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知事表彰の撮影を県広報課と原課(私の所属)で行うことになり、私は自前のカメラと課の備品のカメラで、広報課は朝日新聞のカメラマンに委託して挑んだ。朝日のカメラマンは自分がベストショットとるためならこっちの事かまわずに位置決めとか行う。これはある意味見習うべきこと。ところが、このカメラマン私をアシスタントのようにあご足で使い始めた。ストロボ持ちやらなんやら。結局あまりコマ数撮れず。ところがである。広報課から写真提供の依頼があった。かのカメラマンの写真が使い物にならなかったそうな。
というのはもう四半世紀前のこと。
> かのカメラマンの写真が使い物にならなかったそうな。
これの理由がちょっと気になる。曲がりなりにも記者ではなくカメラマンなので、技術上の失敗は考え難い。考えられるのは、撮影意図が伝わっていなかった為ですかね。 *ポジで上がってきたとか、フィルムサイズが違っていた。 *全身像が必要なのに顔アップしかなかった。 *背景として部屋の様子を写す必要があったのに、背景を飛ばした/ぼかしてしまった。 *色補正が不適切。(報道系はあまり気にしないことが多かった) *写ってはいけないモノが写っていた。
#年配女性には、アウトフォーカスで露出過多の気配りを。
> 曲がりなりにも記者ではなくカメラマンなので、技術上の失敗は考え難い。
曲がりなりにも記者ではなくカメラマンであれば、何度も失敗した経験があるのが普通だろう。毎日のように大量のショット数をこなしているのだから、失敗した経験がない方がオカシイ。
「失敗は考え難い。」とは、プロカメラマンに対する幻想だろう。
> *ポジで上がってきたとか、フィルムサイズが違っていた。
印刷原稿なら、ポジの方が喜ばれるのが普通だった。フィルムサイズも街の軽印刷であれば制限があったかも知れないが、商業印刷の製版所ならどうにでもなった。(要するに巨大な製版用カメラによる撮影とオペークによる修整作業だったのだから)
そもそも、グラビア印刷が前提の撮影は4×5が普通の時期は長かった。
> *色補正が不適切。(報道系はあまり気にしないことが多かった)
あまり気にしないも何も、90年代に入ってもほとんどすべての新聞は写真をモノクロで掲載していたのだから。当時の新聞用高速輪転機にカラー機はなく、CMYKの四色を別々に刷っていたであろうから、それに応じた時間と費用が必要で、新聞には不利だ。
また、自治体の広報活動程度であれば、正確な色再現など要求されておらず、製版段階の調整で実用上、問題ないはず。
>#年配女性には、アウトフォーカスで露出過多の気配りを。
近年は、その手の気配りを好まない方も多いので、そのおつもりで。 (昔の営業写真館風に陥りかねないので)
プリントを要求したり、サイズや色味(モノクロでも)が違うと文句を言うクライアントが全くいない世界が存在していたなんて羨ましい。ただし、悪条件でもないのに初歩的なミスをするプロカメラマンには依頼したくはないなぁ。
見習いでもないのにショット数につれて初歩的な技術ミスを繰り返すプロ(自称)が世の中にいるのだと教えていただいてありがとう。 (棒
もしかしてSun-Times社にも撮影が格段に楽になりその場で撮影結果を確認できるようになった今の時代でさえも、失敗ばかりのカメラマンが多かったのか。それだとカメラマンは解雇して記者に撮影させても問題ないのは納得だ。
#なぜか思い出した http://blog.sr-inada.jp/keiei/mark/dekinai.html [sr-inada.jp]
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
そのむかし (スコア:5, 興味深い)
知事表彰の撮影を県広報課と原課(私の所属)で行うことになり、私は自前のカメラと課の備品のカメラで、広報課は朝日新聞のカメラマンに委託して挑んだ。
朝日のカメラマンは自分がベストショットとるためならこっちの事かまわずに位置決めとか行う。これはある意味見習うべきこと。
ところが、このカメラマン私をアシスタントのようにあご足で使い始めた。ストロボ持ちやらなんやら。結局あまりコマ数撮れず。
ところがである。広報課から写真提供の依頼があった。かのカメラマンの写真が使い物にならなかったそうな。
というのはもう四半世紀前のこと。
Re: (スコア:0)
> かのカメラマンの写真が使い物にならなかったそうな。
これの理由がちょっと気になる。
曲がりなりにも記者ではなくカメラマンなので、技術上の失敗は考え難い。
考えられるのは、撮影意図が伝わっていなかった為ですかね。
*ポジで上がってきたとか、フィルムサイズが違っていた。
*全身像が必要なのに顔アップしかなかった。
*背景として部屋の様子を写す必要があったのに、背景を飛ばした/ぼかしてしまった。
*色補正が不適切。(報道系はあまり気にしないことが多かった)
*写ってはいけないモノが写っていた。
#年配女性には、アウトフォーカスで露出過多の気配りを。
Re:そのむかし (スコア:2)
> 曲がりなりにも記者ではなくカメラマンなので、技術上の失敗は考え難い。
曲がりなりにも記者ではなくカメラマンであれば、何度も失敗した経験があるのが普通だろう。毎日のように大量のショット数をこなしているのだから、失敗した経験がない方がオカシイ。
「失敗は考え難い。」とは、プロカメラマンに対する幻想だろう。
> *ポジで上がってきたとか、フィルムサイズが違っていた。
印刷原稿なら、ポジの方が喜ばれるのが普通だった。フィルムサイズも街の軽印刷であれば制限があったかも知れないが、商業印刷の製版所ならどうにでもなった。(要するに巨大な製版用カメラによる撮影とオペークによる修整作業だったのだから)
そもそも、グラビア印刷が前提の撮影は4×5が普通の時期は長かった。
> *色補正が不適切。(報道系はあまり気にしないことが多かった)
あまり気にしないも何も、90年代に入ってもほとんどすべての新聞は写真をモノクロで掲載していたのだから。当時の新聞用高速輪転機にカラー機はなく、CMYKの四色を別々に刷っていたであろうから、それに応じた時間と費用が必要で、新聞には不利だ。
また、自治体の広報活動程度であれば、正確な色再現など要求されておらず、製版段階の調整で実用上、問題ないはず。
>#年配女性には、アウトフォーカスで露出過多の気配りを。
近年は、その手の気配りを好まない方も多いので、そのおつもりで。 (昔の営業写真館風に陥りかねないので)
Re: (スコア:0)
プリントを要求したり、サイズや色味(モノクロでも)が違うと
文句を言うクライアントが全くいない世界が存在していたなんて羨ましい。
ただし、悪条件でもないのに初歩的なミスをするプロカメラマンには依頼したくはないなぁ。
見習いでもないのにショット数につれて初歩的な技術ミスを繰り返すプロ(自称)が
世の中にいるのだと教えていただいてありがとう。 (棒
もしかしてSun-Times社にも撮影が格段に楽になり
その場で撮影結果を確認できるようになった今の時代でさえも、
失敗ばかりのカメラマンが多かったのか。
それだとカメラマンは解雇して記者に撮影させても問題ないのは納得だ。
#なぜか思い出した http://blog.sr-inada.jp/keiei/mark/dekinai.html [sr-inada.jp]