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他人に使われたくないものは公開するな。オープン文化で盛り上げたいものだけ共有しろ、でいいと思うけどねぇ。Githubとか、それでしっかり成り立ってるし。ソフトウェア業界だと、オープン文化やライセンスがかなり認知されてるからいいけど、それ以外の業界だと、そういったものを知らない、もしくは気にしない不届き者が多かったりするのだろうか。
readmeを読めというが、たいていの場合読んでも何の役にも立たない。ごくまれにCreative Commonsと書かれてたりするけど明らかに矛盾した自然言語の文章がセットになってたり。そんなにreadme読ませたいなら自分がつけようとしているライセンスの文面くらい読めよと。
それ以上に、日本法に基づかないで書かれたreadmeが多すぎるからなぁ…。
日本法とか以前の問題として、ライセンスというのは「許可すること」を書くもの(例: 「お客様は、本ソフトウェアのコピー一部を一台のコンピューター上で実行することができます」)。それ以外のたいていのことは著作権法のデフォルトで禁止されている。
ところがMMDモデルのreadmeに書かれているライセンスのようなものは、なぜか禁止事項しか書かれていないことがよくあって、結局何に使えるのかさっぱりわからない。ていうか普通に考えたら私的利用とか引用とかくらいしかできないとしか解釈のしようがない。だから読んでも無意味。
そしてこういう騒ぎが起きるたびに禁止事項を書き足すから、禁止されていないことはやってもいいという誤解がますます蔓延する。バカじゃないのかと
今回の件を受けて、MMDモデラーの間でも「投稿可能なサイトを(ホワイトリスト方式で)明示したほうがいいのか」といった話が出てきているようです。そうなると、「○○サービスに作品投稿する事を許可します」というように許諾範囲が確定するので、多少は事態の改善が見込めるかも知れません…。
本家MMDがまともなライセンス条件を持たないせいで、広く使われているまともなライセンスをそのまま使うとコミュニティから叩かれるんですよ。
初音ミクとかよく平気だったな…。あれもまともな(法的拘束力がある)ライセンスだったはずだけど…。
MMDのPMD形式モデルファイルは、恐らく全てがMMDに同梱されている初音ミク.pmd(あにまさ式ミク)の派生成果物です。が、MMDの配布ページにもReadmeにもピアプロ・キャラクター・ライセンスへの言及すらありません。それどころか、2015/10/26付のMikuMikuDance_v926x64\readme.txtに書いてある利用条件はこれで全部です。
■MikuMikuDanceの商用利用について■MikuMikuDanceのツールそのものは、商用・有償・無償を問わず、ご自由にご使用下さい。連絡の必要もありません(来ても返信いたしません)。ただし音楽やキャラクタについては、それぞれの権利者の許諾を受けて下さい。また、MMD本体を商用で再配布等する場合は、MMD標準添付モデルのキャラクタ権利者であるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社さまの許可を取ってください。
MMD独自の仕様(pmd,vmd,pmm)の利用についても同様です。別ソフトにて読み込めるようにする場合もこちらの許可は必要ありません。(ただしpmxモデルの仕様はMMD独自の仕様ではないため、pmxの仕様に従ってください)
そりゃ(#3014184 [yro.srad.jp])さんが言うように「どんなにデータの蓄積が魅力的に見えてもMMDには関わり合いにならないほうが身のため」なんて言葉も出てくるわけです。いつのことだったか、ある配布物の利用条件にあった「ニコニコするため」という条件に違反したかどうかが争点になったこともありましたっけね。とにかく一般的な意味でのライセンス規約を持たないことが一種のドグマ化しているんでしょうか。
クリプトン社(権利者)の許諾を受けてくださいって所が、事実上ピアプロ・キャラクター・ライセンスに準拠して下さいって意味なんじゃないかな?ぶっちゃけこれを見た限りでは、元のキャラクターのライセンスが「広く使われているまともなライセンス」だったらMMDと共存しても問題ない気もするけど…なんでコミュニティには受け入れられないんだろう…?# MMDユニティちゃんも『ユニティちゃんライセンス条項』 [unity-chan.com]で法的にライセンスされてるみたいだし…。
いや、そんなことは無いでしょう。 >恐らく全てが[...]派生成果物リグについて言いたいのであれば、メタセコあたりが互換テンプレートを搭載してたはず。
ちゃんと法律を読むか弁護士に相談するかしてライセンス契約文を作ってくれれば良いですけどねぇ…。
そもそも、その人的・金銭的負担を個々の創作者が負わなくてすます為に「オープンライセンス」活用が勧められてた気が…。でも、Togetterまとめをみると、「過度の接触」や「爆乳戦隊」的な利用を禁止しているモデルはどうなるのか等の問題が挙がっている辺り、やっぱり創作者と既存のライセンス体系の間にある種の「需給の不一致」が生じている気も。# ニコ動時代のひろゆきも「CCライセンスは権利者にとって使いずらい」とか言ってた様な…。
MMDも有る程度はオープン文化じゃないかな。人型モデルは性的表現とかいろいろ有るから話がややこしくなってる可能性も微レ存…?ソフトウェアのオープン文化だって、GPLで規約違反を見つけたら裁判に訴えたりするわけだし、むやみなプロジェクトフォークも望ましいことではないとされているような…。
MMD界隈ではライセンス違反への対抗策として配布を中止するというのがまかり通っていて焦土になれば喜ぶ愉快犯が出たらえらいことになる脆弱な状況だから成熟度はまだまだですよ
MMDの最大の問題は、二次創作物が主流なところだからね。商業サービスとして出すなら、二次創作物の扱いをホワイトにする方法を考えなきゃダメ。あるいは二次創作物は一律で却下するか。
いや、二次創作物が流行りなのはMMDに限りませんよ。BlendSwapだと、こんな感じで二次創作物を受け入れています。http://www.blendswap.com/page/fan-art [blendswap.com]
MMD関連はガラパゴス規格。クローズドフォーマット。オープンソースの実装が求められ進行中でもあるが反発がすごい。
個人的には今後衰退することを自ら選んだのだと思っているし、そういう姿勢も良いと思う。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
オープン文化 (スコア:0)
他人に使われたくないものは公開するな。
オープン文化で盛り上げたいものだけ共有しろ、でいいと思うけどねぇ。Githubとか、それでしっかり成り立ってるし。
ソフトウェア業界だと、オープン文化やライセンスがかなり認知されてるからいいけど、
それ以外の業界だと、そういったものを知らない、もしくは気にしない不届き者が多かったりするのだろうか。
Re: (スコア:0)
readmeを読めというが、たいていの場合読んでも何の役にも立たない。ごくまれにCreative Commonsと書かれてたりするけど明らかに矛盾した自然言語の文章がセットになってたり。そんなにreadme読ませたいなら自分がつけようとしているライセンスの文面くらい読めよと。
Re: (スコア:0)
それ以上に、日本法に基づかないで書かれたreadmeが多すぎるからなぁ…。
Re: (スコア:0)
日本法とか以前の問題として、ライセンスというのは「許可すること」を書くもの(例: 「お客様は、本ソフトウェアのコピー一部を一台のコンピューター上で実行することができます」)。それ以外のたいていのことは著作権法のデフォルトで禁止されている。
ところがMMDモデルのreadmeに書かれているライセンスのようなものは、なぜか禁止事項しか書かれていないことがよくあって、結局何に使えるのかさっぱりわからない。ていうか普通に考えたら私的利用とか引用とかくらいしかできないとしか解釈のしようがない。だから読んでも無意味。
そしてこういう騒ぎが起きるたびに禁止事項を書き足すから、禁止されていないことはやってもいいという誤解がますます蔓延する。バカじゃないのかと
Re: (スコア:0)
今回の件を受けて、MMDモデラーの間でも「投稿可能なサイトを(ホワイトリスト方式で)明示したほうがいいのか」といった話が出てきているようです。
そうなると、「○○サービスに作品投稿する事を許可します」というように許諾範囲が確定するので、多少は事態の改善が見込めるかも知れません…。
Re:オープン文化 (スコア:3)
本家MMDがまともなライセンス条件を持たないせいで、広く使われているまともなライセンスをそのまま使うとコミュニティから叩かれるんですよ。
Re: (スコア:0)
初音ミクとかよく平気だったな…。あれもまともな(法的拘束力がある)ライセンスだったはずだけど…。
Re:オープン文化 (スコア:3)
MMDのPMD形式モデルファイルは、恐らく全てがMMDに同梱されている初音ミク.pmd(あにまさ式ミク)の派生成果物です。が、MMDの配布ページにもReadmeにも
ピアプロ・キャラクター・ライセンスへの言及すらありません。それどころか、2015/10/26付のMikuMikuDance_v926x64\readme.txtに書いてある利用条件はこれで全部です。
■MikuMikuDanceの商用利用について■
MikuMikuDanceのツールそのものは、商用・有償・無償を問わず、ご自由にご使用下さい。
連絡の必要もありません(来ても返信いたしません)。
ただし音楽やキャラクタについては、それぞれの権利者の許諾を受けて下さい。
また、MMD本体を商用で再配布等する場合は、MMD標準添付モデルのキャラクタ権利者である
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社さまの許可を取ってください。
MMD独自の仕様(pmd,vmd,pmm)の利用についても同様です。
別ソフトにて読み込めるようにする場合もこちらの許可は必要ありません。
(ただしpmxモデルの仕様はMMD独自の仕様ではないため、pmxの仕様に従ってください)
そりゃ(#3014184 [yro.srad.jp])さんが言うように「どんなにデータの蓄積が魅力的に見えてもMMDには関わり合いにならないほうが身のため」なんて言葉も出てくるわけです。
いつのことだったか、ある配布物の利用条件にあった「ニコニコするため」という条件に違反したかどうかが争点になったこともありましたっけね。とにかく一般的な意味での
ライセンス規約を持たないことが一種のドグマ化しているんでしょうか。
Re: (スコア:0)
クリプトン社(権利者)の許諾を受けてくださいって所が、事実上ピアプロ・キャラクター・ライセンスに準拠して下さいって意味なんじゃないかな?
ぶっちゃけこれを見た限りでは、元のキャラクターのライセンスが「広く使われているまともなライセンス」だったらMMDと共存しても問題ない気もするけど…なんでコミュニティには受け入れられないんだろう…?
# MMDユニティちゃんも『ユニティちゃんライセンス条項』 [unity-chan.com]で法的にライセンスされてるみたいだし…。
Re: (スコア:0)
いや、そんなことは無いでしょう。 >恐らく全てが[...]派生成果物
リグについて言いたいのであれば、メタセコあたりが互換テンプレートを搭載してたはず。
Re: (スコア:0)
ちゃんと法律を読むか弁護士に相談するかしてライセンス契約文を作ってくれれば良いですけどねぇ…。
Re: (スコア:0)
そもそも、その人的・金銭的負担を個々の創作者が負わなくてすます為に「オープンライセンス」活用が勧められてた気が…。
でも、Togetterまとめをみると、「過度の接触」や「爆乳戦隊」的な利用を禁止しているモデルはどうなるのか等の問題が挙がっている辺り、やっぱり創作者と既存のライセンス体系の間にある種の「需給の不一致」が生じている気も。
# ニコ動時代のひろゆきも「CCライセンスは権利者にとって使いずらい」とか言ってた様な…。
Re: (スコア:0)
MMDも有る程度はオープン文化じゃないかな。人型モデルは性的表現とかいろいろ有るから話がややこしくなってる可能性も微レ存…?
ソフトウェアのオープン文化だって、GPLで規約違反を見つけたら裁判に訴えたりするわけだし、むやみなプロジェクトフォークも望ましいことではないとされているような…。
Re: (スコア:0)
MMD界隈ではライセンス違反への対抗策として配布を中止するというのがまかり通っていて
焦土になれば喜ぶ愉快犯が出たらえらいことになる脆弱な状況だから成熟度はまだまだですよ
Re: (スコア:0)
MMDの最大の問題は、二次創作物が主流なところだからね。
商業サービスとして出すなら、二次創作物の扱いをホワイトにする方法を考えなきゃダメ。
あるいは二次創作物は一律で却下するか。
Re: (スコア:0)
いや、二次創作物が流行りなのはMMDに限りませんよ。
BlendSwapだと、こんな感じで二次創作物を受け入れています。
http://www.blendswap.com/page/fan-art [blendswap.com]
Re: (スコア:0)
MMD関連はガラパゴス規格。クローズドフォーマット。
オープンソースの実装が求められ進行中でもあるが反発がすごい。
個人的には今後衰退することを自ら選んだのだと思っているし、
そういう姿勢も良いと思う。