計算でいける。
以前は在庫に税金もかからなかったので、たとえば10年というような気が長い商売もできましたが、いまは税制優遇は撤廃され、昔ほど息の長い商売はできなくなってますが。
もし売れ残った本が値引きで販売されるのなら、出版社としてはそれを見込んだ価格設定をするか、そもそも売れそうもない本は出さないという選択しかない。あなたが期待する在庫の値引き販売ってのは、すなわち赤字の可能性を意味するので、そんな本は出版しないってことだってある。
米国のハードカバーも同じ理屈で、いずれ安値で売られるなら、それを見越した価格設定が必要になるわけで、米国で新刊のハードカバーが一般に高いのはそのためです。ジョブスの伝記みたいに実売が見込めるものは米国でも安く売られる場合もあるけど、新作の小説とか普通に高いですから。
すでに書いたように、こういった問題は電子化でクリアできる。電子化すれば印刷コストはゼロですから、売れない本も恐れることなく取り揃えることができる。専門書とかその代表ですな。優遇なしには売れない本が出版されないといった恐れはない。
定価維持ってのは自由経済の中では確かに歪んだ制度で、相応の副作用があるのだから望ましい訳じゃないですよね。ただ、
>むしろ電子化という次世代の文化に出遅れるだけだと思いますよ。
こういうつまらない脅し文句をいくら並べたてても電子書籍が盛んになったりはしませんよと。
出版業ってのは文化事業であると同時に商売ですから、理念や理想で動くもんじゃないです。定価維持の制度だって、出版は理念じゃ動かないから、ほうっておくと売れない本は出さなくなる、だから売れない本も出しやすいようにしようね、ってことで作られた制度ですね。
いずれにしても電子書籍の世界が広がるには、電子化でみんながハッピーになれないと。元のネタにあるみたいに、電子書籍高すぎ出版社クソみたいな声しか聞こえてこないようでは…。
ちゃんと読んでないようですねえ。
出版は文化の担い手ではあるかもしれないけど、文化を守ってきたとは書いて無いし、守ってきたとは思ってません。逆に守らないからこそ特例が必要だったと書いてるでしょうに。
わからないようなので繰り返しますが、出版業というのはボランティアでもなんでもない。理想や理念では動きません。文化を守ったりもしません。ただの担い手です。担うことを放棄することもあるし、勝手なことをすることもある。
儲けようとするときには儲けようとしますし、そりゃ宣伝もします。書店で目立てば、それだけ売れるかもしれませんからね。商行為なんですよ? 商行為。ボランティアじゃないんです。悪趣味と判断する人がいるかもしれないしないし失敗かもしれないが、そんな個別事例や個人的な嗜好と電子化とどういう関係があるんです?
電子化という大きな波とかおっしゃってますが、大きな波になってないから出版社が乗らないんですよ。それに改革を推し進める義務もない。というか率先して不利な改革する業界なんてどこにあるんです?
大きな波というなら、そこに商機がなきゃいけない。現状はっきりいって電子書籍には商機がない。ただ、最後にポジティブなことを書いておくとAmazonが電子書籍に参入しますね。Amazonは日本最大の書店ですからそこでの商売には商機がある。Amazonで成功事例が出れば、他の出版社は電子化に本気になって取り組むようになるでしょう。
あなたのように、取次ぎや出版社は巨悪でマイ・ドリームを阻害してるのだと連呼するのは無意味で、電子書籍が進むとすれば、Amazonの例のように商機が出てくる必要があるんですよ。
相変わらず安易な奴だなお前は。安易に適当な理論を展開↓識者に突っ込まれる↓その場しのぎで安易に詭弁を展開↓さらにつっこまれる
ヒストリみるとお前が連投しているときっていつもこんな感じじゃねえか。独自に定義した言葉で「それはSam.Mem語です。日本語とは意味が違うんです」ってな詭弁は本当にみっともない。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
たまには商売する側の身になって考えてみましょう (スコア:1)
>出版社は電子書籍を普及させる気がないの?
当然ないでしょう。とくにジョブスの伝記みたいに実売が見込める書籍の場合は。
出版社側からすれば書籍は、
・とりあえず取次ぎに納入した分の金が入ってくる。大助かりです
・定価維持が保証されている。人気がある本は書店を回転させればいずれ売りきる
・本書のようなページ数の多い書籍ならコピーしてネットにばらまくのも敷居が高い
一方、電子書籍はといえば
・売れた分しか金が入ってこない
・リアル書籍より売れた電子書籍は存在しない。誰も儲かってない
・コピーしてばら撒かれる危険が高い
商売
Re: (スコア:0)
つまり日本の出版社って海外の出版社と比べてゆがんだ利益を得ているってことだよね、それって。
Re: (スコア:1)
何を持ってゆがんでると見るかによって変わるでしょうね。
定価維持は悪い面ばかりではなかったので。まず、米国などに比べて
日本はハードカバーの新刊本が圧倒的に安いです。米国ではハードカバーを
買うのは裕福層に限られてましたが、日本はそうではありませんね。
学術系や技術書も圧倒的に安いです。定価維持のおかげで長い目で売る
ことができたからです。
もし定価維持がなかったら、本はもっと高価なものになり買える人が限られ
てたでしょう。定価維持は文化の維持発展に寄与してた側面があるのは事実で、
全否定するの
いまでも定価維持が文化発展に寄与するのかな? (スコア:2)
学術系や技術書がどこと比べて安いのかしりませんが、一般人としてみたらたとえば精神病の本も、
あるいは「字通」などの辞書も、高すぎて気軽に買えません。
本当に定価維持がなければもっと高くなっていたとしたら怖いですけど、
実は定価が維持されなければ、旧い本などもっと割引されてたんじゃないかとも考えちゃいます。
そしてそれらの学術書を買い求める人って、一般人にそれほど多くいるんでしょうか?
もしも一般小説がそれに貢献するとしても、昨今のよう日本がメチャクチャ売れない状況では文化もクソもないような気がします。
それに買わなくても図書
Re:いまでも定価維持が文化発展に寄与するのかな? (スコア:1)
定価維持や再販制度にはもちろん弊害もありますよ。そもそもマイナス面がない制度なんて
そうそうないでしょう。
>学術書を買い求める人って、一般人にそれほど多くいるんでしょうか?
一般の人が買わない本も売りやすいようにってのが定価維持ですね。たとえば専門性が
高くあまり売れそうもないという本も安心して出せる。売れ残っても1年2年後には売り切る
可能性はある.…とくに専門書の場合は需要が地味に続くので…し、それでも定価で売れる
となれば、たとえば刷り部数1500部というような本も安心して出せるわけです。
定価の決定もコストを1500で割ったものに利益を載せるという単純計算でいける。
以前は在庫に税金もかからなかったので、たとえば10年というような気が長い商売も
できましたが、いまは税制優遇は撤廃され、昔ほど息の長い商売はできなくなってますが。
もし売れ残った本が値引きで販売されるのなら、出版社としてはそれを見込んだ価格設定を
するか、そもそも売れそうもない本は出さないという選択しかない。あなたが期待する在庫の
値引き販売ってのは、すなわち赤字の可能性を意味するので、そんな本は出版しないって
ことだってある。
米国のハードカバーも同じ理屈で、いずれ安値で売られるなら、それを見越した価格設定が必要にな
るわけで、米国で新刊のハードカバーが一般に高いのはそのためです。ジョブスの伝記みたいに
実売が見込めるものは米国でも安く売られる場合もあるけど、新作の小説とか普通に高いですから。
すでに書いたように、こういった問題は電子化でクリアできる。電子化すれば
印刷コストはゼロですから、売れない本も恐れることなく取り揃えることができる。
専門書とかその代表ですな。
優遇なしには売れない本が出版されないといった恐れはない。
定価維持ってのは自由経済の中では確かに歪んだ制度で、相応の副作用がある
のだから望ましい訳じゃないですよね。ただ、
>むしろ電子化という次世代の文化に出遅れるだけだと思いますよ。
こういうつまらない脅し文句をいくら並べたてても電子書籍が盛んになったりはしませんよと。
出版業ってのは文化事業であると同時に商売ですから、
理念や理想で動くもんじゃないです。定価維持の制度だって、出版は理念じゃ動かないから、
ほうっておくと売れない本は出さなくなる、だから売れない本も出しやすいようにしようね、
ってことで作られた制度ですね。
いずれにしても電子書籍の世界が広がるには、電子化でみんながハッピーになれないと。
元のネタにあるみたいに、電子書籍高すぎ出版社クソみたいな声しか聞こえてこないようでは…。
Re:いまでも定価維持が文化発展に寄与するのかな? (スコア:1)
>こういうつまらない脅し文句をいくら並べたてても電子書籍が盛んになったりはしませんよと。
>出版業ってのは文化事業であると同時に商売ですから、理念や理想で動くもんじゃないです。
威し文句なんかじゃなくて、やたらと「出版社が文化を護ってきた!」という人に対する皮肉です。
それだけ文化を声高に主張するなら、電子化文化はどう考えてるのって言う。
また、そもそも出版業が商売なのは当然ですが、
そのわりに電子化という大きな波になりそうな動きが見えていないのは、不思議でたまりません。
その理由が、「みんながハッピーになれないとやりません」だとしても、
世界の流れでやらざるを得ないケースは普通にあると思います。
それに、「みんな」の中には読者は入ってるんでしょうか。
本を出し続けることが読者に対する奉仕かもしれませんが、
いまの状況では「みんな」のうちのほとんどは、版元と取次と書店と流通の人らだけの話に思えてしまいます。
そう思うほど日本の現状(電子版でも価格が高い、種類が少ない、ネット書店が乱立、使い勝手が悪い)に呆れる人が多いからこそ、
出版社はクソだとかという声が上がるんでしょう。
なにしろジョブズの伝記にしろ、表紙と帯によってどかどかと宣伝文句が走り、
ジョブズが本について唯一注文を付けたという「表紙のレイアウト」を台無しにしてるそうじゃないですか。
しかも世界各国のなかで日本だけ。
版元は、電子化でもハッピーになれるようにとさまざまな改革をしてるようにも見せません。
『一応、電子化が流行ってるからとりあえず昔のままのやり方で手を伸ばしてみるけど、
どうせ儲からないし、儲かったら書店とかにも影響が出るから、あまり真剣にやるつもりもない。買いたい奴だけが買えばいいじゃん。
なにしろ我々は本を読みたい人のために定価維持制度を利用して、売れない本でも作り続けてるんだぞ』
そんな姿勢が透けて見えます。
Re:いまでも定価維持が文化発展に寄与するのかな? (スコア:1)
ちゃんと読んでないようですねえ。
出版は文化の担い手ではあるかもしれないけど、文化を守ってきたとは
書いて無いし、守ってきたとは思ってません。逆に守らないからこそ特例が
必要だったと書いてるでしょうに。
わからないようなので繰り返しますが、出版業というのはボランティアでも
なんでもない。理想や理念では動きません。文化を守ったりもしません。
ただの担い手です。担うことを放棄することもあるし、勝手なことを
することもある。
儲けようとするときには儲けようとしますし、そりゃ宣伝もします。書店で目立て
ば、それだけ売れるかもしれませんからね。商行為なんですよ? 商行為。
ボランティアじゃないんです。
悪趣味と判断する人がいるかもしれないしないし失敗かもしれないが、
そんな個別事例や個人的な嗜好と電子化とどういう関係があるんです?
電子化という大きな波とかおっしゃってますが、大きな波になってないから出版社が
乗らないんですよ。それに改革を推し進める義務もない。というか率先して不利な改革する
業界なんてどこにあるんです?
大きな波というなら、そこに商機がなきゃいけない。現状はっきりいって電子書籍には
商機がない。ただ、最後にポジティブなことを書いておくとAmazonが電子書籍に
参入しますね。Amazonは日本最大の書店ですからそこでの商売には商機がある。
Amazonで成功事例が出れば、他の出版社は電子化に本気になって取り組むよう
になるでしょう。
あなたのように、取次ぎや出版社は巨悪でマイ・ドリームを阻害してるのだと連呼するのは
無意味で、電子書籍が進むとすれば、Amazonの例のように商機が出てくる必要があるんですよ。
Re: (スコア:0)
相変わらず安易な奴だなお前は。
安易に適当な理論を展開
↓
識者に突っ込まれる
↓
その場しのぎで安易に詭弁を展開
↓
さらにつっこまれる
ヒストリみるとお前が連投しているときっていつもこんな感じじゃねえか。
独自に定義した言葉で「それはSam.Mem語です。日本語とは意味が違うんです」ってな詭弁は本当にみっともない。