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時事通信のリンク先を見ると、買収費用が200億円とあるけど、それだけの価値があるところなのかな?
200億円というと高いような気がしますがWikipediaの記事によると、
売上高 約150億円(2008年3月期) 従業員数 3,440人(2011年1月31日時点) 支店舗数 115校(2011年8月時点)
だそうですから、そんなものかも知れません。
「レシピ」というのは情報そのものなので、ICT産業と相性が良いと思いますが、教育、特に実技を要する副教科的なものに対するのICTの利用は、まだまだこれからだと思うので、どう発展するか興味深いです。
ABCクッキングスタジオのサイト見ても、利益額が分からなかったので、売り上げの5%(家賃高そうな教室が多いし、学習塾よりも設備に金かかるでしょうから、辛めに評価)と仮定して7.5億円。
200/7.5=PER26.7 なので、割安な買い物ではなさそうです。まあ、売上総利益率が10%ならPER13倍ちょいでお得感も出ますけど。ドコモの場合、安い物を買い叩くよりも金に物を言わせて、一番いいのを頼むっていう傾向がある気がします。
> ドコモの場合、安い物を買い叩くよりも金に物を言わせて、一番いいのを頼むっていう傾向がある気がします。
うーん。ドコモに限らずNTT系は買収が下手のイメージがありますね。盛りを過ぎたと言うか、低落傾向が見えて来た企業を高値で掴む様な。で、買収会社を建て直すとか、自分の事業に組み込むとかが得意なのかと言えばそうでもない。
どうなんでしょう。らでぃっしゅぼーやを買ってから1年9ヶ月、ローソンとの協業を言い出してから約1年、ビジネスになっているのかなあ。あまり話に聞かないのですけど。
らしっしゅぼーやの場合、一部のドコモショップでも取り扱う(受付け?)ようになってはいるようだ。
ただ、DoCoMoによる他業種企業の買収、協業が成功しているように思えないのは同意見。Amazonを目指すといっても、事実上、小売・流通の経験がないのだから、大変だろうなとは思うし、Amazonも当初はずっと赤字だったのは事実だが。
NTTコミュニケーションズなどによる、海外同業との協業、買収はそれなりに実績を上げていると思う。
NTTコミュニケーションズは VERIO 買収で何千億もスッてるので……
Verioは13社あるTiar-1のうちひとつです。日本におけるISP相互接続の歴史は海外方向へのトラヒック料金をいかにして浮かすか、の戦いでした。Tiar-1からのぼったくりのような料金は当時のISPたちの頭痛の種でした。出口もIIJくらいしかありませんでした。大体禿登場以前の話です。その頃冗談で「Tier-1をどこかが買ったらこんな苦労しなくても済むのに(NTT-Cを横目で見ながら)」というネタで盛り上がったことがありました。
今では寡占化によるプライベートピアに押しつぶされてオープンなピアがあまり目立ちませんが。
先人の苦労を知るに、フルルートを保有しトラヒックを交換し続けるのは日本の国益だと思います。帳面では赤でもあれはあの時必要な取引だったのです。
> 帳面では赤でもあれはあの時必要な取引だったのです。
確かverioは6000億円投資してほぼ全額ライトオフしたんでしたっけ。赤になってもと言うのは確かにありますし、結果論でとやかく言うのもアレなんですけれど、やはり6000億円は大きいですね。
> NTTコミュニケーションズなどによる、海外同業との協業、買収はそれなりに実績を上げていると思う。
2010年にCOMが2860億円を投じて買ったディメンションデータ(DD社)ですが、ここは売上が40億ドル、$1=\100とすれば4000億円の売上があるはずです。しかし2013年03月期の子会社売上はそれよりずっと少ない2500億円です。一体、何が起こっているのでしょうか。
COMの貸借対照表も不可解な部分があり(関係会社株式が1800億円位しかない)、またDD社はWebページにパスワードが掛かっているために公開情報のはずの業績を見る事が出来ないため、実際にはよく分からないのですが、DD社の業績が買収後に急落した可能性は無いでしょうか。
ディメンションデータ、日本におけるクラウドサービスを拡大 [impress.co.jp]によると、売上58億ドルとなってますね。
NTT本体の有報見る限り、DD社はNTT本体の100%子会社になってますので、COMの報告書には登場しないのだと思われます。
> NTT本体の有報見る限り、DD社はNTT本体の100%子会社になってますので、
持株の有報見ました。確かにDD社は持株の直轄ですね。ちょっとすっきりしました。
>>Amazonも当初はずっと赤字だったのは事実だが
Amazonの場合は起業なので、当初赤字なのはある意味当然です。買収とか協業での事業拡大と同列にすべき次元ではない。
> 盛りを過ぎたと言うか、低落傾向が見えて来た企業を高値で掴む
どこぞのコンサルにいいようにカモられてるような雰囲気ですね。
日本のでかいところでは割とよくあるパターン。偉い人が◯◯しろと言ったからなんかしてみました的な。
◯◯は、amazon的なサービスとか、スマホとの連携とかソーシャルサービスとか、お好きなモノを入れてください。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
素朴な疑問 (スコア:2)
時事通信のリンク先を見ると、買収費用が200億円とあるけど、それだけの価値があるところなのかな?
Re: (スコア:1)
200億円というと高いような気がしますが
Wikipediaの記事によると、
売上高 約150億円(2008年3月期)
従業員数 3,440人(2011年1月31日時点)
支店舗数 115校(2011年8月時点)
だそうですから、そんなものかも知れません。
「レシピ」というのは情報そのものなので、ICT産業と相性が良いと思いますが、
教育、特に実技を要する副教科的なものに対するのICTの利用は、まだまだこれ
からだと思うので、どう発展するか興味深いです。
Re: (スコア:1)
ABCクッキングスタジオのサイト見ても、利益額が分からなかったので、
売り上げの5%(家賃高そうな教室が多いし、学習塾よりも設備に金かかるでしょうから、辛めに評価)と仮定して7.5億円。
200/7.5=PER26.7 なので、割安な買い物ではなさそうです。
まあ、売上総利益率が10%ならPER13倍ちょいでお得感も出ますけど。
ドコモの場合、安い物を買い叩くよりも金に物を言わせて、一番いいのを頼むっていう傾向がある気がします。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
> ドコモの場合、安い物を買い叩くよりも金に物を言わせて、一番いいのを頼むっていう傾向がある気がします。
うーん。ドコモに限らずNTT系は買収が下手のイメージがありますね。盛りを過ぎたと言うか、低落傾向が見えて来た企業を高値で掴む様な。で、買収会社を建て直すとか、自分の事業に組み込むとかが得意なのかと言えばそうでもない。
どうなんでしょう。らでぃっしゅぼーやを買ってから1年9ヶ月、ローソンとの協業を言い出してから約1年、ビジネスになっているのかなあ。あまり話に聞かないのですけど。
Re:素朴な疑問 (スコア:2)
らしっしゅぼーやの場合、一部のドコモショップでも取り扱う(受付け?)ようになってはいるようだ。
ただ、DoCoMoによる他業種企業の買収、協業が成功しているように思えないのは同意見。Amazonを目指すといっても、事実上、小売・流通の経験がないのだから、大変だろうなとは思うし、Amazonも当初はずっと赤字だったのは事実だが。
NTTコミュニケーションズなどによる、海外同業との協業、買収はそれなりに実績を上げていると思う。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
NTTコミュニケーションズは VERIO 買収で何千億もスッてるので……
収益がなくても必要な投資というものがある。 (スコア:1)
Verioは13社あるTiar-1のうちひとつです。
日本におけるISP相互接続の歴史は海外方向へのトラヒック料金をいかにして浮かすか、の戦いでした。
Tiar-1からのぼったくりのような料金は当時のISPたちの頭痛の種でした。出口もIIJくらいしかありませんでした。
大体禿登場以前の話です。
その頃冗談で「Tier-1をどこかが買ったらこんな苦労しなくても済むのに(NTT-Cを横目で見ながら)」というネタで盛り上がったことがありました。
今では寡占化によるプライベートピアに押しつぶされてオープンなピアがあまり目立ちませんが。
先人の苦労を知るに、フルルートを保有しトラヒックを交換し続けるのは日本の国益だと思います。
帳面では赤でもあれはあの時必要な取引だったのです。
Re:収益がなくても必要な投資というものがある。 (スコア:1)
> 帳面では赤でもあれはあの時必要な取引だったのです。
確かverioは6000億円投資してほぼ全額ライトオフしたんでしたっけ。赤になってもと言うのは確かにありますし、結果論でとやかく言うのもアレなんですけれど、やはり6000億円は大きいですね。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
> NTTコミュニケーションズなどによる、海外同業との協業、買収はそれなりに実績を上げていると思う。
2010年にCOMが2860億円を投じて買ったディメンションデータ(DD社)ですが、ここは売上が40億ドル、$1=\100とすれば4000億円の売上があるはずです。しかし2013年03月期の子会社売上はそれよりずっと少ない2500億円です。一体、何が起こっているのでしょうか。
COMの貸借対照表も不可解な部分があり(関係会社株式が1800億円位しかない)、またDD社はWebページにパスワードが掛かっているために公開情報のはずの業績を見る事が出来ないため、実際にはよく分からないのですが、DD社の業績が買収後に急落した可能性は無いでしょうか。
Re:素朴な疑問 (スコア:2)
ディメンションデータ、日本におけるクラウドサービスを拡大 [impress.co.jp]
によると、売上58億ドルとなってますね。
NTT本体の有報見る限り、DD社はNTT本体の100%子会社になってますので、
COMの報告書には登場しないのだと思われます。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
> NTT本体の有報見る限り、DD社はNTT本体の100%子会社になってますので、
持株の有報見ました。確かにDD社は持株の直轄ですね。ちょっとすっきりしました。
Re: (スコア:0)
>>Amazonも当初はずっと赤字だったのは事実だが
Amazonの場合は起業なので、当初赤字なのはある意味当然です。
買収とか協業での事業拡大と同列にすべき次元ではない。
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
> 盛りを過ぎたと言うか、低落傾向が見えて来た企業を高値で掴む
どこぞのコンサルにいいようにカモられてるような雰囲気ですね。
日本のでかいところでは割とよくあるパターン。
偉い人が◯◯しろと言ったからなんかしてみました的な。
◯◯は、amazon的なサービスとか、スマホとの連携とか
ソーシャルサービスとか、お好きなモノを入れてください。