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本当に技術力で負けたのかどうかは知らないけれど、どんな言い訳をしようが、結果として負けたのは事実。技術の差なのか、政治の差なのか、それ以外の要因なのか。様々な角度からの検証は必要だし、それはそれで重要でしょう。
でも、一番の根本は世界最高の技術大国という肩書きに慢心してしまった日本自身に問題があると思う。技術大国と言いながら理系離れが進み、土地転がし株転がしで儲けを出そうとする浮かれっぷり、昔から言われながらも政治の腐敗、政治への無関心ぶり。それでも豊かな国だから、技術大国だからとふんぞり返っている内に新興国に抜かれ、借金まみれになった。
どんな一番の肩書きも過去のものに過ぎず、それを自慢や根拠にした時点から転落が始まる。日本は韓国に負けたとか、中国に負けたとかの以前に、己自身に負けたのだと思う。
故、吉村秀雄氏曰く、「神明はただ平素の鍛錬に力め戦わずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授けると同時に一勝に満足して治平に安んずる者よりただちにこれを奪う、故人曰く勝って兜の緒を締めよと」
概ね同意。
今の日本人はやる気というか気合いというか向上心が薄いと思う。何事においても、勝つ気がないのかも。
でもそれがいいことなのか、それとも悪いことなのか、判らない。
>何事においても、勝つ気がないのかも。
運動会で,みんな並んでゴールで一等賞。学芸会で,入れ替わり立ち替わりで,みんなが主人公。という教育を受けた,内的な要因。
たとえ勝って抜きんでても,出る杭でうたれる。熾烈な就職競争に勝ったところで,給料は頭打ち。という,外的な要因。
それであれば,「ほどほどに」ということになってしまうのでしょうね。
論点がズレてる。
今回「負けた」世代と、今就職競争してる世代は全然違うんじゃない?ゆとり教育の影響が社会人側に大きく影響しているとはとても考えられないんだけど。
論じるなら、今の世代の閉塞感を指摘しなくちゃ。
僕は現在大学修士の世代なんだけど、こういう「ハングリー精神に欠ける」とかという言葉を、教育を受けている世代に言ってる人には
「ふーん、あーよかったですねー(棒」とか言ってやれば良いと、常に思っています。
「ハングリー精神に欠ける」という事に込められた彼らなりのメッセージは「昔はハングリー精神があっていい時代だった」ということで、つまり、彼らは「昔は良かった」ということを言いたがっているのです。
そんな使い古されている言葉でしか語れない人は放置で十分です。
>今回「負けた」世代と、今就職競争してる世代は全然違うんじゃない?ごめんなさい,そうですね。>何事においても、勝つ気がないのかも。ついこれに反射してしまった。
まあ,上の世代でもバブルより下では>たとえ勝って抜きんでても,出る杭でうたれる。>熾烈な就職競争に勝ったところで,給料は頭打ち。これはありました。あと,付け足すなら無計画な指揮官の下でのデスマでしょうか。バブルより上では野放図でやっていけたので指揮官が育っていないのでしょう。おかげで,士気も品質も下がる一方で,もし日本全体がこんな状態じゃ砂上の楼閣だよなと思っていました。まあ,そんな業界に見切りをつけたのですが・・
>運動会で,みんな並んでゴールで一等賞。>学芸会で,入れ替わり立ち替わりで,みんなが主人公。それでこっちは、転職先で目下直面している悩みなのです。
何かとゆとり批判やらで○教組叩きとかに持ってく人はどこにでも出没するので困ったチャンですほんと。
ものづくりって最終的には労働集約型産業=新興国に追いつかれる宿命を負ってるんだから、上流を占めるOr新しいフィールドに移行していく道を取らないと利益はどんどん低下しますよね。要するに戦略の欠如。サムスンは今世界に追いついたところで、生き残れるかはこれからが勝負でしょう。
中学入試では方程式を使ってはいけない、とかも。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
何よりも精神で負けた気がする (スコア:5, すばらしい洞察)
本当に技術力で負けたのかどうかは知らないけれど、どんな言い訳をしようが、結果として負けたのは事実。
技術の差なのか、政治の差なのか、それ以外の要因なのか。様々な角度からの検証は必要だし、それはそれで重要でしょう。
でも、一番の根本は世界最高の技術大国という肩書きに慢心してしまった日本自身に問題があると思う。
技術大国と言いながら理系離れが進み、土地転がし株転がしで儲けを出そうとする浮かれっぷり、
昔から言われながらも政治の腐敗、政治への無関心ぶり。
それでも豊かな国だから、技術大国だからとふんぞり返っている内に新興国に抜かれ、借金まみれになった。
どんな一番の肩書きも過去のものに過ぎず、それを自慢や根拠にした時点から転落が始まる。
日本は韓国に負けたとか、中国に負けたとかの以前に、己自身に負けたのだと思う。
故、吉村秀雄氏曰く、
「神明はただ平素の鍛錬に力め戦わずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授けると同時に
一勝に満足して治平に安んずる者よりただちにこれを奪う、故人曰く勝って兜の緒を締めよと」
Re: (スコア:0)
概ね同意。
今の日本人はやる気というか気合いというか向上心が薄いと思う。
何事においても、勝つ気がないのかも。
でもそれがいいことなのか、それとも悪いことなのか、判らない。
Re:何よりも精神で負けた気がする (スコア:1)
>何事においても、勝つ気がないのかも。
運動会で,みんな並んでゴールで一等賞。
学芸会で,入れ替わり立ち替わりで,みんなが主人公。
という教育を受けた,内的な要因。
たとえ勝って抜きんでても,出る杭でうたれる。
熾烈な就職競争に勝ったところで,給料は頭打ち。
という,外的な要因。
それであれば,「ほどほどに」ということになってしまうのでしょうね。
Re:何よりも精神で負けた気がする (スコア:1)
論点がズレてる。
今回「負けた」世代と、今就職競争してる世代は全然違うんじゃない?
ゆとり教育の影響が社会人側に大きく影響しているとはとても考えられないんだけど。
論じるなら、今の世代の閉塞感を指摘しなくちゃ。
俯瞰しよう。何事も俯瞰しなくちゃ駄目だ。
Re:何よりも精神で負けた気がする (スコア:3, 興味深い)
僕は現在大学修士の世代なんだけど、
こういう「ハングリー精神に欠ける」とかという言葉を、
教育を受けている世代に言ってる人には
「ふーん、あーよかったですねー(棒」
とか言ってやれば良いと、常に思っています。
「ハングリー精神に欠ける」という事に込められた彼らなりのメッセージは
「昔はハングリー精神があっていい時代だった」ということで、つまり、
彼らは「昔は良かった」ということを言いたがっているのです。
そんな使い古されている言葉でしか語れない人は放置で十分です。
Re:何よりも精神で負けた気がする (スコア:1)
>今回「負けた」世代と、今就職競争してる世代は全然違うんじゃない?
ごめんなさい,そうですね。
>何事においても、勝つ気がないのかも。
ついこれに反射してしまった。
まあ,上の世代でもバブルより下では
>たとえ勝って抜きんでても,出る杭でうたれる。
>熾烈な就職競争に勝ったところで,給料は頭打ち。
これはありました。
あと,付け足すなら無計画な指揮官の下でのデスマでしょうか。
バブルより上では野放図でやっていけたので指揮官が育っていないのでしょう。
おかげで,士気も品質も下がる一方で,もし日本全体がこんな状態じゃ砂上の楼閣だよなと思っていました。
まあ,そんな業界に見切りをつけたのですが・・
>運動会で,みんな並んでゴールで一等賞。
>学芸会で,入れ替わり立ち替わりで,みんなが主人公。
それでこっちは、転職先で目下直面している悩みなのです。
Re: (スコア:0)
何かとゆとり批判やらで○教組叩きとかに持ってく人はどこにでも出没するので困ったチャンですほんと。
ものづくりって最終的には労働集約型産業=新興国に追いつかれる宿命を負ってるんだから、上流を占めるOr新しいフィールドに移行していく道を取らないと利益はどんどん低下しますよね。要するに戦略の欠如。
サムスンは今世界に追いついたところで、生き残れるかはこれからが勝負でしょう。
Re: (スコア:0)
中学入試では方程式を使ってはいけない、とかも。