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100Wがそのままスルーしてくれればコネクタとしては問題ないわけですが、おそらく、100Wを送り出す側も、受ける側もそれなりの回路構成が必要なわけで。さらに言うとそれらをコントロールするチップが無損失で動くはずがない。
ハイパワーを扱う分だけ、電源まわりの設計は一段と難しく、コネクタの接触不良があれば電力が浪費されて熱に変換され、放熱ができなければ簡単に煙を吹くことになると思います。
以前から、USBを電源として使うのは「間違った使い方」だと思ってたのですが、世間の常識はそっちに進むのか。むしろ電源としての利用こそ本道と。プロファイル4を実装すれば
流れる電流自体は現行と変わらなくて,電圧が増えるだけだから,そこまで危なくないのでは?今のなし崩し的に大量に電流を流していくような流れの方が危険過ぎる。
あと,ちゃんとネゴシエーションして機器の対応や接続がちゃんとしていることを確認してから危険電圧を流す仕組みは,既存の普通のコンセントを全部代替していいんじゃないかってくらい安全だと思いますけど。
5Aというと割りに厄介な電流の大きさになるので、元レスの懸念はわかります。USBのヘロいコネクタで大丈夫かな、という。
規格にはケーブルや接点で許される降下電圧の最大値が決められてたりしますけど、コネクタにホコリが入ってたり接点が劣化したりして元の性能が取り戻せないような状況では接点から熱が出て煙が…みたいなことは起こりえるかも。目を通した限りでは温度ヒューズのような物理的な措置は規格で要請されていなかったので保護策としてはセンサーと電流制限回路で対応する形でしょうか。
電流が変わらないので危険性は変わらないといえば変わりませんが絶縁破壊は電圧アップで起きやすくなるので耐ホコリ性能とかは落ちますね。
ネゴの方ではピークパワーをクライアント側に通知できたり、そのピークパワーを随時変更できたりと、柔軟な制御ができそうで、それと保護策を組み合わせて安全を担保することができるだろう、という見込みなんでしょう。
ケーブルを減らすという点ではニアフィールドの高速無線通信で、という話もあって個人的にはそっちに期待してたけど、USBで電源を供給して電源ケーブルを減らす方向に行くのはちょっと予想外な感じは受けてます。
怖いのはケーブルの方じゃないでしょうか。現在出回っているUSBケーブルはせいぜい5V1A程度しか想定していない(それすら配慮していないものもありそう)ですが、100W給電機器が出てきたときに適当にそこら辺にあるUSBケーブルを使って発煙発火のトラブルになりそうな気がします。
PoEの場合ですが、普通のイーサネットケーブルは30V程度の耐圧しかないものが多いのに対しPoEでは54Vの電圧を掛けるため、ちゃんとPoE対応をうたうケーブルを使わないと事故につながるかも、と聞いたことがあります。
接続した際に機器側でケーブルの規格を確認して、規格を満たした場合のみUSB PDとして電流を流せばよい。規格に満たない場合や確認できない場合は、従来通りの電圧、電流のままということで。
ケーブルの規格ってどう確認するのよ?
コントロールチップがケーブルに入っている(のを確認)とかならともかく、刺さっているケーブルの電気的な特性だけどその場で調べてって結構難しそうな気がするんだけど。正直、既存ではそんなコネクタ・ケーブルは知らないし。ケーブル自体の形状・ピン数を変えるとかは別として。
> 刺さっているケーブルの電気的な特性だけどその場で調べてって結構難しそうな気がするんだけどUSB1.1から既にやってるし特別難しくはない。
それって、刺さっているUSBデバイスからの情報に基づいているだけで、ケーブルがその仕様に合っているかどうかなどの電気的な特性を調べているわけじゃないんじゃない?
だから具体的にどうしているのよ?インピーダンスくらいは見てもおかしくなさそうだけどさ、具体的にどうしているのよ?そんなんUSBポートで計れるの?上目線で言うのならばUSB1.1 と USB2.0 用のケーブルの違いをどのように認識しているのかまず解説して。
USBはUSBでも微妙に形の違うコネクタがまーたたくさんできるわけね。もしかしてミニとマイクロも対応するんだろうか。さらに次はキロワットUSBを規格化するぞ!とかいってさらにコネクタの形が増えるとか。
いやふつーに特定の線がショートされてるかどうかで確認してますが。でなきゃ500mA以上の電流なんか流せない。
>粗悪品を作るメーカーまでは排除できないけど、
電流が低いうちは粗悪品でも大事故には至りにくい(せいぜい認識しないとかノイズで接続が切れるとか)ですが、大電流を粗悪品に流すのは怖すぎます。下手すりゃ火事になりまっせ。
HDMIみたいにケーブルにもロイヤルティを課すとか必要になるんじゃないかなぁ
100Wも供給するならせめてロック付きタイプにしてほしいわピン数増やせばいいってもんじゃねーよ
1〜5番までの結線でいろいろやるのもそろそろ無理がないか?実際にはデーターとグランドとボルトで残りは稀少。USB3.0はケーブル自体が別物なので区別は可能だが。
ちなみに 500mV以上の電流の流せるかどうかはショートの確認ではないです。これは、ホストが給電可能かどうかを確認するもののはず。
途中に「USBっぽい延長ケーブル」があったりする場合はどうなるんだろう
>規格を満たした場合のみUSB PDとして電流を流せばよい。
まあ実際、策定された規格はそうなってますしね。ネゴシエーション/給電時にケーブルの特性も見て、いける場合だけ大電力供給になるんで。
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人生unstable -- あるハッカー
電力が集中する部分は燃える (スコア:4, 興味深い)
100Wがそのままスルーしてくれればコネクタとしては問題ないわけですが、
おそらく、100Wを送り出す側も、受ける側もそれなりの回路構成が必要なわけで。
さらに言うとそれらをコントロールするチップが無損失で動くはずがない。
ハイパワーを扱う分だけ、電源まわりの設計は一段と難しく、
コネクタの接触不良があれば電力が浪費されて熱に変換され、
放熱ができなければ簡単に煙を吹くことになると思います。
以前から、USBを電源として使うのは「間違った使い方」だと思ってたのですが、
世間の常識はそっちに進むのか。むしろ電源としての利用こそ本道と。
プロファイル4を実装すれば
Re:電力が集中する部分は燃える (スコア:2)
流れる電流自体は現行と変わらなくて,電圧が増えるだけだから,そこまで危なくないのでは?今のなし崩し的に大量に電流を流していくような流れの方が危険過ぎる。
あと,ちゃんとネゴシエーションして機器の対応や接続がちゃんとしていることを確認してから危険電圧を流す仕組みは,既存の普通のコンセントを全部代替していいんじゃないかってくらい安全だと思いますけど。
Re:電力が集中する部分は燃える (スコア:4, すばらしい洞察)
5Aというと割りに厄介な電流の大きさになるので、元レスの懸念はわかります。
USBのヘロいコネクタで大丈夫かな、という。
規格にはケーブルや接点で許される降下電圧の最大値が決められてたり
しますけど、コネクタにホコリが入ってたり接点が劣化したりして元の性能が
取り戻せないような状況では接点から熱が出て煙が…みたいなことは起こりえる
かも。目を通した限りでは温度ヒューズのような物理的な措置は規格で
要請されていなかったので保護策としてはセンサーと電流制限回路で対応する
形でしょうか。
電流が変わらないので危険性は変わらないといえば変わりませんが絶縁破壊は
電圧アップで起きやすくなるので耐ホコリ性能とかは落ちますね。
ネゴの方ではピークパワーをクライアント側に通知できたり、そのピークパワーを随時
変更できたりと、柔軟な制御ができそうで、それと保護策を組み合わせて安全を担保する
ことができるだろう、という見込みなんでしょう。
ケーブルを減らすという点ではニアフィールドの高速無線通信で、という話もあって個人的には
そっちに期待してたけど、USBで電源を供給して電源ケーブルを減らす方向に行くのはちょっと
予想外な感じは受けてます。
Re: (スコア:0)
怖いのはケーブルの方じゃないでしょうか。現在出回っているUSBケーブルはせいぜい5V1A程度しか想定していない(それすら配慮していないものもありそう)ですが、100W給電機器が出てきたときに適当にそこら辺にあるUSBケーブルを使って発煙発火のトラブルになりそうな気がします。
PoEの場合ですが、普通のイーサネットケーブルは30V程度の耐圧しかないものが多いのに対しPoEでは54Vの電圧を掛けるため、ちゃんとPoE対応をうたうケーブルを使わないと事故につながるかも、と聞いたことがあります。
Re:電力が集中する部分は燃える (スコア:1)
接続した際に機器側でケーブルの規格を確認して、規格を満たした場合のみUSB PDとして電流を流せばよい。
規格に満たない場合や確認できない場合は、従来通りの電圧、電流のままということで。
Re:電力が集中する部分は燃える (スコア:1)
ケーブルの規格ってどう確認するのよ?
コントロールチップがケーブルに入っている(のを確認)とかならともかく、刺さっているケーブルの電気的な特性だけどその場で調べてって結構難しそうな気がするんだけど。正直、既存ではそんなコネクタ・ケーブルは知らないし。ケーブル自体の形状・ピン数を変えるとかは別として。
Re: (スコア:0)
> 刺さっているケーブルの電気的な特性だけどその場で調べてって結構難しそうな気がするんだけど
USB1.1から既にやってるし特別難しくはない。
Re: (スコア:0)
それって、刺さっているUSBデバイスからの情報に基づいているだけで、ケーブルがその仕様に合っているかどうかなどの電気的な特性を調べているわけじゃないんじゃない?
だから具体的にどうしているのよ?
インピーダンスくらいは見てもおかしくなさそうだけどさ、具体的にどうしているのよ?そんなんUSBポートで計れるの?上目線で言うのならばUSB1.1 と USB2.0 用のケーブルの違いをどのように認識しているのかまず解説して。
Re:電力が集中する部分は燃える (スコア:1)
粗悪品を作るメーカーまでは排除できないけど、既存のケーブルはこれで対応可能でしょう。
Re: (スコア:0)
USBはUSBでも微妙に形の違うコネクタがまーたたくさんできるわけね。
もしかしてミニとマイクロも対応するんだろうか。
さらに次はキロワットUSBを規格化するぞ!とかいってさらにコネクタの形が増えるとか。
Re: (スコア:0)
いやふつーに特定の線がショートされてるかどうかで確認してますが。
でなきゃ500mA以上の電流なんか流せない。
Re: (スコア:0)
>粗悪品を作るメーカーまでは排除できないけど、
電流が低いうちは粗悪品でも大事故には至りにくい(せいぜい認識しないとかノイズで接続が切れるとか)ですが、大電流を粗悪品に流すのは怖すぎます。下手すりゃ火事になりまっせ。
HDMIみたいにケーブルにもロイヤルティを課すとか必要になるんじゃないかなぁ
Re: (スコア:0)
100Wも供給するならせめてロック付きタイプにしてほしいわ
ピン数増やせばいいってもんじゃねーよ
Re: (スコア:0)
USB 1.1/2.0 で 500mA 以上の電流はそもそも規格上流してはいけない。本当に特定の線のショートを確認して 500mA 以上の電流を流すデバイスがあるとしたら、それは USB の規格外のシロモノ。
Mini/Micro 系コネクタの ID ピンのことを言ってるなら、あれは A/B 両対応のレセプタクルでどちらが接続されたか判断するために使うもので、供給可能電流とは無関係。
Re: (スコア:0)
でもあれも『ホストが給電可能かどうか』を示すためのもので、『ケーブルが大電流対応かどうか』を示すためのものじゃないから筋違い。
Re: (スコア:0)
1〜5番までの結線でいろいろやるのもそろそろ無理がないか?
実際にはデーターとグランドとボルトで残りは稀少。
USB3.0はケーブル自体が別物なので区別は可能だが。
ちなみに 500mV以上の電流の流せるかどうかはショートの確認ではないです。
これは、ホストが給電可能かどうかを確認するもののはず。
Re: (スコア:0)
途中に「USBっぽい延長ケーブル」があったりする場合はどうなるんだろう
Re:電力が集中する部分は燃える (スコア:2)
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re: (スコア:0)
>規格を満たした場合のみUSB PDとして電流を流せばよい。
まあ実際、策定された規格はそうなってますしね。
ネゴシエーション/給電時にケーブルの特性も見て、いける場合だけ大電力供給になるんで。
Re: (スコア:0)