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ドイツの裁判所、オープンソースプログラムに違法なコードが混入したのはプロジェクトオーナーの責任と判断」記事へのコメント

  • オープンソースにも「開発者」だけでなく、「法務」的な立ち位置の人がいないとやっていけなくなるのでは、と思いました。
    法的なリスクを助言したり、必要に応じて開発だけでなく、ソースコードのチェックにリリースを割くよう提案できる人が居なければ、こういう問題はどんどん起きるでしょうし。
    他にも、オープンソースとして開発中のソフトウェアのソースが、適合しないライセンスの製品に使用されてしまった、といったありがちな(?)トラブルの時も、開発者だけで戦うのは難しいと思います。

    • by Anonymous Coward on 2013年12月08日 14時42分 (#2508365)

      法曹界の人間でオープンソースにコミットしてくれそうな人ってどれぐらいいるんだろう。

      親コメント
      • Re:悩ましい (スコア:4, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2013年12月08日 16時42分 (#2508408)

        世の中はIT分野だけで回ってるわけじゃないからね
        IT分野だけで解決できない問題が発生した時、外部からの協力が得られないなら、そんなモノは社会的に淘汰されるのは仕方ない

        プロプラなソフト作ってる会社とかはちゃんと法務を雇って運営していけてるわけだから、ITすべてが否定されるわけじゃないし
        オープンソースでも企業の支援を受けているものもあって、そういうのなら支援企業の法務も協力してくれるだろう

        法務を雇えるほどに募金を集められないとか、あるいはボランティアで動いてくれる法務が居ないなら、そのオープンソースは所詮その程度のもので、社会的に淘汰されて仕方が無いってことになるんじゃない?

        一部のエンジニアだけが盛り上がっていても、社会的な評価はたいしたことないオープンソースって多いんだと思うよ

        親コメント
        • by Super KUMASAN (34209) on 2013年12月09日 12時34分 (#2508737)

          意識しなくても侵害できてしまう特許って、社会的に意味があるのか疑問ですが、
          そんなものであっても、法務という、畑違いな上に、経済力がモノを言う、
          ボランティアベースにとって不利な土俵での戦いを強いてしまう
          現行の(ソフトウェア)特許制度も問題な気もします。
          今回の例が該当するかどうかは分かりませんが。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            「今の技術なら簡単に実装できるけど、昔は凄かった」とか
            「特許を取るほど優れたデザインだったUIが広がり、一般化した」とか
            「複数のものを組み合わせると凄いことに気がついた人が特許を取り、その後、その組み合わせが定番になった」とか
            いくらでもそういう事例はあると思うよ <意識しなくても侵害できてしまう特許

            そんなものであっても、法務という、畑違いな上に、経済力がモノを言う、
            ボランティアベースにとって不利な土俵での戦いを強いてしまう
            現行の(ソフトウェア)特許制度も問題な気もします。

            これはオープンソースに染まった人のポジショントークで

        • by Anonymous Coward

          プロプラなソフト作ってる会社とかはちゃんと法務を雇って運営していけてるわけだから

          そんな会社は全体からすると極わずかじゃない?シェア的には大きいだろうけど。

          一部のエンジニアだけが盛り上がっていても、社会的な評価はたいしたことないオープンソースって多いんだと思うよ

          それは企業も同じだけども、だからってそんな淘汰圧あげなくても良いと思うわけ。

          今回のってプロバイダ有限責任法のように、指摘があってから消すって方向じゃだめだろうか。

          • by Anonymous Coward

            指摘があってから消すのはいいけど、それまでに配布された分はライセンスの代金払わなきゃいけないよね
            で、そのリスクを回避するために金を払って法務を置いてもいい
            別にどっちでもいいと思うよ

            ただ「オープンソースで金が無いからライセンス代は払えません」ってのは許されない
            「特許侵害があったから消すけど、今までに配布されちゃった分は責任とりません」も駄目だろう

            それを求めるようになるならオープンソースはマジで淘汰されるべき

            少なくとも特許は「知らずに侵害した場合は許される」というモノじゃないからね
            プロバイダ責任法みたいに、第三者のプロバイダがいちいちチェックするわけにいかない、というのとは事情が違いすぎる

            • by Anonymous Coward

              いちいちチェックするわけにいかない、というのとは事情が違いすぎる

              いや、

              小規模なプロジェクトで事前にすべてのコードをチェックして合法的かどうか確認するのは困難であるとし、

              と、いちいちチェックするわけにはいかない、というのがオープンソースコミュニティの主張。
              ドイツでは認められなかったけど。

              で、問題は誰が責任を取るか、誰が金を払うかで、コミュニティじゃなくコミッタの責任にしようよ、という話。
              掲示板とかはプロバイダ責任制限法で、書いた人に直接責任が問えるようになってるけど、こういう多数がコミットした成果を公表している場合もプロバイダ責任制限法に準じるってのは事情が違いすぎるんでしょうか。

              • by Anonymous Coward

                ドイツではオープンソースプロジェクトにライセンスしたいコードを追加するだけの簡単な仕事が可能か
                これからはコミッタの身元調査まで必要になりそうだ

              • by Anonymous Coward

                最終的に責任を負うのと、とりあえずの責任を負うのをわければいいだけでは。

                コミュニティとして活動して、その成果物として公開している以上、責任はそのコミュニティ(≒直接的には責任者)が負うのは当たり前。
                それは他のコメントでも出てるけど、ヒラ社員が業務で何かやらかした時、企業が責任を負わずにヒラ社員を切り捨てて終わりにする、は許されないのと同じ。

                最終的にコミッタに責任を負わせるべきというのは賛成できるけど、ライセンス違反で被害を受けた側が直でコミッタを訴えるべき、というのは前述の理由で筋が悪い。
                だから必要なのは、コミッタがコミュニティに損害を与えた時に、コミュニティがコミッタに責任を追及できる環境やルール作りじゃない?

              • by Anonymous Coward

                企業でもやらかした内容にはよると思うけど、これがNGOと集めたボランティア達だったらどうだろうか?

                一つ思うのは、コミュニティはどこまで管理監督しなければならなかったのか、そして出来たのか。
                その点で管理監督者としての責任は企業対従業員とボランティアベースでは異なるのではないだろうか。
                #プロバイダ責任制限法は対お客なのでまた違うのだろう。
                でもってオープンソースコミュニティといってもピンキリだし、ITに限ったことでもないから法制化せず裁判で個別対応なのかもしれない。

                あと、原告は複数訴えてもいいわけで、どっちも訴えて責任割合で振り分ける方が良い気がする。民事は。

                刑事は間接ってわけにはもちろんいかないし、取り合えず両方訴えるとかってのもちょっとなー

              • by Anonymous Coward

                キツい言い方になるのだが、

                一つ思うのは、コミュニティはどこまで管理監督しなければならなかったのか、そして出来たのか。
                その点で管理監督者としての責任は企業対従業員とボランティアベースでは異なるのではないだろうか。

                そんなの特許侵害された側からしたら「知ったこっちゃない」と思う。
                相手が企業だったら代表者を訴えればいいだけなのに、それがボランティアベースの組織だった時は企業の側がコミットが誰か、責任割合がどれくらいか、等と勘案して訴える、というコストを負わされるのは不合理だ。

                逆の立場で考えてみよう。オープンソースのソフトウェ

        • by Anonymous Coward

          今のうちに法務向けソフトのオープンソースプロジェクトを立ち上げておこう。
          1000人がユーザなったら、3人くらいは他のオープンソースプロジェクトのボランティアで動いてくれるかも知れない。

      • by Anonymous Coward on 2013年12月09日 0時35分 (#2508593)

        プロジェクトの種類によるんじゃないでしょうか?
        名前を売ることになるようなプロジェクトなら協力してくれる人は多そうだけど。
        JDownloader2は無理じゃないか?
        よほど、オプソ全般に関わりたい人か、DRMに敵意をもってる人しかこないと思う。

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      • by bero (5057) on 2013年12月11日 13時45分 (#2510075) 日記
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        費用を貰えるなら手を挙げるひとは大勢いるでしょうな。

        • by Anonymous Coward

          こういう時の為にもSFC [wikipedia.org]があるんでないの?

      • by Anonymous Coward

        るびべ… すまない、今言いかけた事は忘れてくれ。

        • by Anonymous Coward

          ozaki... いや、なんでもない。

          ご連絡先

    • by Anonymous Coward on 2013年12月08日 15時43分 (#2508385)

      まあ、もともと法的にクリーンかどうかについて、プロプラかフリーかは無関係ですからねぇ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        パクリコードのネタとか、昔から散見されていましたしね。

    • by Anonymous Coward on 2013年12月08日 17時56分 (#2508426)
      確かに、今のところ、オープンソースのプログラムが直接的な原因となって人が死んだりはしてないんでしょうが、人が死んだりすると、この程度じゃ済まないので、責任の所在をはっきりさせるという意味ではこの判例は極めて重要になると思います。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年12月09日 1時11分 (#2508608)

        さすがにプログラム単体で直接に人を殺すことはそうそう簡単にはならないので、その点を心配する必要はなかろうと思います。
        #組み込んだ機械は組み込んだ人の責任です。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          昔パッケージソフトの使用ライセンス書いた時に「人の生命にかかわる業務、原子力施設にかかわる業務での使用禁止」って書いたの思い出した。

          • by Anonymous Coward

            そういえば、Solaris にそんな事書いてあったな

    • by Anonymous Coward

      ReactOSでも、Windowsをリバースエンジニアリングしたコードが含まれていたとかで長いこと開発停止になったことがあったし、
      完全にクリーンな開発を続けるにはそれ専任の人がいないと難しいよなあ

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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