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>出版社は電子書籍を普及させる気がないの?
当然ないでしょう。とくにジョブスの伝記みたいに実売が見込める書籍の場合は。出版社側からすれば書籍は、
・とりあえず取次ぎに納入した分の金が入ってくる。大助かりです・定価維持が保証されている。人気がある本は書店を回転させればいずれ売りきる・本書のようなページ数の多い書籍ならコピーしてネットにばらまくのも敷居が高い
一方、電子書籍はといえば
・売れた分しか金が入ってこない・リアル書籍より売れた電子書籍は存在しない。誰も儲かってない・コピーしてばら撒かれる危険が高い
商売
つまり日本の出版社って海外の出版社と比べてゆがんだ利益を得ているってことだよね、それって。
何を持ってゆがんでると見るかによって変わるでしょうね。
定価維持は悪い面ばかりではなかったので。まず、米国などに比べて日本はハードカバーの新刊本が圧倒的に安いです。米国ではハードカバーを買うのは裕福層に限られてましたが、日本はそうではありませんね。
学術系や技術書も圧倒的に安いです。定価維持のおかげで長い目で売ることができたからです。
もし定価維持がなかったら、本はもっと高価なものになり買える人が限られてたでしょう。定価維持は文化の維持発展に寄与してた側面があるのは事実で、全否定するの
どこにつけようかと思ったけど、ここにエイッ!
専門書が安いか高いかはAmazonで調べられる。
K&Rのペーパーバック、日本で3000円弱、USで58ドル弱。パタヘネ本は日本で2分冊足して8000円弱、USで予約受付中の新版は定価90ドル弱、売値80ドル弱。2008年版は65ドルでセール。分野違いで、ブラック微生物学だと日本8300円弱、USでハードカバー143ドル弱、マーケットプレースで115ドル、ペーパーバック100ドル、予約受付中の最新版193ドル弱。
上の例は(値段比べて買ったわけじゃないけど)日本版で自分で買った本です。翻訳者の時給も高そうなのに安いと思います。ブラック微生物学なんて、単なる好奇心で買ったから193ドルだったら絶対買っていないなぁ。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
たまには商売する側の身になって考えてみましょう (スコア:1)
>出版社は電子書籍を普及させる気がないの?
当然ないでしょう。とくにジョブスの伝記みたいに実売が見込める書籍の場合は。
出版社側からすれば書籍は、
・とりあえず取次ぎに納入した分の金が入ってくる。大助かりです
・定価維持が保証されている。人気がある本は書店を回転させればいずれ売りきる
・本書のようなページ数の多い書籍ならコピーしてネットにばらまくのも敷居が高い
一方、電子書籍はといえば
・売れた分しか金が入ってこない
・リアル書籍より売れた電子書籍は存在しない。誰も儲かってない
・コピーしてばら撒かれる危険が高い
商売
Re: (スコア:0)
つまり日本の出版社って海外の出版社と比べてゆがんだ利益を得ているってことだよね、それって。
Re: (スコア:1)
何を持ってゆがんでると見るかによって変わるでしょうね。
定価維持は悪い面ばかりではなかったので。まず、米国などに比べて
日本はハードカバーの新刊本が圧倒的に安いです。米国ではハードカバーを
買うのは裕福層に限られてましたが、日本はそうではありませんね。
学術系や技術書も圧倒的に安いです。定価維持のおかげで長い目で売る
ことができたからです。
もし定価維持がなかったら、本はもっと高価なものになり買える人が限られ
てたでしょう。定価維持は文化の維持発展に寄与してた側面があるのは事実で、
全否定するの
いまでも定価維持が文化発展に寄与するのかな? (スコア:2)
学術系や技術書がどこと比べて安いのかしりませんが、一般人としてみたらたとえば精神病の本も、
あるいは「字通」などの辞書も、高すぎて気軽に買えません。
本当に定価維持がなければもっと高くなっていたとしたら怖いですけど、
実は定価が維持されなければ、旧い本などもっと割引されてたんじゃないかとも考えちゃいます。
そしてそれらの学術書を買い求める人って、一般人にそれほど多くいるんでしょうか?
もしも一般小説がそれに貢献するとしても、昨今のよう日本がメチャクチャ売れない状況では文化もクソもないような気がします。
それに買わなくても図書
Re:いまでも定価維持が文化発展に寄与するのかな? (スコア:2)
どこにつけようかと思ったけど、ここにエイッ!
専門書が安いか高いかはAmazonで調べられる。
K&Rのペーパーバック、日本で3000円弱、USで58ドル弱。
パタヘネ本は日本で2分冊足して8000円弱、USで予約受付中の新版は定価90ドル弱、売値80ドル弱。2008年版は65ドルでセール。
分野違いで、ブラック微生物学だと日本8300円弱、USでハードカバー143ドル弱、マーケットプレースで115ドル、ペーパーバック100ドル、予約受付中の最新版193ドル弱。
上の例は(値段比べて買ったわけじゃないけど)日本版で自分で買った本です。翻訳者の時給も高そうなのに安いと思います。
ブラック微生物学なんて、単なる好奇心で買ったから193ドルだったら絶対買っていないなぁ。