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亜光速、超光速で飛ぶ宇宙船の後ろを見てみたらどうなるんだい?
超短波みたいな電波が可視光で見えてくるってこと?
堀晃の「アンドロメダ占星術」そういうシーンが出てきます.
ハヤカワJAの「梅田地下オデッセイ」は入手困難ですが, 日本SF全集2 [amazon.co.jp]でなら読めると思います.
# 本当は「梅田地下オデッセイ」の「解説」つきで読んだ方がいいんですけど
確かこの前見かけたんだけど、どこしまっちゃったかなあ。そのほか、昔のSFマガジンで連載していた石原藤夫氏の記事などが詳しいと思います。ちゃんと計算した結果が出てます。
「超光速で飛ぶ」という概念で言うなら、後ろの窓から光が見えるわけがない。光より速く飛んでるんだから。亜光速なら位置が少々歪むだけで大差ないはず。
>亜光速なら位置が少々歪むだけで大差ないはず。
いや、光行差が効くから少々どころかものすごく歪むぞ。例えば静止時に角度120度(前方を0度、真後ろを180度とする)の方向から来ていた光は、光速の90%で動くと43度(つまり斜め前方)、光速の99%では14度(つまりほぼ前方)に見えるようになる。同様に角度150度から来ていた光は、光速の90%だと80度ぐらい(つまりほとんど横)、99%では30度あたり(要は斜め前方)に見えるようになる。#今適当に計算しただけだから数値はずれてるかもしれんけど、現象はこんな感じ。
要するに、光速に近づけば近づくほど後方の風景は180度(真後ろ)から引き延ばされ、0度(前方)方向に向かって圧縮されていく。もちろん厳密に真後ろの点(180度の方向)はそのままの位置にとどまるけど、その周囲はどんどん引き延ばされ前方に集約していくから風景はものすごく歪む。ついでにドップラー効果で波長も変化するけど、まあそれは置いておこう。#両方を合わせたのが有名なスターボウ。風景が前方に圧縮されながら虹色になる。
急激に光速に近づいて光行差が急激だと、星が速く前方に集まるから線に見えるのもありだな。同時にドップラーシフトで背景放射が可視光になって前方が輝くだろうが、それほど大きなドップラーは前方の狭い領域に限られるから円盤じゃなく点にしか見えないんじゃないかな?
むしろ逆に波長が伸びて紫外域やX線(だったもの)が見えるようになると思います。もうひとつ、光行差 [wikipedia.org]という現象もあって星空全体が進行方向に集まるので後ろ側の景色はかなりさびしいんじゃないでしょうか、たぶん。
いやだなぁ。窓なんかついているわけがないでしょう。
窓がなかったらストーブ焚いて空気が悪くなった時にどうするの?
最新技術の塊である宇宙船なんだから、煙突ぐらい付いてるに決まってんだろ。
煙突がついている方が上ですね?
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
宇宙船の窓は前だけに付いているのか? (スコア:0)
亜光速、超光速で飛ぶ宇宙船の後ろを見てみたらどうなるんだい?
超短波みたいな電波が可視光で見えてくるってこと?
Re:宇宙船の窓は前だけに付いているのか? (スコア:1)
堀晃の「アンドロメダ占星術」そういうシーンが出てきます.
ハヤカワJAの「梅田地下オデッセイ」は入手困難ですが, 日本SF全集2 [amazon.co.jp]でなら読めると思います.
# 本当は「梅田地下オデッセイ」の「解説」つきで読んだ方がいいんですけど
Re:宇宙船の窓は前だけに付いているのか? (スコア:1)
堀晃の「アンドロメダ占星術」そういうシーンが出てきます.
ハヤカワJAの「梅田地下オデッセイ」は入手困難ですが, 日本SF全集2 [amazon.co.jp]でなら読めると思います.
# 本当は「梅田地下オデッセイ」の「解説」つきで読んだ方がいいんですけど
確かこの前見かけたんだけど、どこしまっちゃったかなあ。
そのほか、昔のSFマガジンで連載していた石原藤夫氏の記事などが詳しいと思います。
ちゃんと計算した結果が出てます。
Re: (スコア:0)
「超光速で飛ぶ」
という概念で言うなら、後ろの窓から光が見えるわけがない。光より速く飛んでるんだから。
亜光速なら位置が少々歪むだけで大差ないはず。
Re: (スコア:0)
>亜光速なら位置が少々歪むだけで大差ないはず。
いや、光行差が効くから少々どころかものすごく歪むぞ。
例えば静止時に角度120度(前方を0度、真後ろを180度とする)の方向から来ていた光は、光速の90%で動くと43度(つまり斜め前方)、光速の99%では14度(つまりほぼ前方)に見えるようになる。
同様に角度150度から来ていた光は、光速の90%だと80度ぐらい(つまりほとんど横)、99%では30度あたり(要は斜め前方)に見えるようになる。
#今適当に計算しただけだから数値はずれてるかもしれんけど、現象はこんな感じ。
要するに、光速に近づけば近づくほど後方の風景は180度(真後ろ)から引き延ばされ、0度(前方)方向に向かって圧縮されていく。
もちろん厳密に真後ろの点(180度の方向)はそのままの位置にとどまるけど、その周囲はどんどん引き延ばされ前方に集約していくから風景はものすごく歪む。
ついでにドップラー効果で波長も変化するけど、まあそれは置いておこう。
#両方を合わせたのが有名なスターボウ。風景が前方に圧縮されながら虹色になる。
Re:宇宙船の窓は前だけに付いているのか? (スコア:1)
急激に光速に近づいて光行差が急激だと、星が速く前方に集まるから線に見えるのもありだな。
同時にドップラーシフトで背景放射が可視光になって前方が輝くだろうが、それほど大きなドップラーは前方の狭い領域に限られるから円盤じゃなく点にしか見えないんじゃないかな?
the.ACount
Re: (スコア:0)
超短波みたいな電波が可視光で見えてくるってこと?
むしろ逆に波長が伸びて紫外域やX線(だったもの)が見えるようになると思います。
もうひとつ、光行差 [wikipedia.org]という現象もあって星空全体が進行方向に集まるので後ろ側の景色はかなりさびしいんじゃないでしょうか、たぶん。
Re: (スコア:0)
いやだなぁ。窓なんかついているわけがないでしょう。
Re: (スコア:0)
窓がなかったらストーブ焚いて空気が悪くなった時にどうするの?
Re: (スコア:0)
最新技術の塊である宇宙船なんだから、煙突ぐらい付いてるに決まってんだろ。
Re: (スコア:0)
煙突がついている方が上ですね?