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事故が少ないのはいいけど、安全容易に廃炉できるというわけじゃない。
今ある老朽化した原子炉を廃炉するのに何十年もかかるようでは、新しい炉なら安全ですと言われてもどこに建設できるというのか。
使用済み燃料もいまだに安全に処理できない。数万年後の人類につけを回して平気なだけだ。
今ある原子炉は有効に使うとしても、もう原子力というのは時代の徒花として、新たには建設せず、他のエネルギーに移行するのがよい。
その「他のエネルギー」の見込みが立ってないのが問題なのでは経済的に問題なく、安定的に供給できて、かつ現在稼働中の原子炉がすべて廃炉になるまでに移行できる「他のエネルギー」とやらを教えて欲しい
日本の場合は、水力という安定した?発電方法があると思います。環境破壊をともなうという理由で新規建設が止まっていますが、核燃料の処理の方法まで考えれば、環境への影響は少ないと思います。
既存の水力発電所を効率の良い発電機に交換したり、今の技術を使って、中小規模の発電所を作ることを考えても良いのでは?
水力はもうほとんど開発余地が無いんですよ。水力の絶対的な資源量は、水の量とその落差で決まって、それ以上は増やしようがないです。水力発電所を造れそうなところは大体造ってしまっていて、後は建設作業が非常に困難なとんでもない山奥とかくらいしか残っていないです。それに、あれだけ大規模な土木工事をして映画になるくらいだった、黒部ダム(黒部川第四発電所)で、最大出力は335,000kWなんです。最新の火力発電所の3分の1にしかならないのです。
今、小水力発電と言って、用水路みたいなところに小さな発電機を取り付けるのが増えています。これも計算上は膨大な水力があることになっていますけど、費用対効果が悪いので、日本中にソーラーパネルを敷き詰めると理論上は日本の電力をまかなえる、と同じような話です。
なお、既存の水力発電所を見直して出力アップを図るというのは、常時行われています。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
まあ無理 (スコア:4, すばらしい洞察)
事故が少ないのはいいけど、
安全容易に廃炉できるというわけじゃない。
今ある老朽化した原子炉を廃炉するのに何十年もかかるようでは、
新しい炉なら安全ですと言われてもどこに建設できるというのか。
使用済み燃料もいまだに安全に処理できない。
数万年後の人類につけを回して平気なだけだ。
今ある原子炉は有効に使うとしても、
もう原子力というのは時代の徒花として、新たには建設せず、
他のエネルギーに移行するのがよい。
Re: (スコア:0)
その「他のエネルギー」の見込みが立ってないのが問題なのでは
経済的に問題なく、安定的に供給できて、かつ現在稼働中の原子炉が
すべて廃炉になるまでに移行できる「他のエネルギー」とやらを教えて欲しい
Re: (スコア:1)
日本の場合は、水力という安定した?発電方法があると思います。
環境破壊をともなうという理由で新規建設が止まっていますが、
核燃料の処理の方法まで考えれば、環境への影響は少ないと思います。
既存の水力発電所を効率の良い発電機に交換したり、
今の技術を使って、中小規模の発電所を作ることを考えても良いのでは?
Re:まあ無理 (スコア:5, 参考になる)
水力はもうほとんど開発余地が無いんですよ。
水力の絶対的な資源量は、水の量とその落差で決まって、それ以上は増やしようがないです。
水力発電所を造れそうなところは大体造ってしまっていて、
後は建設作業が非常に困難なとんでもない山奥とかくらいしか残っていないです。
それに、あれだけ大規模な土木工事をして映画になるくらいだった、黒部ダム(黒部川第四発電所)で、
最大出力は335,000kWなんです。
最新の火力発電所の3分の1にしかならないのです。
今、小水力発電と言って、用水路みたいなところに小さな発電機を取り付けるのが増えています。
これも計算上は膨大な水力があることになっていますけど、費用対効果が悪いので、
日本中にソーラーパネルを敷き詰めると理論上は日本の電力をまかなえる、と同じような話です。
なお、既存の水力発電所を見直して出力アップを図るというのは、常時行われています。