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iPad2の消費電力は、1985年のスーパーコンピュータ「Cray-2」に匹敵するということか。
#モノは言いよう。
たぶん違います。下でphasonさんが指摘している通り、タレコミの間違い。正しくは
・iPad 2のピーク性能(消費電力関係なし)は、Cray-2 [wikipedia.org]と同等の1.9 GFLOPS。(数字は直接書かれていませんが、グラフから見て取れます)
・iPad 2の1ワットあたりの性能は、Opteron 6180SEの4倍となる4 GFLOPS/W。
で、単純にこれを当てはめると、iPad 2の消費電力は0.48 Wぐらいになります。ちなみに、Cray-2の消費電力は200 kW。桁が5つも異なります。
分かっているとは思いますが、iPad 2の消費電力が0.5Wなのではありませんので誤解のないよう。Apple A5のCortex-A9デュアルコアのTDPが0.5Wということで、Apple A5そものもはもっと食いますし、言うまでもありませんがiPad2システム全体はもっと消費電力は多くなります。
iPad 2のApple A5というとSamsung 45nmプロセスじゃなかったかと思いますが、ARMの45nm向けのCortex-A9ハードマクロの公称が800MHz@0.5Wでしたから、そんなもんなのでしょう。
そうそう、補足で、この記事を最初みたときにちょっとどうなのかなと思ったのは、Cortex-A9はセカンダリキャッシュがオプションでして、公称のTDPにセカンダリキャッシュ分は入っていないはずです。比較対象のプロセッサはすべてキャッシュ込みですが、Apple A5はそうではないと推定されるのでキャッシュを入れればOpteron 6180SEの4倍という数値にはならないかもしれませんね。他のTDPもメーカーの公称値みたいなので、どうなのかな、というところはありますけど。
GPU部分の演算能力は使われてないんでしょうかね?
たぶん使ってないでしょう。Apple A5のGPUは汎用的には使えないのではないか、というのに加えて、Cortex-A9の論理値は1コアあたり3.2GFLOPS@800MHzでiPad2はデュアルコアですから、LINPACKで2GFLOPSというスコアは、Cortex-A9だけを使っても出せそうに思います。
NOP命令が1サイクルなのを最小実行サイクル1と言っているようなものです。
何か問題が?
お客さんがだまされます。「ほう、最少命令実行時間が同じくらいだからこのCPUでもできるよね」(メモリ間加算が10倍違わなければできるけどな)(命令フェッチが実行時間の3倍かからなければできるけどな)(割り込み移行期間ry)(条件分岐ペナry)「できません」「えっ」#何度泣かされたことか
(メモリ間加算が10倍違わなければできるけどな)(命令フェッチが実行時間の3倍かからなければできるけどな)(割り込み移行期間ry)(条件分岐ペナry)「できません」「えっ」
思ってるだけで説明してないからだろう。
「ビタミンB1は、グリーンピース7400個分」を思い出しました。
リチウムイオン電池ってすごいんですね。そりゃ爆発するわ
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なるほど (スコア:4, おもしろおかしい)
iPad2の消費電力は、1985年のスーパーコンピュータ「Cray-2」に匹敵する
ということか。
#モノは言いよう。
Re:なるほど (スコア:4, 参考になる)
たぶん違います。下でphasonさんが指摘している通り、タレコミの間違い。
正しくは
・iPad 2のピーク性能(消費電力関係なし)は、Cray-2 [wikipedia.org]と同等の1.9 GFLOPS。
(数字は直接書かれていませんが、グラフから見て取れます)
・iPad 2の1ワットあたりの性能は、Opteron 6180SEの4倍となる4 GFLOPS/W。
で、単純にこれを当てはめると、iPad 2の消費電力は0.48 Wぐらいになります。
ちなみに、Cray-2の消費電力は200 kW。桁が5つも異なります。
Re:なるほど (スコア:3)
分かっているとは思いますが、iPad 2の消費電力が0.5Wなのではありませんので誤解のないよう。
Apple A5のCortex-A9デュアルコアのTDPが0.5Wということで、
Apple A5そものもはもっと食いますし、言うまでもありませんがiPad2システム全体
はもっと消費電力は多くなります。
iPad 2のApple A5というとSamsung 45nmプロセスじゃなかったかと思いますが、
ARMの45nm向けのCortex-A9ハードマクロの公称が800MHz@0.5Wでしたから、
そんなもんなのでしょう。
Re:なるほど (スコア:3)
そうそう、補足で、この記事を最初みたときにちょっとどうなのかなと思ったのは、
Cortex-A9はセカンダリキャッシュがオプションでして、公称のTDPにセカンダリキャッシュ分は
入っていないはずです。
比較対象のプロセッサはすべてキャッシュ込みですが、Apple A5はそうではないと推定されるので
キャッシュを入れればOpteron 6180SEの4倍という数値にはならないかもしれませんね。
他のTDPもメーカーの公称値みたいなので、どうなのかな、というところはありますけど。
Re:なるほど (スコア:2)
GPU部分の演算能力は使われてないんでしょうかね?
Re:なるほど (スコア:2)
たぶん使ってないでしょう。
Apple A5のGPUは汎用的には使えないのではないか、
というのに加えて、Cortex-A9の論理値は1コアあたり3.2GFLOPS@800MHzでiPad2は
デュアルコアですから、LINPACKで2GFLOPSというスコアは、
Cortex-A9だけを使っても出せそうに思います。
Re: (スコア:0)
例えればNOP命令が1サイクルなのを最小実行サイクル1と言っているようなものです。
またケータイ/スマホ向けSoCは非常にきめ細かい電力制御を行っているため、これも単純比較は無意味。
Re: (スコア:0)
NOP命令が1サイクルなのを最小実行サイクル1と言っているようなものです。
何か問題が?
Re: (スコア:0)
お客さんがだまされます。
「ほう、最少命令実行時間が同じくらいだからこのCPUでもできるよね」
(メモリ間加算が10倍違わなければできるけどな)
(命令フェッチが実行時間の3倍かからなければできるけどな)
(割り込み移行期間ry)
(条件分岐ペナry)
「できません」
「えっ」
#何度泣かされたことか
Re: (スコア:0)
(メモリ間加算が10倍違わなければできるけどな)
(命令フェッチが実行時間の3倍かからなければできるけどな)
(割り込み移行期間ry)
(条件分岐ペナry)
「できません」
「えっ」
思ってるだけで説明してないからだろう。
Re:なるほど (スコア:2)
「ビタミンB1は、グリーンピース7400個分」を思い出しました。
Re: (スコア:0)
リチウムイオン電池ってすごいんですね。そりゃ爆発するわ