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ブロックの青い盾のアイコンをクリックすると、ウィンドウが開いて、その下に広告がありとなしの場合での速度比較ツールのリンクが開きます。
URLに直接入力しても動きます。
スラドを例に比較してみた場合のURLは、chrome://speedtest/?url=http%3A%2F%2Fsrad.jp%2Fという具合になります。
スラドの場合、広告なしで1回表示さえてみたら、私の環境では、56%、速度が向上したと出ました。
日本の場合、Webの表示速度に無頓着なところが多いので、こういうツールがあると、広告の影響が分かりやすくて、マーケットの啓蒙には凄く良いですね。
広告も遅延要因ですが、各種計測タグや、タグマネージャーも遅延要因の6~8割を占めるので、そちら方面のサービスを展開している人達が、パフォーマンスの重要性に目覚めてくれることを祈ってます。
確かに、広告を含むページ全体の読み込みが完了するまでの時間を比較したら、広告をブロックしない場合、広告をブロックする場合に比べて2倍以上の時間になるページも多いでしょう。
しかし、今主流の広告コードは 非同期広告コード [google.com] であり、コンテンツの読み込みが完了してから、広告の読み込みが開始されるようになっています。
従って、広告をブロックしてもしなくても、コンテンツ(広告以外の要素)がすべて閲覧可能な状態になるまでの時間はほとんど変わらないはずです。
私は、Catchpointという会社で、年間100~150ぐらい日本の各種Webサイトのパフォーマンス計測を行って分析しています。GoogleもMicrosoftも、うちのシステムを使って、パフォーマンスの計測をしています。この計測というのは、数回計測するというのではなくて、ある一定期間、定常的にある一定の頻度(5分、15分、30分、1時間)に1回の頻度で計測して、統計分析します。
> 従って、広告をブロックしてもしなくても、コンテンツ(広告以外の要素)がすべて閲覧可能な状態になるまでの時間はほとんど変わらないはずです。
仰っている「閲覧可能な状態」というのが、メトリックス上、どれを指しているのかにも依ると思います。
現在、Webサイトの表示速度の指標は世界的には、
Render Start(表示開始時間): 0.5秒以内Document Complete(表示完了時間):2秒以内
となっています。
Render Startというのは、W3C Web Performance Working Groupのメトリックスに該当するものは無くて、何でもいいですが、最初のピクセルが表示された時間を指します。
Document Completeというのは、W3C Web Performance Working GroupのNavigation TimingのdomCompleteに該当し、操作可能時間に該当します。
広告は、Render Start(表示開始時間)には影響を及ぼすケースは少ないものの、現状のデータとしては、Document Complete(表示完了時間)には影響を及ぼしているケースが多いです。それは、アクセス解析や広告効果測定、ヒートマップ、行動解析などの各種計測タグも同様です。
いろんな計測データを見ていると、Document Complete以降の広告のデータ取得の場合も、相当に遅いんですけどね…
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
興味深い速度比較機能 (スコア:2)
ブロックの青い盾のアイコンをクリックすると、ウィンドウが開いて、その下に広告がありとなしの場合での速度比較ツールのリンクが開きます。
URLに直接入力しても動きます。
スラドを例に比較してみた場合のURLは、
chrome://speedtest/?url=http%3A%2F%2Fsrad.jp%2F
という具合になります。
スラドの場合、広告なしで1回表示さえてみたら、私の環境では、56%、速度が向上したと出ました。
日本の場合、Webの表示速度に無頓着なところが多いので、こういうツールがあると、広告の影響が分かりやすくて、マーケットの啓蒙には凄く良いですね。
広告も遅延要因ですが、各種計測タグや、タグマネージャーも遅延要因の6~8割を占めるので、そちら方面のサービスを展開している人達が、パフォーマンスの重要性に目覚めてくれることを祈ってます。
コンテンツが閲覧可能になるまでの時間はほぼ変わらない (スコア:2)
確かに、広告を含むページ全体の読み込みが完了するまでの時間を比較したら、広告をブロックしない場合、広告をブロックする場合に比べて2倍以上の時間になるページも多いでしょう。
しかし、今主流の広告コードは 非同期広告コード [google.com] であり、コンテンツの読み込みが完了してから、広告の読み込みが開始されるようになっています。
従って、広告をブロックしてもしなくても、コンテンツ(広告以外の要素)がすべて閲覧可能な状態になるまでの時間はほとんど変わらないはずです。
Re:コンテンツが閲覧可能になるまでの時間はほぼ変わらない (スコア:2)
私は、Catchpointという会社で、年間100~150ぐらい日本の各種Webサイトのパフォーマンス計測を行って分析しています。
GoogleもMicrosoftも、うちのシステムを使って、パフォーマンスの計測をしています。
この計測というのは、数回計測するというのではなくて、ある一定期間、定常的にある一定の頻度(5分、15分、30分、1時間)に1回の頻度で計測して、統計分析します。
> 従って、広告をブロックしてもしなくても、コンテンツ(広告以外の要素)がすべて閲覧可能な状態になるまでの時間はほとんど変わらないはずです。
仰っている「閲覧可能な状態」というのが、メトリックス上、どれを指しているのかにも依ると思います。
現在、Webサイトの表示速度の指標は世界的には、
Render Start(表示開始時間): 0.5秒以内
Document Complete(表示完了時間):2秒以内
となっています。
Render Startというのは、W3C Web Performance Working Groupのメトリックスに該当するものは無くて、何でもいいですが、最初のピクセルが表示された時間を指します。
Document Completeというのは、W3C Web Performance Working GroupのNavigation TimingのdomCompleteに該当し、操作可能時間に該当します。
広告は、Render Start(表示開始時間)には影響を及ぼすケースは少ないものの、現状のデータとしては、Document Complete(表示完了時間)には影響を及ぼしているケースが多いです。
それは、アクセス解析や広告効果測定、ヒートマップ、行動解析などの各種計測タグも同様です。
いろんな計測データを見ていると、Document Complete以降の広告のデータ取得の場合も、相当に遅いんですけどね…