アカウント名:
パスワード:
中国の老子の言葉「授人以魚 不如授人以漁」。
魚=ワクチンであり、インターネット=釣り方というのはかなり強引ですかね。
直接援助と間接援助の関係であり、直接援助技術の背景となる社会福祉の基盤作りを行なう技術インターネット=社会インフラになりつつあるように思うのです。
#老子を生んだその中国の現在みるとちょっと。。と 感じることも多いんだけど。
>魚=ワクチンであり、インターネット=釣り方というのは>かなり強引ですかね。
私も同じことを指摘しようと思っていました。
この場合、インターネットが指し示すものは「教育・知識」でありすべての子供が教育と知識を得ることで、マラリアの予防だけでなくあまたの致死率の低下、自立へ礎、生活の向上へ繋がると考えます。
もちろんワクチンも大変重要であり、いまマラリアで苦しんでいる子供たちを直接的・恒久的・(教育よりも)早期に救済する手段として期待されるものです。
商売として前者は多数の参入がありますが、後者が頓挫しているのは他IDの指摘されている通りでビル&メリンダ・ゲイツ財団があえてワクチンに注力するのも、こういう背景があると思います。
教育はいいのですが、インターネットは必要とする前提が多すぎます。端末となる精密機器、それを置いておいても壊れないような埃の少なさを保てる家、機器を動かす電気、文字が読めること(しかもラテンアルファベット)、などなど。
それらがそろった環境で、さらに高い教育レベルを得るのにインターネットが役に立つのは確かですが。
まずは普通の本や識字率を上げるための教員といったものが必要なんだと思います。
インターネットなど情報通信網の使い方を先進国での事例だけで考えるとそうかもしれませんが、実は多様な使い方がある。
例えば、東南アジアでは、従来、各漁師が闇雲に漁を行なっていたために魚の値段が乱高下し、漁師の収入も不安定(一般に貧乏)でした。市場でも余っている魚を一生懸命とったりなど。それが、携帯電話で魚の相場が的確に伝わるようになり、計画的な漁を行いはじめて、相場も収入も安定したという事例があります。それが直に収入の向上につながるわけではないですが、すくなくとも定収入をみこめるということは、生活の基盤を確立するには大事なこと。この時、別に先進国のような整った環境は必要ない。
人は情報だけで食べていけることは殆ど無いですが、情報がなければ貧困からはなかなか抜けだせません。
なので、目の前で病で死にかけている人の前では情報通信はほぼ役立たずですが、それだから情報通信なんかには金をかけず全部保健・医療に回せ、というのも変。
インターネットをアレコレ難しく考えすぎ、もしくは難しくないインターネットを構築すれば良い。
>端末となる精密機器、それを置いておいても壊れないような埃の少なさを保てる家、>機器を動かす電気、文字が読めること(しかもラテンアルファベット)、などなど。
おいおい、パソコンはインターネットじゃないんだぜw
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
魚を与えるのではなく釣り方を教えよ (スコア:2)
中国の老子の言葉「授人以魚 不如授人以漁」。
魚=ワクチンであり、インターネット=釣り方というのは
かなり強引ですかね。
直接援助と間接援助の関係であり、
直接援助技術の背景となる社会福祉の基盤作りを行なう技術
インターネット=社会インフラになりつつあるように思うのです。
#老子を生んだその中国の現在みるとちょっと。。と
感じることも多いんだけど。
Re: (スコア:3)
>魚=ワクチンであり、インターネット=釣り方というのは
>かなり強引ですかね。
私も同じことを指摘しようと思っていました。
この場合、インターネットが指し示すものは「教育・知識」であり
すべての子供が教育と知識を得ることで、マラリアの予防だけでなく
あまたの致死率の低下、自立へ礎、生活の向上へ繋がると考えます。
もちろんワクチンも大変重要であり、いまマラリアで苦しんでいる子供たちを
直接的・恒久的・(教育よりも)早期に救済する手段として期待されるものです。
商売として前者は多数の参入がありますが、後者が頓挫しているのは他IDの指摘されている通りで
ビル&メリンダ・ゲイツ財団があえてワクチンに注力するのも、こういう背景があると思います。
Re:魚を与えるのではなく釣り方を教えよ (スコア:1)
教育はいいのですが、インターネットは必要とする前提が多すぎます。
端末となる精密機器、それを置いておいても壊れないような埃の少なさを保てる家、
機器を動かす電気、文字が読めること(しかもラテンアルファベット)、などなど。
それらがそろった環境で、さらに高い教育レベルを得るのにインターネットが役に立つのは確かですが。
まずは普通の本や識字率を上げるための教員といったものが必要なんだと思います。
Re:魚を与えるのではなく釣り方を教えよ (スコア:2)
インターネットなど情報通信網の使い方を先進国での事例だけで考えるとそうかもしれませんが、実は多様な使い方がある。
例えば、東南アジアでは、従来、各漁師が闇雲に漁を行なっていたために魚の値段が乱高下し、漁師の収入も不安定(一般に貧乏)でした。市場でも余っている魚を一生懸命とったりなど。それが、携帯電話で魚の相場が的確に伝わるようになり、計画的な漁を行いはじめて、相場も収入も安定したという事例があります。それが直に収入の向上につながるわけではないですが、すくなくとも定収入をみこめるということは、生活の基盤を確立するには大事なこと。この時、別に先進国のような整った環境は必要ない。
人は情報だけで食べていけることは殆ど無いですが、情報がなければ貧困からはなかなか抜けだせません。
なので、目の前で病で死にかけている人の前では情報通信はほぼ役立たずですが、それだから情報通信なんかには金をかけず全部保健・医療に回せ、というのも変。
Re: (スコア:0)
インターネットをアレコレ難しく考えすぎ、
もしくは難しくないインターネットを構築すれば良い。
Re: (スコア:0)
>端末となる精密機器、それを置いておいても壊れないような埃の少なさを保てる家、
>機器を動かす電気、文字が読めること(しかもラテンアルファベット)、などなど。
おいおい、パソコンはインターネットじゃないんだぜw
Re: (スコア:0)