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この地域の住民でも無いし行った事もないけど、津波の被害にあった場所にまた電車(線路/駅)を復旧させたと理解していいの?
テレビのニュースで復旧した駅の背景も映りこんでいたが更地に新しい建物があちこち作られていたのを見て愕然とした。
三陸鉄道は、三陸沿岸を走る鉄道の中ではもっとも遅い時期に開通したので、当初から災害対策がかなり考慮されています。だからこそ、JRが軒並み運休の中、震災後まもなく一部区間での運転再開ができているわけです。それでも線路を流された区間があったのは、今回の津波が数百年に一度クラスの巨大なものだったからです。その手の巨大な津波を考慮するとなると、今の市街地をまったく無視した内陸部に巨額の費用をかけて移設するしかなくなります。それはあまりなので、今回クラスの巨大津波の時は線路を壊されても仕方ないと諦めることで、従来ルートでの再建をすることにしたのです。その時は命だけは守るために、場所ごとに避難経路を考えてあって、避難訓練とかをやっているわけです。それはそれでありな選択肢だと思いますよ。
より路線が古くて、もっと頻度が高い小規模な津波でも被害を受ける恐れのある区間があり、かつ沿線市街地が移転する可能性がある、JRの気仙沼線・大船渡線・山田線などは、線路そのものを大規模に移転させる必要があるかもしれないので、今の時点での本復旧をせずにBRTが選択されているわけです。
八戸線は沿線市街地の移転がないことを早々に決めて、かつ大規模津波の際の避難経路を整備するということで現行ルートで復旧しましたし、女川へ行く石巻線は市街地移転計画がまとめられたので、そちらへ経路変更して復旧工事をしています。何の考慮もない訳ではないですよ。
イエローストーンはもうどうにでもな~れレベルだから置いとくとして富士山が気になる…
単純な話し、路線変更と嵩上げの2つ被災地は地盤沈下してるのそのままでは冠水してしまいます。よって一度線路を撤去し嵩上げ後線路を引きなお押しています。これは冠水してる場所の対処。被災してる場所の場合は、完全に路線を変更して引き直す作業です(仙石線野蒜付近など)嵩上げはトンネルの出口なの都合で出来る場合と出来ない場合がありますが、出来る範囲で対策を行い被害が最小になるようにしている筈です。そのままって事はありません。
再度コンセンサスを取ろうとしたら、何年たっても開通は無理
そういう葛藤や議論をしていると、復旧なんて進まないよ。特に多くの住人(=お年寄り)は、新たな津波対策や移転を拒否しているんだから。
復興計画に関係ないところに住んでいるのなら、ご自由にってことだけど、その人たちが動かない事で、土地が空かず、計画の実行ができないわけで・・・
年齢も年齢だし、いつ来るか判らない次回の災害(津波でも地震でも)以前に寿命が尽きる可能性も高いからごちゃごちゃ弄らずに元のままの場所で静かに暮らしたい・・・という気持ちもわからんでもない。
もし、生きているうちに次の災害が来てしまったら?どうせ生き延びたところで その先何年でもないだろうから、助からなかったら諦める・・・という考えかもしれん。
本人達はそれでいいとしても、そのせいで復興が進まないとしたら・・・ってのが問題。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
津波の話題は何処へ? (スコア:0)
この地域の住民でも無いし行った事もないけど、
津波の被害にあった場所にまた電車(線路/駅)を復旧させたと理解していいの?
テレビのニュースで復旧した駅の背景も映りこんでいたが
更地に新しい建物があちこち作られていたのを見て愕然とした。
Re:津波の話題は何処へ? (スコア:5, 参考になる)
三陸鉄道は、三陸沿岸を走る鉄道の中ではもっとも遅い時期に開通したので、当初から災害対策がかなり考慮されています。
だからこそ、JRが軒並み運休の中、震災後まもなく一部区間での運転再開ができているわけです。
それでも線路を流された区間があったのは、今回の津波が数百年に一度クラスの巨大なものだったからです。
その手の巨大な津波を考慮するとなると、今の市街地をまったく無視した内陸部に巨額の費用をかけて移設するしかなくなります。
それはあまりなので、今回クラスの巨大津波の時は線路を壊されても仕方ないと諦めることで、従来ルートでの再建をすることにしたのです。
その時は命だけは守るために、場所ごとに避難経路を考えてあって、避難訓練とかをやっているわけです。
それはそれでありな選択肢だと思いますよ。
より路線が古くて、もっと頻度が高い小規模な津波でも被害を受ける恐れのある区間があり、
かつ沿線市街地が移転する可能性がある、JRの気仙沼線・大船渡線・山田線などは、
線路そのものを大規模に移転させる必要があるかもしれないので、
今の時点での本復旧をせずにBRTが選択されているわけです。
八戸線は沿線市街地の移転がないことを早々に決めて、かつ大規模津波の際の避難経路を整備するということで現行ルートで復旧しましたし、
女川へ行く石巻線は市街地移転計画がまとめられたので、そちらへ経路変更して復旧工事をしています。
何の考慮もない訳ではないですよ。
Re: (スコア:0)
イエローストーンはもうどうにでもな~れレベルだから置いとくとして
富士山が気になる…
Re:津波の話題は何処へ? (スコア:1)
単純な話し、路線変更と嵩上げの2つ
被災地は地盤沈下してるのそのままでは冠水してしまいます。
よって一度線路を撤去し嵩上げ後線路を引きなお押しています。
これは冠水してる場所の対処。
被災してる場所の場合は、完全に路線を変更して引き直す作業です(仙石線野蒜付近など)
嵩上げはトンネルの出口なの都合で出来る場合と出来ない場合がありますが、
出来る範囲で対策を行い被害が最小になるようにしている筈です。
そのままって事はありません。
Re: (スコア:0)
再度コンセンサスを取ろうとしたら、何年たっても開通は無理
Re: (スコア:0)
そういう葛藤や議論をしていると、復旧なんて進まないよ。
特に多くの住人(=お年寄り)は、新たな津波対策や移転を拒否しているんだから。
Re: (スコア:0)
復興計画に関係ないところに住んでいるのなら、ご自由にってことだけど、
その人たちが動かない事で、土地が空かず、
計画の実行ができないわけで・・・
Re: (スコア:0)
年齢も年齢だし、いつ来るか判らない次回の災害(津波でも地震でも)以前に寿命が尽きる可能性も高いから
ごちゃごちゃ弄らずに元のままの場所で静かに暮らしたい・・・という気持ちもわからんでもない。
もし、生きているうちに次の災害が来てしまったら?
どうせ生き延びたところで その先何年でもないだろうから、助からなかったら諦める・・・という考えかもしれん。
本人達はそれでいいとしても、そのせいで復興が進まないとしたら・・・ってのが問題。