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勉強ができないと絶食!という企画があったのですが、視聴者から「糖分を摂らないと頭が働かないよ」という投書があってそれ以来毎日氷砂糖だけは支給されていた話 を思い出した
脂肪分にしてもそうだけど、全く摂らないのも身体に良くないんですけどね~そこまで頭が回らないんでしょうかアメリカ
>全く摂らないのも身体に良くないんですけどね~
そんなことは今回の主張をしてる連中も分かってる。当たり前だ。何も考えず、「そこまで頭が回らないんでしょうか」なんて反射的に思っちゃう方がどうかしてる。よほどの馬鹿でもない限り考えてないわけがないのだから。
それを踏まえた上で今回の提言は、
・現代の先進国の人間はカロリーを摂取しすぎであり、それによる健康被害が大きい・特に砂糖には中毒性があるので(これは事実)、放っておくと人間の摂取量は増えていきがち・そのため、何らかの規制を導入すべきではないか?
という意見。
砂糖に中毒性というのは、なんかDHMOみたいな匂いを感じますが・・・まあ禁止するというわけじゃなし、ある程度の規制が必要なんでしょう。例えば、通常のコーラよりダイエットコーラのほうが安ければ、そっちを買う動機になるでしょうし。
>砂糖に中毒性というのは、なんかDHMOみたいな匂いを感じますが・・・
思った以上にちゃんとした研究が出てたりするようです.
"Evidence for sugar addiction: Behavioral and neurochemical effects of intermittent, excessive sugar intake"N.M. Avena, P. Rada and B.G. Hoebel, Neuroscience & Biobehavior Review, 32, 20-39 (2008). [doi.org]#結構反響もあったんで,すでに引用数が150ぐらいありますね.
何でも,元々砂糖を摂取するとオピオイド(いわゆるモルヒネ受容体とも呼ばれるオピオイド受容体に結合する物質類.生体中において報酬系を構築する)やらドーパミンが分泌されることから,潜在的に中毒の可能性があることは知られていたようです.で,それを確かめようとラットなどに通常の餌より顕著に砂糖を多く含む飼料を与えてその影響を調べたところ,Bingeing(乱用),Withdrawal(禁断症状),Craving(依存?渇望?),Cross-sensitization(?分野外なのでよく分からん……)という薬物中毒に見られる四要素が確認され,またニューロンの受容体の変性やらドーパミン放出の変化やらといった神経レベルでの異常も確認されたことから,砂糖も中毒性のある薬物と考えて良いのではないか?という研究のようです.
当然のことながら砂糖業界は猛反発して,「まだまだ研究が足りない」という反論や,「我々の追試では,それは砂糖に限らず,人工甘味料など甘いもの全てで起こった.だから砂糖だけが駄目なわけではない」という反論(反論?)が出ていたりしているそうです.また,この時点での研究はラットが対象でしたので人間で実際どうなのかはよく分かりませんし,その辺も絡めて関連研究は今でも盛んに行われている模様.
まあ糖類は優れたカロリー源ですから,それを出来るだけ摂取するような報酬系が脳内にあっても不思議ではないと思いますし,過剰摂取できるようになってしまった現代社会でそれが過剰刺激されて中毒性を示すって事もまああり得ない話ではないですよね.#あり得るとは思いますが,本当にあるのかどうかは分野外なので判断付かず.
水や酸素はどうなるんだとか、うまい食べ物も同じじゃないかとかいうコメがありますが、それらと依存性物質(=広義のドラッグ)とは全然違いますよ。ためしに砂糖を抜いてみるとわかります。外食は禁止して、食べ物や調味料を店で買うときは必ず原材料を確認して砂糖、ブドウ糖、蜜関係が入ってるものは買わない。これを徹底すると一週間もたたないうちに自分がいかに砂糖に依存していたかがわかります。カフェイン中毒やニコチン中毒になって、それをやめた(あるいはやめようとした)ことがある人ならわかるムズムズ、イライラした感じです。運動後とかの、体が糖分を欲してるあの感じとは全く違います。もちろん酸素や水を欲してる感覚とも全く違います。結局カフェインなどと同じで害がそれほど大きくないために放置されているだけで、この親コメにあるとおりまさしく砂糖はドラッグだということが実感できますよ。(ついでに体調もよくなりますw)
というか、普通の"美味しい食事"でも恐らくそういう反応が起こるはずというか、起こらないと生物として成立するのが非常に困難だとおもうのですが・・・まともな生物がより良い食習慣ないしは食事の動機付けを獲得する為の仕組み(食欲+味覚)って中毒症状とどう違うのか、その手の話ではどーもその辺りを敢えて区別しようとしてない感じなので信用ならんのです。# 人間とか学習能力を持つ生物でこそ幼児期にメシ食わないで育つとメシ食えなくなる生物になるらしいですが、美味いメシを食おうとするのは教えられた習慣に過ぎないなんてこたぁないと私は信じます。
食欲と中毒症状が違うものだったとしても、中毒症状を呈す要因が味覚であるならそれは規制(課税)すべきではない(美味い物を食うなとか嗜好品規制じゃなく人権侵害じゃないかと思うの)ですから、その辺の研究もせずに規制(課税)するのは拙速に過ぎますし。# 吸収時の反応で中毒が起こるなら課税もまぁわからんでもない・・・がやっぱ程度問題だし直接課税すべきかどうかは別の問題だよなぁ。
中毒とかではなく過剰なカロリーが問題なのだから、変な研究せずそっちを根拠に課税すりゃ反対も減るでしょうに・・・
思うに、こういう根拠とか因果関係を暈した理屈で中毒を証明できた事にできると嬉しい人たちが居るんじゃないかと。電磁波のアレと同じで。
糖分は(1度に)取りすぎると、以降体が拒否るようになるからあまり気にしなくてもいいと思うけどな。#学生時代砂糖だけで生きてた日がありましたw
#恥ずかしいのでAC
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
昔●波少年で (スコア:1)
勉強ができないと絶食!という企画があったのですが、
視聴者から「糖分を摂らないと頭が働かないよ」という投書があって
それ以来毎日氷砂糖だけは支給されていた話 を思い出した
脂肪分にしてもそうだけど、全く摂らないのも身体に良くないんですけどね~
そこまで頭が回らないんでしょうかアメリカ
Re: (スコア:0)
>全く摂らないのも身体に良くないんですけどね~
そんなことは今回の主張をしてる連中も分かってる。当たり前だ。
何も考えず、「そこまで頭が回らないんでしょうか」なんて反射的に思っちゃう方がどうかしてる。よほどの馬鹿でもない限り考えてないわけがないのだから。
それを踏まえた上で今回の提言は、
・現代の先進国の人間はカロリーを摂取しすぎであり、それによる健康被害が大きい
・特に砂糖には中毒性があるので(これは事実)、放っておくと人間の摂取量は増えていきがち
・そのため、何らかの規制を導入すべきではないか?
という意見。
Re: (スコア:0)
砂糖に中毒性というのは、なんかDHMOみたいな匂いを感じますが・・・
まあ禁止するというわけじゃなし、ある程度の規制が必要なんでしょう。
例えば、通常のコーラよりダイエットコーラのほうが安ければ、そっちを買う動機になるでしょうし。
Re:昔●波少年で (スコア:5, 参考になる)
>砂糖に中毒性というのは、なんかDHMOみたいな匂いを感じますが・・・
思った以上にちゃんとした研究が出てたりするようです.
"Evidence for sugar addiction: Behavioral and neurochemical effects of intermittent, excessive sugar intake"
N.M. Avena, P. Rada and B.G. Hoebel, Neuroscience & Biobehavior Review, 32, 20-39 (2008). [doi.org]
#結構反響もあったんで,すでに引用数が150ぐらいありますね.
何でも,元々砂糖を摂取するとオピオイド(いわゆるモルヒネ受容体とも呼ばれるオピオイド受容体に結合する物質類.生体中において報酬系を構築する)やらドーパミンが分泌されることから,潜在的に中毒の可能性があることは知られていたようです.
で,それを確かめようとラットなどに通常の餌より顕著に砂糖を多く含む飼料を与えてその影響を調べたところ,Bingeing(乱用),Withdrawal(禁断症状),Craving(依存?渇望?),Cross-sensitization(?分野外なのでよく分からん……)という薬物中毒に見られる四要素が確認され,またニューロンの受容体の変性やらドーパミン放出の変化やらといった神経レベルでの異常も確認されたことから,砂糖も中毒性のある薬物と考えて良いのではないか?という研究のようです.
当然のことながら砂糖業界は猛反発して,「まだまだ研究が足りない」という反論や,「我々の追試では,それは砂糖に限らず,人工甘味料など甘いもの全てで起こった.だから砂糖だけが駄目なわけではない」という反論(反論?)が出ていたりしているそうです.
また,この時点での研究はラットが対象でしたので人間で実際どうなのかはよく分かりませんし,その辺も絡めて関連研究は今でも盛んに行われている模様.
まあ糖類は優れたカロリー源ですから,それを出来るだけ摂取するような報酬系が脳内にあっても不思議ではないと思いますし,過剰摂取できるようになってしまった現代社会でそれが過剰刺激されて中毒性を示すって事もまああり得ない話ではないですよね.
#あり得るとは思いますが,本当にあるのかどうかは分野外なので判断付かず.
Re:昔●波少年で (スコア:2)
水や酸素はどうなるんだとか、うまい食べ物も同じじゃないかとかいうコメがありますが、それらと依存性物質(=広義のドラッグ)とは全然違いますよ。
ためしに砂糖を抜いてみるとわかります。外食は禁止して、食べ物や調味料を店で買うときは必ず原材料を確認して砂糖、ブドウ糖、蜜関係が入ってるものは買わない。
これを徹底すると一週間もたたないうちに自分がいかに砂糖に依存していたかがわかります。
カフェイン中毒やニコチン中毒になって、それをやめた(あるいはやめようとした)ことがある人ならわかるムズムズ、イライラした感じです。
運動後とかの、体が糖分を欲してるあの感じとは全く違います。もちろん酸素や水を欲してる感覚とも全く違います。
結局カフェインなどと同じで害がそれほど大きくないために放置されているだけで、この親コメにあるとおりまさしく砂糖はドラッグだということが実感できますよ。
(ついでに体調もよくなりますw)
Re:昔●波少年で (スコア:1)
というか、普通の"美味しい食事"でも恐らくそういう反応が起こるはずというか、起こらないと生物として成立するのが非常に困難だとおもうのですが・・・
まともな生物がより良い食習慣ないしは食事の動機付けを獲得する為の仕組み(食欲+味覚)って中毒症状とどう違うのか、その手の話ではどーもその辺りを敢えて区別しようとしてない感じなので信用ならんのです。
# 人間とか学習能力を持つ生物でこそ幼児期にメシ食わないで育つとメシ食えなくなる生物になるらしいですが、美味いメシを食おうとするのは教えられた習慣に過ぎないなんてこたぁないと私は信じます。
食欲と中毒症状が違うものだったとしても、中毒症状を呈す要因が味覚であるならそれは規制(課税)すべきではない(美味い物を食うなとか嗜好品規制じゃなく人権侵害じゃないかと思うの)ですから、その辺の研究もせずに規制(課税)するのは拙速に過ぎますし。
# 吸収時の反応で中毒が起こるなら課税もまぁわからんでもない・・・がやっぱ程度問題だし直接課税すべきかどうかは別の問題だよなぁ。
中毒とかではなく過剰なカロリーが問題なのだから、変な研究せずそっちを根拠に課税すりゃ反対も減るでしょうに・・・
思うに、こういう根拠とか因果関係を暈した理屈で中毒を証明できた事にできると嬉しい人たちが居るんじゃないかと。電磁波のアレと同じで。
Re: (スコア:0)
糖分は(1度に)取りすぎると、以降体が拒否るようになるからあまり気にしなくてもいいと思うけどな。
#学生時代砂糖だけで生きてた日がありましたw
#恥ずかしいのでAC