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町中に「子供は社会の宝」なんて標語が掲げられていたりするんだけど、それって建前というか、きれい事だよな。 今までの日本って子育てにしろ介護にしろプライベートなこととして、解決は個人で勝手にやってろ、という態度だったいえる。 出生率が減るなんて、昭和五十年頃には明白になっていたんだし、これに備えて対策をいろいろとるべきだったと思う。 今から対策をとっても、第二次ベビーブーム世代は四十代にさしかかっていて、出産・子育ての適齢期は過ぎているから効果は限定的になると思う。 しかし、今からでも対策をとって、出生率を上げないと、日本社会を維持できなくなる。 ただね、子供がいればいいってもんでは無いと思うんだよね。 きちんと躾けられて、社会人として生活できる人で無いと、いない方がいいと言うこともあり得るし。
で、日本で出生率が下がる原因に、婚姻率の低下がある。フランスではシングルマザーでも子供を産んで育てることに経済的な問題は無く、結構な比率で婚外子がいる。一方日本では結婚して子供を設けるというコースが主流なので、なんとかして婚姻率を上げる必要がある。 婚姻率が下がっている原因は、若い世代の収入が下がっているのもあるだろうけど、面倒くさいことを避けるのもありそうな気がする。 次に子供をもうけない理由になりそうなのが、子育てが、社会的・経済的にマイナス要因になること。 たとえば、子育て中は、子供の病気や保育所などのイベントなどで時間に制約がかかる。 人事評価(昇進が遅くなったり、最悪、リストラされたりとか)に響くとか考えたら、年休とったり、残業せずに帰ったりなんかできないよね。 直接経済的な問題として、保育料が高いこと。普通に働いている世帯なら、数万円近くは保育料だけでかかる。 その後も、教育費がかかるし、躾とかいろいろ手間・暇もかかる。 こんだけデメリットが明確なら、子供を持たないとか、一人っ子だけにするとか考えるほうが普通だと思う。
出生率を高めるには、まず労働時間と不規則な勤務形態(シフト勤務とか)の制限、保育料の思い切った低料金化を行う必要があると思う。 仮に子育てにかかるもろもろを無料にしても、急に出生率が上がったりしないと思う。 日本の社会が本気で、次世代育成を考えていると、国民が実感するまでは、このままではないかな。
本音と建て前の国なので。人口減は移民で解決するというのは完全な規定路線だと思います。「自然増で対応するのは現実的でない」という趣旨の文言は、官公庁等のドキュメントで既に珍しくありません
人口が6000万ちょいになる時点で、1億人に増やす目標を作ったそうだから、移民を4000万人入れるって話だな
移民で解決できますかね。
日本って根本的に多様性を認めない国だから移民が来ても白眼視されるだけですけど。と言うか外国人と結婚するというだけですったもんだしかねない国民性の国で移民が受け入れられるわけがないと思いますけど。
それは「非自然増なら対応は可能かも知れない」の意味を持って無くはない?
単に20代の人材を低賃金で長時間拘束しすぎているのが原因。
派生的には・・・・結婚したくても金が無い。結婚したくても、休日まで社員研修とやらで拘束されるので、相手を探す時間もない。ちなみに職場は既婚女性と男ばっか。子供作りたくても金が無い。子供作りたくても、夫婦で一緒にいる時間が無い。
ダメな理由はいくらでもある。よくも、この程度の減少で済んでいるものである。
ほっといても、結婚適齢期の男は1割ぐらいあぶれている。その上に結婚しない女なんか増えたら、2割ぐらい独身になっても仕方なかろう?女性の社会進出なんて、子供が小学生になった30代からで十分なんだよ。20代の内は結婚と子育てと学問に集中できていればいい。そうすれば、結婚によるキャリアの中断なんてのも無くて、いいだろうにな。
以上、独身男の偏見でした。
幼い頃は手間が掛かり、大きくなるとお金が掛かる。今から考えると保育料は安かった。ただし、預けられれば。
大学の授業料、、、私立だと、年間 100万以上、国公立でも50万。あと、設備費とかあったか。自宅外だと更に生活費。 誰かは、家でも飯は食うと言ったが、同じで済む訳がない。非正規雇用の収入と較べてどう? と。では学歴無しだとどうなるか。。。。。
直接経済的な問題として、保育料が高いこと。普通に働いている世帯なら、数万円近くは保育料だけでかかる。 その後も、教育費がかかるし、躾とかいろいろ手間・暇もかかる。 こんだけデメリットが明確なら、子供を持たないとか、一人っ子だけにするとか考えるほうが普通だと思う。
それ以前に、有料・高額ですら保育所が足りない。無認可保育所の設置基準・制限撤廃が先だね。但し、自治体内に待機児童が無ければ、無認可保育所の設置基準・制限をしても良い事とする。
『自治体内に待機児童が無ければ』ってデフォ無制限? 順逆を変えるのはどうかなあ。
保育所は、なぜ需要があるのに増えないのか? [toyokeizai.net]みたいなのを見ると、安易に市場原理を持ち込もうとするのは間違いな気がする。増えるのは高額で質の良い高所得者向けじゃなく、安価で劣悪なものになるだろうし。認可外だから事故事件が起きても事後対応になるわけで、様々なトラブルも予想できる。
どうしても主婦を家庭から引き剥がさねばならないのなら、託児保育に金銭を投じるしかないと思うんだけど。
フランスが出生率上昇に成功しているという点から考えると、「フランスではシングルマザーでも子供を産んで育てることに経済的な問題は無く、結構な比率で婚外子がいる。一方日本では結婚して子供を設けるというコースが主流」という状態を、「日本もシングルマザーでも子供を産んで育てることに経済的な問題が無いように制度改革を行い、結構な比率で婚外子がいる状態を目指す」に改善するのが早道ではないかな?
どこにぶらさげようかとおもったんだけどもここに。
先日、親(70ぐらい)から家計がきついので支援してくれと話が来ました。
で、支援するなら口も出すよと、エセフィナンシャルプランナーごっこしてみたんですがびっくり。両親(健康)で年金収入30万あるじゃないですか。はじめて親に○○がめばえ...って言い過ぎですが、おまえそれワープアのまえでいえんの?って素で引きました。
なんというか、世代間の格差というか、意識の違いというか、かなりショックを受けました。
といっても世界の中では恵まれてる方なんですよね、我々は。
# 子供の養育費だけは死守するのでACで。
その通りだが、その対価として、日本は税率が低かったのよ。(配偶者控除など)
税率が低い→貯蓄が増える→貯蓄を原資とした公共投資(財政投融資)→経済成長(税収増)
これが日本経済発展の基本的な仕組みだった。で、財政投融資が貯蓄を原資としている以上、医療や教育といった直接的な回収が行えない分野への投資は不可能。(医療が充実していれば労働者のリタイヤが減るし、教育が充実し以下略なので、どちらも税収増に繋がることは疑いの余地は無いのだが)これが日本の不平等な再分配の正体。日本を土建国家として縛り続けている鎖。
つまり単に非正規だとか少子化だとかの問題から見た場当たり的な対応ではあまり意味が無くて、国家のグランドデザインから見直さないと駄目。(無論、消費税増税や配偶者控除の見直しなど場当たり的対応の極み……どころか再分配すら投げ捨て単なる搾取機関へ堕落したことが良くわかるな)
まあ鳩山政権の「コンクリートから人へ」が叩き潰された時点で、もう財政破綻して国民の九割九分が窮乏するまで止まれないんだろう。
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人生unstable -- あるハッカー
子は社会の宝 (スコア:2)
町中に「子供は社会の宝」なんて標語が掲げられていたりするんだけど、それって建前というか、きれい事だよな。
今までの日本って子育てにしろ介護にしろプライベートなこととして、解決は個人で勝手にやってろ、という態度だったいえる。
出生率が減るなんて、昭和五十年頃には明白になっていたんだし、これに備えて対策をいろいろとるべきだったと思う。
今から対策をとっても、第二次ベビーブーム世代は四十代にさしかかっていて、出産・子育ての適齢期は過ぎているから効果は限定的になると思う。
しかし、今からでも対策をとって、出生率を上げないと、日本社会を維持できなくなる。
ただね、子供がいればいいってもんでは無いと思うんだよね。
きちんと躾けられて、社会人として生活できる人で無いと、いない方がいいと言うこともあり得るし。
で、日本で出生率が下がる原因に、婚姻率の低下がある。フランスではシングルマザーでも子供を産んで育てることに経済的な問題は無く、結構な比率で婚外子がいる。一方日本では結婚して子供を設けるというコースが主流なので、なんとかして婚姻率を上げる必要がある。
婚姻率が下がっている原因は、若い世代の収入が下がっているのもあるだろうけど、面倒くさいことを避けるのもありそうな気がする。
次に子供をもうけない理由になりそうなのが、子育てが、社会的・経済的にマイナス要因になること。
たとえば、子育て中は、子供の病気や保育所などのイベントなどで時間に制約がかかる。
人事評価(昇進が遅くなったり、最悪、リストラされたりとか)に響くとか考えたら、年休とったり、残業せずに帰ったりなんかできないよね。
直接経済的な問題として、保育料が高いこと。普通に働いている世帯なら、数万円近くは保育料だけでかかる。
その後も、教育費がかかるし、躾とかいろいろ手間・暇もかかる。
こんだけデメリットが明確なら、子供を持たないとか、一人っ子だけにするとか考えるほうが普通だと思う。
出生率を高めるには、まず労働時間と不規則な勤務形態(シフト勤務とか)の制限、保育料の思い切った低料金化を行う必要があると思う。
仮に子育てにかかるもろもろを無料にしても、急に出生率が上がったりしないと思う。
日本の社会が本気で、次世代育成を考えていると、国民が実感するまでは、このままではないかな。
Re:子は社会の宝 (スコア:2, すばらしい洞察)
本音と建て前の国なので。
人口減は移民で解決するというのは完全な規定路線だと思います。
「自然増で対応するのは現実的でない」という趣旨の文言は、官公庁等のドキュメントで既に珍しくありません
Re:子は社会の宝 (スコア:1)
人口が6000万ちょいになる時点で、1億人に増やす目標を作ったそうだから、移民を4000万人入れるって話だな
Re: (スコア:0)
移民で解決できますかね。
日本って根本的に多様性を認めない国だから移民が来ても白眼視されるだけですけど。
と言うか外国人と結婚するというだけですったもんだしかねない国民性の国で移民が受け入れられるわけがないと思いますけど。
Re: (スコア:0)
それは「非自然増なら対応は可能かも知れない」の意味を持って無くはない?
Re:子は社会の宝 (スコア:1)
単に20代の人材を低賃金で長時間拘束しすぎているのが原因。
派生的には・・・・
結婚したくても金が無い。
結婚したくても、休日まで社員研修とやらで拘束されるので、相手を探す時間もない。ちなみに職場は既婚女性と男ばっか。
子供作りたくても金が無い。
子供作りたくても、夫婦で一緒にいる時間が無い。
ダメな理由はいくらでもある。よくも、この程度の減少で済んでいるものである。
Re: (スコア:0)
ほっといても、結婚適齢期の男は1割ぐらいあぶれている。その上に結婚しない女なんか増えたら、2割ぐらい独身になっても仕方なかろう?
女性の社会進出なんて、子供が小学生になった30代からで十分なんだよ。20代の内は結婚と子育てと学問に集中できていればいい。そうすれば、結婚によるキャリアの中断なんてのも無くて、いいだろうにな。
以上、独身男の偏見でした。
Re:子は社会の宝 (スコア:1)
幼い頃は手間が掛かり、大きくなるとお金が掛かる。
今から考えると保育料は安かった。ただし、預けられれば。
大学の授業料、、、私立だと、年間 100万以上、国公立でも50万。
あと、設備費とかあったか。
自宅外だと更に生活費。 誰かは、家でも飯は食うと言ったが、同じで済む訳がない。
非正規雇用の収入と較べてどう? と。
では学歴無しだとどうなるか。。。。。
Re: (スコア:0)
直接経済的な問題として、保育料が高いこと。普通に働いている世帯なら、数万円近くは保育料だけでかかる。
その後も、教育費がかかるし、躾とかいろいろ手間・暇もかかる。
こんだけデメリットが明確なら、子供を持たないとか、一人っ子だけにするとか考えるほうが普通だと思う。
出生率を高めるには、まず労働時間と不規則な勤務形態(シフト勤務とか)の制限、保育料の思い切った低料金化を行う必要があると思う。
仮に子育てにかかるもろもろを無料にしても、急に出生率が上がったりしないと思う。
日本の社会が本気で、次世代育成を考えていると、国民が実感するまでは、このままではないかな。
それ以前に、有料・高額ですら保育所が足りない。無認可保育所の設置基準・制限撤廃が先だね。但し、自治体内に待機児童が無ければ、無認可保育所の設置基準・制限をしても良い事とする。
Re:子は社会の宝 (スコア:1)
『自治体内に待機児童が無ければ』ってデフォ無制限? 順逆を変えるのはどうかなあ。
保育所は、なぜ需要があるのに増えないのか? [toyokeizai.net]みたいなのを見ると、安易に市場原理を持ち込もうとするのは間違いな気がする。増えるのは高額で質の良い高所得者向けじゃなく、安価で劣悪なものになるだろうし。認可外だから事故事件が起きても事後対応になるわけで、様々なトラブルも予想できる。
どうしても主婦を家庭から引き剥がさねばならないのなら、託児保育に金銭を投じるしかないと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
フランスが出生率上昇に成功しているという点から考えると、
「フランスではシングルマザーでも子供を産んで育てることに経済的な問題は無く、結構な比率で婚外子がいる。一方日本では結婚して子供を設けるというコースが主流」
という状態を、
「日本もシングルマザーでも子供を産んで育てることに経済的な問題が無いように制度改革を行い、結構な比率で婚外子がいる状態を目指す」
に改善するのが早道ではないかな?
Re: (スコア:0)
どこにぶらさげようかとおもったんだけどもここに。
先日、親(70ぐらい)から家計がきついので支援してくれと話が来ました。
で、支援するなら口も出すよと、エセフィナンシャルプランナーごっこしてみたんですがびっくり。
両親(健康)で年金収入30万あるじゃないですか。
はじめて親に○○がめばえ...って言い過ぎですが、
おまえそれワープアのまえでいえんの?って素で引きました。
なんというか、世代間の格差というか、意識の違いというか、かなりショックを受けました。
といっても世界の中では恵まれてる方なんですよね、我々は。
# 子供の養育費だけは死守するのでACで。
Re:今までの日本って子育てにしろ介護にしろプライベートなこととして、解決は個人で勝手にやってろ、と (スコア:0)
その通りだが、その対価として、日本は税率が低かったのよ。(配偶者控除など)
税率が低い→貯蓄が増える→貯蓄を原資とした公共投資(財政投融資)→経済成長(税収増)
これが日本経済発展の基本的な仕組みだった。
で、財政投融資が貯蓄を原資としている以上、医療や教育といった直接的な回収が行えない分野への投資は不可能。
(医療が充実していれば労働者のリタイヤが減るし、教育が充実し以下略なので、どちらも税収増に繋がることは疑いの余地は無いのだが)
これが日本の不平等な再分配の正体。日本を土建国家として縛り続けている鎖。
つまり単に非正規だとか少子化だとかの問題から見た場当たり的な対応ではあまり意味が無くて、国家のグランドデザインから見直さないと駄目。
(無論、消費税増税や配偶者控除の見直しなど場当たり的対応の極み……どころか再分配すら投げ捨て単なる搾取機関へ堕落したことが良くわかるな)
まあ鳩山政権の「コンクリートから人へ」が叩き潰された時点で、もう財政破綻して国民の九割九分が窮乏するまで止まれないんだろう。