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デカトロン管自体は、ただの計数管なので、リレー式計算機なんだね。
富士通が世界最古の稼動するコンピュータFACOM128B [fujitsu.com]を展示しているけど、さらに古いということか?
でもFACOM128Bは量産、Harwell Dekatronは特注品。日本人は量産が得意だった?
デカトロン管が何かググったけど日本のwikipediaには項目無いのなw
デカトロンっつうのは、放電管の一種で、10個の放電極があって、パルスを入れると、1つづつ隣の方電極が光る(電位が変わる)。10発パルスを入れると元に戻るので、それをキャリ(桁上げ)に使うと十進のカウンタ一桁に使える。リセットピンもあるはず。
グルグルと回し続ければ、動的だけど非破壊にデータを格納して読み出せるレジスタとして使える。補数も取れるので引き算にも使える。
値によって表示位置が変わるので表示器にも使える。
そんな部品でゴザルよ。実物は見たことなかったとおもわれる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Dekatron [wikipedia.org]
en.wikipediaには写真も載ってた
見た目はマジックアイみたいな感じだね
デカトロンは、単に光るだけではなく、それ自体がキャリー付のカウンタであるところが素敵ですね。そして、カウンタでありながらついでに表示もできるのも素敵です。
デカトロン使用のカウンター(Yahoo!オークションで安く出品されたのをついうっかり落札)を所持 http://twitpic.com/bg9u3p [twitpic.com] していますが、デカトロン自体は無事のようですけど周辺の回路の素子の劣化(?)でカウンターとしては正常に機能しないのが残念。(カウント入力を入れなくても各々の桁がぐるぐる回る)
デカトロンは、ソリッドステートなICと違って、その機能を生み出す内部の構造が見えるのも素敵です。http://twitpic.com/bg9ycd [twitpic.com]
真空管[計数放電管]物語http://homepage2.nifty.com/kawoyama/tubestorydekatron.htm [nifty.com]によると、先のデカトロンは30kパルス/秒のカウントが可能だそうです。
デカトロンを使うと、ENIACのように通常の真空管で10進カウンタを組むより構造がずっと簡素になるのでしょうね。動作速度の優劣はどうなんだろ?
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
1951年、FACOM128Bより古い (スコア:3, 興味深い)
デカトロン管自体は、ただの計数管なので、リレー式計算機なんだね。
富士通が世界最古の稼動するコンピュータFACOM128B [fujitsu.com]を展示しているけど、さらに古いということか?
でもFACOM128Bは量産、Harwell Dekatronは特注品。日本人は量産が得意だった?
Re: (スコア:0)
デカトロン管が何かググったけど日本のwikipediaには項目無いのなw
Re:1951年、FACOM128Bより古い (スコア:5, 参考になる)
デカトロンっつうのは、放電管の一種で、
10個の放電極があって、パルスを入れると、1つづつ隣の方電極が光る(電位が変わる)。
10発パルスを入れると元に戻るので、それをキャリ(桁上げ)に使うと
十進のカウンタ一桁に使える。
リセットピンもあるはず。
グルグルと回し続ければ、動的だけど非破壊にデータを格納して読み出せるレジスタとして使える。
補数も取れるので引き算にも使える。
値によって表示位置が変わるので表示器にも使える。
そんな部品でゴザルよ。実物は見たことなかったとおもわれる。
みんな幸せになればいいのに
散歩師:漫画居士柴岡秀一
http://www.toheart.to/%7Emanga
Re:1951年、FACOM128Bより古い (スコア:5, 参考になる)
http://en.wikipedia.org/wiki/Dekatron [wikipedia.org]
en.wikipediaには写真も載ってた
みんな幸せになればいいのに
散歩師:漫画居士柴岡秀一
http://www.toheart.to/%7Emanga
Re: (スコア:0)
見た目はマジックアイみたいな感じだね
Re:1951年、FACOM128Bより古い (スコア:5, 興味深い)
デカトロンは、単に光るだけではなく、それ自体がキャリー付のカウンタであるところが素敵ですね。そして、カウンタでありながらついでに表示もできるのも素敵です。
デカトロン使用のカウンター(Yahoo!オークションで安く出品されたのをついうっかり落札)を所持 http://twitpic.com/bg9u3p [twitpic.com] していますが、デカトロン自体は無事のようですけど周辺の回路の素子の劣化(?)でカウンターとしては正常に機能しないのが残念。(カウント入力を入れなくても各々の桁がぐるぐる回る)
デカトロンは、ソリッドステートなICと違って、その機能を生み出す内部の構造が見えるのも素敵です。
http://twitpic.com/bg9ycd [twitpic.com]
真空管[計数放電管]物語
http://homepage2.nifty.com/kawoyama/tubestorydekatron.htm [nifty.com]
によると、先のデカトロンは30kパルス/秒のカウントが可能だそうです。
デカトロンを使うと、ENIACのように通常の真空管で10進カウンタを組むより構造がずっと簡素になるのでしょうね。動作速度の優劣はどうなんだろ?