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あのさあ購入した機体からエンジンを抜いて別の機体に取り付けるのは”リバースエンジニアリング”に含まれないよね?
エンジン単体のリバースエンジニアリング禁止ならそうでしょうね。でもエンジン載せ替えてそれにあわせたボディの製作なんて中国には無理だと思います。
結局同じボディを作るだけでしょう。
J-11B [seesaawiki.jp]とか、基本設計はロシアのフランカーですが、多くの所が独自開発に変わっていて、リバースエンジニアリングに相当成功してますよ。
# 逆に言うと、この機体を巡って中露が揉めたとも言える。
J-11BやMig-21を使用している国向けに売ろうとしてる安価な戦闘機であるJ-17に積もうとしてるWS-13エンジンは、基本的にはロシアのRD-33を基にして作られてますし、これも多くがリバースエンジニアリングの成果だと言われてる。中国
技術が中国だけに流出するなら脅威だとは思いますが、技術というのは制限をつければ簡単に立ち遅れるデリケートなものだと思います。これはバランスの問題で、日本の存在が不可欠であり続けることの方が大事じゃないでしょうか。絶対に流出しないように完璧に管理していても、たかだか1世紀半もあれば1から作れるものですから。
>中国の軍事力脅威論を言うなら、中国領内に展開してる自国の軽工業以外の工場を撤退させるべきと思うのですが。>日本をはじめとする西側の重工業や電子工業の生産技術・品質管理技術が、中国に流出するのはかなりの脅威だと思うんですよ。
中国脅威論を言ってる訳でもないです。只、中国の工業力を侮ってる意見が多いので、侮ってはダメだという意見を書いたに過ぎないです。日本だって、敗戦後30年間位は工業のレベルが低かったのを40年代後半の敗戦直後から必死に裾野を拡げて技術力や品質管理の能力を向上させて、一時期は米国すら追い抜くだけの工業製品のシェアを獲得していた訳じゃないですか。それと同じことが、中国にも、多分今後数十年間の間に起こりますよ。と言う話です。
翻って日本は、80年代後半から90年代を経て00年代前半までの金融・産業政策の誤ちが積み重なって、一気に衰退してる。ソニーの凋落や東芝の粉飾決算などは、その象徴的な出来事ではないですか。
国がイケイケで産業を拡大してるときは、どの国でも工業のレベルが上がるのですが、それが金儲け重視に傾き過ぎると(あまつさえ、日本のように金融家の金儲け以外は無意味だと法制度を整備なんかしたら)、そこから国の工業力はガタンと落ちてしまう。
話が横道に逸れましたが、イケイケドンドンで質が向上するだけではなくそもそものパイが何倍もの国と、日本がどう付き合っていくかという事なんですよ。
中国の物量の拡大と質の向上があると考えるならば、中国に戦争を仕掛けたり仕掛けられたりした時点で、負けが確実なんですよ。ましてや、大東亜戦争のように日本が有利な条件での講和に拘ったら、泥沼化して、しまいには東京を中国に占領される事に行き着いてしまう。
そういう視点で、戦争を仕掛けてはならないし、今の右派の文脈で言う所の中国脅威論で戦争を煽る論調は言語道断であると言う結論になるんですけどね。
軍の最大の目的が予算を獲得することなのは、いつの時代のどの国でも同じなのです。予算を拡大する最良の手段は、(仮想)敵国の危険性を喧伝することなのデス。実際に力を付けてくれる方がより説得力は増すのDeath。
#それでも予算は無制限ではあり得ないので、真の敵は愛する我が軍から予算を奪う自国の他軍なのDeath。##だから古今東西、陸軍と海軍(及び空軍や海兵隊や各種警察機関)の仲が良かった試しなどないのDeath。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
あのさあ (スコア:0)
あのさあ
購入した機体からエンジンを抜いて別の機体に取り付けるのは”リバースエンジニアリング”に含まれないよね?
Re: (スコア:0)
エンジン単体のリバースエンジニアリング禁止ならそうでしょうね。
でもエンジン載せ替えてそれにあわせたボディの製作なんて中国には無理だと思います。
結局同じボディを作るだけでしょう。
Re: (スコア:4, 参考になる)
J-11B [seesaawiki.jp]とか、基本設計はロシアのフランカーですが、多くの所が独自開発に変わっていて、リバースエンジニアリングに相当成功してますよ。
# 逆に言うと、この機体を巡って中露が揉めたとも言える。
J-11BやMig-21を使用している国向けに売ろうとしてる安価な戦闘機であるJ-17に積もうとしてるWS-13エンジンは、基本的にはロシアのRD-33を基にして作られてますし、これも多くがリバースエンジニアリングの成果だと言われてる。
中国
中国脅威論を言うなら (スコア:2)
中国の軍事力脅威論を言うなら、中国領内に展開してる自国の軽工業以外の工場を撤退させるべきと思うのですが。
日本をはじめとする西側の重工業や電子工業の生産技術・品質管理技術が、中国に流出するのはかなりの脅威だと思うんですよ。
片一方で塩というか、栄養というか十分に与えつつ、潜在的な仮想敵国だから軍事力で対抗せないかん、というのはおかしい。
まず仮想敵国の経済力を削いで、国力を減ずることを戦略的に進めるべきだと思うんだよね。
与えるなら、仮想敵国の国民の生活水準を向上させて、西洋的な人権やら社会規範を普及することを最優先に、衣食住に直接関わる分野の技術移転に限るべきだと思うな。
Re:中国脅威論を言うなら (スコア:2)
技術が中国だけに流出するなら脅威だとは思いますが、技術というのは制限をつければ簡単に立ち遅れるデリケートなものだと思います。
これはバランスの問題で、日本の存在が不可欠であり続けることの方が大事じゃないでしょうか。絶対に流出しないように完璧に管理していても、たかだか1世紀半もあれば1から作れるものですから。
Re:中国脅威論を言うなら (スコア:1)
>中国の軍事力脅威論を言うなら、中国領内に展開してる自国の軽工業以外の工場を撤退させるべきと思うのですが。
>日本をはじめとする西側の重工業や電子工業の生産技術・品質管理技術が、中国に流出するのはかなりの脅威だと思うんですよ。
中国脅威論を言ってる訳でもないです。
只、中国の工業力を侮ってる意見が多いので、侮ってはダメだという意見を書いたに過ぎないです。
日本だって、敗戦後30年間位は工業のレベルが低かったのを40年代後半の敗戦直後から必死に裾野を拡げて技術力や品質管理の能力を向上させて、一時期は米国すら追い抜くだけの工業製品のシェアを獲得していた訳じゃないですか。
それと同じことが、中国にも、多分今後数十年間の間に起こりますよ。と言う話です。
翻って日本は、80年代後半から90年代を経て00年代前半までの金融・産業政策の誤ちが積み重なって、一気に衰退してる。ソニーの凋落や東芝の粉飾決算などは、その象徴的な出来事ではないですか。
国がイケイケで産業を拡大してるときは、どの国でも工業のレベルが上がるのですが、それが金儲け重視に傾き過ぎると(あまつさえ、日本のように金融家の金儲け以外は無意味だと法制度を整備なんかしたら)、そこから国の工業力はガタンと落ちてしまう。
話が横道に逸れましたが、イケイケドンドンで質が向上するだけではなくそもそものパイが何倍もの国と、日本がどう付き合っていくかという事なんですよ。
中国の物量の拡大と質の向上があると考えるならば、中国に戦争を仕掛けたり仕掛けられたりした時点で、負けが確実なんですよ。ましてや、大東亜戦争のように日本が有利な条件での講和に拘ったら、泥沼化して、しまいには東京を中国に占領される事に行き着いてしまう。
そういう視点で、戦争を仕掛けてはならないし、今の右派の文脈で言う所の中国脅威論で戦争を煽る論調は言語道断であると言う結論になるんですけどね。
Re: (スコア:0)
軍の最大の目的が予算を獲得することなのは、いつの時代のどの国でも同じなのです。
予算を拡大する最良の手段は、(仮想)敵国の危険性を喧伝することなのデス。
実際に力を付けてくれる方がより説得力は増すのDeath。
#それでも予算は無制限ではあり得ないので、真の敵は愛する我が軍から予算を奪う自国の他軍なのDeath。
##だから古今東西、陸軍と海軍(及び空軍や海兵隊や各種警察機関)の仲が良かった試しなどないのDeath。