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なんですよ。マイクロソフトに限ったことでは無く。私個人の例だと、携帯電話サービスのVirginMobile USA が7月から「集団訴訟禁止」の約款に切り替えます。
実のところクラスアクションでうまい汁を吸うのは担当弁護士だけ、個人にははした金の小切手が郵送されて終わり。ってケースがほとんどなので「禁止の代わりに値段が上がらなくなるんなら良いんじゃ無いの?」って反応もかなりありますです。
万が一、その主張が裁判で認められたら儲けもの。多分認められることは無いけど、それにしたって今まで通りなだけで。失うものは何も無し。
なんだったら将来に向けて「集団訴訟禁止を合法にしても良いんじゃね?」といった空気を作ることが出来るかもしれない。
そんな感じで、宝くじでも買うような感覚で文言入れてるだけじゃないですか?
ところが北米には「懲罰的損害賠償」による賠償額上乗せってのがありましてな。「失うものは何も無し」ってことはまず無いです。
実のところ、集団訴訟そのものが問題なのでは無く、懲罰的損害賠償による賠償額増大と、その賠償額のほとんどが集団訴訟専門弁護士に流れることが、社会問題になっている訳です。
なお、現実はもっと奇なり。「長期間乗ってバッテリがへばったシビックハイブリッドは燃費が悪くなる。ということが明記されていない」ことに対する集団訴訟ってのがありまして、ホンダが和解して所有者一人あたり$100 - $200 の小金を払うことになりましたが、今度は「その額がこんなに低いなんて」と(集団訴訟の弁護士に対してでは無く)ホンダを少額訴訟で訴えまして、勝ってしまいました。後追いするものが多数出て、ホンダ側が「個別対応する手間がかかりすぎるので、まとまって集団訴訟を起こしてください」とお願いしたそうな。
「集団訴訟禁止」自体が「懲罰的損害賠償」に値する項目である事を考えると、集団訴訟専門弁護士達と、「集団訴訟禁止」を盛り込んだ企業顧問弁護士達は、共謀関係なんじゃないですかね?
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集団訴訟禁止が北米で流行中 (スコア:2, 参考になる)
なんですよ。マイクロソフトに限ったことでは無く。
私個人の例だと、携帯電話サービスのVirginMobile USA が7月から「集団訴訟禁止」の約款に切り替えます。
実のところクラスアクションでうまい汁を吸うのは担当弁護士だけ、個人にははした金の小切手が郵送されて終わり。ってケースがほとんどなので
「禁止の代わりに値段が上がらなくなるんなら良いんじゃ無いの?」って反応もかなりありますです。
Re: (スコア:1)
万が一、その主張が裁判で認められたら儲けもの。
多分認められることは無いけど、それにしたって今まで通りなだけで。失うものは何も無し。
なんだったら将来に向けて「集団訴訟禁止を合法にしても良いんじゃね?」といった空気を作ることが出来るかもしれない。
そんな感じで、宝くじでも買うような感覚で文言入れてるだけじゃないですか?
Re: (スコア:1)
ところが北米には「懲罰的損害賠償」による賠償額上乗せってのがありましてな。
「失うものは何も無し」ってことはまず無いです。
実のところ、集団訴訟そのものが問題なのでは無く、懲罰的損害賠償による賠償額増大と、その賠償額のほとんどが集団訴訟専門弁護士に流れることが、社会問題になっている訳です。
なお、現実はもっと奇なり。
「長期間乗ってバッテリがへばったシビックハイブリッドは燃費が悪くなる。ということが明記されていない」ことに対する集団訴訟ってのがありまして、ホンダが和解して所有者一人あたり$100 - $200 の小金を払うことになりましたが、
今度は「その額がこんなに低いなんて」と(集団訴訟の弁護士に対してでは無く)ホンダを少額訴訟で訴えまして、勝ってしまいました。
後追いするものが多数出て、ホンダ側が「個別対応する手間がかかりすぎるので、まとまって集団訴訟を起こしてください」とお願いしたそうな。
Re:集団訴訟禁止が北米で流行中 (スコア:0)
「集団訴訟禁止」自体が「懲罰的損害賠償」に値する項目である事を考えると、
集団訴訟専門弁護士達と、「集団訴訟禁止」を盛り込んだ企業顧問弁護士達は、
共謀関係なんじゃないですかね?