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海外での影響力が低いとはいえ、電気学会とか大手学会誌系はまだそれなりにきちんとしてると思うんですけど、関わっちゃいけない感じの学会はどのあたりなんでしょう?(人気がなくても、運営のまともな学会は名前を出さない方向で)より正確には、関わっちゃいけない学会というよりも、関わっちゃいけない先生が元締めしてる学会かもしれませんが
特に分野横断型の新設大学院なんかは、気のせいか、大学は一流どころでも怪しい学会を運営してる教授がちらほらいるようなその学会の役員リストに著名な先生がいても、名義貸しで実運営にはノータッチっぽい
分野によりますよね、大気化学の分野だと、市販されている温度計や風速計、計測アンプでさえ追跡可能(評価が査読付きの論文でなされていること)がないと、自分で装置の評価をして、自分で論文をだすか、使いたい論文に付録させない限り査読は通らないけれど、それこそ電気学会とか機械学会とか何で測ったのかさえ分からないようなデータが山ほど載ってるし、ロボティクスメカトロニクス学会のような工学応用系になっていくと追跡検証に必要なノウハウやデータが全く発表に現れないこともあって、いったい何を寄り合ってるのか意味不明、、という学会もある。
>~電気学会とか機械学会とか何で測ったのかさえ分からないようなデータが山ほど載ってるし
それはエレキの分野では買ってきた測定器で必要十分な精度が得られるからですよ気象関係では、例えば風速計といっても様々な形式のものがあって、それぞれ特性が微妙が異なる上に、過去何十年間にも渡って蓄積されてきたデータとの整合性・一貫性が必要だから非常に神経を使うのでしょうけれど、エレキではそういうことはありません(観測データがどんどん蓄積されていくのではありません)もっとも、エレキでも絶対的な精度を問題にするような分野(計測標準、基礎物性等)もあることはあります
>ロボティクスメカトロニクス学会のような工学応用系になっていくと追跡検証に必要なノウハウやデータが全く発表に現れないこともあって、いったい何を寄り合ってるのか意味不明
そういう応用分野では、従来にないコンセプトに基づいた処理を提案する・実現するという新規性が重要なのであって、過去の研究データとの厳密な比較など必要とされないのです(従来技術よりわずかでも進歩していれば問題なし)生化学系では追跡検証に必要な試料は著者から分けてもらわなければならないこともあるし、実験に決定的なテクニックの部分の詳細が公表されないこともあままるのですそれでも実験結果が十分に信頼しうると判断されれば査読は通ります
まあ、評価手段が定まっていないために、それぞれ勝手な処理を提案して、勝手な評価に基づいて論文書いてるというようなことは、いろいろな分野で見られることは否定できませんが、みんながみんないいかげんというわけではありません
さらにソフトウェア方面は、計算量とか数値のオーダが大事で、数値の有効桁数なんてほとんど気にしないしなぁ。
"K" が 1000 倍なのか 1024倍なのかなんて、どちらでもいい。他の分野だと、2%以上の誤差なんて、きっととんでもないのだろうけど。
いやだめでしょ、サブミクロンオーダーでナノマシンと言ってみたり、センチメートルスケールでマイクロマシンといってみたり、、、そういう分野ですからね。
そういうもんなんだぁといって聞き流していればいいんだけど、うっかりほっとくとマイクロ波みたいな用語が定着したりしたわけですしね。
マイクロ波のmicroは小さいって意味で付けられてるだけだから、むしろ小さいって意味のmicroの語を接頭語に転用した科学界側に問題があるんじゃ……
マイクロマシンのマイクロもそうですね。科学界というよりモトコメの人に問題がありそう。
真面目にやってる人は多少不器用でも仕方ないと思うんですが、いわゆる手配師系の先生が幅を利かすのは何とかならないですかねえ。
伝聞ですが、とある社会人大学院に入学したら、教授が「最初は論文のサーベイするな。とにかく手を動かせ」と指導する先生で、提案するもの激励した挙げ句、ようやく卒業間近になって、その先生が周辺の論文を一通も読まず、世の中の研究の流れすら把握していなくて手遅れと気がついたとか。おそらく五年・十年はまともに論文読んでないみたい。某一流大学の話。学生はまじめに取り組みたいタイプなのに、研究を叩いて磨くどころか、壁にぶち当たったことすら気づかせなかったようで。(不思議なことに怪しい学会のマネジメントしてたらその状態でも、学生に恥を押しつければ、 国内ジャーナルに、国際学会の発表までこなして実績カウントできるんですよね)
K○D?
>伝聞ですが、とある社会人大学院に入学したら、教授が「最初は論文のサーベイするな。とにかく手を動かせ」それ科名にマネジメントとつく横浜の某新設院の話かな。「調べずにやってたら必ず人と違ってくるから」と指導してると噂で聞いてそれ理学系なら車輪の再発明だよと思った記憶が。そこの学生がデカルチャーに遭遇しなけりゃいいんだけど。#それとも早めに遭遇したほうがいいのか
学会という名前がついていても学会とは限らない日本画質学会 http://www.newww-media.co.jp/eventgasitsu.html [newww-media.co.jp]あくまでも学会という名前のユニットなのよん 『*学会メンバーは上記4名のみとし、活動においても4名の責任で行うものとする』
>学会という名前がついていても学会とは限らない
そうか……
>日本画質学会美紀と書いて「みのり」と読むなんて確かに捏造と言われてもしかたないレベル。
学際領域で研究してるとこんな感じで悪印象が広がるのが辛い。不遇な時代はまだまだ続きそうですなあ。
学際領域に胡散臭い研究が多いように見えるのは一般理論が存在せず科学として洗練されていないからだと思いますがそれと捏造しやすいということとはまた別ですよ。別に学際領域でも実験や調査の再現可能性は高められますし分析結果に理論的裏付けが求められるのも一緒。
むしろ一般理論がない分、分析結果の解釈には慎重ですよ。理論的枠組みを組み立てるのが大事であって実験や調査は枠組みの妥当性を示唆するくらいの意味しか持たないというのが学際的な研究の正しい在り方だと思ってます。学際領域はある種、一般理論を作る(学際じゃなくなる)前の準備段階ですからね。一般理論ができたらガッツリ検証すると。
# とはいえ、学際領域の学会や大学院が玉石混淆なのは認めざるを得ないのでAC
どんな学問領域や学会でも、黎明期は手探りはつきもの。もちろん捏造は論外だが、データをどう解釈しどうけんしょうするのかは、学問とともにしんかするしかない。
関わっちゃいけない学会
既出の信濃町の学会とか、と学会とか?
えてして、専門的知識が必要になるような。
(ご指摘のように)著名な先生が名を連ねてても、名前を貸してるだけだったり、分野違いで質の判定が出来なかったりすることがありますし。また大きな学会になると、同じ学会が出している刊行物同士でも全然質が違うこともあります。
最後は結局、刊行物の論文なり偉い人の主張なりが、科学的な裏付けをきっちり取っている内容どうか。世界中の専門家の目に触れてチェックされてるか、等々を調べる必要があるでしょうね。
大学等でアクセスできる環境にある人なら、Web of Science やScopusで地味に調べるのが、結局は話が早いかと。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
海外での影響力が低いとはいえ、電気学会とか大手学会誌系は
まだそれなりにきちんとしてると思うんですけど、
関わっちゃいけない感じの学会はどのあたりなんでしょう?
(人気がなくても、運営のまともな学会は名前を出さない方向で)
より正確には、関わっちゃいけない学会というよりも、
関わっちゃいけない先生が元締めしてる学会かもしれませんが
特に分野横断型の新設大学院なんかは、気のせいか、
大学は一流どころでも怪しい学会を運営してる教授がちらほらいるような
その学会の役員リストに著名な先生がいても、名義貸しで実運営にはノータッチっぽい
Re:ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
分野によりますよね、大気化学の分野だと、市販されている温度計や風速計、計測アンプでさえ追跡可能(評価が査読付きの論文でなされていること)がないと、自分で装置の評価をして、自分で論文をだすか、使いたい論文に付録させない限り査読は通らないけれど、それこそ電気学会とか機械学会とか何で測ったのかさえ分からないようなデータが山ほど載ってるし、ロボティクスメカトロニクス学会のような工学応用系になっていくと追跡検証に必要なノウハウやデータが全く発表に現れないこともあって、いったい何を寄り合ってるのか意味不明、、という学会もある。
Re:ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
>~電気学会とか機械学会とか何で測ったのかさえ分からないようなデータが山ほど載ってるし
それはエレキの分野では買ってきた測定器で必要十分な精度が得られるからですよ
気象関係では、例えば風速計といっても様々な形式のものがあって、それぞれ特性が微妙が異なる上に、過去何十年間にも渡って蓄積されてきたデータとの整合性・一貫性が必要だから非常に神経を使うのでしょうけれど、エレキではそういうことはありません(観測データがどんどん蓄積されていくのではありません)
もっとも、エレキでも絶対的な精度を問題にするような分野(計測標準、基礎物性等)もあることはあります
>ロボティクスメカトロニクス学会のような工学応用系になっていくと追跡検証に必要なノウハウやデータが全く発表に現れないこともあって、いったい何を寄り合ってるのか意味不明
そういう応用分野では、従来にないコンセプトに基づいた処理を提案する・実現するという新規性が重要なのであって、過去の研究データとの厳密な比較など必要とされないのです(従来技術よりわずかでも進歩していれば問題なし)
生化学系では追跡検証に必要な試料は著者から分けてもらわなければならないこともあるし、実験に決定的なテクニックの部分の詳細が公表されないこともあままるのです
それでも実験結果が十分に信頼しうると判断されれば査読は通ります
まあ、評価手段が定まっていないために、それぞれ勝手な処理を提案して、勝手な評価に基づいて論文書いてるというようなことは、いろいろな分野で見られることは否定できませんが、みんながみんないいかげんというわけではありません
Re:ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
さらにソフトウェア方面は、計算量とか数値のオーダが大事で、数値の有効桁数なんてほとんど気にしないしなぁ。
"K" が 1000 倍なのか 1024倍なのかなんて、どちらでもいい。他の分野だと、2%以上の誤差なんて、きっととんでもないのだろうけど。
Re: (スコア:0)
いやだめでしょ、サブミクロンオーダーでナノマシンと言ってみたり、センチメートルスケールでマイクロマシンといってみたり、、、
そういう分野ですからね。
そういうもんなんだぁといって聞き流していればいいんだけど、うっかりほっとくとマイクロ波みたいな用語が定着したりしたわけですしね。
Re: (スコア:0)
マイクロ波のmicroは小さいって意味で付けられてるだけだから、むしろ小さいって意味のmicroの語を接頭語に転用した科学界側に問題があるんじゃ……
Re: (スコア:0)
マイクロマシンのマイクロもそうですね。
科学界というよりモトコメの人に問題がありそう。
Re:ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
真面目にやってる人は多少不器用でも仕方ないと思うんですが、
いわゆる手配師系の先生が幅を利かすのは何とかならないですかねえ。
伝聞ですが、とある社会人大学院に入学したら、教授が「最初は論文のサーベイするな。とにかく手を動かせ」
と指導する先生で、提案するもの激励した挙げ句、ようやく卒業間近になって、
その先生が周辺の論文を一通も読まず、世の中の研究の流れすら把握していなくて手遅れと気がついたとか。
おそらく五年・十年はまともに論文読んでないみたい。某一流大学の話。
学生はまじめに取り組みたいタイプなのに、研究を叩いて磨くどころか、壁にぶち当たったことすら気づかせなかったようで。
(不思議なことに怪しい学会のマネジメントしてたらその状態でも、学生に恥を押しつければ、
国内ジャーナルに、国際学会の発表までこなして実績カウントできるんですよね)
Re: (スコア:0)
K○D?
Re: (スコア:0)
>伝聞ですが、とある社会人大学院に入学したら、教授が「最初は論文のサーベイするな。とにかく手を動かせ」
それ科名にマネジメントとつく横浜の某新設院の話かな。
「調べずにやってたら必ず人と違ってくるから」と指導してると噂で聞いて
それ理学系なら車輪の再発明だよと思った記憶が。
そこの学生がデカルチャーに遭遇しなけりゃいいんだけど。
#それとも早めに遭遇したほうがいいのか
Re: (スコア:0)
学会という名前がついていても学会とは限らない
日本画質学会 http://www.newww-media.co.jp/eventgasitsu.html [newww-media.co.jp]
あくまでも学会という名前のユニットなのよん 『*学会メンバーは上記4名のみとし、活動においても4名の責任で行うものとする』
Re:ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
>学会という名前がついていても学会とは限らない
そうか……
Re: (スコア:0)
>日本画質学会
美紀と書いて「みのり」と読むなんて確かに捏造と言われてもしかたないレベル。
Re: (スコア:0)
学際領域で研究してるとこんな感じで悪印象が広がるのが辛い。
不遇な時代はまだまだ続きそうですなあ。
学際領域に胡散臭い研究が多いように見えるのは
一般理論が存在せず科学として洗練されていないからだと思いますが
それと捏造しやすいということとはまた別ですよ。
別に学際領域でも実験や調査の再現可能性は高められますし
分析結果に理論的裏付けが求められるのも一緒。
むしろ一般理論がない分、分析結果の解釈には慎重ですよ。
理論的枠組みを組み立てるのが大事であって
実験や調査は枠組みの妥当性を示唆するくらいの意味しか持たない
というのが学際的な研究の正しい在り方だと思ってます。
学際領域はある種、一般理論を作る(学際じゃなくなる)前の準備段階ですからね。
一般理論ができたらガッツリ検証すると。
# とはいえ、学際領域の学会や大学院が玉石混淆なのは認めざるを得ないのでAC
Re:ダメダメな日本の学会はどのあたりなんでしょ? (スコア:1)
どんな学問領域や学会でも、黎明期は手探りはつきもの。
もちろん捏造は論外だが、データをどう解釈しどうけんしょうするのかは、学問とともにしんかするしかない。
Re: (スコア:0)
関わっちゃいけない学会
既出の信濃町の学会とか、
と学会とか?
Re: (スコア:0)
えてして、専門的知識が必要になるような。
(ご指摘のように)著名な先生が名を連ねてても、名前を貸してるだけだったり、分野違いで質の判定が出来なかったりすることがありますし。
また大きな学会になると、同じ学会が出している刊行物同士でも全然質が違うこともあります。
最後は結局、刊行物の論文なり偉い人の主張なりが、科学的な裏付けをきっちり取っている内容どうか。世界中の専門家の目に触れてチェックされてるか、等々を調べる必要があるでしょうね。
大学等でアクセスできる環境にある人なら、Web of Science やScopusで地味に調べるのが、結局は話が早いかと。