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実はデジタル化により、昔の良い物が残り易くなっているために新規の参入が厳しいなんて事が有るかもしれない。昔の録音はテープなりレコードなりだったけど、時間と共に劣化する。それによりライブラリは生もので更新が必要なものだった。しかしデジタル化以降は劣化しない為、ちょっと古い曲のCDでもクオリティ的問題が出る事も少ない。すると新人は10年も20年も忘れられない様な曲相手に勝ち抜かないといけない事が有るかもしれない。
と、Amazonで新譜を買おうとして訪れた挙句、何故かオススメされた旧曲のオムニバスを買ってしまったりして思ったり。
ちょっと横道にそれますがボルヘスの「バベルの図書館」を思い出しました。音楽が楽譜やMIDIコードで記述できるものであるとするなら(あくまで「するなら」です)、その組み合わせ数は基本的に有限であり、全ての音楽(の楽譜やMIDI)はコード化された印刷物形態として既にバベルの図書館内に存在するはずです。フレーズが似ているということで盗作騒ぎが定期的に発生するのが音楽業界ですが音の組み合わせの数が基本的に有限である以上、組み合わせを作っていくと似たものが生産されることがあるのも已むを得ないことなんだろうなと思います。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
新曲の必要性 (スコア:4, すばらしい洞察)
常に新しさを追い続けている芸術の分野だと、音楽だろうが絵画だろうが結局わけの分からない前衛芸術に突っ込んで行ってしまってるし。 その意義は置いといて、少なくとも、現代クラシックなんかの最前線に付いて行ってる人はほんの僅かで、 クラシック好きと言っても、いわゆる古き良きクラシック音楽を聞く人が大半。
高尚な芸術の世界ですら真に新しいものは特に求められてないし、 無理に進化し続けるとああなっちゃう。それなら結局、長く続けてると似たような物の焼き直しにせざるを得なくなるし、 ユーザ側も、新しい何かに追随し続ける必要も無く、古いお気に入りに埋もれていれば十分ということになる。
お気に入りが未だ少ない若年層はお客様になりやすいけど、ライブラリができあがってる年寄りは、どうせ似たような曲しか無いんだし、わざわざそれを増やそうとはしない。
Re:新曲の必要性 (スコア:1)
実はデジタル化により、昔の良い物が残り易くなっているために新規の参入が厳しいなんて事が有るかもしれない。
昔の録音はテープなりレコードなりだったけど、時間と共に劣化する。
それによりライブラリは生もので更新が必要なものだった。
しかしデジタル化以降は劣化しない為、ちょっと古い曲のCDでもクオリティ的問題が出る事も少ない。
すると新人は10年も20年も忘れられない様な曲相手に勝ち抜かないといけない事が有るかもしれない。
と、Amazonで新譜を買おうとして訪れた挙句、何故かオススメされた旧曲のオムニバスを買ってしまったりして思ったり。
Re: (スコア:0)
ちょっと横道にそれますがボルヘスの「バベルの図書館」を思い出しました。
音楽が楽譜やMIDIコードで記述できるものであるとするなら(あくまで「するなら」です)、
その組み合わせ数は基本的に有限であり、全ての音楽(の楽譜やMIDI)は
コード化された印刷物形態として既にバベルの図書館内に存在するはずです。
フレーズが似ているということで盗作騒ぎが定期的に発生するのが音楽業界ですが
音の組み合わせの数が基本的に有限である以上、組み合わせを作っていくと
似たものが生産されることがあるのも已むを得ないことなんだろうなと思います。