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そういった病は時間かけて治療するものでしょ。問題の部分の記憶が軽減できればいいわけです。で、それを電気刺激で。えー・・・
逆に、もしそれで治療できるなら、奴隷に現状を幸福と思わせることもできるんじゃあるまいか。問題を問題と思わない人生って楽だと思います。
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 [akahoshitakuya.com]と言う、ベトナム戦争時の海兵隊員が残虐な作戦を繰り返させられた後で除隊されアメリカに帰国、その後PTSDに悩まされ家庭が崩壊し・アルコール依存症も併発した上、長い年月をかけて、優れた治療者と巡りあい、更に十年近くをかけて社会復帰し反戦運動を行うようになった事を、存命中に伝記として記した本があります。
今の米国を蝕んでるPTSDとは、このような戦争で摩耗した退役兵が苛まれているPTSDが大半です。
特に、陸戦の歩兵のように直接相手と対峙しつづけた兵隊が、このようなPTSDになりやすく、後最近は無人機の操作員が、半分戦争・半分日常となり、無抵抗の民間人を誤爆することも多いためにPTSDやアルコール依存や薬物依存に陥りやすいようです。
今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。米国は、戦争というものが日常化した異常な国家であるし、そうであるからこそPTSD患者を量産して、銃後の社会への負担が半端ない状況になっている。
それを、機械を使って解決しようというのは、如何にもアメリカ的な対症療法であるんですよね。多くの病気の慢性患者が陥るように、目先の対処ばかりに腐心して、根本の原因を改めることには異常に無頓着。と言うのは、実は社会観や歴史の薄っぺらさとかに起因してるから救いようがないのかも知れません。
>今の米国を蝕んでるPTSD>戦争で摩耗した退役兵が苛まれているPTSDが大半です。つまり具体的にはどういうことですか?
映画の'ランボー'を見るのが手っ取り早いと思うぞ。
>今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。
いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない2013年9月の Newsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。
この記事にある12件の銃乱射事件の中で、犯行動機において軍でのPTSDの可能性があるのは・ニュージャージー州カムデン・テキサス州フォートフッド陸軍基地の2件のみ。
記事の
>今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない2013年9月のNewsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。この記事にある12件の銃乱射事件の中で、犯行動機において軍でのPTSDの可能性があるのは・ニュージャージー州カムデン・テキサス州フォートフッド陸軍基地の2件のみ。
いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない2013年9月のNewsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。
非常に興味深いですね。私の知る範囲での言説では、イラクやアフガンでの戦役のPTSDが銃乱射事件の背景にあるという話が多かったので…この内容を考えると、戦争体験・特に不正規戦でのPTSDと言うのは、銃乱射レベルの致命的な暴力として現れる事は私が考えていたより少なくて、帰還兵の社会適応が困難だとかフラッシュバックなどに苛まれて、家庭を含めた介護のコストが非常にかかるということなんですかね。どちらにせよ、この「戦時PTSD」とでも名付けられるであろう状況の蔓延や、勿論肉体的な傷病を受けた退役兵の多さが、DARPAがこんな研究や「自律型ロボット兵士」の研究に力を入れないと拙い所まで来てるということは確かなんでしょう。
# と言うか、色んな経済的・政治的理由が入り組んでいてやめる訳にはいかないことを承知して書くと、戦争・特に外征型の戦争というのは、やった時点で「間違い」だったんでしょうね。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
気合というか・・・ (スコア:0)
そういった病は時間かけて治療するものでしょ。
問題の部分の記憶が軽減できればいいわけです。
で、それを電気刺激で。
えー・・・
逆に、もしそれで治療できるなら、奴隷に現状を幸福と思わせることもできるんじゃあるまいか。
問題を問題と思わない人生って楽だと思います。
戦争依存症の国の病気(Re:気合というか・・・ (スコア:5, 参考になる)
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 [akahoshitakuya.com]と言う、ベトナム戦争時の海兵隊員が残虐な作戦を繰り返させられた後で除隊されアメリカに帰国、その後PTSDに悩まされ家庭が崩壊し・アルコール依存症も併発した上、
長い年月をかけて、優れた治療者と巡りあい、更に十年近くをかけて社会復帰し反戦運動を行うようになった事を、存命中に伝記として記した本があります。
今の米国を蝕んでるPTSDとは、このような戦争で摩耗した退役兵が苛まれているPTSDが大半です。
特に、陸戦の歩兵のように直接相手と対峙しつづけた兵隊が、このようなPTSDになりやすく、
後最近は無人機の操作員が、半分戦争・半分日常となり、無抵抗の民間人を誤爆することも多いためにPTSDやアルコール依存や薬物依存に陥りやすいようです。
今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。
米国は、戦争というものが日常化した異常な国家であるし、そうであるからこそPTSD患者を量産して、銃後の社会への負担が半端ない状況になっている。
それを、機械を使って解決しようというのは、如何にもアメリカ的な対症療法であるんですよね。
多くの病気の慢性患者が陥るように、目先の対処ばかりに腐心して、根本の原因を改めることには異常に無頓着。と言うのは、実は社会観や歴史の薄っぺらさとかに起因してるから救いようがないのかも知れません。
Re: (スコア:0)
>今の米国を蝕んでるPTSD
>戦争で摩耗した退役兵が苛まれているPTSDが大半です。
つまり具体的にはどういうことですか?
Re: (スコア:0)
映画の'ランボー'を見るのが手っ取り早いと思うぞ。
Re: (スコア:0)
>今や米国本土では日常化した銃乱射事件も、その多くがPTSDが原因と言われています。
いや銃乱射事件は、必ずしもPTSDが原因とは限らない
2013年9月の Newsweekの記事 [newsweekjapan.jp]によれば、犯人のバックグラウンドは異なっている。
この記事にある12件の銃乱射事件の中で、犯行動機において軍でのPTSDの可能性があるのは
・ニュージャージー州カムデン
・テキサス州フォートフッド陸軍基地
の2件のみ。
記事の
Re:戦争依存症の国の病気(Re:気合というか・・・ (スコア:1)
非常に興味深いですね。
私の知る範囲での言説では、イラクやアフガンでの戦役のPTSDが銃乱射事件の背景にあるという話が多かったので…
この内容を考えると、戦争体験・特に不正規戦でのPTSDと言うのは、銃乱射レベルの致命的な暴力として現れる事は私が考えていたより少なくて、
帰還兵の社会適応が困難だとかフラッシュバックなどに苛まれて、家庭を含めた介護のコストが非常にかかるということなんですかね。
どちらにせよ、この「戦時PTSD」とでも名付けられるであろう状況の蔓延や、勿論肉体的な傷病を受けた退役兵の多さが、DARPAがこんな研究や「自律型ロボット兵士」の研究に力を入れないと拙い所まで来てるということは確かなんでしょう。
# と言うか、色んな経済的・政治的理由が入り組んでいてやめる訳にはいかないことを承知して書くと、戦争・特に外征型の戦争というのは、やった時点で「間違い」だったんでしょうね。