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マヤの伝統的な色素ですね.コチニールカイガラムシはかなりの時間を使って品種改良が行われており,人間による十分なサポートがないとまともに生存・繁殖出来ないレベルだとか.蚕みたいなもんですかね.スペインがこれをヨーロッパに持ち込み破綻しかかっていた国家財政を支える莫大な富を作り(当時,赤色染料は非常に高価だった),そして多量に持ち帰りすぎて相場が崩壊して国家経済も破綻するという.当時は独占を維持するためコチニールの原料の秘密保持に躍起になっており,粉末に加工したもののみを本国へ輸出.ヨーロッパ側ではこれは鉱物なのか植物なのか動物や虫なのかと議論が巻き起こったとか.
>天然色素なら安全と思ってた人がパニクる?
アメリカでは1970-80年頃に自然食ブームがあり一気に使用量が増加.同時に,「虫から取った色素なんて嫌だ」とか,「アレルギーが出た」とか既に問題になっていたはず.そういう意味では今更かも.
コチニールに関しては,早川が出してる「完璧な赤」という本が扱っていていろいろ書いてあります.#出てくる知識は面白いんだけど,文章の組み立てとかがいまいちだった覚えがある.
虫のトピックアイコンも追加して欲しい所
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
知らなかった。 (スコア:1)
# 天然色素なら安全と思ってた人がパニクる?
Re:知らなかった。 (スコア:4, 参考になる)
マヤの伝統的な色素ですね.
コチニールカイガラムシはかなりの時間を使って品種改良が行われており,人間による十分なサポートがないとまともに生存・繁殖出来ないレベルだとか.蚕みたいなもんですかね.
スペインがこれをヨーロッパに持ち込み破綻しかかっていた国家財政を支える莫大な富を作り(当時,赤色染料は非常に高価だった),そして多量に持ち帰りすぎて相場が崩壊して国家経済も破綻するという.
当時は独占を維持するためコチニールの原料の秘密保持に躍起になっており,粉末に加工したもののみを本国へ輸出.ヨーロッパ側ではこれは鉱物なのか植物なのか動物や虫なのかと議論が巻き起こったとか.
>天然色素なら安全と思ってた人がパニクる?
アメリカでは1970-80年頃に自然食ブームがあり一気に使用量が増加.同時に,「虫から取った色素なんて嫌だ」とか,「アレルギーが出た」とか既に問題になっていたはず.そういう意味では今更かも.
コチニールに関しては,早川が出してる「完璧な赤」という本が扱っていていろいろ書いてあります.
#出てくる知識は面白いんだけど,文章の組み立てとかがいまいちだった覚えがある.
Re: (スコア:0)
虫のトピックアイコンも追加して欲しい所
Re:知らなかった。 (スコア:2)
あれ?バグのアイコン?