by
Anonymous Coward
on 2013年01月28日 13時54分
(#2314036)
テレビで3Dのレギュラー番組って週に30分枠が2本(BSフジ [bsfuji.tv]、BS-TBS [bs-tbs.co.jp])と番組の合間に流してる5分番組(BS11 [bs11.jp])くらいなんですよね。
しかも30分番組のスポンサーは両方ともSONYだけ。(他のメーカーはコンテンツ提供する気なしかよ、とちょっと思う)
TBSのTHE世界遺産3D GRAND TOUR は見応えはあるんだけど既に再放送ループに入ってるようだし…
コンテンツ不足がなあ (スコア:2)
現在のハイビジョンも実験放送の頃から「ソフトがない、ソフトがない」と言われ続けていたものですが、放送規格はいいですけど4kに見合うコンテンツが少なそうですね。
近年のデジタルで制作されている映画と、あとはスーパーハイビジョンの映像がぽつぽつ。既存のハイビジョンコンテンツでも、放送局の設備で時間をかけて4kアップ処理すればそこそこ品質の4kコンテンツに化けるかもしれませんが。
# 4kでは、60iじゃなくて60pにしてほしいな。今度こそ。
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:4, 興味深い)
鶏が先か卵が先かみたいな話で、コンテンツに関しても放送をやるということを
決めてしまえばコンテンツも制作されるというようなことがあるんでしょう。
大失敗に終わったMUSE方式のアナログハイビジョンも、HDコンテンツや
HDコンテンツ制作の面においては、やっておいて良かったということが
あったそうですよ。
日本のメーカーはコンシューマー向けのテレビ機器以外に、プロ向けの機材でも
ある程度のシェアを持ってるので、4kについても先行しておかないとシェアを維持できない
といったことはあるのかもですね。
とはいえ、日本のメーカーの苦境を救いたいなら、4kより先に分厚い仕様書が何部冊にもなる
てんこ盛りの規制を見なおしたほうが効果あるかもしれない。
あと見る側からすると、芸人が騒ぐバラエティを4kでやられてもねえ、というのがあるし
内容が伴わなければ4kにしても魅力ないですね。まあ地デジが4k化されるのは
かなり先だろうし、TVの買い替えを迫られるのも先に話でしょう。
いろいろ難しかったアナログ時代と違って、4kの放送に切り替わってしまった後でも
ダウンスケーリングでHDのTVは使えるだろうし焦る必要はなさそうで何よりです。
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:5, 興味深い)
まあMUSEは放送方式の規格ですから、コンテンツ制作とは全く関係がありませんしね。
MUSEからデジタル放送に変わった際に影響を受けたのは、送出の部分だけです。
走査線の数が1035本から1080本に変更されたことはありましたが、これはハイビジョンからHDTVの規格変更であってMUSEとは関係ありませんでしたし、
その際もVTRやカメラ、編集設備などの改修は行いましたが、収録されたコンテンツの方はそのまま使えました。
MUSE以前に制作された膨大なコンテンツは、その後の放送に役立てられています。
その当時の収録機材は今ほど手軽ではなく、カメラとVTRが分かれていました。
当時のカメラはCCDサイズが大きかったため、豊かな階調とノイズの少ない映像が撮れたこと。
圧縮技術が未熟だったため非圧縮のデジタル1インチVTRが使われていたこと。
ロケ用のポータブルVTR(UNIHI)ですらカメラマン一人では扱うのが難しかったため、必ずビデオエンジニアと音声さんが同行し、収録機器がしっかり調整されていたこと。
などなど、様々な理由で素晴らしいコンテンツが数多く制作されました。
初期のアナログ1インチVTRの時代はさすがに今見るとひどい画質ですが…
どういうわけかVTR一体型カメラHDC-750の登場以降は、黒潰れ、白飛びを起こした映像が増えてしまいました。
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
>MUSEからデジタル放送に変わった際に影響を受けたのは、送出の部分だけです。
デジタルTVの規格設定時にMUSEを考慮したからでしょう。
MUSEのコンテンツが無かったら720Pだけになってた可能性もありますよ。
まあインターレスが残ってしまったのも当時のコンテンツのせいと考えると功罪では罪の方が多いかも…
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
> MUSEのコンテンツが無かったら720Pだけになってた可能性もありますよ。
日本でプログレッシブが無くなったのはNHKの圧力
会長が「俺の目の黒い内はプログレッシブなどまかりならん」と
あちこちに圧力掛けまくりましたからね。
その圧力の掛け方の一つが「NHKが持ってるハイビジョンコンテンツ貸さないよ」
だから、MUSEコンテンツの所為と言えなくもない?
なんでここまでインターレースにこだわったかというと、
プログレッシブにするとPCとの親和性が高くなるかららしいですけど。
でもそのNHKが大河ドラマの撮影で「新技術のプログレッシブカメラで撮影!」
って宣伝してるのがなんとも。
TomOne
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
一昨年かその前かもう忘れたけど、3D対応テレビガンガン宣伝して売って・・・
コンテンツ増えないというか一般化しなかった気がする。
#WOWOWでたまーに3D流してるけど、対応テレビじゃないから見られない。
映画もいっとき3Dが盛り上がった気がしたけど、もうあんまり見ないね。
とか言いつつも、先々週くらいに3D映画(シルクドソレイユ3D)見てたっけ>じぶん
オフトピ:3Dは今(Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:2, 参考になる)
テレビで3Dのレギュラー番組って週に30分枠が2本(BSフジ [bsfuji.tv]、BS-TBS [bs-tbs.co.jp])と番組の合間に流してる5分番組(BS11 [bs11.jp])くらいなんですよね。
しかも30分番組のスポンサーは両方ともSONYだけ。(他のメーカーはコンテンツ提供する気なしかよ、とちょっと思う)
TBSのTHE世界遺産3D GRAND TOUR は見応えはあるんだけど既に再放送ループに入ってるようだし…
ロンドン五輪も、閉会後にハイライト番組はあったけど3D中継は無かったですね。3D映像配信を断ったのは日本とカナダぐらい [itmedia.co.jp]なんて話もあって、先進国では3D中継があった国の方が多かったらしいのですけど。
韓国みたいに政府と放送局とメーカー(サムスンやLG)が組んで推進する体制が正しいかはわからないけれど、あまりにやる気のない現状は、この後の4Kや8Kでも自分の首を絞めるんじゃないかと心配です。>国内メーカー
# もう締まっちゃってるから心配の必要もない?(´・ω・`)
Re:オフトピ:3Dは今(Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
SONYだけ頑張っててもそりゃダメですね。
それにしてもBSだけでも3Dレギュラー放送があったのは知らなかった。
いっそ3D専用チャンネル作るくらいの勢いがないと一般層への普及なんてのも夢っぽい。
日本ではテレビメーカーと放送業界(と絡んだ役人)の人たちが利益共同体じゃないのか、縦割りなのか一枚岩じゃないんでしょうね。
イマドキBDで売られてるコンテンツ(アニメや映画)でも、ワザワザDVDをレンタルしてそうよくない環境(古いPCとか)で再生させて見てて十分だと思ってしまってるような人(自分)には4Kはどうでもいいしなぁ。
#ピュアオーディオ業界のようなピュアビジュアル業界からしたら噴飯物。
Re:オフトピ:3Dは今(Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:3)
スカパー!プレミアムサービスには、3D専用のチャンネルがありますよ。
プレミアムのどこかのチャンネルに加入していれば、無料で観れます。
映画など見応えのある番組は残念ながら有料ですが。
Re:オフトピ:3Dは今(Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
さすがスカパー!(入ってないけど)
実際の視聴者って何人くらい居るんだろう。
Re: (スコア:0)
日本はアメリカに指摘されて政府の過剰関与を廃する方向で進んでいます。アメリカは、いつになったら韓国にも「不公正いくない」と言い出すのでしょうか。
Re: (スコア:0)
ダウンコンバーターかわされるんじゃないの?
アナログテレビでもチューナー買えばつながるから同じだと思うけど。