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>環境関係やそれに関係する調査などの予算が廃しもしくはカットされている>商品価値のない科学的発見は貴重なものではないと断言したことになる
という事実がなぜ悪なのか説明しない、しなくてもみんな共感してくれると思ってる所がイヤだな。
結局、あっちとこっちにどう予算を配分するかについて、民意がそうなっただけじゃん。民主主義なんだから。
>環境関係やそれに関係する調査などの予算が廃しもしくはカットされている >商品価値のない科学的発見は貴重なものではないと断言したことになるという事実がなぜ悪なのか説明しない、しなくてもみんな共感してくれると思ってる所がイヤだな。
>環境関係やそれに関係する調査などの予算が廃しもしくはカットされている >商品価値のない科学的発見は貴重なものではないと断言したことになる
さすがにそんなことをタレコミの中でいちいち説明しなくても、「研究には時間がかかる」「信念ではなく事実に基づいて意思決定をするためには研究が必要である」「基礎研究は直接的な商品価値がなくても他の研究に影響を与える」「役に立つだけが研究の目的ではない」など、典型的な説明はちょっとググれば出てくると思いますけれど。賛成するかどうかは別として。
元コメには全く賛同はしませんが、「じゃあどうすれば現実的に巻き返せるか」という視点が欠けてるかもなぁとは思います。
なんてーか、「常に削られてる/足りない/危機に瀕している」という実感があるのか、「減らすなー増やせー」という主張でしかないんですよね。「今の○○の事情や□□という要因から、今年の予算に対して△△円くらいは割り振るべきだ」という話にはならない。……いやまぁそういう推定が難しいのは分かるんですが。
政治家は全員が全員オールマイティに国を見渡せる人ってわけじゃないので(てかそんな人はいないので)、各人がそれぞれの専門(?)分野を背負い、何らかの利益不利益を背負って主張をぶつけ合うんですよね。
で、主張しあった上で減らされたということであれば、それはもう総合的な政治判断であり、「来年喰うメシのために今日のメシを抜くことはできない」って言われたようなもので。
考えるべきは「もっと上手に立ち回るべきだった」とか「企業が環境を無視できないよう世論を誘導すべきだった」とかそういう戦略方針であって、「分からず屋の○○(政治家の名前)が悪い!」と個人やグループに帰しても改善には向かわない。
例えば温暖化ビジネスって言葉がありますが、あれを科学的な側面をあえて抜いて考えれば、「環境意識をビジネスに結びつけることで、世界を省エネ技術発展や排ガス抑制という方向に向かわせている」と見ることもできます。(どこもかしこも理想的に動いてると言う気はさらさらありませんよ、念のため)
「商品価値のない科学的発見は貴重なものではない」というのはあまりに短絡的な思考だと思います。しかしそれを馬鹿にするのではなく、「環境問題に取り組み、基礎研究にも注力する」ということが直接的に有権者や政治家の利益になるような方策を考えるべきであって、「チッあいつら全然分かってない」「政治家は馬鹿ばかりだ」と腐すことでは世の中は何もかわりゃしません。
おっしゃることにはおおむね賛成です。よく言われることですが、基礎研究の意義を研究の外の世界に対して説明することも、基礎研究に携わる研究者の仕事の一部ということでしょうね。
ところで、ブログ FrogHeart の記事 [frogheart.ca]では、カナダの研究は他の国に比べて商業化がうまくいっていないという意見をいくつか紹介して、 NRC の商業化重視の傾向はこの問題を何とかするための動きだと分析しています (その一方で、「NRC がそれをするのは違うんじゃないの」という意見も紹介しています)。これを読むと、単に保守勢力の政治家が原因というのとは違う面を感じます。
なんだかタイトルと全然違いますね。上手くいってない理由の一つとして、研究室と産業を結びつける連携機関がないか、機能していないこともあげられると思います。
「商業的価値のない研究」などと考えてしまうと自分たちのビジネスも否定されてしまうような。ぶっちゃけ資本主義において金融業をのぞいたあらゆる業界は、効率の悪い稼ぎ方であるとも言えるわけですから。
「デフォルトで理解されてない」事を「デフォルトで理解出来る筈だ」という事程、意味が無い事は無い。それじゃあ理解した上で否定している人に加え、理解できないが故に否定している人々を敵に回したままで良いと言っている訳だ。しかし彼らも納税者である以上、出資先を選択する権利は正当に所持している。
スラッシュドットにタレコミをする人は、自分で調べもしないで説明がないことに文句を言うユーザーのために、タレコミの中に懇切丁寧に説明を書く義務があるとでも?
突然「彼らも納税者」とか言い出しているし、なんか話を大幅に勘違いしていない?
禿同w
また、「商品価値のない科学的発見は貴重なものではない」も事実だと思うし。そんな貴重なものなら、商品価値を見いだせるようにすれば良いだけだしね。
そこまで考えて初めて有用な発見だと思うんだけど、基礎研究を主にやっている人って其処が弱いんだよな。。だから、パトロンも獲得できずにジリ貧。。
誰にとっての商品価値なのか?っていう。商品にならなくても世のため人のためになる研究ってないの?そもそも本当に商品にならないかどうやって検証したの?というか商品価値があるなら民間企業が金だせば?っていう。
まあ、国内産業のためになるとしても1企業が金を出さないように、基礎研究だと国力のためというより世界人類のためになるほうが強くて、1国の国民の税金だから投入を渋るわけですが。科学にお金をだすなら科学のための研究にもお金だしていいと思うんだけどな。
> 商品にならなくても世のため人のためになる研究ってないの?
具体的に教えて欲しい。
> そもそも本当に商品にならないかどうやって検証したの?
商品(応用先)を考える必要があると言っているので、検証するのは、基礎研究やっている人たちなんだけどw
> というか商品価値があるなら民間企業が金だせば?
必要があれば、金出してますけど何かw< 実際、俺もプレゼン打って研究費負担してもらったこともあるし。
> 基礎研究だと国力のためというより世界人類のためになるほうが強くて、> 1国の国民の税金だから投入を渋るわけですが。
そもそもそ
ほんまに研究者かいな。研究者だったら、役に立つ具体例を求めるんじゃなくて、役に立たない具体例をだせや。
>具体的に1、海洋生態系の把握は、海産資源の維持管理には欠かせないが、漁師がそのコストを負担できるとは到底思えないし、少なくとも俺は、国民として魚が食えなくなる将来は望まない。
2、現在のコンピューターは今から60年以上前のアラン・チューリングのアイディアに基づいているが、60年以上前にそのビジネス的重要性を理解できる人間がいたとは思えない。
3、考古学や歴史からは、過去の環境変動が生態系や文化に与えた影響を知る事が出来る。http://www.denken.or.jp/jp/serc/discussion/download/10009dp.pdf [denken.or.jp]が、真っ先に経済的影響を受けるであろう農家にその費用を負担せよというのは、いささか酷である。
幾らでもあろうが、面倒なんでこん位。
例えば、軍隊や警察は直接利益を出さないが、その国家的必要性に疑問を抱くバカは居ないだろう。経済学的観点から軍隊や警察を見ると、信頼の創出と言う事になる。簡単に言うと、稼いだ金を所有していても他人に横領される事はありませんよ、という約束を国家がしてくれるから、安心してお金を稼ぐ事が出来るわけで、だからこそ、お金が通貨として通用する訳だ。
つまり、国家にとって最も重要な仕事は経済的価値の創出ではなく、経済的信頼性の担保なわけ。言ってみれば企業の研究資金は、経済的価値の創出と拡大のために投資され、国家予算は、経済的信頼性の担保の為に使われる、と言う事。もちろん、両者は完全に切り離される物でも無くて、ボーダーな研究は両方の投資が入るけどね。
上記具体例は、全て、将来の利益を逃さないための活動であり、経済的には信頼性の担保に関する事と考えてよいわけだ。
>具体的に教えて欲しい。
典型的な例が「食品の安全性」の研究ですね。何が毒になるか。これは、商品の可能性を狭めるだけで、それ自体は商品化されませんから。
「毒を知ることで、毒の無い安全な商品が開発できる」というのは反論になりませんよ。「毒だと知らない」ならば、その食品は「安全」とみなされますから。数万人に1人の割合で死者が出ても経済活動には影響は無いですし。
市場経済至上主義ですね。価値のあるものは商品になる(貨幣で計れる)はず=商品にならない(貨幣で計れない)ものには価値はないただし、それが成り立つには明確なステークホルダーが存在する事が必要です。ステークホルダーを明確にできないもの、たとえば、数十年後の未来の国民の利害にかかわる事に対しては需要が明確にならないためにそれは商品にはなりにくいでしょう(価格がつかない)市場経済の枠を超えた事柄をフォローする事は政治の役割の一つです。市場経済を利用すればいい事も多々ありますが、すべて市場にまかせておけばよいという事ならば政治というのは必要ありません。
クリエイターが総じて貧乏なのは「たとえ食えなくてもクリエイティブ業界に携わりたい」という人が大勢いるから、とか言われてましたね。。コンテンツ業界が構造的ブラックになる由縁ですね。
そういえば、紅の豚では「国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ばなきゃならないんだ」とか言ってましたっけ。
液晶の製造に不可欠な透明電極が発見された時には一切の商品価値は無かった。今まで存在しない物の利用法など有るはずがないのだから。科学の進歩は非常に遅い。何かを作るというのは掛け算だからだ。どれか一つでもゼロならば、全てがゼロなる。それが速い様に見えるのは。最後のピースが揃うまで、大半の人はその存在を知らないからだ。
商品価値の高いの発見とは結構だが。それだけで価値の高い商品が出来るのかな、まあ大抵は無理だ。仮に有る物の性能が二倍になったとしても、全体の性能は2倍には成らない。場合によっては性能が落ちることもマトモに動かないこともあり得る。目処が立ってから研究を始めたのではあっという間に抜き去られる。発明によって目処が立ったのは競合も同じだからだ。もう投下リソースの話にしか成らない
べつに悪じゃないよ。 やらないことにはそれなりのリスクがあるだけ。金になる研究も、必ず他の基礎研究の上に立っているし、別の研究と結びついて大きく進展する可能性がある。時代は変遷しているので、現在金にならない研究でも、将来莫大な利益に繋がる可能性が常にある。世界的に技術が進展したときに、自国だけ置いて行かれる可能性がある。
とか、そんな感じ。所詮可能性なので、そんなあやふやなもんに金は出せん、ってのも間違いじゃない。ただし、基礎研究を疎かにしていて、金になる研究が続けられるのか?という疑問はあたりまえにある。
シュート練習だけやって基礎トレーニングをやらないサッカー選手みたいなものかな。それが必ずしも悪いとは言い切れない。
民主主義っていうか、資本主義?
日本は資本主義だけどどちらかというと民主主義じゃないでしょ。国民的に。制度は一応民主主義だけど。
電力業界はどう見てもレーニンの開発独裁モデルそのまんまだけど。国営じゃないけど国が利益を補償する形で機関投資家に出資してもらって運営する形態を取ってる。おそらく史上最も成功したレーニン主義体制。もちろん自然にこうなったわけではない。戦前、国家総動員体制で電力業界を再編する際に共産党くずれの官僚が多数関与したことが知られている。
はやぶさは商業的価値はあるよ
実際にイオンエンジンの長期稼働実績をもとにして, 各国の実用衛星の姿勢・位置制御エンジンとして売り込みをはかってますね.
浅学ゆえ質問させて下さい。
3年前の記事だと、◎3年間で20億円の受注見込み◎米国市場で占有率6割以上を狙えるというNEC側の話でしたが、実際に3年たった現在、受注は如何程だったんでしょうか?結果としてイオンエンジンに「商業的価値」はあったんでしょうか?
#「無駄遣い批判」逃れの、いわゆる「売れる売れる詐欺(?)」みたいな話で無ければいいのですが
それなら、ふつうにイオンエンジンを開発して、その長期稼働を地球近辺で試せばいいだけの話。そのほうがずっと安くつく。
でも、スポンサーである国民のロマンとか夢(いいかえれば国民のお花畑思考)につきあうのも仕事のうちだし、国民のお花畑思考にうまく乗っかるように話を作るのも仕事のうち。
世間と違ってないでしょ。ルールにのっとってるんだから。まさか、自分が世間と違っていることに気付いてないとか?
> という事実がなぜ悪なのか説明しない、しなくてもみんな共感してくれると思ってる所がイヤだな。
過去の実績じゃいかんの?発見時には何の役に立つのかワケワカメだったものが後年すごく役立ってる例はいろいろあるでしょうに。普段自分の生活を気にしない人に「それは科学の成果ですよ」とあらためて言っていけばいいのだろうか。
#そもそも発見は何時成されるのかわからんのだから、#発見があったときにはそれを逃してはいけない。#利用する側の準備が整うまでは失ってしまわないように#大事に大事に寝かせておくべし
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
お花畑思考 (スコア:4, すばらしい洞察)
>環境関係やそれに関係する調査などの予算が廃しもしくはカットされている
>商品価値のない科学的発見は貴重なものではないと断言したことになる
という事実がなぜ悪なのか説明しない、しなくてもみんな共感してくれると思ってる所がイヤだな。
結局、あっちとこっちにどう予算を配分するかについて、民意がそうなっただけじゃん。民主主義なんだから。
Re:お花畑思考 (スコア:2)
さすがにそんなことをタレコミの中でいちいち説明しなくても、「研究には時間がかかる」「信念ではなく事実に基づいて意思決定をするためには研究が必要である」「基礎研究は直接的な商品価値がなくても他の研究に影響を与える」「役に立つだけが研究の目的ではない」など、典型的な説明はちょっとググれば出てくると思いますけれど。賛成するかどうかは別として。
Re:お花畑思考 (スコア:1)
元コメには全く賛同はしませんが、「じゃあどうすれば現実的に巻き返せるか」という視点が欠けてるかもなぁとは思います。
なんてーか、「常に削られてる/足りない/危機に瀕している」という実感があるのか、「減らすなー増やせー」という主張でしかないんですよね。
「今の○○の事情や□□という要因から、今年の予算に対して△△円くらいは割り振るべきだ」という話にはならない。
……いやまぁそういう推定が難しいのは分かるんですが。
政治家は全員が全員オールマイティに国を見渡せる人ってわけじゃないので(てかそんな人はいないので)、
各人がそれぞれの専門(?)分野を背負い、何らかの利益不利益を背負って主張をぶつけ合うんですよね。
で、主張しあった上で減らされたということであれば、それはもう総合的な政治判断であり、
「来年喰うメシのために今日のメシを抜くことはできない」って言われたようなもので。
考えるべきは「もっと上手に立ち回るべきだった」とか「企業が環境を無視できないよう世論を誘導すべきだった」とかそういう戦略方針であって、
「分からず屋の○○(政治家の名前)が悪い!」と個人やグループに帰しても改善には向かわない。
例えば温暖化ビジネスって言葉がありますが、あれを科学的な側面をあえて抜いて考えれば、
「環境意識をビジネスに結びつけることで、世界を省エネ技術発展や排ガス抑制という方向に向かわせている」と見ることもできます。
(どこもかしこも理想的に動いてると言う気はさらさらありませんよ、念のため)
「商品価値のない科学的発見は貴重なものではない」というのはあまりに短絡的な思考だと思います。
しかしそれを馬鹿にするのではなく、「環境問題に取り組み、基礎研究にも注力する」ということが直接的に有権者や政治家の利益になるような方策を考えるべきであって、
「チッあいつら全然分かってない」「政治家は馬鹿ばかりだ」と腐すことでは世の中は何もかわりゃしません。
Re:お花畑思考 (スコア:2)
おっしゃることにはおおむね賛成です。よく言われることですが、基礎研究の意義を研究の外の世界に対して説明することも、基礎研究に携わる研究者の仕事の一部ということでしょうね。
ところで、ブログ FrogHeart の記事 [frogheart.ca]では、カナダの研究は他の国に比べて商業化がうまくいっていないという意見をいくつか紹介して、 NRC の商業化重視の傾向はこの問題を何とかするための動きだと分析しています (その一方で、「NRC がそれをするのは違うんじゃないの」という意見も紹介しています)。これを読むと、単に保守勢力の政治家が原因というのとは違う面を感じます。
Re: (スコア:0)
なんだかタイトルと全然違いますね。
上手くいってない理由の一つとして、研究室と産業を結びつける連携機関がないか、機能していないこともあげられると思います。
「商業的価値のない研究」などと考えてしまうと自分たちのビジネスも否定されてしまうような。
ぶっちゃけ資本主義において金融業をのぞいたあらゆる業界は、効率の悪い稼ぎ方であるとも言えるわけですから。
Re: (スコア:0)
そうではないひねくれ者の気持ちも察しろっていいたんじゃないかと。
共感できるかは別として。
Re: (スコア:0)
「デフォルトで理解されてない」事を「デフォルトで理解出来る筈だ」という事程、意味が無い事は無い。
それじゃあ理解した上で否定している人に加え、理解できないが故に否定している人々を敵に回したままで良いと言っている訳だ。
しかし彼らも納税者である以上、出資先を選択する権利は正当に所持している。
Re:お花畑思考 (スコア:2)
スラッシュドットにタレコミをする人は、自分で調べもしないで説明がないことに文句を言うユーザーのために、タレコミの中に懇切丁寧に説明を書く義務があるとでも?
突然「彼らも納税者」とか言い出しているし、なんか話を大幅に勘違いしていない?
Re:お花畑思考 (スコア:1)
禿同w
また、「商品価値のない科学的発見は貴重なものではない」も事実だと思うし。
そんな貴重なものなら、商品価値を見いだせるようにすれば良いだけだしね。
そこまで考えて初めて有用な発見だと思うんだけど、基礎研究を主にやっている
人って其処が弱いんだよな。。だから、パトロンも獲得できずにジリ貧。。
Re: (スコア:0)
誰にとっての商品価値なのか?っていう。
商品にならなくても世のため人のためになる研究ってないの?
そもそも本当に商品にならないかどうやって検証したの?
というか商品価値があるなら民間企業が金だせば?
っていう。
まあ、国内産業のためになるとしても1企業が金を出さないように、
基礎研究だと国力のためというより世界人類のためになるほうが強くて、1国の国民の税金だから投入を渋るわけですが。
科学にお金をだすなら科学のための研究にもお金だしていいと思うんだけどな。
Re: (スコア:0)
> 商品にならなくても世のため人のためになる研究ってないの?
具体的に教えて欲しい。
> そもそも本当に商品にならないかどうやって検証したの?
商品(応用先)を考える必要があると言っているので、
検証するのは、基礎研究やっている人たちなんだけどw
> というか商品価値があるなら民間企業が金だせば?
必要があれば、金出してますけど何かw
< 実際、俺もプレゼン打って研究費負担してもらったこともあるし。
> 基礎研究だと国力のためというより世界人類のためになるほうが強くて、
> 1国の国民の税金だから投入を渋るわけですが。
そもそもそ
Re:お花畑思考 (スコア:1)
ほんまに研究者かいな。
研究者だったら、役に立つ具体例を求めるんじゃなくて、役に立たない具体例をだせや。
>具体的に
1、海洋生態系の把握は、海産資源の維持管理には欠かせないが、漁師がそのコストを負担できるとは到底思えないし、少なくとも俺は、国民として魚が食えなくなる将来は望まない。
2、現在のコンピューターは今から60年以上前のアラン・チューリングのアイディアに基づいているが、60年以上前にそのビジネス的重要性を理解できる人間がいたとは思えない。
3、考古学や歴史からは、過去の環境変動が生態系や文化に与えた影響を知る事が出来る。
http://www.denken.or.jp/jp/serc/discussion/download/10009dp.pdf [denken.or.jp]
が、真っ先に経済的影響を受けるであろう農家にその費用を負担せよというのは、いささか酷である。
幾らでもあろうが、面倒なんでこん位。
例えば、軍隊や警察は直接利益を出さないが、その国家的必要性に疑問を抱くバカは居ないだろう。
経済学的観点から軍隊や警察を見ると、信頼の創出と言う事になる。
簡単に言うと、稼いだ金を所有していても他人に横領される事はありませんよ、という約束を国家がしてくれるから、安心してお金を稼ぐ事が出来るわけで、だからこそ、お金が通貨として通用する訳だ。
つまり、国家にとって最も重要な仕事は経済的価値の創出ではなく、経済的信頼性の担保なわけ。言ってみれば
企業の研究資金は、経済的価値の創出と拡大のために投資され、
国家予算は、経済的信頼性の担保の為に使われる、と言う事。
もちろん、両者は完全に切り離される物でも無くて、ボーダーな研究は両方の投資が入るけどね。
上記具体例は、全て、将来の利益を逃さないための活動であり、経済的には信頼性の担保に関する事と考えてよいわけだ。
Re: (スコア:0)
>具体的に教えて欲しい。
典型的な例が「食品の安全性」の研究ですね。何が毒になるか。
これは、商品の可能性を狭めるだけで、それ自体は商品化されませんから。
「毒を知ることで、毒の無い安全な商品が開発できる」というのは反論になりませんよ。
「毒だと知らない」ならば、その食品は「安全」とみなされますから。
数万人に1人の割合で死者が出ても経済活動には影響は無いですし。
Re: (スコア:0)
市場経済至上主義ですね。価値のあるものは商品になる(貨幣で計れる)はず=商品にならない(貨幣で計れない)ものには価値はない
ただし、それが成り立つには明確なステークホルダーが存在する事が必要です。
ステークホルダーを明確にできないもの、たとえば、数十年後の未来の国民の利害にかかわる事に対しては需要が明確にならないためにそれは商品にはなりにくいでしょう(価格がつかない)
市場経済の枠を超えた事柄をフォローする事は政治の役割の一つです。
市場経済を利用すればいい事も多々ありますが、すべて市場にまかせておけばよいという事ならば政治というのは必要ありません。
Re: (スコア:0)
クリエイターが総じて貧乏なのは「たとえ食えなくてもクリエイティブ業界に携わりたい」という人が大勢いるから、とか言われてましたね。。
コンテンツ業界が構造的ブラックになる由縁ですね。
そういえば、紅の豚では「国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ばなきゃならないんだ」とか言ってましたっけ。
発明は必要の母 (スコア:0)
液晶の製造に不可欠な透明電極が発見された時には一切の商品価値は無かった。今まで存在しない物の利用法など有るはずがないのだから。
科学の進歩は非常に遅い。何かを作るというのは掛け算だからだ。どれか一つでもゼロならば、全てがゼロなる。
それが速い様に見えるのは。最後のピースが揃うまで、大半の人はその存在を知らないからだ。
商品価値の高いの発見とは結構だが。それだけで価値の高い商品が出来るのかな、
まあ大抵は無理だ。仮に有る物の性能が二倍になったとしても、全体の性能は2倍には成らない。
場合によっては性能が落ちることもマトモに動かないこともあり得る。
目処が立ってから研究を始めたのではあっという間に抜き去られる。発明によって目処が立ったのは競合も同じだからだ。もう投下リソースの話にしか成らない
Re:お花畑思考 (スコア:1)
べつに悪じゃないよ。 やらないことにはそれなりのリスクがあるだけ。
金になる研究も、必ず他の基礎研究の上に立っているし、別の研究と結びついて大きく進展する可能性がある。
時代は変遷しているので、現在金にならない研究でも、将来莫大な利益に繋がる可能性が常にある。
世界的に技術が進展したときに、自国だけ置いて行かれる可能性がある。
とか、そんな感じ。
所詮可能性なので、そんなあやふやなもんに金は出せん、ってのも間違いじゃない。
ただし、基礎研究を疎かにしていて、金になる研究が続けられるのか?
という疑問はあたりまえにある。
シュート練習だけやって基礎トレーニングをやらないサッカー選手みたいなものかな。
それが必ずしも悪いとは言い切れない。
Re: (スコア:0)
民主主義っていうか、資本主義?
Re: (スコア:0)
日本は資本主義だけどどちらかというと民主主義じゃないでしょ。国民的に。
制度は一応民主主義だけど。
Re: (スコア:0)
電力業界はどう見てもレーニンの開発独裁モデルそのまんまだけど。
国営じゃないけど国が利益を補償する形で機関投資家に出資してもらって運営する形態を取ってる。
おそらく史上最も成功したレーニン主義体制。
もちろん自然にこうなったわけではない。
戦前、国家総動員体制で電力業界を再編する際に共産党くずれの官僚が多数関与したことが知られている。
Re: (スコア:0)
じゃあ商業的価値なんて全くない「はやぶさ」なんて止めよう、金の無駄じゃんとか言われれば
丁寧に説明するかといえばそんなことはなく、愚民共がとかいって発狂すんだよな。
Re: (スコア:0)
はやぶさは商業的価値はあるよ
Re:お花畑思考 (スコア:1)
実際にイオンエンジンの長期稼働実績をもとにして, 各国の実用衛星の姿勢・位置制御エンジンとして売り込みをはかってますね.
Re: (スコア:0)
浅学ゆえ質問させて下さい。
3年前の記事だと、
◎3年間で20億円の受注見込み
◎米国市場で占有率6割以上を狙える
というNEC側の話でしたが、実際に3年たった現在、受注は如何程だったんでしょうか?
結果としてイオンエンジンに「商業的価値」はあったんでしょうか?
#「無駄遣い批判」逃れの、いわゆる「売れる売れる詐欺(?)」みたいな話で無ければいいのですが
Re: (スコア:0)
それなら、ふつうにイオンエンジンを開発して、その長期稼働を地球近辺で試せばいいだけの話。そのほうがずっと安くつく。
でも、スポンサーである国民のロマンとか夢(いいかえれば国民のお花畑思考)につきあうのも仕事のうちだし、
国民のお花畑思考にうまく乗っかるように話を作るのも仕事のうち。
Re: (スコア:0)
世間と違ってないでしょ。ルールにのっとってるんだから。
まさか、自分が世間と違っていることに気付いてないとか?
Re: (スコア:0)
> という事実がなぜ悪なのか説明しない、しなくてもみんな共感してくれると思ってる所がイヤだな。
過去の実績じゃいかんの?
発見時には何の役に立つのかワケワカメだったものが後年すごく役立ってる例はいろいろあるでしょうに。
普段自分の生活を気にしない人に「それは科学の成果ですよ」とあらためて言っていけばいいのだろうか。
#そもそも発見は何時成されるのかわからんのだから、
#発見があったときにはそれを逃してはいけない。
#利用する側の準備が整うまでは失ってしまわないように
#大事に大事に寝かせておくべし