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巨大なタンカーみたいな台船に飛行船とロケットを載せて赤道付近の洋上に運ぶ。台船から飛行船に取り付けたロケットを上空に揚げて、切り離して補助グライダーで滑空させながら点火する。赤道付近なら自転速度が加算される分燃料が少なくて済むし、台船なら領土がなくとも打ち上げができる。結果効率の良いプランが選択できる。この方法が利用できそうな技術のなかで、一番エネルギー効率が良いんではないだろうか。
ジェット機を利用する方法だと燃料で燃料を運ばなければならないジレンマや、結局滑走路のロケーションに制約を受ける問題は残ったままだと思う。
まあ普通の飛行機にしろ飛行船にしろ、高度15km(50kft)くらいで精々マッハ1-2程度出れば精一杯ではないでしょうか。
ここでH-IIAロケット29号機と25号機のイベント表(5ページ) [mext.go.jp]をご覧ください。
例えば25号機のSRB-A燃焼終了時点を見てみましょう。発射から1:38経過したこの時点で、すでに高度45km、対地速度1.1km/s(3960km/h, M3.23)に達しています。ペイロード分離までの約28分間のうち、普通の飛行機で移動できる範囲に留まっている時間は2分にも満たないのです。
このわずか100秒程度でSRB-Aを2本使い切るわけです。空中発射ならSRBを外して第一段を短縮することができそうには思えます。しかし、結局のところメリットといえばその程度ですから、発射台を丸ごと空に浮かべる手間とはあまりに釣り合わないのではないでしょうか。
成層圏まで到達できる飛行船は成層圏プラットフォームのために研究されているらしいけど、実用化されたものはまだないですね。積荷であるロケットも飛行船にとっては軽いものではないので、それだけの荷物を積んで成層圏まで到達できるのかどうか。速度はともかく高度が十分に取れないなら、地上から打ち上げた方が楽ってことになりかねません。まだバルーンの方が到達高度も高く取れるし安上がりじゃないかな(風任せになっちゃうけど)
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
飛行船を使えばどうだろうか (スコア:0)
巨大なタンカーみたいな台船に飛行船とロケットを載せて赤道付近の洋上に運ぶ。
台船から飛行船に取り付けたロケットを上空に揚げて、切り離して補助グライダーで滑空させながら点火する。
赤道付近なら自転速度が加算される分燃料が少なくて済むし、台船なら領土がなくとも打ち上げができる。
結果効率の良いプランが選択できる。
この方法が利用できそうな技術のなかで、一番エネルギー効率が良いんではないだろうか。
ジェット機を利用する方法だと燃料で燃料を運ばなければならないジレンマや、結局滑走路のロケーションに制約を受ける問題は残ったままだと思う。
Re:飛行船を使えばどうだろうか (スコア:3)
まあ普通の飛行機にしろ飛行船にしろ、高度15km(50kft)くらいで精々マッハ1-2程度出れば精一杯ではないでしょうか。
ここでH-IIAロケット29号機と25号機のイベント表(5ページ) [mext.go.jp]をご覧ください。
例えば25号機のSRB-A燃焼終了時点を見てみましょう。発射から1:38経過したこの時点で、すでに高度45km、対地速度1.1km/s(3960km/h, M3.23)に達しています。ペイロード分離までの約28分間のうち、普通の飛行機で移動できる範囲に留まっている時間は2分にも満たないのです。
このわずか100秒程度でSRB-Aを2本使い切るわけです。空中発射ならSRBを外して第一段を短縮することができそうには思えます。しかし、結局のところメリットといえばその程度ですから、発射台を丸ごと空に浮かべる手間とはあまりに釣り合わないのではないでしょうか。
Re:飛行船を使えばどうだろうか (スコア:1)
成層圏まで到達できる飛行船は成層圏プラットフォームのために研究されているらしいけど、実用化されたものはまだないですね。
積荷であるロケットも飛行船にとっては軽いものではないので、それだけの荷物を積んで成層圏まで到達できるのかどうか。
速度はともかく高度が十分に取れないなら、地上から打ち上げた方が楽ってことになりかねません。
まだバルーンの方が到達高度も高く取れるし安上がりじゃないかな(風任せになっちゃうけど)
うじゃうじゃ