アカウント名:
パスワード:
桜島の度重なる噴火で、姶良カルデラが気がかりだから、川内原発は廃炉しろと言っている奴らと変わらないじゃんか
いや、そいつらの危惧の一部は当たった可能性もあるだろ、これ。ちょいとそっちの方になるの方が分からん。
ここ最近噴火多いし日本全体ヤバイだろというぼんやりとした危惧ならわかるが、カルデラ超噴火とは直結しない。まして鬼界カルデラならもし噴火しても、直接原発破壊する被害にはならんでしょ?
ぼんやりとした危惧では、議論にならんよ。
>まして鬼界カルデラならもし噴火しても、直接原発破壊する被害にはならんでしょ?
そうあって欲しいという願望としてはわかるが、フクシマから何かを学ぼうという姿勢があるならば、乱暴で大雑把な意見を書く前に、少し勉強してみてはどうでしょう。ちょうど、今日、「科学」6月号が届き、見ると、火山学者緊急アンケートの回答が載っている(5月11日到着までの、火山予知連絡会長の藤井敏嗣さんも含む4名分掲載)。それを読んでみると、仙台原発の位置に到達した火砕流を発生させたカルデラは、姶良・阿多・加久藤・小林の4つ(阿蘇・鬼界を加え6と
「我々が知らないことは起きるかも」って言うだけで済むんだもん。しかもカルデラ噴火の頻度は1万年とか10万年に1度という低頻度なのに、今我々が生きている時代に起きる(かもしれない)と煽るだけが、こいつら火山学者のやっていることだろ?社会に与える影響なぞおかまいなしに。
低頻度大規模事象の扱いは、単純なリスク比較だけでは不十分。- Togetterまとめ [togetter.com]
リスクが大きくても極低頻度なら、無視したほうがよいような気がする。もし対策すると莫大なカネがかかる。その費用負担に社会が耐えられないのではないか。社会を崩壊させてまでリスク管理するのは本末転倒だ。
もっとも早川先生も原発の維持には否定的だけど、福島の事故を引き起こした巨大地震とカルデラ噴火では起きる頻度の桁が違うことを忘れるべきではない。
君が「フクシマから何かを学ぼうという姿勢があるならば」と書いたから、東日本大震災の発生頻度と1か所のカルデラで起こる破局噴火の頻度を対比したまでだ。
僕は川内原発の火山影響評価資料 [nsr.go.jp](平成26年4月23日)や原発反対派のパンフレットを読んだ [srad.jp]けど、川内原発の敷地内に火砕流の露頭はなく、「入戸火砕流と阿多火砕流」が近傍に見つかっているのが知られている。
>仙台原発の位置に到達した火砕流を発生させたカルデラは、姶良・阿多・加久藤・小林の4つ(阿蘇・鬼界を加え6とする学者もいる)。
この辺君の勝手な解釈で端折らずに、きちんと引用してくれないかな。どういう経緯で川内原発の付近に火砕流が押し寄せたのかを。
少なくとも以前読んだ論文 [jst.go.jp]では
>入戸火砕流と阿多火砕流
鹿児島県の地図も見ずにコメントを書いてしまう人のために書いておくと、姶良カルデラ [wikipedia.org](2万9000年前)と阿多北部カルデラ [wikipedia.org](11万年前)のことね。
ちなみに小説「死都日本」で川内原発を襲ったという設定の火砕流は加久藤カルデラじゃなかったか。
姶良カルデラと阿多北部カルデラだとしたら、火砕流の経路が知りたいです。鹿児島湾の北側から山谷をいくつも超えないと無理だからねぇ。
防災基礎講座 災害事例編 [bosai.go.jp]
火口から上方に 噴出した直後の火砕物とガスとの混合物は,周辺の空気よりも大きな密度をもっています.噴出の速度が十分な大きさでないと,この混合物は一旦噴き上がったものの浮力が得られず失速したような状態になり落下してきます.こうして生じた噴煙柱崩壊型の火砕流は,高い尾根も乗り越える厚い高速・高温の流れとなって火山周辺に広がります.噴出した大量の火砕物は広大な火砕流台地をつくり,それが抜け出た跡は陥没してカルデラになります.南九州のシラス台地は姶良カルデラ(鹿児島湾)の周囲50kmの範囲に広がっています.
『シラス災害―災害に強い鹿児島をめざして―』#入戸火砕流を噴出した巨大噴火 [kagoshima-u.ac.jp]
噴煙柱のうち比重の重い部分は周辺に雪崩下った。入戸火砕流である。北は熊本県人吉盆地、南は南薩地方、東は宮崎、西は吹上海岸にまで達しており、海抜1,000m程度の霧島山などは軽く乗り越えてしまった。厚いところで100mのシラス台地を形成しているから、その量たるや想像を絶する。2,000億トン以上と見積もられている。
ちなみに素人には想像もつかない世界だが、地質学では遠く離れた地域の地層であっても、広く分布する火山灰層(鍵層)や含有化石、地層の上下関係の特徴(岩相)によって、地層の同時代性や新旧判定が行われている(日本地質学会「フィールドジオロジー入門」)。火山灰はカタログ化されていて、伊豆半島でも黄白色の「鬼界葛原火山灰(K-Tz)」や白色の「姶良丹沢火山灰(AT)」が見つかっていて、他の火山の噴火年代を決めるのに役立っているとのこと(小山真人「伊豆の大地の物語」132頁)。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
なにこの結論 (スコア:-1, フレームのもと)
桜島の度重なる噴火で、姶良カルデラが気がかりだから、川内原発は廃炉しろと言っている奴らと変わらないじゃんか
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
いや、そいつらの危惧の一部は当たった可能性もあるだろ、これ。
ちょいとそっちの方になるの方が分からん。
Re: (スコア:0)
ここ最近噴火多いし日本全体ヤバイだろというぼんやりとした危惧ならわかるが、
カルデラ超噴火とは直結しない。
まして鬼界カルデラならもし噴火しても、直接原発破壊する被害にはならんでしょ?
ぼんやりとした危惧では、議論にならんよ。
Re: (スコア:2, 参考になる)
>まして鬼界カルデラならもし噴火しても、直接原発破壊する被害にはならんでしょ?
そうあって欲しいという願望としてはわかるが、フクシマから何かを学ぼうという姿勢があるならば、乱暴で大雑把な意見を書く前に、少し勉強してみてはどうでしょう。
ちょうど、今日、「科学」6月号が届き、見ると、火山学者緊急アンケートの回答が載っている(5月11日到着までの、火山予知連絡会長の藤井敏嗣さんも含む4名分掲載)。
それを読んでみると、仙台原発の位置に到達した火砕流を発生させたカルデラは、姶良・阿多・加久藤・小林の4つ(阿蘇・鬼界を加え6と
「自然の前では謙虚さ」か、火山学者って気楽でいいよな (スコア:2)
「我々が知らないことは起きるかも」って言うだけで済むんだもん。しかもカルデラ噴火の頻度は1万年とか10万年に1度という低頻度なのに、今我々が生きている時代に起きる(かもしれない)と煽るだけが、こいつら火山学者のやっていることだろ?社会に与える影響なぞおかまいなしに。
低頻度大規模事象の扱いは、単純なリスク比較だけでは不十分。- Togetterまとめ [togetter.com]
もっとも早川先生も原発の維持には否定的だけど、福島の事故を引き起こした巨大地震とカルデラ噴火では起きる頻度の桁が違うことを忘れるべきではない。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:2)
Re: (スコア:2)
君が「フクシマから何かを学ぼうという姿勢があるならば」と書いたから、東日本大震災の発生頻度と1か所のカルデラで起こる破局噴火の頻度を対比したまでだ。
僕は川内原発の火山影響評価資料 [nsr.go.jp](平成26年4月23日)や原発反対派のパンフレットを読んだ [srad.jp]けど、川内原発の敷地内に火砕流の露頭はなく、「入戸火砕流と阿多火砕流」が近傍に見つかっているのが知られている。
>仙台原発の位置に到達した火砕流を発生させたカルデラは、姶良・阿多・加久藤・小林の4つ(阿蘇・鬼界を加え6とする学者もいる)。
この辺君の勝手な解釈で端折らずに、きちんと引用してくれないかな。どういう経緯で川内原発の付近に火砕流が押し寄せたのかを。
少なくとも以前読んだ論文 [jst.go.jp]では
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
川内原発付近に到達した火砕流を発生させたカルデラは2つ (スコア:1)
>入戸火砕流と阿多火砕流
鹿児島県の地図も見ずにコメントを書いてしまう人のために書いておくと、姶良カルデラ [wikipedia.org](2万9000年前)と阿多北部カルデラ [wikipedia.org](11万年前)のことね。
ちなみに小説「死都日本」で川内原発を襲ったという設定の火砕流は加久藤カルデラじゃなかったか。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
姶良カルデラと阿多北部カルデラだとしたら、火砕流の経路が知りたいです。
鹿児島湾の北側から山谷をいくつも超えないと無理だからねぇ。
噴煙柱崩壊型火砕流なら可能 (スコア:1)
防災基礎講座 災害事例編 [bosai.go.jp]
『シラス災害―災害に強い鹿児島をめざして―』#入戸火砕流を噴出した巨大噴火 [kagoshima-u.ac.jp]
ちなみに素人には想像もつかない世界だが、地質学では遠く離れた地域の地層であっても、広く分布する火山灰層(鍵層)や含有化石、地層の上下関係の特徴(岩相)によって、地層の同時代性や新旧判定が行われている(日本地質学会「フィールドジオロジー入門」)。火山灰はカタログ化されていて、伊豆半島でも黄白色の「鬼界葛原火山灰(K-Tz)」や白色の「姶良丹沢火山灰(AT)」が見つかっていて、他の火山の噴火年代を決めるのに役立っているとのこと(小山真人「伊豆の大地の物語」132頁)。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ